個性『巨戟龍』を宿す元大日本帝国陸軍の英霊は、英雄が蔓延りし世界で何を求めるのか・・・ 作:天叢雲剣を捧げるスサノヲ
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事件現場となった、ロー○ン 函館店。そこに呼ばれた三人のプロヒーロー、リューキュウ、イレイザーヘッド、ミッドナイトは、話を切り上げ、警察がいる事件現場へと急いで移動し始めた。
だが、その途中。リューキュウが何かに気づき、イレイザーヘッドとミッドナイトにそのことを知らせる。
リューキュウ「ッ!ちょっと待ってイレイザーヘッドにミッドナイト!事件現場のコンビニの内部の彼処、2人の
相澤「ッ!本当ですか!?リューキュウ。因みにその青年は今何をやっている感じなんですか?」
リューキュウ「はい、よく見てみたら彼は・・・
どうやら週刊誌のような雑誌を、夢中になっているらしいです。」
ミッドナイト「確かによく見てみれば彼、リューキュウの言う通りやっぱり何かの週刊誌を立ち読みしているわね・・・。それに、私たちと彼との距離が少し遠めだから薄っすらとしか見えないけど、読んでる週刊誌の名前は・・・週刊ヤングジャンプ、かしら?」
リューキュウ「ええ、おそらく彼が立ち読みしている週刊誌の名前はそれだと思います、ミッドナイト先輩。兎に角、あの一般人の青年は、週刊誌の立ち読みで夢中になってしまう余り、例の2人組の
イレイザーヘッド「なるほど、そうですか。だいたい理解できました。ありがとうございますリューキュウ。話を要約すると、要するに週刊誌を立ち読みしている左頬に十字傷のようなものがあるあの青年は、立ち読みに夢中になっていてあの二人組の
リューキュウ「ええ、その解釈でだいたい合っていますイレイザーヘッド。それにもう一つ、十字傷が左頬にある彼には一見、自らの置かれた状況を理解し、整理するなどといった危機感が欠損していて、全くと言って良いほど呑気そうに見えます。けれど、私がふと思ったことなんですが、彼にはーー
ーーその呑気さとは裏腹に、何か異様な雰囲気を醸し出している気がします。そう、まるであの二人組の
リューキュウは、なんとなくの野生の感でだが、薄々気づいていた。
相澤「異様な雰囲気、か・・・確かに、リューキュウの言う通り、あの青年は普通の一般人とは何かが違う一般人なのかもしれませんね。今は完全に呑気だと思いますが。」
2人がそう話し合っていると、何かに気づいたミッドナイトが、唐突に2人に話しかけた。
ミッドナイト「あっ、見て頂戴。イレイザーヘッドにリューキュウ。あの2人組の
あの2人組の立ち向かう覚悟を決めたミッドナイトがロー○ンのコンビニの自動ドアの前に率先して行こうとする・・・だがそれを、一際冷静なイレイザーヘッドとリューキュウが一度阻止する。
相澤「ミッドナイトさん、例の青年と他の人質になっている一般人を助けたい気持ちは俺とリューキュウも大変わかります。ですが此処はとりあえず落ち着いてください。まずはあの2人組の
リューキュウ「ええ、イレイザーヘッドの言う通りだと思います、ミッドナイト先輩。此処はとりあえず冷静になって2人の
2人の説得を聞いたミッドナイトはとりあえず冷静になった。
ミッドナイト「・・・ま、確かにそうみたいね。わかったわ、とりあえず私も様子見する。
こうして、リューキュウ、イレイザーヘッド、ミッドナイトの3人のプロヒーローは、素早く
一方、ところ変わって例の2人の
エゾグリズリー「おいおい、こんな大事な時になんだよ・・・?。エゾワーウルフ。今俺はこっちのことで忙しいんだよ。用があるんなら早く言え。」
エゾワーウルフ「へ、へい兄貴、実は・・・まだ人質になっていやがらねぇ一般人の餓鬼があと1人いやして、それで急遽俺が独断でそいつに怒鳴りつけて無理矢理人質にさせようとしたんですが、兎に角強情で全然従わねぇんですよ。」
エゾグリズリー「なるほどな・・・そうか、だったら仕方ねぇ。んじゃ、テメェは俺がその餓鬼を連れて行くまで俺の代わりをやって金銭を集めてろ。いいな?あの餓鬼は俺がちゃんと手懐けてくるからよ。」
エゾワーウルフ「へい、わかりやした、後は俺がやっておきやす。兄貴も気をつけて下せぇ。」
エゾグリズリー「おいおい、こういう時に限って俺の心配か(笑)?まあ安心しろ、どうせすぐに終わるだろ。」
エゾワーウルフ「へへ(笑)、まあそうっすねぇー」
そして、エゾグリズリーは余裕ぶっこきながら、例の青年、城戟 戦仁の元へと向かって行った。だが、その2人の
戦仁「ほー、こんな展開もあるのか?やはり読み進めて行くと色々と奥深いもんだなー、ゴール○ンカムイって。ま、もうそろそろ読み終わりそうだけど。」
俺は今も少年ヤングジャンプの週刊誌を読み続けていた。途中、狼男みてぇな姿をした奴が俺のことを理不尽に怒鳴りつけてきやがったので、こっちも怒鳴り返してやった。ざまあみやがれ!ま、とりあえずこれで一件落着!と思ったら、今度はさっきの狼男野郎よりも遥かに体格差があるまるでヒグマ男のような奴がのっしのっしと重音な足音を立てながら、俺の元へと近づいてきた。ま、もうめんどくせぇからなるべく無視するけど。
エゾグリズリー「おい餓鬼、そのイカれた耳かっぽじってよーく聞け。俺は
戦仁「・・・」
顔を上げ、じっとエゾグリズリーを見つめる戦仁。だが、戦仁はエゾグリズリーに対してただ、「チッ」という舌打ちをするために不快そうな顔をしながら見つめただけで、数秒後、気分がとりあえず晴れたのか、また週刊ヤングジャンプの週刊誌を読み始めた。だが、それに振り回されるように黙って見ているエゾグリズリーではない。
それと同時に、「あ、死んだ」、と人質の一般人や野次馬の一般人などのその場の誰もが思い、目をつぶった。。
エゾグリズリー「そうか・・・、だったら潔く死ね。」
バキッ!!
真っ二つに切り裂かれ、破壊される雑誌置き場。しかし、これは威嚇。世の中を知らない一人の青年に、
奥に集められた人質の数人が、ヒッと悲鳴を上げた。
そして怯え切って土下座をし、許しを請う青年の姿を誰もが幻視した──
戦仁「おいおいちょっとあんた、いくら虫の居所が悪いからって、こんなか弱い一般人に対してこんな理不尽な八つ当たりは良くねぇだろ?何?おっさんの癖して発情期ですか?コノヤロー。それかただの糖分不足か?ヒグマになろうとしているただの変人おっさんよぉ。だったらしょうがねぇ、俺が何か甘いもん買ってやるよ。その代わり1つだけな。あと高ぇのはナシ。」
エゾグリズリー「!?」
戦仁は、いつの間にか先程いた場所からすぐ隣の場所へと降りたっていた。そして、週刊ヤングジャンプで連載されている「ゴール○ンカムイ」の最新話の終盤のページの残りを、ペラペラとめくりながら再び読み始め、そして全て読み切ったのか、一旦ヤングジャンプの週刊誌を閉じて雑誌置き場へと戻した。
戦仁「よーし何とか読み切った読み切った!・・・・・・で?おたくら2人はこんな面識もない俺に一体何の用だ?俺もう此処に用はねぇから甘いものをあんた宛に買った後、早くあいつら・・・いや、親友2人と合流してぇんだけどー?」
俺は、先程から週刊ヤングジャンプの立ち読みを狼野郎と熊野郎に妨害されたのが無性に癪に触ったため、また不快な表情になりながら少し静かな圧をかける。すると、そんな光景を前にしても怖気づいていない目の前の俺に、狼野郎の
エゾワーウルフ「あ、兄貴・・・」
エゾグリズリー「……エゾワーウルフ、お前は人質の見張りと同時に金銭の回収に専念しろっつったろうが。……おいお前、ヒーローか?それと、俺の威嚇でも一切動じねぇお前はもう既にただの一般人じゃねぇだろ。」
戦仁「違うな、ただの北海道の田舎もんの学生ってところだ。」
そう主張した戦仁の返答に、エゾグリズリーは「ぶっ!がははははっ!」と被せ気味に嘲笑った。
エゾグリズリー「まあそうだろうよ! お前みたいな餓鬼がヒーローな訳が無ぇ!!」
すると、笑みを止め、心底不愉快そうにエゾグリズリーは唾を床に吐き捨てた。
エゾグリズリー「耳だけに飽き足らずとうとう頭までおかしくなっちまったか?それとも、ただカッコつけたいがためにヒーローごっこがしてぇのか餓鬼? 生憎俺はそういう──」
鉤爪を立たせ、その大きな手で相手を切り裂くように振りかぶる。
エゾグリズリー「夢にいつまでも浸ってる小便臭ぇガキが大嫌いなんだよォ!!!」
その巨体から放たれた鉤爪による連続的な切り裂き攻撃を、戦仁は蝶のようにヒラリと素早く全て避け、高く飛び上がった。
エゾグリズリー「チッ、ちょこまかと……すばしっk「へー俺に喧嘩売ってきた割には喋れるほど随分と余裕があるんだな。」な、何ッ!?」
バッ!
戦仁はそう言い残すと、エゾグリズリーの背後に降り立ち、それに反応して振り向くエゾグリズリーよりもさらに素早い速度で、エゾグリズリーのその巨体から想像がつく強烈な体重をいとも簡単に利用して強烈な足払いを食らわせる。
ドカッ!ドスーン!!
エゾグリズリー「グハッ!!」
エゾグリズリーは戦仁を完全に舐めていた。まさかこんな餓鬼が、自分に対しての対処法を完璧にこなせているなんて、これには最初の方で完全に舐めていたエゾグリズリーも流石に焦りを交えた冷汗が少し出始めてきた。
そして、戦仁がエゾグリズリーに対してさらに追い打ちをかけるために
戦仁「よし、こいつはとりあえずあの重油でこいつの手足に粘着させて簡易的な拘束でもさせて置くか。」
グジュグジュグジュ・・・ゴボゴボゴボ・・・
ーー城戟 戦仁の個性、『巨戟龍』の個性の力により絶え間なく永遠に体内を循環するドス黒い特殊な重油、『超重質龍骨油』であった。
戦仁「んじゃ、とりあえず・・・
こいつの手足を拘束しろ。」
エゾグリズリー「なっ!」
その後、戦仁が生成した四つある大きめな超重質龍骨油の塊が、地べたに仰向けで倒れているエゾグリズリーの手足に向かって放たれて行き、そのまま地べたへと粘着するようにしてエゾグリズリーの手足に全て纏うようにくっ付き、固定した。
エゾグリズリー「クッ、クソ!こんなもん無理矢理引きちぎってやる!」
戦仁「あっそ、引きちぎれるもんならどうぞ引きちぎってみろ。んじゃ、もう1人の狼野郎な
戦仁は、エゾグリズリーのことを一旦ほったらかしにして、次は狼男のような
エゾグリズリー「・・・」(ん?待てよ?こいつは下手をすればチャンスだ。あの餓鬼は今、俺の相方を仕留めることにしか夢中になっていねぇ。だとすりゃあ・・・クククッ!あの餓鬼と俺の相方がやり合っている時に俺が唐突にあの餓鬼に向けて不意打ちしかけりゃあ全て終わりじゃねぇか。そんであの餓鬼を殺した後、エゾワーウルフと一緒に金目のもん掻っ攫って上手くトンズラって訳か!よし!だったらまずは急いでこのドス黒い塊を上手く引き剥がして・・・)
そう思いながらエゾグリズリーは超重質龍骨油による拘束を力を最大限に活用して解こうとする。
だがしかし、超重質龍骨油は、普通の重油と違い、そんな簡単に引き剥がせるほど安めの産物ではなかった。
グゥーン・・・! ボヨヨ〜ン!! ドロドロドロ・・・
エゾグリズリー「なっ!何ィィィ!?俺の最大限の力で引き剥がせねぇだと・・・!!」
超重質龍骨油の強度は、普通の重油より数百倍高い強度と粘着度、さらに可燃性を誇ると語られている。故に、たかが普通に力が強いという程度のレベルではそう容易くは引き剥がすことはできないのだ。
エゾグリズリー「クソッ!こいつめ!こいつめ!なんで引き剥がれねぇ!?ガアアアア!!」
エゾグリズリーは、その後ずっと暴れ続けた。
・リューキュウ視点・
やっぱり私の予感は当たっていた。あの子はただの一般人じゃない。既に
それに、私が1番驚いたのは、まだ若い学生の子とは思えないほど、咄嗟の判断力や個性の扱いが私たちプロヒーローにも匹敵するほど優れていたことだったわ・・・。
リューキュウ「イレイザーヘッド、ミッドナイト先輩、見ましたか?ついさっきまで週刊誌を読んでいた彼の動き。
相澤「はい、確かにあの子は、下手したら俺たちプロヒーローよりも、戦いでの機転、周囲への適応、正確な判断力、そして純然たる戦闘力のどれもが上の可能性があるかもしれません。」
リューキュウ「やっぱりイレイザーヘッドもなのね。私も、あの子が戦い始める前からなんとなく感じ取っていたけど。」
相澤「はい、そして何より、あの子から放たれている異様な雰囲気の正体はおそらく、まるで獲物を殺しに行くかのような強烈な殺気だと俺は思います。実際、さっきあの子が
ミッドナイト「確かに、今の光景を見たら流石にイレイザーヘッドやリューキュウでも驚きを隠せないわね・・・。その光景を巻き起こしている原因も、本来ならあり得るはずがない学生の子供・・・。あと見た目は・・・
なんか大人の男性っぽくて、さらに身体つきもがっしりと引き締まった肉付きをした感じが出ていてこれはこれでアリね!」
ミッドナイト先輩は、何故かあの子の何かに興奮しているように見えた。全く、ミッドナイト先輩は相変わらず変わった癖があるわ・・・。
相澤「ハァ・・・こんな大事な時にあの子に対しておかしな観察しないでくださいミッドナイトさん。するならせめて事件後とかにしてくださいよ。」
ミッドナイト「はいはい、ごめんごめん!相澤k・・・じゃなくてイレイザーヘッド!ちょっとあの子、なんとなくなんか興味が湧いてきちゃったのよ!テヘッ!」
イレイザーヘッド「ハァ・・・そうですか・・・。」(あと最後の言葉、正直に言いますと滅茶苦茶キツいです・・・、ミッドナイトさん。年齢的に。)
リューキュウ「ハハハ・・・全く、お二人は相変わらずですね(笑)。」
そんな、私とイレイザーヘッド、ミッドナイト先輩との会話が少しだけあったが、その時!事件現場のコンビニの内部で状況の変化が起こった。もしかしたら・・・!
・城戟視点・
ドガァン!!
エゾワーウルフ「グハッ・・・!!」
俺はエゾワーウルフをとりあえず倒せた。その経歴を今から説明する。
ーエゾグリズリーの動きを超重質龍骨油で封じて拘束した後ー
俺は、エゾグリズリー、だったか?なんかそんな名前をしたまんまヒグマな見た目をしている
エゾワーウルフ「クソ!兄貴が拘束されているんじゃあ今戦えんのは俺だけだ!テメェは拘束された兄貴の分も合わせて殺してやるよ!」
そう言った後、エゾワーウルフとやらの
ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!
エゾワーウルフ「ハハハ!オラオラどうしたァ!?先程の威勢の良かった口は一体何処に行っちまったんだァ?やり返せるもんならやり返してみろよ!?なあ!?」
戦仁「まあ!これはこれは!今時点で俺に一度も攻撃を当てられていない見栄張りだらけの負け犬の遠吠えな負け犬
ヒュン、ヒュン、ヒュン、ヒュン
対する俺も、負けず劣らずエゾワーウルフの切り裂き攻撃を素早く、いとも容易く避けて行く・・・
何処か大昔の大商人口調な言い回しで放った純粋な挑発も交えて。」
そして、気性が荒くなっているエゾワーウルフも、流石にこのふざけた挑発には乗る筈がないーー
ーーということはなく、エゾワーウルフは、しっかりと俺の挑発に乗ってくれた。ガハハハ!あんな安っぽい挑発にわざわざ乗ってくれるなんてバカだなぁー。
エゾワーウルフ「なっ!何だとテメェェェェェ!!!俺が負け犬ゥ!?あ、間違えた・・・俺が負け狼ィィィ!?なんだその負け犬の遠吠えをほぼ俺用にもじったような言葉は!?つーかあと誰が見栄張りだァァ!!勝手に俺の変な噂広めてんじゃあねェェェェェェェェ!!!」ビシッ!
エゾワーウルフが、大声で盛大なツッコミを戦仁へと入れる。
だが、エゾワーウルフのその行動が仇となった。何故ならそこにはーー
ーー意外と手こzゲフンゲフン!既に
戦仁「そうかそうか、俺のふざけ過ぎた挑発に対しての盛大なツッコミどうもありがとさん。そんな君には後でツッコミ検定準1級の称号を与えてやろう。ってな訳で・・・」
ヒュン!
俺が密かに生み出した
戦仁「ふー、やっと上手く生み出せたぜ・・・剣とかを握ったりすんのはあの戦争以来だな。お前も綺麗に生み出せられて良かっただろ?
巨戟龍の大剣、『忘却のオストラコン』。」
エゾワーウルフ「なっ何ッ!?い、いつの間にあんなでけぇ剣を!」
巨戟龍の大剣『忘却のオストラコン』。その風貌は、説明が長くなるから簡潔にまとめて言い表すと、まるで超古代文明の産物そのもので、色は瑠璃色やアクアブルーなどの寒色系と、黒色などのモノトーン系の色を基調としており、さらに特徴も独特で、大剣の刃の形が、大幅に欠けた石碑のような形状をしていたり、黒色の鎖が持ち手から大剣の先端にまで繋ぎ止められていたり、半月状のように丸みを帯びている大剣の先端から四角く弧を描いている分厚い黒色の塊とそれを大剣部分とつなぎ合わせる5本の黒い釘があったりなど様々であるが、何より俺が1番目に入った特徴は、例の大剣の表側にある
ま、そいつはさておき・・・
戦仁「さぁーてと・・・狼野郎、お母ちゃんとお父ちゃんにお別れの挨拶は伝えたか?んじゃ容赦なく裁かせてもらうぜ?」
エゾワーウルフ「!?」ゾクッ
そして、再びあの強烈な殺気を出しながら言う。
戦仁「俺の楽しい楽しいヤングジャンプの立ち読みを不条理に妨害し、あまつさえ邪魔しながら俺に喧嘩吹っ掛けてきた罪ってものをよォォ・・・!!!!!」
エゾワーウルフ「ッ!?なっ、何!?」
その瞬間、俺は目にも止まらぬ速さで、エゾワーウルフの身体の脇腹辺りをまるで野球のバッターが素早くボールを打つ動作のように勢い良くその重量のある大剣でぶん殴った。
ドゴーン!!!
エゾワーウルフ「イギャア!!」
そして、その大打撃を受けたエゾワーウルフは、雑誌置き場とは真逆の方向にある休憩スペースの方向へと勢いよく吹っ飛び、
ドガァン!!
エゾワーウルフ「グハッ・・・!」」
テーブルや椅子に勢いよく大激突した。
エゾワーウルフ「な・・・なん・・・だ、今・・・のは・・・最早、人間技・・・じゃねぇ・・・ぞ?」
バタッ!
エゾワーウルフは、とうとう気絶してしまい、伸びてしまった。と同時にこれがあのエゾワーウルフとやらの
戦仁「あーやっと気絶したぜこの狼野郎。無駄に生命力高ぇんだから。それと人質のお前ら、今のうちだ、いつまでも居座っていないであのもう一体の
そう言うと、人質になっていた一般人と店員は、「わかった、ここはアンタに任せる。だがアンタも気をつけろよ?」や「子供を守って頂き本当に!本当にありがとうございます!このご恩は一生忘れません!」や「お兄ちゃんたすけてくれてどーもありがとう!」など、なんか色々と感謝されちまった。ま、良いことには変わりはねぇけど。
その後、
リューキュウ「イレイザーヘッド、先程人質になっていた一般人とコンビニの店員たちの安否を確認しましたが、何も問題は見つかりませんでした。ミッドナイト先輩は何しているんですか?」
イレイザー「ありがとうございます、リューキュウ。それとミッドナイト先輩なら
リューキュウ「!そう言えばあの子は・・・ッ!あれは・・・!イレイザーヘッド、あれを見てください。狼の個性を持った
リューキュウは微笑みながら、イレイザーヘッドに戦仁のことを伝える。
相澤「そうですか、やはりあの子の力は他とは何かただならぬ気配がします。これはもうほぼ証明されそうです。」
リューキュウ「フフッ、そうですねイレイザーヘッド。」
リューキュウとイレイザーヘッドが、そう会話していると・・・
ブチッ!ブチッ!ブチッ!ブチッ!
エゾグリズリー「グオォォォォォ!!!」
相澤「!?リューキュウ、見てください、もう1人の
相澤がそう言おうとする。だが、
リューキュウ「そうですか。ですが、此処はあの子の腕を信じてみましょう。イレイザーヘッド。」
相澤「しかしリューキュウ!いくら戦い慣れているとはいえ、まだ未成熟な子供、ここは大人である俺たちの責務です!下手をすればあの子の命が奪われる可能性だってありえます!」
リューキュウ「ええ、確かに貴方の理屈は合っています、イレイザーヘッド。けどね、私はなんとなくわかるんですよ、女の感というものですかね?あの子は、おそらく・・・
私たちの世代よりも、より良いヒーローになるかもしれませんよ?」
そしてイレイザーヘッドも、リューキュウの言葉に押されたのか、
相澤「ハァ・・・、わかりました。では俺もあの子を信じてみます。危険と判断したら無理にでも止めに行きますからね?リューキュウ。」
リューキュウ「フフッ(笑)、どうもありがとうございますイレイザーヘッド。」
エゾグリズリー「やっとドス黒い塊が取れたぜェ!そして、おい餓鬼、さっきはよくもやってくれたなァ?覚悟できてんだろうなァ!?ついでに倒れたエゾワーウルフの分までしっかりと償って貰うからなァ!?」
俺が生み出した超重質龍骨油による拘束を、馬鹿力で無理矢理解いたエゾグリズリーは、悪意をさらに込めたような笑みを浮かべていた。
だが、それでも俺はものともしない。そんな奴は戦争で腐るほど見てきたからだ。
戦仁「そうか、だったらお前の相方の分まできちんと償うよ・・・
あの姿をお前だけに特別に見せることでなァ!!」
エゾグリズリー「はあ?あの姿?急に何おかしなことを言ってんだ?ついに頭おかしくなったかw?」
戦仁「ああ、言われずとも今見せてやる。つーかさぁ・・・おいミニマジオス!いつまで俺の背中で寝てんだ!?とっとと起きろー!!」バンバン!
ミニマジオス「グオ・・・?グオン・・・」
ミニマジオスは、寝起きだからかまだ寝足りなさそうにしていた。だが、それでも、何とか起き、主のために力を貸すことにした。
戦仁「あ、そうだ。名残惜しいが、この大剣は今のところ使わねぇからとりあえずもう超重質龍骨油に変換して身体に閉まっておくか。」
そして俺は、「忘却のオストラコン」という大剣を超重質龍骨油にへと再び変換させ、「忘却のオストラコン」の大剣から変化した超重質龍骨油は、まるで意思を持つかのように、戦仁の身体へと戻って行った。
戦仁「よし、んじゃミニマジオス・・・
兎に角今すぐ合体だ。俺の体内に入っとけ、とりあえず。」
ミニマジオス「グオングオン・・・!」グジュグジュグジュ、スポン!
こうして俺は、ミニマジオスを背中から吸収し、一時的に合体し始めた。そして、その風貌は先程の姿よりも禍々しい怪物のような姿へとどんどん変わって行く。
エゾグリズリー「!?なっ!何だァ!こ、この餓鬼見た目だけに飽きたらずーー
ーーどんどん身体がデカくなっていきやがる!!」
そしてついに、
「待たせたなぁ、コイツがお前に特別で見せた姿、俺の個性の中間体だ。さてと・・・、そろそろ第二ラウンドの開戦といきますか。こいよヒグマ野郎。この俺が直々にぶっ潰してやる。」
俺は、半分は人間、もう半分は呉虞魔爾佩主のような風貌を持つ、自身の二倍の身長(570cm)と二倍にゴツくなった体格を合わせ持つ半人半怪の化けmゲフンゲフン!個性『巨戟龍』の中間体となった。果たして、エゾグリズリーの運命は如何に・・・!
初10000文字越え達成!!そして第五章、如何でしたでしょうか?予告通り気合いを入れて執筆させて頂きました!また、リューキュウの場面が意外と多めでしたが、これは近々後話でオリジナル主人公と絡ませて行こうかと思ったからです。
よろしければお気に入り登録や感想、質問等どうかよろしくお願いします!自身のやる気向上と小説の勉強にも繋がりますのでこちらも頂ければ嬉しい限りです!では、なるべく早く投稿するよう心がけますが、第六章で。