・メディスンとチルノがあああああ!(あらすじとは)
・いいわけないだろ魔理沙あああああ!
・復活したあああああああ!(うるせえ!)
「・・・名前なんてどうでもいいわ。あなた達は、私の「人形」なんだから!」
アリスは弾幕を放った。
「さっきから人形人形ってよぉ・・・私は人形じゃねえ!それを証明してやる!」
「あたいだって!人形じゃないもん!だから、アリスには負けない!」
「私は人形ではあるのだけど・・・操り人形は嫌だから、頑張らせてもらうね」
3人もそれぞれ弾幕を放ち、応戦する。
「というか・・・なんであなたの傷は回復してるの。人形化する前のあなたは、満身創痍だったはずよ」
「人形化?する時、お前が私に魔力を注いだだろ。それで回復したんじゃないか?知らんけど。ま、でもそれが本当だったら、自分で自分の首を絞めてるってことになるな!」
「・・・そう。まあ、あまり関係ないけど」
「ってか、めっちゃ強気だなー。人数不利ってこと、分かってんのか?」
「それが何か?私が、あなた達に負けるとでも?」
「ああそうだ。お前は、私達に負けるんだ!行くぞチルノ!」
「りょーかいっ!スペルカード発動!凍符『パーフェクトフリーズ』!」
チルノの後ろから冷気が展開される。
そして、少し間をおき強い吹雪に変わった。
「まだまだぁ!スペルカード発動!恋符『マスタースパーク』!」
ビイイッ!
「・・・パーフェクトフリーズで視界と動きを制限し、攻撃範囲の広いマスタースパークで仕留める・・・。なるほど、シンプルだけど効果はかなりあるわね。でも・・・」
アリスは何かを唱える。
すると、アリスの周りに火の玉が現れた。
「これで、よく見えるわ」
アリスはしっかりとマスタースパークを避ける。
「魔法使いなんだし、専門外だけどこれくらいは使えないとね」
「じゃあ、気配察知の魔法を使えばよかったのにね!スペルカード発動!毒符『ポイズンブレス』!」
後ろに回っていたメディスンが、スペルを放つ。
「・・・分かってたわよ。ほら、後ろ」
ドスッ!
「っ!?」
何かに刺され、メディスンは振り向く。
そこには、剣を持った人形がメディスンの背中をを刺していた。
「なかなかやるじゃん・・・」
「メディスン!大丈夫!?」
「大丈夫!背中になんか刺さったけど大丈夫!」
「大丈夫じゃないよねそれ!」
「ってか喋ってないで攻撃してよ!普通にきつい!」
「あっごめん!」
メディスンは隙を見て魔理沙達の元に戻る。
「・・・よしっ。戻ってこれた」
「やっぱり一筋縄じゃいかねぇよな・・・さて、次は・・・」
「考えてる暇なんて無いわよ?」
隠れていた人形が色々な方向から飛んでくる。
「わっ!?い、いつの間に!?」
「色々想定してるからね。やって損は無いし」
「とりあえず避けなくちゃ!」
「ね、ねえメディスン、あのスズラン出せないの!?マシンガンラーメンって奴で!」
「ガシングガーデンね!あれは無名の丘でしか無理なの!スズラン達の毒を借りてるからさ!」
「なるほどわからん!」
「とにかく無理なの!」
「ってかこの人形どうにかできないのー!?」
(・・・なんだか人形の動きが変だな。攻撃してくる奴もいるが、私達を囲むようにくるくる飛んでる奴もいる・・・そいつらは攻撃してくるわけでもねえし・・・)
「まさか・・・!チルノ、メディスン!そこから離れろ!」
「えっそれってどういう・・・」
その瞬間、銀色のネットのような物が魔理沙達を囲むように現れる。
「遅かったか・・・!」
「な、何これ!?いやでも、糸なら・・・!」
「っ!チルノ、駄目だそれは・・・!」
シャッ!
「痛っ!?」
チルノの指には切り傷が出来ていた。
幸い、傷はかなり浅い。
「な、何で切れたの!?触っただけなのにー!」
「その糸はアリスがめちゃくちゃ頑張って作った鉄製のやつだ!切れ味が物凄い!突っ込んだらサイコロステーキになるぞ!」
「うわ怖っ!」
「どうにかできないかな・・・弾幕とかで」
「無理だろうな・・・刃物とか鋭いものなら・・・」
「じゃあ、あたいの氷でナイフを・・・!」
「危ないだろ!勢いついてサイコロステーキになるかもだぞ!?」
「じゃあつらら!」
「一個じゃ無理だし、多分全方向からやらないと切れない!そんなスペル持って無いだろ!?」
「うん思いつかない!」
「ど、どうすんのこれ!」
「・・・というか、これじりじりと近づいて来てないか!?」
「え・・・ほ、ほんとだ!?」
「気づいた?サイコロステーキって聞いてたら、作りたくなっちゃって」
「なんでそうなるんだよ!?」
「安心してね。バラバラになってもくっつけて人形にするから」
「世界一安心できない安心してだな!」
「そんな事言ってる場合じゃないってば!どうすんのこれ!?」
ネットは確実に小さくなっていき、魔理沙達に近づいてくる。
(冗談抜きでまずい・・・!マスパは・・・駄目だチルノ達を巻き込む!他に、何かいいスペルは・・・こんな時に限って何も思いつかねぇ!こんなあっさりと、私は・・・!)
もう駄目だ、そう思い魔理沙は空を見上げる。
そこには、見たことのあるような魔法陣が浮かんでいた。
「・・・は?」
その瞬間、ネットに向かってつららが降り注ぐ。
「「わっ!?」」
「チ、チルノか!?」
「あたいは何もしてないよ!」
「え、じゃあ・・・」
「・・・あのつらら、もしかして・・・!」
メディスンが何か言いかけた瞬間、ネットは音を出して崩れた。
「わっ・・・!?あ、頭!頭を守れ!かけらでも刺さったら痛いぞ!」
「えっ!?ちょまっ・・・」
ぐさっ
「いったぁぁぁ!」
チルノの頭にかけらが刺さる。
狙ったかのように頭の中心に、綺麗に刺さっていた。
「守らないから・・・」
「だって言うの遅いもん!」
「ほら、抜くよ」ずぼっ
「いったぁぁぁ!」
「二回も言わなくていいから」
「もうちょっと配慮して抜いてよ!メディスンの鬼!悪魔!う○こ!」
「汚い言葉を使わない。鬼と悪魔はいいとして、う○こは駄目でしょ色んな意味で」
「えー」(不満)
「まあそんなくだらない論争は置いといて・・・どうやら、来てくれたみたいだよ」
「来てくれたって・・・え、誰が?」
タッタッタッ
「チルノ、メディスン!大丈夫!?」
「えっ!?カ、カイト!?」
魔法の森の中から、カイトが走って出てくる。
そこには、スーさんもいた。
スーさんはメディスンを見つけるなり慌てた様子でメディスンに近づいた。
「スーさん!?なんでここに・・・え、心配して来てくれたの?」
「えっと・・・メディスン達が行ってから少し経ったときに、急にそわそわし始めたんだよね。それを見てたらなんか僕も嫌な予感がして・・・それで、行ってみたんだ。ある程度動けるようにはなったし。スーさんが道を教えてくれたから結構スムーズに行けたよ。そしたら、なんか捕まってて・・・」
「ちょうど出れなくて困ってたんだよ。多分ほっといたらサイコロステーキになってたと思う、ありがとう」
「大丈夫だよ。でも・・・サイコロステーキはなんか怖い」
「・・・え、ちょっと待て。カイト・・・え、生きてんのか・・・?」
「え・・・?うん、結構怪我してるけど生きてる。というか魔理沙こそ、無事・・・なの?」
「無事・・・か、今は。さっきまでは結構やばかったけどな。・・・じゃあ、カイトはあれ飲んでないのか?」
「あの赤い飲み物?飲む直前でメディスンに止められたよ。内蔵が破裂する毒だったみたい」
「よ、よかった・・・ってか、アリスの殺意やばすぎだろ・・・絶対カイト殺すウーマンじゃん」
「花荒らしたこと怒ってるのかな・・・」
「多分違うから安心しろ」
「・・・ねえ、さっきからアリス静かだね。全然動いてないよー?」
チルノにそう言われ、魔理沙はアリスがいる方を見る。
アリスは相当驚いているようだ。
「・・・あなた、あれを飲んで、死んだんじゃ・・・」
「えっと・・・あれは飲んでないよ。え、飲んだ方がよかった?」
「駄目に決まってるだろ死ぬぞ」
「ですよねー」
「な、なんで・・・いや、切り替えないと。こうなっちゃった以上はしょうがない。それに、人形が増えたと思えば・・・ふふ、悪くないじゃない」
「・・・あれ、ほんとにアリスなの・・・?怖くない?やっぱ花荒らしちゃったから・・・」
「だから違うって。・・・まあ、アリスがああなった原因はよく分かんないけど」
「まあでも・・・流石に4対1はきついわね。私だって、体力も魔力もまあまあ消費してるし・・・このまま戦ったら、ジリ貧でしょうね」
「おっ、やっと負けを認めたか?」
「・・・何言ってるの。きついとは言ったけど、勝てないなんて一言も言ってないわ」
「なんか・・・嫌な予感がする!絶対やばいよ、これ!」
「チルノがそこまで言うなんて・・・構えた方がいいかも」
「正直、あなた達を舐めていた。一瞬で終わると思っていた。けれど・・・人形化は解かれるし、毒殺したと思った相手は生きてるし。予想外だった。だから、あなた達には敬意を表するわ。これは本心よ」
「今のお前に褒められるのなんか嫌なんだがなー」
「・・・だから、そんなあなた達の最期にふさわしい弾幕を届けてあげる。さあ・・・始めましょう」
「スペルカード発動。『グランギニョル座の怪人』」