四葉真夜と七草弘一の子供(非公式)ってハード過ぎない⁉︎   作:例示

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四葉の裏仕事(笑)


テロリスト? こっちは国家転覆させた(自称)研究組織だぞ

達也狙われすぎ!

本当に土曜日だけで何があったの⁉︎

もう達也を監視してるだけでトラブルの3割ぐらいは発見できるぐらいだよ⁉︎

 

「演習林A-4エリアにいる2年の男子生徒に通告します。許可外の魔法発動は校則違反です。エリア内の魔法を制限します」

「また達也くん?」

「ええ、ずいぶんと二科生への敵意が高いようですね」

「……」

 

深雪やめて! 達也がいない時にブリザード起こさないで!

今は私が抑えてるけど、土曜日は大丈夫だったの⁉︎

 

「…あのシンボルは」

 

あー、エガリテがやっぱり狙ってるんだ…

確か大元はブランシュ? だったっけ?

正直最初のお兄様の被害者でサクッとやられたから、名前ぐらいしか覚えてない。

戦力としては大したことないけど、アンティナイトを沢山持っていたはず。

これ、四葉で先に制圧すればアンティナイト大量確保出来るんじゃない?

可能なら、購入ルートを奪ってこの先も安定確保できるかも…

とりあえず、達也とお母様に相談だ。

 

「深雪さん、達也さんは大丈夫ですか? ()()()()()()()()()()()()()()()()()と伝えて頂けますか?」

「! はい、()()お話したらよろしいでしょうか?」

「そうですね、()()()()()()()()()()()()()……今日帰ったらすぐにお話頂けますか?」

「わかりました、お兄様にお伝えします」

 

深雪にはわかるように話すと、きちんと伝わったようで安心した。

七草先輩にはちょっと変な風に伝わったけど。

 

「真昼さん、そんなに達也くんが心配なの?」

「四葉の私が見ていて、警告しているのにこんなに狙われるというのは異常ですから。達也さんも相手も心配になります」

「それもそうですね。土曜日にいないことがわかってしまって、今日はややハメを外し気味なのかもしれません」

「リンちゃんの言うとおりね。今日も最初に放送してもらうべきだったかしら?」

「いえ、むしろ居るかいないかわからない方が抑止力としては良いと思います。可能なら、警告の放送も私以外が行うべきかと」

 

正直毎回私が放送するのは大変なので、ここぞとばかりに他に押し付けたい。

実際放送で存在がバレるより、そっちの方が四葉の影に怯えてくれそう。

この提案は快く受け入れられて、あまり威厳がない中条先輩以外の皆で警告放送をすることになった。

よし、これで私は監視カメラ見て領域干渉を使うだけで済む。

この日はこれまでで1番トラブルが多かったけれど、私が居ることが徐々に伝わって最後はまた先週と同じくらいになった。

研究所に帰ると、また秘匿回線で司波家に連絡する。

事前にアポイントを取っていたので、すぐに繋がって無言で頷いてくれた。

 

「……急ですみません」

「構わない。エガリテのことだな?」

 

空間転移で司波家に移動すると、時間がかかる話だからか深雪がコーヒーを用意してくれていた。

ありがたく頂きながら、情報の共有をする。

 

「なるほど、達也さんが狙われているのは魔法の無力化技術のためですか」

「おそらくはな。真昼の方ではなにか掴んでいないか?」

「そうですね……今、『観て』みます」

 

『精霊の眼』を使って、今日達也を攻撃したエガリテの構成員生徒の過去を遡る。

リーダーの司甲、さらにブランシュリーダーの司一についても調べる。

……原作でもすごい近いって言ってたけど、本当に一高のすぐ近くに拠点があるじゃん。

これは舐められすぎだよ…

 

「……ブランシュは一高へ襲撃計画を立てているようですね。目的は秘匿情報の奪取。達也さんは魔法の無力化技術のために『邪眼』モドキで洗脳するつもりらしいですよ? 拠点が一高のすぐ近くにあることといい、随分と舐められているようです」

『実際に一高は気づいていないのだから舐められても仕方ないわ』

 

深夜様の言う通り。

本当に一高というか、警察とか情報部は頑張ってほしい。

達也を警戒するより先にやることあるでしょ!

 

「拠点の位置もわかるのか」

「……ああ、言っていませんでしたね。私の『精霊の眼』……と言っていいかは疑問ですが、イデアを読み取る能力には過去を遡る限界はありません。時間はかかりますが、読み取る時間と空間上の位置が分かればどこまでも過去の情報を調べることが可能です」

「……空間魔法の延長だからか。俺の『精霊の眼』とは性質が違うようだ」

「はい。私がイデアの情報を読み取るには『空間上の位置』が絶対的に必要です。また、空間に記録された情報を読み取る性質上、どうしても一瞬後の情報しか見ることができません」

 

うん、正直戦闘には向いてない性質だと思う。

四葉当主としてはこの上なく向いてると思うんだけどね…

しかし天才的な頭脳を持つ達也は、すぐに悪用を思いついたようで色々と考えていた。

ごめん、私が話したいのはそこじゃないんだ…

 

「話を戻しますね。ブランシュですが、私の方で殲滅したいと思います。うまくすれば、アンティナイトの安定確保も可能ですから」

「叔母上の許可は得ているのか?」

「話はこれからですが、おそらく貰えると思います」

 

真夜様だったら、アンティナイトの安定確保……いや、大亜連合との繋がりの時点でたぶんOKを貰えると思う。

それに、私が実際に外で実戦になるのってまだなかったからね。

まだ起きてるなら、今ここで許可を貰っちゃおうかな。

 

「達也さんは、ブランシュを私が殲滅しても問題ありませんか?」

「無論だ。深雪に被害が出る前に片付けてくれるなら助かる」

「では、今からお母様に許可をもらいますね」

 

私の個人用端末から真夜様に直接通信の連絡を送る。

反応があるまで数分はかかると思っていたけれど、タイミングが良かったのか私がコーヒーを一口飲むくらいの時間で通信が繋がった。

 

『真昼さん? 何かあったのかしら?』

「はい、直接お話ししたいので、今から()()()()()()()()構いませんか?」

『ええ、娘の連絡ですもの。構いませんわ』

 

真夜様の許可を貰ってからスクリーンを使って四葉本家とこちらを繋ぐ。

突然のことに流石に驚く達也と深雪の前に立って、軽く一礼する。

 

「一高近くにテロ組織が居ることがわかったので、こちらで情報共有をしていました」

『あら、そうなの? 警察や軍に任せるのはダメなのかしら』

「校内の勢力はエガリテ、裏で手を引いているのはブランシュです。バックには大亜連合が居ますし、アンティナイトの供給ルートも持っています。四葉で先に制圧すれば、大量のアンティナイトを確保できると思います」

『そう……確かに、アンティナイトの大量確保は良いかもしれないわねぇ……それに、真昼さんの初実戦にはちょうどいいでしょう』

「はい。つきましては、隠蔽用の人員の派遣をお願いします」

『ええ、わかったわ。貢さんに頼んで、亜夜子ちゃんと部下を数人送らせますわ。到着の連絡を待ってから実行するのよ?』

「ありがとうございます」

 

よし、これで実行の手筈は整った。

その後もいくつか確認をして、私の初実戦は亜夜子と一緒に数日後となった。

んー。一応CADの魔法を整理して備えよう。

 

「達也さん、私のCADを調整してもらえませんか?」

 




四葉に勝てるわけないだろ!
ブランシュさん殲滅決定回でした。
真昼さんの初体験(お兄様のCAD調整)は次回!
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