個性『巨戟龍』を宿す元大日本帝国陸軍の英霊は、英雄が蔓延りし世界で何を求めるのか・・・   作:天叢雲剣を捧げるスサノヲ

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ゴグマジオスが出てくるモンハン動画を見続けていたら、ゴグマジオスの見た目が滅茶苦茶好きになってしまったので、つい衝動で執筆してしまった作品となります。理不尽な文句や嫌がらせなどはもちろん御法度ですが、それでも良ければどうぞ!あと・・・できたら善意で感想でも恵んで欲しいな・・・うん、どうか頼む


プロローグ編
序章:1700年後の貴方へ


 

ここは、北海道の田舎の町の一つ、北神町。大自然が織りなすそのど田舎の町に、一人の少年・・・いや、少年にしては少し大人びた少年が、「城戟家」という家族の一員としてひっそりと暮らしていた・・・いや、こんな堅苦しい説明はいいや、えーまずは自己紹介からだな・・・俺の名前は「城戟 戦仁(じょうげき せんじ)」。何でもありな異能、「個性」とやらが人間に宿って人類が進化した未来の時代へ転生して蘇った元大日本帝国陸軍 第一師団の軍人だ。というか今の時代の日本はもう大日本帝国なんて存在しねぇか・・・。時が流れりゃあ社会も色々と変わるもんだな。しかし、今の日本に日露の役(日露戦争)などの国家同士の戦争が全然無いだなんて、未来の日本はいつの間に平和になっていたのか・・・まあ確かに、平和ボケになる程に平和な方が余程良い。戦争っていう人工災害はいつどんな時でも戦う方はくだらなくてやっていられなく感じるからな。その戦争という概念のせいで何人ものの俺の大切な仲間たちが死んだんだ。生まれ変わって転生した世界でならこれぐらい文句言っても罰当たらないだろ。だが、悪いのもある。何故なら、あいつらは今も戦争で苦しんでるってのに俺だけが今の時代の日本で平和にのほほんと暮らしちまってることがものすごく申し訳ないと思ったからだ。だからこそ、俺は心の中で決めた。この時代の日本に来て、今自分が何がしたいのかを。できれば、国を守るために日本の戦士として戦った前世の俺のように、今も何処かで苦しんでる奴を俺なりに救け、この時代の日本の社会に蔓延る人の皮を被ったような悪人共を俺なりに粛清できるような職業でも探すか・・・

 

 

 

 

と思ってたら一つ心当たりのある職をあった。「ヒーロー」だ。

よし、目指す将来は早速決まったってところか。早速、親父に話をつけて釣りをしながらそのことを話してくるか。あ、因みに今の俺の両親については、新しい親父の名前が「城戟 仁壱郎(じょうげき じんいちろう)」で、元は東京支部の自衛隊 副隊長に所属していた日本軍人の身だったが、もう昔のことらしく、今は猟師を新たな職業として働いており、性格は博打好きでいい加減なところがあるためか一部の面だけはただの屑である。だが、自衛隊所属時代に極まった格闘術や剣術、護身術、そして今の猟師としての腕前は達人なので、全体的には真の屑じゃないと多少の尊敬はできる。だが、お袋が好みだからっていう理由だけでお袋を貰いに、婿として無理矢理嫁ぎにきた思い出もあるらしいな・・・。次に、新しいお袋の名前は「城戟 火世(じょうげき かよ)」で、性格は優しさと強さが合わさったような感じだ。お袋は、料理と火仕事が上手いことを生かして、お袋の親父(俺からすれば母方の祖父にあたる)が店長をやっている「城戟食堂」の次の店長となるために手伝い兼修行をし始め、今現在も、北海道が織りなす大自然を有するこの田舎町で愛される食堂として人々に認知されていた。それと小さい子供の頃に受けた、お袋がかます頭突きは相当の激痛だったぜ・・・。また、新しい母方の爺ちゃんの名前は「城戟 鉄三郎(じょうげき てつさぶろう)」。先程も説明したが、火世と共に城戟食堂を経営している店長である。性格は、いつも頑固で不器用だ・・・この二つの言葉だけで説明は充分だと俺は思う。あと、俺に双子の兄弟がいる。双子の兄は「城戟 火壱(じょうげき かいち)」で、双子の弟は「城戟 鋼次(じょうげき こうじ)」って名前だ。さてと、長い俺の新しい家族説明は一旦ここまでにして・・・お袋にもそのことを伝えてから行くため、俺は親父と一緒に釣りをしてくると、お袋にも話した。

 

 

戦仁「お袋ー、ちょっと親父と近くの山の渓流へ釣りをしにへ出掛けてくるから後はよろしく頼むー」

 

 

火世「はーい、釣りをしに行くんだったら帰りは気をつけて家に帰ってくるのよー、最近は物騒な事件とかがあるらしいからもしかしたら(ヴィラン)がいる可能性もなきにしろだからね。まあ仁壱郎さんがいるから大丈夫だとは思うけど・・・「おーい、火世、火壱、鋼次。複数の客が呼んでいるぞ、三人で対応しろ。」はーいわかったわー!父さん。じゃあ気をつけて行ってらっしゃい。私と火壱と鋼次とお爺ちゃんは食堂の経営があるから。仁壱郎さんも戦仁をお願いね。」

 

 

仁壱郎「あーはいはい。わかってるって、火世さん。よし、じゃあとっとと行くぞー戦仁。」

 

 

戦仁「おう、わかった親父。じゃあ兄ちゃん、ちょっと親父と釣りがてら大事な話をしてくるから帰ってくるまで良い子にしていろよ。ガキンチョ二人。」

 

 

火壱「それにしても戦仁兄ちゃん釣り行ってくんの?いいなー俺も行きたかったなー!」

 

 

鋼次「火壱、兄貴は釣りついでに親父と大事な話をしてくるらしいぜ?だからそこにわざわざ俺たち二人が着いて行って盗み聞きすんのはよくないぞ?火壱も少しは我慢しろ。」

 

 

火壱「えー、我慢して店の手伝いすんの?本当は鋼次も行きたい癖して

?ほらぁ、言っちまえよー」

 

 

鋼次「ッ!うっ、うるさい!とっとと母ちゃんと爺ちゃんの手伝いするぞ!」

 

 

鋼次は、少し恥ずかしくなったのか店の手伝いをしに家の奥へと行っちまった。

 

 

火壱「へいへい、相変わらず照れ屋さんだなー鉄次は。じゃあそろそろ俺も母ちゃんと爺ちゃんの手伝いするから気をつけて行ってね。父ちゃん、戦仁兄ちゃん。じゃ、いってらっしゃーい!」

 

 

火壱も、鉄次に続いて店の手伝いをしに家の奥へと行っちまった。そして、俺と親父はお袋に見送られた後、家を後にし、近くの山の渓流へと向かって行った。

 

 


 

 

チャポン!

 

 

仁壱郎「で、大事な話って何だ?戦仁」

 

ここは、家の近くにある山の渓流、俺のお気に入りの場所の一つでもある。ここで小さい子供の頃からよく親父と釣りをしに行っていた。そして今もその最中だ。

 

 

戦仁「ああ・・・そのことなんだが親父、この際だから俺は単刀直入に言うぜ?俺は将来・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦仁「無個性扱いの個性持ちだとしても、ヒーロー(・・・・)っていう職を目指したいと思う。」

 

 

俺は、正直に自分の将来に対しての思いを親父に心の中で熱く伝えた。親父の反応はどうなんだ・・・?

 

 

 

 

仁壱郎「あー、ヒーローねぇ・・・つーかそもそも何故ヒーローになろうと思ったんだよ?戦仁」

 

 

戦仁「俺には・・・実質無個性のような個性しか宿らなかった。親父も知ってんだろ?俺が四歳になってから、病院に行って個性検査をしてもらったの。このままじゃ俺が無個性なんじゃないか?って俺が通ってる中学校の同級生たちに勝手に噂されちまう。」

 

 

仁壱郎「あーそういやそうだったなー。たしか個性自体はちゃんと発現しているんだけど、全く見た目などに現れなかったんだったっけ?その上、当時お前を診てくれた医者によると・・・「なんか、槍のようなものを背負ったまるで正体不明の怪物のような生物の生命反応が戦仁君の身体に出ていまーす」って言われたんだろ?もちろん俺も滅茶苦茶驚いたし、知ってたぜ?少しは。」

 

 

戦仁「って少しだけなのかよ!まあいいや・・・親父のことだから忘れているかと思ってつい聞いちまった。それで、その後から俺なりにずっとヒーローのことや個性について色々と調べ上げていたんだよ。例えば、ヒーローになる者は、ヒーロー向きの個性・・・異能を有してるって。けど、俺の思想は違う。ヒーローは個性と強さだけが全てじゃない・・・ヒーローってのは平和を思う気持ちと救いたいっていう気持ちさえあれば、まだヒーローとしては完璧じゃないんだが、ヒーローとしての土台は充分完成していると、俺は思う。親父もわかるか?この思想。」

 

 

仁壱郎「・・・そうか、戦仁。お前って奴は・・・」

 

 

戦仁「ッ!」

 

 

因みに、親父の個性は『重油』。重油を肉体から生成できる個性であり、重油を練るように固めて戦鎚などの打撃武器や大剣や太刀などの斬撃武器を作ったり、頑丈な鎧として身体のほぼ全体に重油を纏ったりなどができる。また、手や腕から重粘質のある重油の弾を撃ち出し、当たった相手に対して、その重油の粘り気で拘束させ、妨害することも可能である。また、お袋の個性は『火薬』。右手の掌で削った硫黄や木炭、石炭などの火薬になる物質を生み出し、左手の発熱器官で自由にその物質を発火させることができる。両親の個性についてはそんな感じだ。そして話は戻り、仁壱郎の反応はというと・・・

 

 

 

 

 

 

仁壱郎「つくづく自分の将来決めが面白い俺と火世さんの長男坊だぁ!!ハハハハハハハッ!!」

 

 

 

戦仁「・・・は?」

 

 

 

俺はつい拍子抜けした声をあげてしまった。それもそうだろ。俺は半分以上は真剣な話だってのに・・・このおっさんときたら、急に高飛車になるようにでけぇ声あげてんだから。まあとりあえず俺は親父がそう答えた訳を聞いた。

 

 

戦仁「・・・まあいいや。それにしてもなんか拍子抜けだな。何でだ?もっと厳しく言ってくんのかと思ったぜ・・・。」

 

 

仁壱郎「ハハハ!悪い悪い。それにしても、ヒーローか・・・ま、何でかっていうと、そもそも俺は別にお前が将来をどう決めようがそこに口出しはしねぇからさ。それに、将来就く職がやり甲斐があって好きじゃないとつまらないだろ?」

 

 

戦仁「!やり甲斐がある好き・・・か。確かにそこは見ていなかったな。」

 

 

仁壱郎「そうだ。俺だって元は東京支部の自衛隊の副隊長を務めていたからなぁー。上位のプロヒーローに匹敵かそれ以上の身体能力と戦闘能力もあった。何ならそいつらからは見知られているぐらいだ。その頃は色々と楽しかったしやり甲斐はあったよ。ま、今は自衛隊の満期で除隊して個人で猟師やってるだけだけどな。」

 

 

戦仁「うげっ・・・マジかよ!俺の親父ってそんなやばい化けもんだったの!?」

 

 

俺はつい驚いてしまった。だが、それと同時に俺の親父

 

 

仁壱郎「化けもんは失敬だな、戦仁君よ?これでも俺は人間だぜ?なんなら今此処で動けなくなるまで無限に稽古つけてやっても良いんだぞぉ?あ!そうだ!それとも、また重りで使う漬物石を両肩に乗せながら行う滝行や、引きずりで重量級の丸太数本+俺を何度も運ぶ力仕事に変えるーw?」

 

 

戦仁「どっちも地獄じゃねぇか!拒否権はねぇのか!?拒否権は!」

 

 

仁壱郎「え?ないw」^_^(腹黒)

 

 

戦仁「・・・」^_^ 

 

 

俺は一瞬、笑顔を浮かべながらキレそうになった。しかし、

 

 

仁壱郎「ま、そういう茶番はさて置き、兎に角将来はお前の好きなものを目指して生きろよ。なぁに、別に大丈夫だろ。俺も昔はそんな適当な感じだったんだから。要するに、「深く考えず.、自分の好きなことをやれば良い」。将来決めなんかそれだけで充分だ。」

 

 

俺の親父は、いつの間にか、口元に笑みを浮かべながらそう言い、握り拳で俺の肩を軽く当てた。これを聞いた瞬間から、俺の悩みはどうでも良くなり、吹っ切れたような気がした。

 

 

 

 

だからこそ、俺は改めて決めた・・・!

 

 

戦仁「わかったぜ、親父。改めて俺は決めた。言い方はヒーローらしくないが俺は・・・」

 

 

 

 

戦仁「全ての悪人に対して、そいつらを制裁し、殲滅する災厄を振り撒く、『厄災の象徴』としてのヒーローに俺はなってやる・・・!」

 

 

 

仁壱郎「おー!!戦仁見ろ!ついに川魚が餌を食らったぞ!手伝え!戦仁!鮎の塩焼きはもうすぐじゃあ!!!」グルグルグルグル

 

 

戦仁「おい!糞親父!人が真面目に答えてんのに無視して魚釣りにのめり込むんじゃねぇ!!信用して損した!・・・まあ良い、仕方ねぇ。俺も手伝ってやる。貸せ親父!あと声でけぇんだよ!魚が逃げちまうだろ!」

 

 

その後、戦仁と仁壱郎は、夕暮れの時まで、山の渓流で川魚を釣りまくり、鮎や山女などが大量に取れたので、せっかくだから此処で塩焼きを作って食っていたら、空がもう夜に差し掛かっていたため、急いで家に帰ったが、結局は家の玄関前で怒りの絶頂に達していた火世に頭突きをかませられた挙句、それなりに長い時間説教を二人共食らったのはまた別のお話だ・・・

 

 

 

そして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴ!!

 

 

一方で、城戟家が持つ巨大な祠の最奥部にひっそりと存在する、武器や兵器の残骸を纏った巨神兵のような護神像。その正体は、太古の北海道から伝わる軍神や祟神のような存在の大怪獣であり、その大怪獣は、自身が認めた者だけに対して、強大な力と勝利のご加護を与え、人間が保身のために自然と生み出した浅はかな嘘でさえ見破るように知恵を持った人間を一人一人見定め、最終的には生殺与奪をするための裁定をも行ってきたとひっそり語り継がれている、「裁定の神」や「破滅の神」、「生ける戦災」、「歩く厄災」と謳われ、さらに『大地と天空を総べし戦火の巨神兵』という北海道に伝わる、とあるアイヌの伝承のみで語られたとあるアイヌ語を日本語に訳した二つ名も持つとされ、城戟家の血を引く者と、その他一部の人だけしか知らない、一本の巨戟を背負い、武器や兵器、城壁などの残骸を纏って形成された「城殻」と、大量の重油によって鱗が塗り固められて形成された「塞鱗」の、二重構造の巨大な城塞のような屈強な層の身体を持つ伝説の大怪獣『呉虞魔爾佩主(ゴグマジオス)』を象徴した護神像であった。その前に置かれている、城戟家が代々受け継ぎ、守ってきた、呉虞魔爾佩主(ゴグマジオス)の力が宿っていると言い伝えられている城戟家の二つの神器「巨戟大怪獣ノ撃龍槍」と「戦火ノ龍神玉」。この二つの神器は今、呼応するかのように、ある一人の少年を呼び始めていた・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いつも思ってることなんですが、やばい・・・、自分の文才力が無さすぎる。因みに、小説情報のタグの欄に、「ヒロインは麗日」と書いてはありますが、正直迷っています。え?何でって?だって、緑頭のヒロアカ の原作主人公がもういるからさぁ・・・もうカップリングとして一応成り立っちゃってんのよォ!!・・・ということなので、オリジナル主人公は、麗日の親友枠か、または別のヒロアカ キャラをヒロインにしようと思ってはいます。さて、第一章はなるべく近日中に投稿しようと思います。良ければお気に入り登録、感想、よろしくお願いします!では第一章で。

追記:「ヒロインは麗日」のタグは削除しました。よろしくお願いします。
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