四葉真夜と七草弘一の子供(非公式)ってハード過ぎない⁉︎   作:例示

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一方そのころ四葉では。
まあ予想通り…


★イクサの準備と女の子のお手入れは時間がかかる *イラストあり

ブリオネイクまで出されるとさすがにマズい。

ということで、早速真夜様と相談という名のお茶会開始。

当然のように本家と繋げて実際に行っているのはともかく、なぜ白川さんまでスタンバイしてるの…?

 

「USNA軍が探りを入れていると。確かに何かしら対応しないと問題よねぇ…」

「はい。つきましては臨時作戦本部の急襲と要人の誘拐が有効ではないかと」

「それはそうなのだけど、時間がかかるわ。それにパラサイトの件もあるし…」

 

困ったわ、と言いそうな感じで頬に手を当てる真夜様。

でも誘拐はともかく、作戦本部への強襲は計画してるよね?

 

「実行なら私も協力できますが…」

「真昼さんの力を見せるにはもったいないわ。少なくとも偽装は必要よ」

 

うーん、確かに空間魔法はバラしたくないね…

そのために甜奈達をちゃんとした手段で帰してるわけだし。

 

「そういえば、面白そうな武器を使ってるそうじゃない。『クラウ・ソラス』だったかしら?」

「ええ、結界ではなく人造レリックを用いたFAE理論の概念検証兵器です。将来的には汎用化を目指していますが、今のところ単体コストと弾体の確保が課題ですね。要求魔法力の引き下げはできていますが、『プラズマ・ブリッド』との差別化はできていません」

「術式は自由に変えられるのかしら?」

「人造レリックの方は2~3工程の魔法までが限界です。それ以外は特に制約はありませんが…」

「ならプラズマ化ではなく、弾体加速に変更してもらえるかしら? 貢さんに使ってもらうから」

 

詳しく聞くと、魔法の痕跡を残さず魔法誘導弾を撃つ武装として使いたいのだとか。

確かに、今までも誘導弾自体は使ってたけどサイレンサーで可能な限り音量を抑えるか、低速で飛ばすかだったからね。

必要魔法力が小さくなるということは、隠蔽も簡単になるということ。

四葉なら技量は十分だし、暗殺用途としては有用……か。

 

「わかりました。いくつかのモデルを試作させて送ります」

「お願いね。それで、パラサイトやUSNA軍の方はどうするの?」

「パラサイトに関しては、やや強引ですが一網打尽にする方法があります。戦力は千葉家に揃えてもらって対処するので、その間の警察や軍の介入を抑えて貰えればなんとかなります。USNA軍については…」

 

私の考えていることを伝えると、真夜様はにこやかに笑って許可してくれた。

千葉家と共闘することにはなるけど、あっちもパラサイトの発見・捕捉や消滅はできないから貸し借りは無しのはず。

後は術式や武装の準備を進めないとね。

 

「…以上です」

「ええ、わかったわ。こちらでも監視はしているからいつでも大丈夫よ」

「ありがとうございます」

「それと、この後泊まっていきなさい。ずいぶんと疲れているようだし…ね?」

「……はい」

 

うーん、これが目的か……

淑やかながらも素早い動きで白川さんに捕えられた私は、お風呂とエステでツヤツヤにされた後、また新しいナイトガウン? に着替えさせられた。

 

【挿絵表示】

 

なんかすごい真夜様の趣味が入ってる気がする…!

 

「ふふ、やっぱりね。よく似合っているわ」

「ありがとうございます…?」

『ふーん、真夜もいいセンスしてるじゃない』

 

なんなんだろう…

この姉妹は着道楽なところがあるの? それともストレス解消?

まあお金はあっても時間がないからそうなるのかもしれないけど…

 

「真昼様は日頃からもう少しお手入れに気を使って頂かないと。せっかくのお髪が傷んでしまいます」

「ここまでのことはとてもできませんよ。時間もいくらあっても足りませんし」

「真昼様、女の美貌は武器です。魔法だけ、話術だけではいけません。使える武器を全て万全の状態に置いて使いこなせなくては」

「はい…」

 

いやだって研究所の仕事と宿題やると、それ以外のことやる気が出ないんだもん……

今だって甜奈とか菜摘ちゃんに手入れしてもらいながら他の仕事したりとか、寝たりしてるぐらいだし。

それに『再成』で巻き戻せば最悪なんとかなるし…

 

「ふふふ、そうね。あんまり疎かにするようなら、週末はこちらに来て貰おうかしら」

「そうですね奥様。真昼様のためにも、それが良いかと」

「え……それはちょっと」

「それなら自分でがんばることね。私はどちらでもいいのよ?」

 

うわ、真夜様やる気だ…!

さすがに毎週末帰るとかになると仕事もそうだし色々身が持たない。

体力というより、メンタル的にね。

今でも一週間が二週間ぐらいなのに、そんなことしたら三週間ぐらいになっちゃう。

せっかく最近甜奈と遠夜に仕事を分けられるようになったのに!

 

「…わかりました。菜摘ちゃんに頼むようにします」

「そうしてください。彼女にはきちんとしたお手入れを仕込んでいますから」

 

確かに菜摘ちゃんの手入れは丁寧だった。

丁寧すぎて時間がめちゃくちゃかかってたけど。

……まあ、研究所式の強力洗剤で汚れを全部取って、その後傷んだ部分をアミノ酸液と回復魔法で復旧させるやり方がおかしいと言われればその通り。

でもあのやり方、痛みにだけ慣れればすごく短時間で終わるから効率的なんだよね。

さすがに綾目シリーズ以降はやめさせてるけど、今でも大半の調整体がこのやり方で身体の洗浄を済ませてるし。

……でも今の菜摘ちゃんに任せて大丈夫?

いや……大丈夫、なはず……たぶん…




やっぱり四葉は知っている。
そしてもう真昼さんを構うのがメインの用事になっている真夜様でした。

今回のボツイラストもまた活動報告で供養したいと思います。
肩が出過ぎたヤツを一枚だけチラ見せ。

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