個性『巨戟龍』を宿す元大日本帝国陸軍の英霊は、英雄が蔓延りし世界で何を求めるのか・・・ 作:天叢雲剣を捧げるスサノヲ
いやー前日、このハーメルン自体がサイバー攻撃を受けているやら何やらで大変困っておりました(笑)。今はそれなりに落ち着いているみたいです。そして今話は、雄英教師陣のヒーロー科実技試験の受験生査定の回となります。
また、お気に入り登録や感想、質問もどんどん受け付けていますので、よろしければお気軽にどうぞ。作者側の励みや勉強にもなりますので。それではどうぞ!
「実技総合成績でました!!」
一般入試がとりあえずつつがなく終わった後、雄英高校の教師が挙って集まり入試結果を鑑みて雄英高校ヒーロー科の受験生を査定し、合格者の決定の議論を行っていた。
偏差値79に加え、倍率300倍。全国から集りし、およそ12000人ほどの受験生たちから今年の雄英高校ヒーロー科の生徒らを選抜するという、査定する側からしたら気が遠くなるほどの苦行であるが、晴れてこの厳しい中のさらに厳しい狭き門を潜り抜ける一般受験者36名は誰になるのか。
暗転した会議室内を前方に表示されたホログラムがぼんやりと照らしつつ、次々と録画された受験生の活躍する様子を映し出す。
相澤「
拳藤一佳の評価は概ね高いようだ。確かに、名門出身というバイアスを差し引いても、実技での避難誘導など、周りとのコミュニケーションや、仮想敵への対処も的確だった。
プレゼント・マイク「確かになァ!イレイザー!そして今年も豊作だったな。戦闘技術で言えば爆豪勝己!まさか
「対照的に
「
プロヒーローでもある者達。そんな彼等が見ている映像には二人の人物が映っていた。
その一人はオドオドした様子ばかりの緑髪の少年。
だが、その少年は0Pへと飛び出し、そのまま文字通り“ぶっ飛ばした”のだ。
そんな少年の映像と実技試験の総合結果を見ながら、雄英高校の教師達は再び話し合い始める。
「しかし、まさか敵ポイントが0……“救助ポイント”だけで合格とはな。」
相澤「倍率300……全員がライバルであり蹴落とし合う敵だ。――だからといって、それが“助けない”理由にはならん。そんな奴はヒーローになる資格もない。」
雄英高校ヒーロー教師の1人である相澤が、受験生らに対してあえて非情かつ現実を突きつけるかのような厳しい言葉を言う。そして、受験生に知らせていない、この実技試験のもう一つの採点ポイント。
――それが、
文字通り、救助活動に対しての追加得点。しかも審査制。
緑髪の少年の名前――「緑谷 出久」の成績は敵ポイントが0ポイントだったが、救助ポイントは60Pを獲得。
結果、総合成績は全体の第9位である。
ミッドナイト「ずっと典型的な不合格者の動きだったけど、最後のは痺れたわねぇ……」
プレゼント・マイク「本当に大した奴だぜ! YEAH!って何度も叫んじまった!」
「うん、確かにそうだね。だけど・・・、一番の問題なのは「緑谷 出久」君と並んで0p
ーーこの実技試験で見事一位に輝いた彼についてなのサ。」
一際小さい、鼠や熊のような、いや、兎に角動物がスーツを着た雄英高校校長が発言した。名前は根津。『ハイスペック』という個性により動物に個性が宿り、その人外な頭脳で雄英高校を創設した、歴史にも乗る偉人中の偉人である。と、同時にモニターを一位へと輝いた受験生へと向け、受験生の査定の議論は第一位の受験生へと移って行く。
相澤「彼・・・、まさかあの軍帽みたいな帽子を被った例の子ですか?校長。」
根津「うん、その子で合ってるよ。その子についてなんだけど、まず戦闘能力は、兎に角申し分なさ過きて流石の私も言うことナシだったよ。まず実技試験の序盤に目に入ったのは、あの幾星霜の時を経て洗練されたような、無駄を一切省いた柔術と格闘術サ!」
プレゼント・マイク「おう!アイツの柔術と格闘術、あれら二つの動きを見た時は男である俺でも思わず惚れちまったぜー!特に!数多の仮想敵に対してのあのオラオララッシュはまるで狂戦士!バーサーカーみてぇな動きだったなァ!?ミッドナイトさん!」
プレゼント・マイクがそう喋りながら、戦仁が繰り出したオラオララッシュを、パンチのラッシュのようなジェスチャーで真似るように表現する。
ミッドナイト「確かにねぇ・・・。この子、何度見てもやっぱり何処か戦いなれているような感じだったわ。相澤君もそう思うでしょ?」
相澤「確かにそうですね、ミッドナイトさん。やはりこいつの体術は俺でも目を見張るほどの逸脱したものがあると俺は思います。何より優れているのは、その逸脱した柔術、格闘術などの体術を躊躇せずに反射的に動き、容易に使えていることにあります。それに、仮想敵と対峙していた時の雰囲気はやはりかなり異質でした。
そう、まるで戦争などで生き延びるために獲物を殺しに行くための殺気を放つかのように。」
「「「!?」」」
???「・・・」
イレイザーヘッドのその言葉を聞いたミッドナイトと、
相澤「全く、俺は今でも到底信じられない気がしますよ・・・、こいつがまるで獲物を殺しに行くかのような殺気を放てるなんて。俺も流石に内心冷や汗をかきました。こんな芸当ができるのは余程の純粋な悪意に満ちた奴か、または戦争帰りの軍人ぐらいだ。」
プレゼント・マイク「ってことは・・・、この軍曹みてぇな帽子を被ったリスナーは、正しく戦争帰りの軍人などが放つ殺気と同等の殺気を放てる、っていう解釈で良いのか?イレイザー。」
相澤「ああ、その解釈でほぼ問題ない。マイク。」
「えー・・・名前は
「ああ、言われてみれば確かにそうだな。あとは・・・
ミッドナイト「ええ、私も聞こえたわ。たしか・・・「俺は天下無双の城戟だァ!」って言いながら仮想敵を見事に一網打尽にしてたわねぇ。」
「確かにこの子の映像を見てみれば、「天下無双」という異名は伊達ではないか。正しく圧倒的かつ一方的な蹂躙。この子はこの子でかなり面白い子だね。」
雄英教師1人が彼の人間性についてそう評論する。
その一方で、イレイザーヘッドは戦仁の個性について、戦仁が仮想敵を倒したりしている映像と見比べながら、戦仁が宿す個性の情報が載っている、入学試験前に個人情報と共に雄英高校へ提出した戦仁の個性届を見つめる。
相澤「それより、実技試験実施時にこいつの個性の内容自体は大体把握していたが、こいつの個性は一体何て名前だ?名前は・・・
『
「『巨戟龍』・・・、なんかドラグーンヒーロー「リューキュウ」の『ドラゴン』の個性となんか似ているような感じの個性だね。」
相澤「確かに、あのリューキュウが宿す個性と何処か似ているような気がするな・・・。」
ミッドナイト「ええ、それに個性届では・・・、「超重質龍骨油」という異質で特殊な漆黒の重油を全身から出し入れして操り、それを練って武器を生み出したり、例の重油単体では攻撃や防御、拘束も容易に可能。あと、「ミニマジオス」という名前の青黒い小さなドラゴンのような生物も、巨戟龍の個性によって生み出されており、重油弾などでの本体(俺)の手助けやさらなる個性の潜在能力を解放して行う形態変化の鍵になることができる、などなど兎に角色々サポートしてくれる・・・、と書いてあるわ。これだけでもこの子の個性、やれることが充分ある気がしない?というかこれはもう流石にやれることが多過ぎる部類よ。」
相澤「ああ、おまけに個性の扱い方も上手い上に、純粋な格闘術で殴り、個性で生成した濃い瑠璃色と漆黒色のような色合いの大剣の武器などで斬る、そして純粋な柔術で投げ飛ばすという単調な反復行動。動き方は比較的シンプルだが、それをスムーズかつ無駄なく動いて仮想敵に兎に角何もさせないところが実に合理的だ。これは俺でも流石に、この戦闘面での出来の素晴らしさに言うことなしと同時に、本当にただの中学生か?と恐ろしさを感じましたよ。」
「僕もイレイザーヘッドと同義です。ここまで的確な判断をしながら動けている中学生なんて僕からの主観でも稀に見る大変珍しい子だと思いますしね。」
宇宙服のような
プレゼント・マイク「言われてみりゃあ確かにこいつ・・・、本当にただの中学生かよ?中学生にしちゃあやけに戦闘慣れしてるもんな。」
ミッドナイト「確かにこの子、本当にただの中学生なのかしらねぇ・・・。戦闘面、特に近接戦闘は抜きん出ているし、これはもうプロの世界でも充分通じる領域よ。」
その成長度に少し恐ろしさを感じるプレゼント・マイクとミッドナイト。だがその時、イレイザーヘッドが何かに気づき、ミッドナイトに一つ質問を投げる。
相澤「!ミッドナイトさん、今思ったんですが、こいつが例の個性を容易に使いこなしているのは、発現した歳から考えて恐らく一般的な個性発現の歳である4歳頃だから、ですよね?」
ミッドナイト「え、ええ、恐らくね。となるとえーっと・・・、この個性の登録日は・・・って、え!?去年の8月!?」
プレゼント・マイク「ッ!きょ、去年の8月ゥゥゥ!?このリスナーの個性登録の日付がか!?」
「「「なっ(えっ)!?」」」
半数の雄英教師らが一斉に驚く。それもそうだろう。何故なら個性発現の歳頃は、基本4歳。その期間内で、有個性か無個性かを病院などで判明させるのがこの世の中の当たり前。だが、この「城戟 戦仁」という人間はそれを真っ向から覆すほどのイレギュラーな存在。何が言いたいかと言うと、要するに個性の本格的発現の時が人よりも十年ぐらい遅かったことでさえ充分イレギュラーなのにも関わらず、さらに例の個性、『巨戟龍』を短期間で容易に使いこなせている点が兎に角異様なのだ。しかもその使いこなしの度合が人の倍以上もあるのだから。
相澤「やはりか・・・、個性届の最新の更新が去年の8月になっているってことはこいつは本当に去年の期間だけで彼処まで個性の扱い方を熟知させて行ったと考えられる。」
プレゼント・マイク「ッ!確かに、こりゃあ四位の受験生よりもさらに才能マンの可能性アリかもな。」
ミッドナイト「そうね、だとしても未だに信じられない気がするわ・・・、この子の才能や戦闘能力が。」
イレイザーヘッド、プレゼント・マイク、ミッドナイトがそう論していると、少し黙っていた根津校長が再び口を開く。
根津「うんうん、皆んなほとんどこの「城戟 戦仁」という子に対して驚愕の表情をあげているね!けど、この子が持つ力において、こんなのはまだまだ序の口なのサ・・・。」
「「「「「!?」」」」」
相澤、プレゼント・マイク、ミッドナイト「「「ッ!」」」
雄英高校校長こと、根津校長が最初の元気な雰囲気とは打って変わって、唐突に重たい雰囲気を晒し出す。それを肌で感じ取った雄英教師らは、何処からか途轍もなく不穏な予感がしそうな気がしていた。そして、そのことに対してイレイザーヘッドこと相澤が口を開く
相澤「突然の質問になりますが校長、やはりその・・・、まさか
ミッドナイト「ちょっ!?相澤君!まだなんかあるの?この子が持つ個性の力について。」
プレゼント・マイク「にしてもイレイザーが今言ったその映像って・・・、本当に惨いもんなのかァ?」
ミッドナイトとプレゼント・マイクの言葉をお構いなしに無視してイレイザーヘッドが真剣な眼差しで根津校長に恐れ多くもそう問う。帰ってきた根津校長の答えは・・・。
根津「うん、だからこそ私はそう決心したんだ。やっぱりこの子が、例のあの個性、『巨戟龍』という力で道を踏み間違えないように、僕ら雄英の教師はしっかりと、アレを目に焼き付け、理解し、受け止め、熟知して行かなければならない。それに、受験生らの個性対しての理解についてはこの子以外の子たちも同義だからね!
さて、前置きはこれぐらいにして、そろそろ見ようかーー
モニターの映像は、次の戦仁が活躍する場面へと移り、雄英教師陣たちは真剣な眼差しで見ていた。まず最初の場面は、戦仁が0pの仮想敵を受験生たちがいない方向へ誘導させながら戦っていたところであり、その場面には、個性『巨戟龍』における中間体へと姿を変貌させている戦仁がいた。
「まだこんな力を隠し持っていたとは・・・やはり恐れ多いですな、この子は。」
「ああ、この姿はまるで「巨大化」と「怪物化」の個性を足して2で割ったようなものだ・・・。また、あの青黒い小さな生物は、例の個性の中間体という力をを引き出す鍵のような立ち位置になっているという訳か。」
「確かになぁ・・・だが、その時の顔などが余りにも禍々し過ぎるかつ、怖過ぎる。好青年っぽいこの子がこんな風貌へと変貌できるなんてなんか皮肉だな。どちらかと言えば、ダークヒーロー方面な個性だ。やはり。」
プレゼント・マイク「確かに、あの恐ろし過ぎる怪物のような顔で「自分は
ミッドナイト「ちょっとマイク!この子に対して一言余計な悪口みたいな感じになってるわよ!」
プレゼント・マイク「お、おう・・・。悪りぃミッドナイトさん。つい俺のジョークが過ぎちまった。」
相澤「・・・(ったく・・・、ワイワイと。だが、ワイワイできるのもこれが最後にはなるか・・・。アレを見ればな。)」
???「・・・」
個性『巨戟龍』の中間体について、各々の雄英教師らが語り合っていると、何か言い忘れたことに気づいたのか、雄英高校校長の根津が雄英教師たちを一旦静かにさせ、モニターの映像を一時停止した後、根津は口を開く。
根津「そういえば、念のため言っておくけど、さっき私が話した、「アレ」の出来事の映像が、今見ている場面が終わったらいよいよれ出るからね?それにしても私が最初にそれを知った時は、かなり惨たらしく崩壊した酷い惨場だったのサ・・・。だから君たち、もう一度問うけど、それでも見る覚悟はあるかい?逆に、余程恐ろしくて見れないのであれば、そこだけ見るのはやめて一時的に此処の会議室を退出したって私は文句なんか言わないよ。」
「ああ、校長先生の言う通りだよ。アタシからも言うけど、あの子がいた実技試験の会場は兎に角「悲惨」という言葉が生優しく思えるぐらいに酷い惨場だったさね・・・。兎に角、アンタらも見たくなかったら別に無理をしてまで見なくても良いんだよ?」
雄英高校校長の根津と、雄英の屋台骨とも呼ばれている、老齢の女性の保健医、「リカバリーガール」がそう真剣に雄英教師陣に忠告する。だが、それでも雄英教師陣らは、さっき根津校長に言われたことを思い出したのか、この雄英高校の会議室から一時的に退出する者は誰一人としていなかった。
「いや、俺は残る。事実から逃げることは、雄英教師としての誇りが許せん。」
「確かにその通りだな。だからこそ俺も残る。」
「ああ、俺もそのつもりだ。」
「俺モソノ意見ニ賛成スル、最初カラ怖ガッテイテハ雄英教師トシテミットモナイカラナ。ケケッ。」
「確かにね。それに、この子はしっかりとこの狭き門の試練に挑戦してきたんだ。それは雄英高校の教師としてしっかり見てあげないと。だから僕も残ることに決めた。」
「僕も残ります。根津校長が仰ったアレの出来事が一体どんな感じの惨さになるのかやっぱり気になります。それに、先輩*1はもう知っているみたいですし。」
「私もです。根津校長、リカバリーガール。これから私たち雄英教師陣が育てて行く雄英高校ヒーロー科の学生になるかもしれない子を、不平等に扱うことは断じてできません。ですので私も残りますよ。」
プレゼント・マイク「おう、俺もやっぱりもっと見たいしなー。んな惨い場所を瞬時に作れる「城戟 戦仁」っつう常識がぶっ飛んでるリスナーのことをよォ!だから俺も残るぜー!」
ミッドナイト「ま、確かにこの子だけしっかりと厳正に評価しないのは雄英教師どころか教師として如何なものだしね。私も残るわ。相澤君も見るでしょ?」
相澤「俺は別に誰かに言われずともちゃんと見ますよミッドナイトさん。あいつが今時点でどれくらいの力量を持っているかを見て知って置きたいですしね。」
先に「残る」と言った者たちから順に、「ブラドキング」、「スナイプ」、「ハウンドドッグ」、「エクトプラズム」、「パワーローダー」、「13号」、「セメントス」、「プレゼント・マイク」、「ミッドナイト」、「イレイザーヘッド」、そして・・・
あのNo.1ヒーロー「オールマイト」も残ると言った。
オールマイト「根津校長、そしてリカバリーガール。わざわざお気遣いありがとうございます。ですが、この私も残ります。こんな恐怖で挫けていてはトップヒーローとして情けないですし、私自身も相澤君と同じ気持ちです。それに、私個人としてもあの「城戟 戦仁」という少年は、純粋な善の人間そうに見えながらも、何処か・・・長い間数々の戦争を経験してきた歴戦の戦士の生まれ変わりのような気がして何故か気になりますので。」
根津「そうか、じゃあオールマイトもしっかりと目に焼き付けて置くと良いよ。あとは・・・、君1人だけだねーー
???「・・・」
根津「「
根津校長が言った1人の雄英教師。その雄英教師は、城戟や白岩にとっては見覚えのありそうな人物である。そして、すぐ様根津校長にへと向けて口を開く。
梟将「はい、結論から言うと、例の映像については俺も是非見さして頂きます、根津校長殿にリカバリーガールこと修善寺看護教諭。俺個人としても、オールマイトと同じく此奴に関しては何処か気になるところがあるというか、親近感がありそうな気がするので。」
???「ホーホーウ」
オールマイト「おお、いつも相澤君と仲が良い梟将君もそう思うか!私ともなんか馬が合いそうな気がするね。」
梟将「はい、まあ・・・もっと深掘りすると、此奴とは何か縁があるような気がしてままならない、ただそれだけですよ。オールマイト」
オールマイト「縁・・・?もしかしてこの子とは何か知り合いになってるのかい?」
相澤「オールマイトさん、雑談話は一旦そこまでにしましょう。議論が進みません。それに、本人に許可も取らずに梟将のプライベートを堂々と聞くような真似はしないでください。良いですね・・・?」
イレイザーヘッドが静かな圧を出す。それに対し、オールマイトは、イレイザーヘッドの静かな圧に少しちびりそうになりながらも梟将にすぐ様謝る。
オールマイト「あ、ああ、確かにそうだね相澤君!なんかごめんね梟将君、勝手にズカズカとプライベートをつい聞こうとしてしまって。」
梟将「別にわざわざ謝らなくとも、俺はそんなこと気にしていませんオールマイト。安心してください。それと、お前もわざわざ悪いな、相澤。」
相澤「ああ、アンタは雄英教師になってからまだ3年目で、俺やマイク、ミッドナイトさんらと比べると、オールマイトさんほどじゃないがまだ教師経験は浅い。何か困ったことやわからないことがあったらいつでも言え。忙しくなければ俺が相談に乗ってやる。」
梟将「ああ、わかった。わざわざ気遣いしてくれて感謝する。」
根津「話は済んだかな?じゃあ梟将君もこの映像を見るということで良いかい?」
梟将「はい、それで大丈夫です。根津校長殿。それに、俺が飼っているこいつも見たそうにはしているので。」
???「ホーウ」
何処からか、「ホーウ」と、野太くも梟らしい鳴き声を出る。その鳴き声の主は、梟将が家族の一員と同様に飼っているペットである、ワシミミズクの「クルーガー」であった。
根津「そうかそうか、梟将君のペットであるクルーガー君にも是非見させてあげると良いよ。さて、これで全員揃ったね。じゃあそろそろ映像を再開しようか。」
根津校長がそう言い終わると、一時停止していたモニターの映像を再び再生した。
第十章、如何でしたでしょうか?
今話の内容である雄英教師陣のヒーロー科実技試験の受験生査定の回、実は本来なら1話で全てまとめようと思ったんですが、そうなると文字数が途轍もなく多くなってしまうため、仕方なく次話の十一章でその続きを作ろうと思い、そう決定致しました。やはり自分の語彙力や文章構成力の無さが実に身に染みます。
よろしければお気に入り登録や感想、質問等どうかよろしくお願いします!自身のやる気向上と小説の勉強にも繋がりますのでこちらも頂ければ嬉しい限りです!では、なるべく早く投稿するよう心がけますが、また第十一章で!
・おまけ(*本小説オリジナル教師枠で出てきたキャラクターの簡易的な設定です。)
名前:梟将 賢司(きょうしょう けんじ)
CV:松本保典
性別:男性
身長:200cm
体重:80kg
誕生日:4月5日
血液型:AB
出身地:神奈川
趣味:煙草、ペットのワシミミズクである「クルーガー」の世話、定期的な掃除、私物の整理整頓、裁縫、読書(*小説など様々。)、美味いもの巡り、城戟や神威道などにかつて前世で極め抜いた「大日本帝国陸軍式格闘術」の訓練を施してやること、未来ある子供たちに学を教えること、自らの個性で生み出した存在(*個性設定にて説明。)に縮小化させた兵器の開発や手入れや訓練を怠らないようにしっかりと躾けること、射撃や剣術の鍛練、中医学や漢方医学や経絡学における鍼で経穴(ツボ)に刺激を加える治療の訓練と研究(*鍼治療の医術にも精通していたため。)
性格:冷静かつ渋めで、さらに「理想的主義」な性格。合理的主義な相澤先生とは正しく正反対。
前世の行い:大日本帝国陸軍中将ならびに大日本帝国陸軍第一師団七代目師団長で、かつての城戟 戦仁や白岩 吉獄が死ぬほど世話になった人物らしい。また、大日本帝国陸軍の士官学校で士官も務めていた。
容姿:ゴールデンカムイのキャラクターとは一切関係性はないが、作者個人のお気に入りとして進撃の巨人に登場するキャラクター、「エレン・クルーガー」がモデルなため、それに近い。
口癖:「これは○○が始めた○○だろ?」など
・個性設定・
個性は、『ミニマムアーミー』。軍服(ドイツ式の大日本帝国陸軍の紺色の軍服)を着た、大きさ20cmほどのはにわのような見た目の、自我を持った生物(*見た目のモデルは、ヘイホーなど。大きさのモデルは、カービィやワドルディなど。)を、まるで大日本帝国陸軍の兵士のように使役できる。また、数においては最大で百万体という圧倒的な数を誇っており、さらに一番上から「軍団」、「師団」、「旅団」、「連隊」、「大隊」、「中隊」、「小隊」、「分隊」の計八つの部隊編成として群衆を構成できる。個性の型的には、個性を常時発動している異形型などが当てはまるが、本体(梟将 賢司)が口笛を高らかに吹くことで、ミニマムアーミーの個性で誕生した存在を、最大数の百万体まで一斉にワープ、瞬間移動させて本体(梟将 賢司)の近くへとかき集めることもできる。個性で生まれた存在なためか、城戟 戦仁の個性と同じく、本体(梟将 賢司)が死ねば、ミニマムアーミーの個性で生み出された存在も同時に消えてしまう。
弱点は、単体だと身長20cmと小人サイズなためかそこそこの戦闘能力しかなく非力なのと、幾百万体のミニマムアーミーの個性で生み出された存在を素早く纏め上げる統率力や指揮力、知力を本体自身が兼ね備えていないと、まず扱いにくい個性になるのが弱点。それら二つの弱点以外は特になく、扱えれば滅茶苦茶化ける強個性であるため、正しく梟将 賢司のためだけにある個性でもある。余談だが、ミニマムアーミーの個性で誕生した存在の名前は、「ハニワホヘイ(*名付け親は梟将。)」で、声は全員「はにゃはにゃ」と言うらしい。
ヒーロー名:ヒノカミジェネラル