四葉真夜と七草弘一の子供(非公式)ってハード過ぎない⁉︎   作:例示

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真昼さん、大人気!()


後夜祭は競技の終わりにして恋の争いの始まり

去年とは違い無事に競技も終わり、閉会式を迎えた。

結局ミラージバット決勝はめっちゃギリギリの戦いで深雪が優勝、一色が準優勝、ほのかが三位になった。

スバルは悔しがってたけど、あの三人が強すぎたから仕方ない。

まさか一色がほのかの移動方向見てからの後出しで追いつくとは思わないじゃん…

とはいえ、得点予想を大きく揺るがすものでもなく、総合優勝も一高のものとなった。

達也もキャパ越えレベルで忙しくなることもなかったし、私も色々試せたしよかったね!

で、終わればいいんだけど…

 

「……四葉さん、正直に答えてほしい。ロアーアンドガンナーで見せたあの魔法力は、どうやったんだ?」

 

はい、三高コンビにがっつり詰められてました()

いやね? 私は普通に四葉のなんやかんやですって誤魔化そうとしたんだよ。

でも一色戦での魔法特性とロアガンの魔法特性が違い過ぎる上に出力がほぼ同じ、むしろロアガンの方が高かったことで三高内でちょっとした騒動になったらしい。

曰く、四葉は一色との戦いでは手を抜いていたのでは?

実際のところどっちの競技も全力だったし、クラウドボールで魔法適性を弄らなかったのは相手がいる競技で、手札を減らすような作戦は取れなかったからなのが大きい。

一系統どころか一つの魔法オンリーの一色と違って、こっちは加重系メインに複雑な座標計算をする必要があった。

対人戦での素の実力はアレがほぼ限界なんだけど、どう上手く説明したものか…

 

「マナー違反なのは重々承知している。だが一色が…その、なんというかとても……気にしていてな。フローラさんをずっと質問責めにしているんだ。フローラさんは答えられないの一点張りで余計に面倒…いや、複雑なことになっているんだ」

 

めっちゃ言葉を選んでくれてありがとう…

フローラには厳重に機密保持の誓約を掛けてるから絶対言えないし、そうなるのは当然だね。

なるほど、だから会場に入ってからずっと一色に睨まれてたんだね()

とりあえず納得できる程度の説明をするか…

 

「私の場合、魔法適性に関しては一番得意な精神干渉系以外ほとんど差がありませんから。ロアーアンドガンナーは相手のいない競技で、コースも事前にわかっているので本当の限界までの力を出せた。クラウドボールは相手のいる競技ですから常に相手に備える必要があって、それが余力に見えた。そういうことですね」

「……そうか」

「相手に全力を出させない、というのも実力の内なのでは?」

「そうだな……それなら納得するだろう。ありがとう四葉さん」

 

というわけで面倒な話はこれまで! 終わり!

なおなんで吉祥寺が付いてきたのかというと、魔法力の指摘を自分が会議でしちゃったので責任感を感じてきていたとのこと。

話がやや落ち着いたところで、会場のざわめきの中心がこちらに向かってきた。

まあ、うん。光宣なんだけどね!

 

「真昼さん。どうされたんですか? なにやら深刻な顔で話し込んでいましたが…」

「大丈夫ですよ。少し三高内で話がこじれていたようなので、誤解を解いていただけです」

「ああ。四葉さんに確認したいことがあったんだ。魔法師的なマナーに反することだったので慎重にならざるを得なかった」

「そう…ですか。解決したんですね?」

「四葉さんが譲歩してくれたお陰で解決した。光宣くんが心配することはもうないから安心していい」

 

良い先輩といった態度で光宣と話しているけど、これは去年の横浜で一緒に戦ったから一条側からの好感度が上がってるのかな?

光宣もそこまで緊張はしてないから友好的ではあるけど、ちょっとだけ警戒気味?

 

「真昼さん。本当に大丈夫なんですよね?」

「はい。むしろ一条さんにはフローラのことをお任せしてしまっていますから、この程度大したことはありませんよ」

「フローラさん、ですか? 前に会った時も今回の大会でも、そんなに手のかかるようには見えませんでしたが…」

 

嘘でしょ…

大会はともかく、私は前に光宣の目の前でフローラを精神系魔法で制圧した記憶があるんだけど、アレは光宣的に『手のかかる』に入らないの…?

いや、もしかしたら自分基準で虚弱=手のかかる、と判断してるのかも。

 

「フローラは思考回路が戦闘に寄りすぎてますからね。一高だとすぐ退校になりそうだったので三高に進ませたんです。その際の見張りを一条さんにお願いしているのですよ」

「魔法師で向上心があれば、多少は好戦的にもなるのではないですか?」

「フローラは私にも機会があれば挑んでくるような娘ですよ?」

「……それほど強いのですか?」

「潜在能力は高いと思いますよ。今のところ一蹴してますが」

「……なるほど、わかりました」

 

やっと光宣にもわかってもらえたところで、周りの視線が痛くなってきた。

まあプリンスと光宣が揃ってたらそうなるよね。

最後に軽く挨拶をして別れると、ずっと側で静かにしていた菜摘ちゃんが内心の興奮を抑えたような声で囁いた。

 

「真昼さま。一条様とも良い雰囲気ですね……お二人のどっちが本命ですか?」

「いや、二人はそういうのじゃないから…」

「本命は別に⁉︎ ……さすがです! あのレベルの男性でも真昼さまにかかれば手の内で弄ぶ対象に過ぎないということですね!」

 

違うから……本当に、違うの…




将輝→親から四葉と付き合えと言われて色々関わってる。でも深雪一筋。
光宣→身体治してもらったし魔法の実力も知識もすごい! 尊敬してます! そんな人に迷惑かける人は許さない!(尊敬100%)
文弥→父さんからも真夜様からも大会中は話しかけるなって言われた…

真昼「恋愛関係? うまく距離感保ててるしヨシ!」
菜摘「これはガチ恋では?」恋に恋するJK感
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