四葉真夜と七草弘一の子供(非公式)ってハード過ぎない⁉︎   作:例示

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とうとう始まってしまったモノリスコードin真昼さん。
後半はまた将輝視点です。


★原作アイテム振り回すのってテンション上がるよね! *イラストあり

新人戦五日目。

この日は正式に発表された代理チームのことで各校が困惑するところから始まった。

うん……まあ仕方ないね。

私も結構無理を通してるからね。

だけど達也に過度な注目が集まらないようにするためには仕方ないんだよ!

 

「えっと……真昼さん、本当にその格好で出るのかい?」

「はい」

「日除けのためとはいえ、そこまでする必要があるのか?」

「これには防御魔法を展開しやすくするマーカーの役割もありますから、必要ですよ」

 

 

【挿絵表示】

 

幹比古と達也に微妙な目で見られたけど、直射日光って想像以上に体力を削るんだよ?

ほとんど一日中外で戦うには絶対に必要だ。

それに、どうせ幹比古は決勝で使うことになるんだよ?

 

「さて、最初のステージは森林ステージだが…」

「相手のオフェンスは二人、幹比古さんと私で一人ずつ対処すれば問題ありませんね」

「う、うん。そうだね…」

 

まだまだ自信がなさそうだけど大丈夫。

相手は古式魔法についてほとんど知らないからね。

自陣のモノリス前で試合開始を待つ。

そして鳴り響くブザーの音と共に駆け去った達也。

あまりの速さに驚きながらも隠れやすい場所へ早足に移動する幹比古。

私はモノリスがよく見える木陰に移動して、寄りかかって相手を待つ。

……いや、別にだらけてないよ?

敵陣とはそれなりに距離があるから時間がかかるんだよ。

下手に魔法を使うとモノリスの位置がバレるしね。

だから待つ間も体力の消耗を最小限にするのが大事なの。

そして待つこと十分近く。

 

「……来た」

 

敵のオフェンスが茂みの向こうから迫ってくる。

私は一歩前に踏み出して、同時に『小通連』を振り抜く。

両手で薙ぎ払うように振ったその刃先が、勢いよく伸びていき、オフェンスの胴にクリーンヒットした。

 

「がっ⁉︎」

 

その瞬間強烈な加速度が生じて、相手選手は反対側に勢いよく吹き飛んでいった。

たださすが代表選手というか、数メートル離れた木に叩きつけられてもまだ反撃しようとしていた。

けれどもう一度、今度は上から振り下ろした『小通連』によって強烈に地面に押し付けられて、とうとう抵抗出来ずに失神していた。

よし、これで一人。

 

「一人オフェンスを倒しました」

『こっちも一人『木霊迷路』に捕えてるよ』

 

うん、幹比古も良い感じだね。

今回改造した『小通連』は、魔法の指定を補助するためのデバイスとして使っている。

私のCADの照準に『小通連』の刃先を指定できるようにしているので、今回のように相手に接触した瞬間に加速系魔法で吹き飛ばすことができる。

……私には必要ないといえばそうなんだけど、一応離れた刃先もCADの一部だから干渉力が強く展開していて相手の情報強化を抜くのが楽なのと、対物指定に神経を使わなくて良いから使うことにした。

大体の理由は使ってみたかったからだけどね!

それにこのデバイスの良いところは、とりあえず相手に当たれば良いところ。

今回使用した魔法で言えばあくまで魔法で加速するのは相手選手全体なので、胴でも頭でも脚でもとにかく身体のどこかに当たれば()()()()()()()()()ようになっている。

そしてそのぐらいの狙いなら、延長した分ブレやすい刃先でも最低限の魔法補助で当てられる。

念の為に相手選手のヘルメットを取って、次の敵に備えていると試合終了のブザーが鳴った。

よし、まずは一勝だね。

 

            

 

「今の試合、どう思う?」

「そうだね……」

 

一高の試合を見て、俺たちはかなりの衝撃を受けていた。

警戒していた四葉さんがあまり活躍しなかった一方で、オフェンスのアイツは『術式解体』という特大の切り札を切ってきた。

そしてもう一人の選手も確実にオフェンスを一人抑え込んでいて、決して四葉さんのワンマンチームではないことがわかったからだ。

 

「まずあの槍……どちらかというと薙刀かな? あのデバイスは照準補助の役割をしているのだと思う。四葉さんの魔法力からすると必要ない気はするけど、連戦に備えた装備なんじゃないかな」

「アレ自体というよりはその後に発動する魔法が問題だな」

「使用魔法は加速系単一工程の魔法だし、素早く倒すことを重視した構成だね。たぶん近接はアレで対処して、遠距離は他の魔法を使うんじゃないかな?」

「だろうな。流石に100メートルも離れれば直接魔法を撃ってくるだろう」

「他は…『術式解体』には驚かせられたけど、彼はそれ以外の魔法は苦手なんじゃないかな。最後の『共鳴』も完全に決まっていたのに倒せなかった。たぶんいつも高スペックのCADを使用しているせいで、普段通りの実力を発揮できていないのかもしれない」

 

ジョージの分析に頷きつつ、俺は四葉さんの戦闘時以外の行動に注目していた。

守るべきモノリスの前ではなく、近くの木陰で休んでいたその姿。

相手選手を最短で仕留めたその行動。

もしかして、彼女は見た目通り体力が少ないのではないだろうか。

もしそうなら動かないディフェンスになるのも頷ける。

となると、照準のためにいちいち振り回さなければならないあの薙刀型デバイスは長期戦向きではない。

それにもかかわらずそのデバイスを使うということは、可能性の話だが照準が苦手な可能性がある。

ただ開会式で銃を精密狙撃したことから、苦手なのは移動する物体や対人など特定のもののみかもしれない。

体力の少なさと、照準の不安。

この辺りに攻略の鍵があるはずだ。

 

「接触後に発動した加速魔法は単純な分、発動速度はかなり早いから対策としてはあの刃先が当たらないようにするのが優先か」

「刃先の横の動きは魔法ではなく手元の片割れに連動するみたいだから、動きを予測するのはそんなに難しくないね」

「問題は、どの程度あのデバイスを使()()()()()()()()()()()()()だな」

 

まだ決勝戦までには試合がある。

それまでに戦略を整えて必ず勝つ!




真昼さん薙刀になった小通連を振り回す。
改造したら当たっただけでスマブラ並みに吹っ飛ぶ謎武器になりました。
原理的にはマーシャルマジックアーツの『殴った地点を起点に魔法を発動する』の応用です。

徐々に真昼さんの理解が進む三高チーム。
体力がないことと小通連本体には攻撃力がないことがバレました。
また、照準についても怪しまれていますが果たして…?

あまりに勇ましくなり過ぎた真昼さんの没イラストもここで供養しておきます…

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