四葉真夜と七草弘一の子供(非公式)ってハード過ぎない⁉︎   作:例示

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四葉が観ているぞ(恐怖


バカ騒ぎの1週間というけど、この状態で騒げるのは確かにバカ

次の日。

真夜様から直々に週末の強化合宿を告げられてダウナーな気分で登校したけれど、誰もそんな私を気遣ってはくれない。

まだ1週間の半分も終わってないのに、色々起きすぎる。

なんとか授業をいつも通り終えて放課後に生徒会室で仕事をしているけれど、外はそれほど騒がしくない。

それも、七草先輩に頼まれて最初に全校放送で話をしたからかな。

 

【皆さん、1-Aの四葉真昼です。今日から新入生勧誘期間が始まりますが、()()()()()()()()()()()勧誘を行ってください。風紀委員からの要請があれば、()()()()()()()()()()します。()()()()()()()()安心してクラブ見学をしてください】

 

そんな放送をした後、風紀委員からも部活連からも大きなトラブルの連絡はない。

精々機材の不調があったのでちょっと体育館の使用時間を延ばしてほしいとか、OBが来ているのでその行動については関係が無いと釈明されたりしたくらい。

…っと、そんなことを考えていたら渡辺先輩から連絡だ。

 

「はい、真昼です」

『闘技場で乱闘騒ぎが発生した! これ以上の騒動にならないよう魔法を封じてくれ!』

「七草先輩、闘技場への領域干渉の使用許可を申請します」

「許可します。摩利、風紀委員は誰が居るの?」

『達也くんだ。四葉、使用前に一報を入れてくれ』

「了解しました」

 

渡辺先輩との通信を切って、闘技場への校内放送をオンラインにする。

 

「生徒会の四葉です。風紀委員からの要請により領域干渉で魔法の使用を制限します。解除は風紀委員もしくは生徒会へ申請して下さい」

 

そう宣言してから、闘技場に領域干渉を展開する。

今はCADを使っているから、前みたいな暴走は起きない。

 

「闘技場全域への領域干渉は負担が大きくありませんか?」

「CADも使用していますし、問題ありません」

 

市原先輩に心配されたけれど、この程度なら大丈夫。

監視カメラで映像を見ると、魔法が発動しなくなったことで達也が体術で無双していた。

うん、深雪もご機嫌だしいいか。

その後数分して渡辺先輩から解除の連絡が来たので終了したけれど、問題点も判明した。

達也は体術も得意なのでいいが、風紀委員も魔法が使えなくなるのは困ると言われた。

確かに魔法が使えなくても殴り合いの喧嘩になることはあるし、そこで魔法が使えないと制圧に時間がかかる。

そのため、連絡があったらとりあえずその周囲一帯を領域干渉で魔法を制限しておいて、その間に監視カメラで状況を確認。

風紀委員が来た時に騒動が収まっていれば領域干渉を終了。まだ争っていれば渡辺先輩の指示で終了か他の魔法の使用を行うことにした。

流石に大体の騒動では私が声をかけた時点で収まっていたものの、たまにそれでも争っている人、または高速移動中で捕捉できない人がいた。

雫とほのかがOBに誘拐されたと聞いた時は助けようと思ったのだけど、高速移動している人に領域干渉をかけるのは難しく、なにより下手に止めると雫達が怪我しそうで手出しできなかった。

 

「なかなか思った通りにはいかないものですね」

「いいえ、これだけ騒動が少なく済んでいるのは真昼さんのおかげよ。自信を持っていいわ」

 

え? これで少ないの?

本当に無法地帯になってない? 大丈夫?

 

「流石に四葉の名前は効果的ですね。ここまで秩序のある勧誘期間は初めてです」

「特に初日と最終日はすごいですからね。私も去年の後半はずっと外にいましたから」

「今年は摩利も楽をできそうね」

 

七草先輩だけではなく、市原先輩や中条先輩もしみじみと言ったことでそれが本気だと悟った。

お世辞とかじゃなくて、本当にそうなの?

今日だけでも私だけで抑えられなかった事例は十数件あったけど、それで少ないの?

怖……勧誘には近づかないでおこう…

 

「真昼さん、本当に体調に問題はありませんか?」

「大丈夫です。私にとっては実際に走り回るより、こちらの方が楽ですから」

 

深雪に心配されたので返しておく。

実際、体力だけは底辺だから魔法なしで運動したらたぶん私は劣等生だろう。

今から2年生のスティープルチェイスが怖いよ…

 

「お疲れ様、四葉。おかげで例年に比べて騒動がだいぶ減った」

「そうであれば安心しました」

 

渡辺先輩からもお礼を言われた。

ここまで来ると怖いくらいだ。

深雪と一緒に仕事を終えて帰ると、校門前で達也達が待っていた。

 

「達也さん。初任務お疲れ様です」

「真昼もかなり活躍していたと委員長から聞いた。例年より違反が少なかったとな」

「確かに放送が入るとみんなビビってたからな。だいぶ効果はあったと思うぜ」

「うん。部長達もすごい勢いで謝ってた」

「あ……雫さん、ほのかさん。助けられずすみませんでした。あの状況で強制的に魔法を止めると怪我の危険があったので、やむなく放置したのですが…」

 

雫とほのかがいたので謝っておく。

状況的に仕方ないとはいえ、見捨てたのは事実だからね。

 

「あの状況なら仕方ない。気にしてないから大丈夫だよ」

「うん! そうだよ! 結果的には大丈夫だったから‼︎」

 

2人からも許しを得られたので、外の車で帰ることにする。

待ってたってことはこの後擬似キャストジャミングについて話すんだろうけど、私がいたら邪魔だろうしね…

 

「真昼、もし時間があるなら少し話さないか? 近くに喫茶店があって、皆で行こうと思っているんだ」

 

…え?




達也からの突然のお誘いに動揺する主人公!
まさか私に気があるのか⁉︎(混乱し過ぎ)
原作とは違い、雫とほのかも同行。
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