四葉真夜と七草弘一の子供(非公式)ってハード過ぎない⁉︎ 作:例示
真昼さん回久々で口調わからん…
毎度のことですが、この小説は勢いだけで始まり、そして続いています()
「ありがとうございました!」
「はい。こちらこそ」
分家の小さな子たちにお礼を言われながら、私は訓練場を後にする。
四葉家ってガチめの精神干渉系資質の人とすごい尖った特性の人がいるから、けっこう指導が大変だった。
私はオールマイティタイプだから、どちらかというと一つの魔法を汎用的に使うのは苦手だけど、今回は初歩的なところだからなんとかなったかな。
「お疲れさまでした! どうぞ!」
「ありがとう、菜摘ちゃん」
飲み物と冷えたタオルを持ってきてくれた菜摘ちゃんに礼を言って、軒下で庭を見ながら休憩する。
山奥だから涼しいとはいえ、もう梅雨に近い時期。
日差しもまあまああって、魔法メインの訓練でもそれなりに汗をかいていた。
べたっと貼りつく服をちょっと浮かせてパタパタと涼んでいると、隣の菜摘ちゃんがジト目で見ていた。
「真昼さま、はしたないですよ…」
「本家ですし大丈夫ですよ。アンダーウェアも着てますし」
「そういうことでは…」
そんな会話をしていると、廊下の先から人の気配。
誰かな…
「真昼さん、それに菜摘さん。訓練お疲れ様でした」
「文弥さん…ええ、皆さん優秀ですから、やりがいがありました」
そういえば文弥と亜夜子も来てたんだっけ。
二人は特に
と、そんなことを考えていると文弥の目がちょっとだけ泳いでいるのに気づいた。
私の手は中途半端に服を引っ張ったまま。
別に透けたりはしてないけれど、ボディラインはまあまあはっきり見えてしまっている。
「あ、すみません」
「い、いえ! 大丈夫ですから!」
なんか慌て過ぎて、変な返しになっているよ?
ほら見たことか、みたいな雰囲気を菜摘ちゃんから感じるけど、別にこの程度ならねぇ…
どちらかといえば、真夜様セレクトのドレスとかの方が露出多いし派手だし恥ずかしいよ?
「…文弥さんは亜夜子ちゃんと一緒にいますから、こういうのは慣れていると思っていました」
「姉さんは姉さんですから。他の人とは違います」
「でも亜夜子ちゃん、スタイルいいですよね? 私はそうでも無いですし」
「真昼さんも最近はそう卑下することはないと思い……あ」
うっかり、という感じで口を押さえる文弥。
……へー、そうなんだー……ふーん…
「『最近は』ということは、前はそう思っていたんですね」
「そういうわけでは…!」
「まあ事実ですから怒ったりしませんけど」
「それは、その……」
困った、という感じで言葉を必死に探す様子をちょっと黙って眺める。
うーんかわいい。
これは亜夜子がからかうのもわかるね。
まあでも、イジメるのはこのぐらいにしよう。
「からかいすぎましたね。すみません」
「僕の方こそすみません。無遠慮な発言でした…」
しゅんとしつつもホッとしているのを見ると、今度は別の方向でからかいたくなる。
菜摘ちゃんも心なしかわくわくしてるみたいだし、やっちゃお。
「では謝罪代わりということで一つ、お願いがあるのですが」
「はい! 僕にできることなら!」
素直なのはいいけど、四葉家でこれはある意味達也以上にレアじゃないかな。
「文弥さんの女性の好みを教えて下さい」
「……え?」
「一般的な男性の嗜好を知りたいので」
「……それは、僕じゃないとダメなんでしょうか?」
「研究所はアレですし、学校だと深雪と一緒にいますからあまり参考になりません」
うん、正直周りでマトモな男性って居ないんだよね…
研究所は倫理観終わってるせいで、私のこと『作品の中で最高傑作』と思ってる研究員か『指示してくれる人』としか思ってない調整体しか居ないし。
クラスメイトとかの興味は全部深雪が持っていっちゃう上に、四葉ってこともあって
光宣は『一般的な男性』に含めるには特殊すぎるし。
というわけで、私を純粋に『女の子』として見る男子はほぼいない。
その貴重な一人が文弥ってわけ。
「やはりスタイルが良い方が好きなのでしょうか。背の高さは好みが分かれますが、だいたい自分より10cm程度低い方がいいという人が多いそうですね」
「ええっと……その、やっぱりそういうのは人によって違うと思います、よ?」
「ええ、ですから文弥さんの好みを聞かせてください。
じり、と少し距離を詰めると、おもしろいぐらい顔を真っ赤にして視線を泳がせてる。
でも、さすがに赤裸々に話させるのはハードルが高いかな?
「……では、少し質問を変えましょうか。文弥さんの女性の好みの範囲に、今の私は入っていますか?」
「…………はい」
めちゃくちゃ小さい声だったけど、ちゃんと答えてくれた。
これには後ろの菜摘ちゃんも大満足。
「ふふ、ありがとうございます。私も文弥さんのような男性
「……えっ⁉︎」
「ちょっと冷えてきましたね。シャワーを浴びてきます。菜摘ちゃん、白川さんに伝えてきて」
「はい、かしこまりました」
呆然としている文弥を置いて本宅へ足早に歩く。
るんるんと効果音が付きそうな菜摘ちゃんが、そっと耳元で囁いた。
「…真昼さま。耳、赤いですよ」
…余計なこと言わなくていいの。
ラブコメちからが足りない…!
途中心が折れそうになりましたが、トレーニングウェア真昼さんを見てなんとか書き上げました。
いつも通り没イラストは活動報告で供養します。
まだ許されそうなのを一つチラ見せ。
【挿絵表示】
この辺書いてると、本編終わってないのに大学編でのイチャラブ書きたくなるんですよね。
あとキグナス編で鷲見シリーズメインの話も書きたい…
とりあえず執筆速度が戻ってからその辺は考えたいと思うので、しばらくは本編更新でいきます。
次回からは九校戦編(二年)になるかな…
スティープルチェイスは真昼さんが(体力的に)絶対阻止するので、サブタイトル考えないとですね。