四葉真夜と七草弘一の子供(非公式)ってハード過ぎない⁉︎   作:例示

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現在のパラサイト追跡部隊
・USNA軍
・七草&十文字合同チーム
・四葉(黒羽)
・四葉(真昼)
・千葉&吉田合同チーム New!


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「真昼さん、ずいぶんと張り切って動いているみたいね」

「お母様、なにか問題がありましたか?」

 

四葉本家からの連絡ということで出てみると、まさかの真夜様からの直接通信。

ひとまず空間魔法で渡って、紅茶を貰いながら話を聞くことに。

どうも退治したパラサイトが黒羽が追跡していた相手のようで、その連絡が入ったみたい。

 

「貢さんが困ってたわ。積極的に動いてくれるのはいいんだけど、何体か確保してくれないかしら」

「……それは実験の為ですか?」

「ええ、パラサイトは魔法の仕組みを理解する大きな手助けになるはずですから」

 

やっぱり。真夜様ならそういうと思った。

でも、それはウチの研究所が既にやっちゃってるんだよね…

 

「お母様。それはやめましょう」

「……あら、ずいぶんとはっきり言うのね」

「相模野の研究所でその研究をした末の成果物が私です。それまでにいくつも失敗がありましたから、それをわざわざ繰り返す必要はないと思います。それに…」

「それに?」

「パラサイトに価値があると()()()考えるのが最大の問題です。パラサイトの知識は封印すべきであって、拡散は避けなければなりません。仮に不完全な模倣だとしても、サイキックを後天的に()()出来るのは四葉にとって脅威です」

 

私の言葉に考え込む真夜様。

実際七草はそのために動いていて、九島も隙あらばって感じだしね。

四葉だけで情報を握れればいいけど、秘密は知る人が増えれば漏れるリスクも増える。

大々的に使い始めれば、時間はかかっても必ず外にバレるしね。

 

「それに『スポンサー』様も良い顔をしないと思いますが」

「あら、やっぱり知っていたのね」

「当然です。四葉に深く関係することですから」

 

あの人達はこういう研究嫌いだしね…

わざわざ四葉が火中の栗を拾う必要はないでしょ。

 

「そうね、残念だけどこの件については諦めましょう。でも、代わりにパラサイトの研究成果が欲しいわ」

「そのものは無理ですが、派生研究であれば」

「どんなものかしら?」

「精神構造体と干渉力についての研究です。今私が使っている『精神構造干渉』にもこの研究を応用してより効率的にしています」

「興味深いわ。後で紙でくれるかしら」

「はい。今回の一件が終わりましたら」

 

これで四葉家の方はなんとかなった…

と思ったら、今度は達也から呼び出された。

 

「パラサイトの件だが」

「深雪なら『コキュートス』で対処可能です。達也さんは少々難しいかもしれませんが…」

「精神干渉系以外で対処する方法は?」

「精神構造体とはいえ、エイドスへ作用するためには想子構造体が必要になります。そちらにダメージを与えられれば可能ですが、通常の術式解体では『押し流す』だけでダメージは少ないと思います」

「だろうな……真昼はどうやって対処しているんだ」

「私の場合は『重力崩壊』の術式を改変して、魔法次元へエネルギーが流入するときの圧力でパラサイトを押し返しています。なのであまり人前では使えませんね」

 

深雪のコキュートスもそんなに人前で使える魔法じゃないしね。

徹甲想子弾もお兄様的には苦労していたし、この手の魔法は難しい…

 

「達也さん。パラサイトの退治に関しては任せてもらえませんか? 時間はかかっていますが、着実に進展はありますから」

「わかっている。だが現実問題として、対峙することになった際になにも打つ手がないというのは不味い。何かしらの手札は欲しい」

「分解で宿主を、術式解体で本体を退けられれば十分だと思いますが…」

 

それ言ったら、私だって見せられる対パラサイト術式なんて無いよ。

封印だって研究所が勝手に取得したものか、時空魔法関連しかないんだし。

ひとまず対抗術式については考えるということなので、何かあれば連絡してほしいと念押しして解散。

そして最後にエリカから連絡があった。

 

「……レオの体調はかなり回復したわ。ありがとう」

「こちらの不始末ですから。お礼を言われることではありませんよ」

「それで、パラサイトの件。私とミキは協力してパラサイトを倒すことにしたから。できれば真昼にも手伝って貰えるとありがたいんだけど」

「ええ、いいですよ」

 

あっさりと答えた私に、キョトンとしているエリカ。

いや、もちろん条件はあるよ?

 

「四葉家としては協力できませんが、私と研究所は協力しますよ。既に甜奈、遠夜、夏雲、恋路が活動中ですから、宿主の追い込みに人手が増えるのはありがたいです」

「……こっちから話を持ちかけておいてなんだけど、そんな簡単に頷いていいの?」

 

率直すぎる言葉に苦笑い。

こっちも戦力が足りないのは事実だし、それに…

 

「エリカは、パラサイトを研究しようとか、利用しようとは考えていないでしょう?」

「当たり前じゃない」

「私も同じです。パラサイトは一刻も早くあるべき場所へ還すべきなんです。その目的が一緒なら、共闘もしますよ」

 

他の勢力は裏に思惑があるからね…

そして、千葉家は宿主を倒す能力はあっても還す方法がない。

吉田家は封印する方法はあっても、還す方法がやっぱりない。

だから、私たちが協力する意味がある。

 

「基本的には対象の情報提供と、パラサイト本体の退治を行います。宿主自体の対処をお任せしたいです。夏雲と恋路はまだ実戦経験が足りませんから」

「それでいいわ。千葉家じゃパラサイト本体にはどうこうできないしね」

「よろしくおねがいします」

 

これでなんとかパラサイトに対しては大丈夫……かな?

あとはUSNA軍との問題かぁ…




千葉・吉田・真昼でパラサイト絶殺同盟成立!
実際協力できるのはここぐらいですね…
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