個性『巨戟龍』を宿す元大日本帝国陸軍の英霊は、英雄が蔓延りし世界で何を求めるのか・・・ 作:天叢雲剣を捧げるスサノヲ
また、お気に入り登録や感想、質問もどんどん受け付けていますので、よろしければお気軽にどうぞ。作者側の励みや勉強にもなりますので。それではどうぞ!
ー 雄英高校 実技試験演習場 ー
戦仁「うおッ!こいつはすげぇ会場だ・・・!まるで街一つ分ぐらい敷地面積があるなぁー。」
ミニマジオス「グオン(タシカニ)」
俺とミニマジオスが今いるのは、雄英高校の実技試験の演習場だ。その広さは、説明するまでもなく街一つ分ぐらいの面積を持つ広さだった。流石最高峰で天下の雄英高校、建物も敷地面積も一般のもの規模が違い過ぎるぜ。
そして演習会場に着いた後、俺は周りの人達を少し見てみた。
ま、こういう情報は後から役に立つ事があるしな。
気合や喝を自分で入れている者。
街一つ分の演習会場を複数持つ雄英の凄さに凄く驚いている者。
余裕があるように見せて滅茶苦茶虚勢を張っている者。
まあ色々な人がいたが、特に分かりやすかったのは、緊張しないように精神統一を図っていた髪を馬の尻尾のように片方で纏めた(*サイドテールのことです。)橙色の髪を持つ女の受験生がいたことだ。
そんな感じで思っていたその時!
プレゼント・マイク『ハイ、スタート―!』
戦仁「ッ!よし、行くぞー!ミニマジオス。」ダッ!!
ミニマジオス「グオーン(ヤレヤレ、ワカリヤシタダンナ)」バサッ!ヒューン・・・!
そうプレゼント・マイクの声が聞こえた瞬間に俺は反射神経が働いたように迅速に動き、俺のオトモであるミニマジオスも、俺の行動に対して咄嗟に反応するように俺の元へと着いて行った。
「「「・・・は?」」」
俺とミニマジオス以外の奴らは呆然とする。と、その時。
プレゼント・マイク「どうしたあ!?実践じゃカウントなんざねえんだよ!!走れ走れえ!!賽は投げられてんぞ!!?」
そうプレゼント・マイクに言ってきた。あと、俺とミニマジオスが真っ先に移動を開始したのを見て、やっと俺とミニマジオスの所にいる奴らは動き出した。
それにしてもつくづく阿保で馬鹿な奴らだぜ・・・。あのプレゼント・マイクとかいうド派手なプロヒーローが、もうスタートして良いよーって言ってんのにいつまでもボーっとしていて全く動かねぇなんてな。もしこの会場が、前世で俺が痛いほど経験してきた戦争の戦場だったら、コイツらは真っ先に敵軍の兵士に標的にされてぶっ殺されるだろうな。それに、
俺が少し呆れながらそう思っていると、同時に建物の壁を破壊して盛大に現れた鉄の塊のような機械が俺に標的を向けた。
仮想敵1p「標的補足・・・
ブッ殺ス!!」
なるほどな・・・、こいつが実技試験での説明で言っていた「
戦仁「早速お出ましか。よぉし、来い・・・!!」
「俺は天下無双の城戟だァ!!!!!」
こうして実技試験がついに始まった。
戦仁「うーん…やっぱり弱過ぎるなぁー。これ本当に実技試験かよ。」
俺は予想と実際の難易度の違いに少しがっかりする。それともう一度説明しておくが、仮想敵という、学校側が用意した大小様々なロボットがいる。人を視認すると攻撃してくる、凄くハイカラでハイテクノロジーな代物だ。
攻撃方法は目から光線みたいなものを放つこと以外はただの鈍間な鉄塊にすぎない。
なので俺はその弱点を上手く突いて、仮想敵が攻撃する動作よりも素早く前へと移動した後、仮想敵に掴み掛かり、前世から鍛えてきた俺お得意の柔術でそのまま勢いに任せて地面へと思いっきし投げて電子回路などがショートするほどの衝撃で仮想敵を叩きつけてぶっ壊したり、複数の仮想敵に対して今度は格闘術を駆使し、ミニマジオスが超重質龍骨油を丸い形状にさせた弾を吐き出して仮想敵らの動きを上手く拘束してくれている間、一発一発が顔面が陥没するほどの威力のもの凄い俺のオラオララッシュを仮想敵の顔面を中心的に食らわせ、顔面などが大粉砕されるまで破壊し続けた。そしてさらには・・・
グジュグジュグジュ・・・ガチガチガチ
俺の個性で生成した超重質龍骨油を、粘土を練るように
ヒュン・・・グサッ!
戦仁「また会えたな・・・。そして、また世話になるぜ、「忘却のオストラコン」さんよォ。」
ガシッ!
忘却のオストラコンという大剣を手にガッシリと持った俺は、そのまま残りの仮想敵に対して猪突猛進した。そしてミニマジオスは、俺の背中にとりあえずくっ付いた。
仮想敵2q「標的補足、ブッ殺・・・」
ガキン!!ドガァン!!!
勢いよく建物の壁へと吹っ飛ばされ、破壊された2pの仮想敵。その原因は、説明するまでも無く俺が忘却のオストラコンという大剣の刀身を思いっきり激突させて吹っ飛ばしたからだ。
戦仁「オラオラどうしたァ!!!?仮想敵とやらはその程度かァ!?もっと俺を楽しませやがれェー!!ヒャッハー!!!」
心なしかなんか俺の目つきがイカれた白目になっているような気もしなくはないが、ここからは正しく「殲滅」という名の一方的な蹂躙だった。どんどん次々と現れ、俺へと襲ってくる
と、それと同時に俺のクレイジー過ぎる行動を見ていた他の受験生たちはというと・・・
「な、なんなんだこいつ…!」
「こんな奴の近くに居たらポイントなんて取れねえじゃねえか…」
「お、俺は別のとこ行くぞ!」
「ま、待ってくれ、俺も!」
「私も!」
離れていく他の受験生を尻目に、手に持った忘却のオストラコンという大剣の、漆黒の大型の釘が5本突き刺さっている先端の部分を、そこら辺にある仮想敵の残骸に思いっきり打ち付けた。
すると、金属同士の接触による甲高い反響音が周りへ響き、仮想敵たちがのそのそと音の出処へと動き、俺を取り囲んでくる。
仮想敵3p「標的補足、ブッ殺ス!!」
仮想敵2p「標的補足、ブッ殺ス!!」
仮想敵2p「標的補足、ブッ殺ス!!」
仮想敵1p「標的補足、ブッ殺ス!!」
仮想敵1p「標的補足、ブッ殺ス!!」
仮想敵1p「標的補足、ブッ殺ス!!」
仮想敵1p「標的補足、ブッ殺ス!!」
戦仁「俺を取り囲んできた仮想敵は合計で7体か・・・。フッ、だが俺には関係ねぇ。
俺はそのまま、その7体の仮想敵全てをバッタバッタと豪快に薙ぎ倒し、斬り裂き、粉砕して行った。また、第三者から見ると、その動きは緩慢だったが、仮想敵が俺と交えると、いつの間にか破壊され、鉄屑になっているという異様な光景が広がっていたらしい。
戦仁「うし、こいつら7体の合計が11pってことは・・・、とりあえず今は全部で大体131pってところか。いやー、
ミニマジオス「グオングオン(サスガデサァ、ダンナ)」
とは言え、無闇に俺の個性である『巨戟龍』の中間体を使って、威力を出し過ぎて仮想敵の残骸があらぬ方向へ飛んで行っては危険であるとおれが判断したため、まあ最小の戦闘行動にはなっただろ。と思っていたその時、何処からか助けを求める声が一人分聞こえた。
「誰か!た、救けてくれ…足が!」
その声を聞いた俺はすぐ様、
戦仁「助けの声がした方角はあっちか。おーい!ちょっとだけ待ってろアンタ、すぐ助けてやる。よし行くぞ、ミニマジオス。」
ミニマジオス「グオン(ヘイ)」
振り下ろされる腕の攻撃を、ミニマジオスが大粒の超重質龍骨油弾を放って仮想敵を拘束と同時に攻撃を阻止し、その隙に仮想敵の腕などを忘却のオストラコンという大剣で豪快に斬り上げて切断、すかさず頭部も突き崩す。
他の受験生が仮想敵に抗えず、危険な場合にはこういう風に救けていこうと思ってる。因みにこっちの方は、まだ1人目だ。
「あ、ありがとうございます!」
「おう、アンタも早く行った方が良いぞー。無理そうならこいつらの居ないところにでも避難した方が俺は良いと思うぜ。」
救けた受験生を見送る。
そろそろ場所を変えようか、そうミニマジオスと思案していたその時に声がかかった。
???「ふーん、ただ強いだけじゃないんだな、お前とお前のお供。」
戦仁「ん…?なんだ?」クルッ
声の主は、なんと実技試験開始前、俺が見つめていた、橙色の髪を片方で纏めたサイドテールの女の受験生だった。勝気そうな目元は、確かに俺とミニマジオスに向いていた。
???「あ、突然ごめんな。だってお前、そこにいるお前のお供、小さな青黒いドラゴンのような生物と協力して、まるで連続勝ち抜き戦みたいにこいつらをバッタバッタと倒してったからさ、目立つよそりゃ。」
ミニマジオス「グオングオン(ソリャドウモ)。」コクッ
???「!・・・ハハハ!見てみると意外と可愛いな、お前のお供。」
戦仁「おいミニマジオス君!?お前だけ女の子と喋るなんてずりぃぞー!俺にもその気持ち分けさせr「グオン(ダンナ、チョットダマッテクダセェ)」え?」
ガブリ!
戦仁「いっ、イデデデデデ!!ちょっ!待てお前ッ!いっ!いきなり俺の頭噛みつくなって!いっ!イデデデデデ!!」
ミニマジオスは少し苛立ったのか、また俺の頭に噛みついてきた。全くこいつはいつもいつも人の頭を噛みやがって・・・!だが、それを見た例のサイドテールの女の受験生が、俺とミニマジオスの今の茶番を見たのか、また面白可笑しく笑った。それと同時に、気が済んだのかミニマジオスは俺の頭を噛みつくのをやめ、俺の背中へと戻って行った。
???「ハハハ!やっぱりアンタら面白いね!最高だよ。ところで、アンタは一体なんて名前なの?」
戦仁「おいおいアンタ、そいつを聞きたいんだったらまず自分の名から名乗って素性を明かすのが初対面の奴に対しての礼儀だぜ?アンタもしかして、自分のお母ちゃんやお父ちゃんにそれ習わなかったのかい?つーか、
アンタの後ろから鉄屑という名の
???「おっと、ありがと──な! っと!」
例の女は、背後に迫り来る仮想敵に拳で応戦した。しかし、それはただの拳ではない。
尋常ではない大きさの“手”だった。こうなると、殴打というよりもはや着弾だ。
その凄まじい正拳に成す術なく破壊される仮想敵を見て、俺は思わず「おお」と感嘆の声を漏らした。
???「ふぅ、危なかった。あ!そういやまずは自分の名から名乗れって言ったんだっけ?じゃあ私から名乗るぞ?私の名前は「
戦仁「おう、俺は「城戟 戦仁」。とりあえずお互い合格したらこれからよろしくー。それにしてもアンタの個性、実にけったいな能力だな。手をデカくするんだろ?」
拳藤「ああ、そうだけど・・・って、けったい言うな!ちょっと気にしてるんだからな!」
戦仁「あーはいはい、そいつはすまんすまん。拳藤さん。」
赤くなりながらも抗議する拳藤さんに俺は半笑いで謝った。へぇ、男勝りな感じなのに意外とそういうの気にするタイプなんだ。言い回しも少し神威道さんに似ているし。
戦仁「ところで、俺は移動する。
拳藤「へぇ、どこにするんだ?・・・ん?待てよ、でも時間的に考えると、ここで粘った方が良くないか?」
時計を見た拳藤さんがそう提案してきた。確かに、試験終了まであと5分を切ったみてぇだな。
戦仁「え?そうなの?俺、何せ時間を気にしないもんでな。」
拳藤「そこは気にしろよな。まあでも移動するか? 道中で救けが必要な他の受験者もいるかもしれないし──」
と、その直後だった。
ドスーン!!!
地鳴り。それは明らかに今まで交戦した仮想敵の足音ではなかった。
地面そのものが揺れていたのだから。
拳藤「なっ──」
戦仁「おお・・・!こいつは・・・!」
ミニマジオス「グオン・・・!(ハハ、コイツハスゲェデサァ・・・!)」
周囲の建物を破壊しながら二人の眼前に飛び出してきたのは巨大な仮想敵だった。
「0ポイントのギミックだ!」
「こんなポイントにならない奴相手にしないで他行こうぜ!」
「こんなん逃げるにきまってるだろ!」
ただし、相手にしたところでこれは0p、つまりは無駄なのだ。他の奴らも、それを理解していたがゆえの逃走だった。
あまりにもでか過ぎる。大体で見ると、サイズは推定で約25mぐらいあるんじゃないか?
戦仁「どうやら全員がこの場から離脱してしまったんだが・・・拳藤さんは逃げなくていいのか?」
拳藤「お、お前は逃げないのかよ!?」
すぐそこまで迫って来る巨大仮想敵を見て、拳藤は俺の手を取った。
拳藤「倒す算段も無いならここに居ても危険だ。だから避難しなきゃ!」
戦仁「・・・(確かにあのデカブツな0p仮想敵は、戦闘能力は今までのものと大層変わらねぇが、攻撃の規模だけは段違いだ。また、あの事件の時に変身した、個性『巨戟龍』における
俺は
ー 北神町の自然溢れるとある場所 ー
戦仁「ふぅ、良い汗掻いたなー。よし、もうそろそろ昼飯食う時刻だし、彼処の森の入り口辺りの樹木を背もたれにして昼飯食うか?ミニマジオス。」
ミニマジオス「グオングオン。(ヘイヘイ、ベツニイイデスガ、カヤクノモトハチャントクワセテクダセェ。)」
戦仁はミニマジオスとたわいもない意思疎通をしながら、平原に置いておいた謎に包まれた古めかしい本の元へ近づき、それを拾おうとする。
だがその時!
ビュウウン!!
謎に包まれた古めかしい本は、何かに導かれるようにペラペラと数ページめくられた。そして、
戦仁「あーそれにしても『巨戟龍』の個性の他の使用方法もなるべく早く習得しねぇとなー・・・って、ん?なんだこのページ。」
戦仁が見た例のページ、そこにはなんと・・・
個性『巨戟龍』における中間体が更なる進化を遂げた新たな形態、「完全体」のことについて書かれていた。
戦仁「えーなになに・・・、個性『巨戟龍』における完全体!?なんかすげぇ響きだな・・・!此処は今まで見ていなかったし、少し見てみるか。」
そう思った戦仁は、そのままそのページを読む。読み進めて行くと、何か重要そうな箇所を見つけた。
・個性『巨戟龍』ニオケル完全体ノ変身法・
中間体ナル姿にナリシ時、自らノ血ガ出ルホドノ傷ヲ手首ノ辺リニ作レ・・・。サスレバ、上記ノ形態ハ見事解放サレ、原子爆弾ニ匹敵スルホドノ巨イナル爆発と共ニ更ナル潜在能力ヲ引キ出スコトガデキルデ有ロウ。
同時ニ、別ノ変身法モ存在スル。ソレハ・・・、個性ノ無使用ノ時ニ限リ、カツテ人々ガ恐レ慄キ、畏怖シタ、戦火ノ巨神兵ト言ウ二ツ名デ謳ワレ、太古の時代ニ実在シタ、巨イナル戟ヲ背負イシ伝説ノ大怪獣『呉虞魔爾佩主』ノ異能ヲソノ身に宿シタ小サキ超古代生物ノ「ミニマジオス」ト合体スル事ニアル。マタ、コノ変身法デハ、変身時ノ巨イナル爆発ハ起コラナイ。
シカシ、個性『巨戟龍』ニオケル完全体ヘノ変身ハ、一歩間違エレバ大イニ危険カツ、大災害ヲ巻キ起コス様ナ破滅ト戦災ノ存在。故に、行使スル場合ニハ、巨イナル覚悟ト勇気ガ求メラレルデ有ロウ・・・!
*現代語訳
(・個性『巨戟龍』ニオケル完全体ノ変身法・)
(中間体ナル姿にナリシ時、自らノ血ガ出ルホドノ傷ヲ手首ノ辺リニ作レ・・・。サスレバ、上記ノ形態ハ見事解放サレ、原子爆弾ニ匹敵スルホドノ巨イナル爆発と共ニ更ナル潜在能力ヲ引キ出スコトガデキルデ有ロウ。)
(同時ニ、別ノ変身法モ存在スル。ソレハ・・・、個性ノ無使用ノ時ニ限リ、カツテ人々ガ恐レ慄キ、畏怖シタ、戦火ノ巨神兵ト言ウ二ツ名デ謳ワレ、太古の時代ニ実在シタ、巨イナル戟ヲ背負イシ伝説ノ大怪獣『呉虞魔爾佩主』ノ異能ヲソノ身に宿シタ小サキ超古代生物ノ「ミニマジオス」ト合体スル事ニアル。マタ、コノ変身法デハ、変身時ノ巨イナル爆発ハ起コラナイ。)
(シカシ、個性『巨戟龍』ニオケル完全体ヘノ変身ハ、一歩間違エレバ大イニ危険カツ、大災害ヲ巻キ起コス様ナ破滅ト戦災ノ存在。故に、行使スル場合ニハ、巨イナル覚悟ト勇気ガ求メラレルデ有ロウ・・・!)
戦仁「・・・へぇ、なるほどな。俺の個性にはまだ上があったってことか。なんかすげぇロマンな力だな。それに、もう一枚古びた絵があるからこいつは俺の個性の説明を雄英高校側に説明する時の参考などのために保管して、雄英高校側に出す個性届と共に提出して置くか。よし、とりあえずこの力のことは後回しだ。一歩間違えれば大いに危険って書いてあるからな。んじゃ今度こそ昼飯にするか。ミニマジオス。」
(*回想終了。)
戦仁「(そうだ!あれだったら!一か八かかもしれねぇけど。)・・・いや、算段なら、ある。」
拳藤「え…?」
戦仁「拳藤さん、此処は一つ、手を組んで協力しないか?」
拳藤「マジで言ってんのか、お前。」
戦仁「ああ、マジの大マジだ。」
大マジだ、と不敵に笑いながらトレードマークの軍帽の位置を調整する戦仁に、少女は唾を呑み込んだ。
他の者が一目散に逃げる中、ゆっくりとそれに近付いていく。
戦仁「まずは第一段階、アンタの“個性”で俺を彼処まで飛ばせるか?」
拳藤「彼処って……?」
俺が巨大仮想敵を指差すと同時に俺は拳藤に言った。
戦仁「できるだけ頭により近い所に。加減は・・・まあアンタに任せる。あれの頭上とかであれば俺の算段の要となる俺の個性の更なる力は充分に威力を発揮できる。兎に角、その力を最大限発揮できる場所が大事なんだ、場所がだ。」
拳藤「冗談じゃ…ないみたいだな。わ、分かったよ、アンタに従う。」
戦仁「へぇ、嫌だだとかやりたくないだとか、そんな情けないことは言わないのか?別に逃げることは恥でもねぇし、卑怯でもねぇぞ。戦略的撤退という言葉でさえ存在するからな。」
ミニマジオス「グオングオン(ソウデスゼェー)」
拳藤「いや、私は逃げない!ヒーローなら、街中で暴れる
戦仁「そうかい、だったら助かるんだが、実は後もう一つ拳藤さんにやって貰いたいことが残ってる。」
拳藤「もう一つ私にやって貰いたいこと?それはなんなんだ?城戟。」
戦仁「ああ、二段階目だ。拳藤さんには拳藤さんの個性で俺をあのデカブツの方へ吹っ飛ばした後、できるだけ他の受験生たちを俺から遠ざけるように、この実技試験会場の端に辺る場所にまでできたら避難させてくれないか?全員の避難が完了するまでは俺があのデカブツを誘導しながら時間を稼ぐ。その間にこの会場にいる受験生全員の避難を完了させてくれ。大変だけどよろしく頼むぜ。そして最後、最終段階だ。」
拳藤「最終段階・・・!」
戦仁「ああ、そうだ。拳藤さんも含めた受験生全員の避難が全て完了したら、○の合図などで俺に知らせてくれ。俺がそれを確認したらすぐ様「アレ」を発動させる・・・!」
拳藤「うん、わかった城戟!私一人だけじゃ大変かもしれないけど、兎に角避難やアンタへの合図のこともやってみるよ!」
そして、俺と拳藤は、俺考案の算段をすぐ様実行した。
また、忘却のオストラコンという大剣は一旦超重質龍骨油に戻してそれを全て身体に納めた。その後、ミニマジオスを背に抱えた俺は女の雄英受験生、拳藤の大きな掌に飛び乗った。
拳藤「いっけぇえっぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
拳藤さんの掛け声とともに投げ飛ばされる。狙いは中枢神経があるであろう頭部。
そのためには、巨体のどこかに一旦着地する必要がある。
ブゥン!!
拳藤「!城戟!腕がきてるぞ!」
戦仁「・・・よし、そろそろ中間体になるぞミニマジオス!俺の身体の中に入れ!」
ミニマジオス「グオーン!(ヘイ、ワカリヤシタダンナ)」
グジュグジュグジュ・・・!
スポン!
ミニマジオスを吸収した俺は、そのまま身体が自分の背丈の3倍ぐらいメキメキと大きくなり、身体の部位も異形の怪物っぽさを増して行き、最後は顔さえも、完全に異形の怪物のような感じをした
拳藤「ッ!?城戟のお供を吸収して、急に姿が変わって変身した・・・!?そういえば城戟の個性って一体どんな個性なんだ!?あと、顔は説明するまでも無く怖そうだな・・・。って、今は考察している場合じゃない!早く他の受験生たちを一番安全な場所へ避難させて城戟に合図を送らないと!」
そして一方・・・
戦仁「やはりこいつの動きが遅いことが唯一の幸運だな。何なく避けれそうだぜ。」
ヒュッ!
俺は中間体の姿に付いているとても大きな異形な翼を展開して広げ、舞のように避けながら、0pの仮想敵を人が全く人がいないところへ誘導しながら戦う。その隙に、拳藤さんは・・・
「助けてー!ひ、膝を大きく擦りむいちゃって・・・」
拳藤「ああ、わかった!今助ける!手を貸して!」
「よし!だったら俺が安全なところに運んどいてやる!だからその隙にオメーは他の奴らを避難させろ!」
全身が鉄々しい身体を持った漢らしい口調の男の受験生がでかい声でそう言い放った。
拳藤「本当!?だったらこの受験生を頼むよ!どうもありがとう!私は他の受験生を探して避難誘導してくる!」
「おう!オメーも気をつけてな!」
拳藤さんは、次々と他の受験生たちに、「今一人の受験生があの0p
そして、残り1分を切った頃。拳藤さんとその他少人数の受験生の大活躍により、この実技試験会場にいる人たち全員を一番安全な、会場の端の部分へと全て避難させることができた。
その後拳藤さんは、受験生たちとあのデカブツを遠ざけるように誘導して時間を稼いでいた俺に対して、避難全員完了の合図を、両腕でなるべく大きな○の形を作るようにして送った。
拳藤「城戟ー!例の場所の避難、全員完了したぞー!」
その大きな声が俺に掛かった瞬間、俺はすぐ様、0p
戦仁「ありがとよ、拳藤さん。アンタの努力、決して無駄にはしないぜ・・・!」
俺は0p
ついに「アレ」を使う時がきた。
戦仁「よーし、そろそろ始めるか。まあテメェには特に恨みはねぇが、俺が発動する「アレ」の威力を試すその実験体第一号になってもらうぜ。あと、たしか手首辺りに血が出るほどの傷を付けるんだったか?いや、たしかそうだった。んじゃ発動するか・・・」
戦仁「俺は天下無双の城戟だァ!!!!!」
ガブリ!!!
俺は、俺の手首辺りの部位を、鋭利に尖った全てを噛み砕くような歯で噛みつき、血が出るほどの傷を作った。その瞬間!
バチバチバチバチバチ・・・!
ビカアァァァァァン!!!
拳藤「うっ!なんだ!?もの凄く眩しい・・・!!」
「うっ、眩しい!」
「うわっ!なんだなんだ!」
シュウィィィィィィィン・・・!
もの凄く眩しい閃光が突如起こる。それを見た拳藤ら他の受験生たちは眩し過ぎて目が開けていられないほどだった。だが、そんなものはこれから始まるこの世の終わりのような地獄と比べると、ただの生優しい序章に過ぎなかった。
バシュゥゥン・・・シュウゥゥゥゥン!
ドゴオオォォォォォォォォンンン!!!!!!!
まず最初に、第1段階は1秒以内の出来事で、大爆発から数千分の1秒で、太陽よりも熱いプラズマの球が現れ、直径500mほどの火の玉に成長する。プラズマでできたその火の玉の中の物は、まるで熱したフライパンに垂らした水が「ジュッ」と音を立てて消えるようにして、一瞬で蒸発してしまうという、死んだことさえも分からずに消滅死するという恐ろしい死に方を生み出せる。人も、木も、建物も、周辺にいた仮想敵も例外ではない。
それと同時に、耳を劈かれるような途轍もない爆発音と、雷鳴のように鳴り響いた途轍もない轟音。それら二つの音は、耳の鼓膜が破壊されるほどで、耳を全力で押さえていなければ衝撃に耐えられない代物だった。
「「「「うわあああああああ!!!」」」」
「目が・・・!目がァァァァァァ!!!」
「ギャアアアアアアアア!!!耳が!耳が破壊されるゥゥゥ!!」
「キャアアアアアアア!!何なのこれェェェェ!!」
拳藤「うっ・・・!なんてすごい音!!しかもなんだ!?今の耳を劈くような大爆発は!?それに、ここからでも途轍もない熱気を感じるし、これが・・・城戟の個性が起こす、最大の力、なのか・・・?」
この時点で既に阿鼻叫喚のパニックになる拳藤を抜いた他の受験生。
さらに、今の大爆発によって生まれた、プラズマでできた火の玉により0pの仮想敵は、塵一つすら残さず跡形も無く完全に消滅したであろう。だが、「アレ」の発動による被害の範囲はそれだけでは当然収まらない。何故なら今度は・・・
ボオオオオオオオ!!
メラメラメラ!!
ゴオオオオオオオオ!!
「うわああああああああ!!今度は火事だー!!!」
拳藤「!?か、火事!?それも、これはどうみても大火事・・・!いつの間にこんなことって!?ッ!まさか!あの大爆発の影響!?くっ!熱い!一体何なんだ・・・!?この現象は・・・!」
「熱い!熱気だけでもうやば過ぎる!」
「だ、誰か・・・誰か水の個性を持ってる奴はいないのかァ!!?」
次の第2段階は、数秒間の内に起こり、火球の光が熱放射を伴い、爆心地から直径3kmの範囲は見事に焼き尽くされる。何より、この現象で一番恐ろしいところは、火災のように熱い炎や熱風が押し寄せてくるのではなく、熱そのものが襲ってくるため、爆発が発生した次の瞬間には全てが燃え上がってしまうところだった。受験生の阿鼻叫喚がさらに苛烈になる中、さらにまた新たな現象が襲ってくる。それはーー
ーー途轍もない衝撃波である。
「「「「「うわあああああああああああ!!!!」」」」」
「駄目だァ!吹き飛ばされちまう!!」
「ギャアアアアアアア!!!身体が!身体が突風に持って行かれちまう!!」
拳藤「くっ!今度はなんて途轍もなく重い突風なの・・・!皆んな!!何でも良いから何処かにしがみついて!!止むまで何とか頑張って!!」
何処でもいいので何かにしがみついて衝撃波によって吹き飛ばされないように身を守る拳藤とその他受験生。だが、それでも衝撃波は一向に止むつもりはない。
ドゴォン・・・!
バラバラ・・・
ドガァァァン!!!
バラバラバラバラ・・・!!
ドゴォォォォンン!!!
バラバラバラバラバラ・・・!!!
ゴオオオオオオオオンン・・・!!!
ドガァン!!!
バラバラバラバラ・・・!!
バゴォン!!!
バラッ!!バラバラバラバラ・・・!!
次の第三段階である、熱を伴った光の後に人々を襲った衝撃波。その原理は、プラズマでできた火球が加熱により圧縮された空気の泡を発生させ、爆発的に膨張させる。
すると、
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォンンンン!!!!!
音速よりも速く、ハリケーンや竜巻より強力な突風が起きる。そして、爆心地から直径1km以内にあるほとんどの建物は粉々になり、鉄筋コンクリートでできた建物の基部のみが残る。
また、衝撃波は爆心地から離れるほど弱くなりますが、それでも拳藤たちがいるところに近い5kmの範囲内にある建物は、まるでトランプで作ったタワーのように倒壊してしまう。そして、衝撃波の後には・・・
ゴオオオオオオオ・・・!!!
モクモクモクモクモクモクモクモク・・・!!!
「お、おい、何だよ・・・あれ。」
「「「「「え?」」」」」
一人の受験生がある場所に指を指す。それに反応して他の受験生が一斉にそこを振り向いた。また、
拳藤「何なのあれ・・・余りにも大き過ぎる・・・!あれは・・・ッ!まさか!
キノコ雲!!!」
それをこの場にいる全員の受験生が知ると、余りの光景に絶句する。
そう、最終段階は、この天を貫くような余りにも巨大なキノコ雲が立ち昇ることである。
先程の大爆発で発生した巨大なそのキノコ雲は上空まで伸びて、崩壊した街に暗い影を落とすようになる。
そんな感じで大爆発の一部始終を説明してきたが、一言で表すとそれはまるで、太平洋戦争末期、かつての広島に落とされた
さらにこれから起こり出す地獄はこの原子爆弾に匹敵する大爆発だけではない。古の北海道よりひっそりと語り継がれてきた、あの伝説の大怪獣が、個性『巨戟龍』における完全体*1の産物としてこの個性社会と科学技術が発展した現代の世に初めて降臨し、復活するとこれから知らずに・・・。
ー 実技試験の別会場 ー
神威道「よし、これで70ポイントだ!此処はもうそろそろ潮時か・・・って、ん?ッ!な、なんだ!?あのキノコ雲は・・・!方角からしてまさか!城戟がいた会場か!?」
ー 実技試験の別会場2 ー
緑谷「え・・・?なっ、何だあれ!?まさか!でっかい、キノコ雲・・・?」
「あわわわわ・・・!なっ何事だァー!!?というか何や!?あのでっかい灰色の雲!?」
「ッ!(な、なんだ!?あの巨大な雲は、キノコ雲か・・・?だが、キノコ雲を出せるほどの戦闘力を持つ奴なんて恐らくいないはずだ。それに・・・、さっきもこの実技試験の会場で地鳴りや突風がしたり、建物の窓ガラスが割れたような気が・・・)」
城戟とは別会場にいた4人は何か不穏な空気をなんとなく感じ取っていた。
プレゼント・マイク「・・・は?」
シュウゥゥゥゥン・・・
場面は再び戦仁がいた実技試験の会場へと戻る。キノコ雲は、まだ立ち昇ってはいるものの、強風によって火災はある程度収まり、周辺の煙は完全に晴れてきた。だが、その後の余りにも悲惨過ぎる光景に拳藤やその他の受験生たちは、見ていられないほどに絶句していた。
「な、何だよ・・・この光景・・・!」
「全てが・・・跡形も無く消滅しちまっていやがる!何がどうなっているんだこいつは・・・!」
「な、何よコレ・・・もう滅茶苦茶じゃない・・・!」
「これが・・・、0p
各各各々が絶句しながら、例の光景ついて語り合うそんな中、拳藤はというと・・・。
拳藤「・・・本当にほぼ全てが崩壊している。まるで核兵器によって荒廃した街みたい・・・。それに、心なしかこの実技試験会場の空自体がもの凄く暗い気がする。まさか!これもあのキノコ雲のせいなのか!?」
良く見れば、確かに大爆発後に立ち昇ったキノコ雲が、この実技試験の会場を全て覆い隠すかのように、広がっていき、まるで澄んだ天空を黒煙で染め上げた、まるで夜のような暗雲の空が完成していた。それもあってか、この惨状を、最初に言った通り、「この世の地獄」があるようなものとなっていく。
だがその時・・・!
グゥウ・・・ウウウウウン!!(*軋むような金属音。)
ドシン・・・!!
ドシン・・・!!!
なお、異形なる怪物の姿を見た受験生らは、「何かヤバい奴が現れる。」という恐怖や緊張を含んだ心情を胸に刻んで察したのか、腰を抜かすように一人一人怯え始めて行った。中には一応は実技試験中なのに逃げようとしている者も。
「な、なんだ!今度は一体何が現れるんだ・・・!?おいおいおい!!」
「こ、今度は一体何が始まるんだァ!?」
ドシン・・・!!!
「だ、駄目だ!俺はもうギブアップだ!もうこんな薄気味悪いところにはいられねぇ!俺はもう逃げるぞ!」
「わ、私も!」
「お、俺もだ!」
拳藤「ちょっと待って!一旦落ち着いてアンタr」
ドシン!!!!!
拳藤「!?」
「「「「「!?」」」」」
異形なる怪物の足音が止まった。拳藤とその他の受験生は一斉に振り向いた。振り向いた先にはーー
ブオォォォン・・・!(*
「グオオオオン・・・!」
拳藤「!!?」
「「「「「!!?」」」」」
ゾクッ・・・!
拳藤を含めた戦仁以外の全ての受験生から滲み出る圧倒的恐怖。そして圧倒的威圧。それらを常に出している主は、巨大なキノコ雲からついに姿を降臨させた、戦仁が宿す個性、『巨戟龍』の「完全体」の姿。その風貌は、正しく『大地と天空を統べし戦火の巨神兵』という北海道に伝わる、とあるアイヌの伝承でのみ語られたと語り継がれている二つ名などを持ち、城戟家の血を引く者とその他極一部の人だけがその真相を知っていいない、一本の巨戟(*見た目は「初代撃龍槍」。)を背負い、黒目と紅目が混じった禍々しい眼を持ち、さらに青黒い鱗と全身に武器や兵器の残骸などを纏った伝説の大怪獣『呉虞魔爾佩主 』をその身に宿すように模した正体不明で異形な超大型の超古代生物そのものであり、
逸脱して目立った特徴もあり、例えば、大きさに関しては,なんと!全高:100m(*六足時は、50m。)、全長:150m というもはや大怪獣クラスの巨体と、全身からどす
また、戦闘能力に関しては、特に言うことはほぼ無いほどに完成されており、四肢に加えて地を踏みしめる巨大な一対の翼脚「筋繊翼」を有する特異な骨格構造を持ち、地上においては基本的に六足歩行を行う。
ただし、高所の外敵を排除する際などにはこの筋繊翼を支えに立ち上がり、実質的な二足歩行を行うことも容易に行える。
武器に関しては、この巨体そのものが脅威の武器と化し、
極太の尾で地面を抉るように薙ぎ払い、鉄柱のごとき翼脚で大地を砕き割る。また、強靭な四肢と筋繊翼によって超大型生物の中でも屈指の機動力を獲得しており、これ程の巨体を持ちながら、何と!跳躍や飛行が可能。
特にその飛行能力は特筆に値し、滞空のみならず高度からの滑空すら難なくこなしてしまう。
兎に角、異能を持った今の人類だとしても、そのような異形の怪物と遭遇し、目を合わせてしまったら自分はもう助からないと思えるほどに、圧倒的な恐怖、絶望、威圧が襲って来るようなものと同義なのだ。
「ひっ・・・!ば、化け物!」
「お、俺らの方を見ているぞ・・・!俺ら、食われちまうのか・・・?」
「ヒィィ!たっ、助けてくれー!ど、どうか命だけはァァ!!」
今の戦仁の圧倒的な姿、貫禄に怯え出し、土下座などをしたりして許しを乞う輩や、圧倒的な緊張に襲われている輩など、たくさんいたが、拳藤だけは違った。
拳藤「み、みんな!大丈夫!どうか怖がらないで!アレの正体は個性を発動した人間、つまりは雄英高校ヒーロー科の実技試験を受けにきた私たちと同じ中学生。証拠はないけど、兎に角そんな気がするの!だから安心してどうか信じて!それに・・・、な?そうだろ?ーー」
拳藤のその言葉を聞き取った瞬間!個性の完全体になっている戦仁は高らかに応えるため、一度深呼吸をして・・・
「グオオォォォォォォォンン!!!!!」
大気が震えるような途轍もない大咆哮を上げ、そして・・・
グジュグジュグジュグジュグジュ・・・
ドバァーン!!!
戦仁の個性の「完全体」の姿は、全て超重質龍骨油へと段々変わっていき、やがて固形物が全て溶けるように消失し、その中から・・・
スポン!
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ドカッ!
戦仁「うっ!イテテ・・・、おいおい、解除の仕方が地味に荒っぽいなー。もうちょっと別の方法はなかったのかー・・・って、あ。」
ミニマジオス「グオングオン!(モンクイワネェデクダセェ)」
個性を解除した戦仁は、余りにも文明崩壊のように崩壊した街を見てこう言った。
戦仁「ちょいとやり過ぎた。ま、いっか!」テヘッ!
拳藤「全然良くないだろォォォォォ!!」
ドガァン!
拳藤の強烈なストレートパンチが戦仁の脇腹へと直撃する。
戦仁「グハァッ!!暴力反対ィィィ!!」
ドサッ!
ミニマジオス「グオン・・・(ヤレヤレ・・・)」ƪ(˘⌣˘)ʃ
と、同時に
プレゼント・マイク「し、終了ーー!!」
の合図がかかり、とりあえず雄英高校入学試験は無事終了したとさ。めでたしめでたし・・・
と言うとでも思っているのか?
兎に角、まだまだ続きそうだ。
第九章、如何でしたでしょうか?
今話は上手くまとめたかったので、無理矢理な感じで過去最高の15000以上の文字数になりました。この小説オリジナルのゴグマジオスは、正しく本物の大怪獣ですね(笑)
次話は、雄英高校ヒーロー科における入学試験の実技の総合成績を議論し合う雄英高校の教師たちの場面などになります。いやー、雄英教師らの驚く様が作者は見たいですなー。
よろしければお気に入り登録や感想、質問等どうかよろしくお願いします!自身のやる気向上と小説の勉強にも繋がりますのでこちらも頂ければ嬉しい限りです!では、なるべく早く投稿するよう心がけますが、また第十章で!