四葉真夜と七草弘一の子供(非公式)ってハード過ぎない⁉︎   作:例示

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主人公は突然友達の輪に入れられて混乱している!


イケメンと美少女に囲まれるって、もう実質ハーレムじゃない?

アイネブリーゼ。

原作でも度々登場して、帰り道の話の場になっているところだ。

すごいよ。これが本当の聖地巡礼だよ(混乱

 

「真昼は何を頼むんだ?」

「最初ですから、おすすめメニューにします」

 

ここに来るまでにこっそりと消化薬を飲んだから、クリームたっぷりのケーキでも大丈夫。

飲んだというより、胃の中に直接空間魔法で転送したのだけど。

もちろん、魔法発動は気づかれていない。

四葉だからね!

 

「真昼さんはいつも車で送り迎えしてもらってるから、帰りに誘うにはどうしようかと思ってた」

「私としては、雫さんが普通にコミューターで帰っているのが驚きました。危険ではないですか?」

「コミューターで襲われたことなんてないけど」

 

雫ぐらいの資産家でもそうなんだ……

やっぱり私というか、四葉が異常なんだな…

 

「私は一度襲われたことがありますので、それ以後は自家用車で移動しています」

「コミューターのシステムに割り込めるほどの技術力を持つ組織は限られている。それこそ四葉やそれに匹敵する力がないと襲撃は不可能だろう」

 

確かに私を襲撃したのは四葉だからね!

あれ? それなら今はコミューターで移動しても大丈夫なんじゃない?

あ、ダメだ。原作でも小百合さんが大亜連合に襲われてたな。

やっぱり自家用車がいいや。

 

「やっぱり、魔法の名家はそういうところが大変なんですね…」

「美月さんも、世間一般から見れば十分魔法師として優秀なんですよ? 世間には、二科生にすらなれないような魔法資質の持ち主がたくさんいるのですから」

「そうね。特定の魔法にしか適性のない人は多いし、ある程度全ての魔法が使えるだけでも、才能としては上位に入るのかもね」

 

そう、本当に特定の魔法系統、下手すれば特定の一つの魔法にしか適性のない魔法師はたくさんいる。

私の研究所にもそういった魔法師はたくさんいるけれど、本当に特定の状況でしか使えない。

研究だからそれでもいいけれど、実戦では使えないと思う。

だから第一高校に入学できた時点で、同世代の魔法師の中では才能がある一握りの人材といえる。

 

「達也さんは、今日の仕事は大丈夫でしたか? 私は領域干渉を使ってから監視カメラで見ていたので、それ以前は知らないのですが」

「ああ。領域干渉で全員の魔法が発動出来なくなったからかなり楽に制圧できた。真昼こそ負担はなかったか?」

「あの程度であれば問題ありません。相手が十文字先輩や七草先輩なら違ったかもしれませんが」

 

十文字先輩との試合の方が大変だった。

それに比べれば、一般生徒の干渉力を上回るなんて簡単。

 

「すごかったですよね。本当に闘技場の全部を覆ってましたから」

「でもその前に何かしてたの? 外で想子波酔いになってる人がいたけど」

「お兄様、キャストジャミングをお使いになられたでしょう?」

「…深雪には隠し事はできないな」

 

うーん、深雪さんがあっさりバラすなぁ…

擬似キャストジャミングって、正直マズイ技術なんだよね。

特定魔法のジャミングには魔法の特定が必要とはいうけど、逆にいえば特定の魔法を妨害できる。だから相手の得意な魔法を封じて、こちらの魔法だけ使うという戦い方ができる。

特定が難しくても全系統でジャミングしてしまえばアンティナイトとほとんど同じことができるし、自分が使う魔法以外をジャミングするとか、いくらでも応用が利く。

 

「キャスト、ジャミング……ですか?」

「キャストジャマーではなく、キャストジャミングなのですね」

「ああ、正確には特定魔法のジャミングだけどね。真昼が言ったキャストジャマーというのは聞いたことがないが、どういうものなんだ?」

「USNA軍が開発したCAD動作を妨害する装置です。射程距離は短いようですし、完全に阻止できるものでもないようですが、アンティナイトを使わずに魔法を妨害できるので配備されているようですね。達也さんが使ったものとは違うようですが」

「ああ、俺が使ったのはCAD同士の干渉を利用した妨害方法だ。複数のCADから同時に起動式を読み込むと、それぞれが干渉して魔法が発動しなくなる。その干渉波を増幅して放つと、それと同じ系統の魔法が使いにくくなるんだ」

「…てことは、新しい魔法を開発したってことか?」

「そういうことじゃない?」

「すごいです! 達也さん!」

 

ほのかが興奮しているところ悪いけど、この技術は秘匿しないといけない。

なんでお兄様が作る技術はトーラスシルバー関連以外どれもこれも物騒なんだ…

 

「ただ、この技術については秘密で頼む。アンティナイト無しで魔法を妨害できる技術の存在は、魔法によって支えられている社会を崩壊させる可能性がある」

「そうですね。今聞いただけでも、いくつか悪用出来そうな使い方があります。たとえば自分の得意魔法のみジャミングせず、相手の得意魔法をジャミングすることで戦いを有利に進める…とかですね。影響が大き過ぎますから、秘密にする方が良いかと思います」

「真昼さんが四葉に頼めば、実用化出来るのではないですか?」

 

深雪……なんでそんなことを私に聞くの?

四葉というか、私が研究所で頑張れば出来るとは思うけどやらないよ。

というか、前から四葉はこの技術のこと知ってるでしょ?

知ってて使ってないんだから使えないに決まってるじゃない。

 

「この技術を実戦で安定して使うにはいくつか解決すべき課題があります。第一に相手の使用魔法を発動前に知る必要があること、第二に相手の使用する魔法全てに対応した魔法を入れたCADが必要なこと、第三に干渉波を放出する無系統魔法の適性が必要なこと、第四に妨害後の攻撃・防御手段がないことです。今回の達也さんのように自分から攻撃魔法を使用しない場合は良いですが、ジャミング中は自分も魔法発動が難しくなりますから、戦術に組み込むのが難しくなります。それなら、最初から自分の得意魔法で素早く相手を倒す方が有効です」

「そうか、CADの干渉で魔法を封じるってことは、既に2つのCADを使ってるってことだもんな。その上で更に攻撃用の魔法をCADから読み込むのは無理ってことか」

「軍隊であれば妨害役と攻撃役に分かれて使用できるでしょうし、その使い方が有効でしょう。ですが個々の魔法師が使うには向いていません。達也さんは体術で倒せるので問題ないでしょうけれど」

 

最後にちょっとだけ達也を上げておく。

こうしないと深雪が怖いからね…

でも面白そうだから特定魔法のジャミングが出来る専用装置は開発してみようかな。

もちろん達也に許可を取って。




というわけで擬似キャストジャミング回でした。
たぶん四葉本家はこのこと知ってるはず。
でも特に何もしていないということは、あんまり役に立つ技術じゃない(四葉的に)と思って解説してみました。
魔法の妨害は確かに度々使われていましたが、射程が短いせいですぐにやられてるんですよね…
近接戦闘では脅威ですけど、魔法の引き撃ちされたらすぐやられるのが魔法妨害の共通する弱点です。
正確には、無系統魔法による魔法妨害の弱点ですが。
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