四葉真夜と七草弘一の子供(非公式)ってハード過ぎない⁉︎   作:例示

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入学編
転生(絶望)


 

突然だが、もし自分がすさまじいチート能力を持って転生したとしたらどうだろうか?

たぶん嬉しいと思う。

では、転生した先がとんでもなく過酷な環境だったらどうだろうか?

たぶん絶望すると思う。

では、その両方だったら?

 

「やったぞ! ついに完成した!」

「四葉と七草の子の肉体、そして魂まで四葉となれば、魔法師としての完全体と言っても過言ではないでしょう」

『……あらあら、どうするべきかしらね』

 

SF映画に出てきそうなポッドの中。

目を覚ました私に聞こえてくるのは、分厚いガラス越しにも聞こえるような狂った男女の声と、私の内側から聞こえる声。

そして『四葉』『七草』『魔法師』というワード。

……これ『魔法科高校の劣等生』の世界だ!

 

『へぇ、なるほど……面白いわね』

 

頭の中の声が何故かご機嫌になっているけど、これ不味くないか?

私の知る限り、四葉と七草の間に子供はいない。

四葉真夜と七草弘一は婚約者だったが、例の事件で破棄されていたはずだ。

仮に世界線が違っていたとしても、その子供がこんなところで明らかにマッドサイエンティストに実験を受けているはずがない。

となると、どこかの研究者が勝手に2人の遺伝子を使って作った子供ということになる。

……この時点でこの先生きていける気がしない。

しかも、この女はなんと言った?

『魂まで四葉』ということは、何かしらの方法で四葉の一族の精神を植え付けたのか?

 

『ええそうよ、この私、四葉深夜を騙してね。ここまで四葉を虚仮にしたことについては褒めてあげてもいいわ』

 

……転生直後から詰んだ。

これからどうやって生きればいいの…

 

『貴女はこの研究者と違って、状況がわかってるのね』

 

ここがどんな施設かはわからないけど、仮に外国だったとしても四葉が本気になったら壊滅する。

その実績がある一族に手を出すなんてまともじゃない。

この際勝手に遺伝子を使って子供を作ることは(魔法科世界では)相対的にマシな方だからね。

 

『決めたわ、今から貴女にこの身体の記憶を戻してあげる。そうすれば何が出来るかわかるでしょう?』

 

この状況を打破する手も分かるってこと?

でも、なんで深夜様が直接確認しないんだろう。

 

『あんな人達の教育がまともなわけがないでしょう? 擬似的とはいえ体験するなんて御免よ』

 

あ、はい……私も嫌です…

できれば、記憶ではなく記録として貰えませんか…?

 

『ダメよ、訓練の体験だったりは記録では完全に再成できないわ』

 

私への八つ当たりじゃないですよね?

 

『あら、貴女だってあの研究者の仲間であることは間違いないのよ? 八つ当たりではないわ』

 

すごく恨まれてる…!

 

『では、記憶を再現するわ』

 

その言葉と共に記憶が蘇る。

最初に思い出されたのは物心ついてすぐに頭蓋に穴を開けられて、いくつも端子をつけられた記憶。

……もう心が折れそう。

 

 

 




こんな感じで基本オリ主人公視点で話が進みます。
深夜様憑依モノは作ってみたかったのですが、深夜様は具体的にどう凄かったのか分からないのが辛い…
精神構造干渉ということは、殆ど万能的な精神干渉魔法の適性があったのでしょうか?
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