ガンダムビルド艦隊これくしょんナビ少女   作:星龜

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燃える海原市⑥


 

横須賀鎮守府の空母千歳と千代田から発進した烈風一一型と、深海の幼馴染の瑞鳳から発進した零戦五二型の編隊が到着した。

 

瑞鳳の零戦隊の指揮官機が攻撃を仕掛けようとしたら、大鳳の彩雲からの戦闘中止指令を受信した。

 

瑞鳳零戦隊の指揮官の妖精は、どういうことなのかと、大鳳の彩雲に問い合わせる。

 

大鳳の彩雲の電信員の妖精は、殺人ガンプラ(GN-X)の性能が烈風を上回っていること。

そして、大鳳と空母水鬼の艦載機隊が壊滅したことを伝えた。

 

瑞鳳零戦隊の指揮官の妖精は、どうするべきか悩んだが、深海の艦載機である烈風改二が翼を振って、前を通り過ぎた。

 

それを見た瑞鳳零戦隊の指揮官の妖精は、撤退することにした。

 

 

ところが、千歳と千代田の烈風隊は、大鳳の彩雲が発信した戦闘中止指令を無視して、殺人ガンプラ(GN-X)に攻撃を仕掛けた。

 

敵はガンプラとはいえ、艦娘をも殺害できるような兵器だ。

 

しかも、機体性能も、烈風をはるかに上回る。

 

攻撃を仕掛けるも、簡単に回避され、逆に殺人ガンプラ(GN-X)からの攻撃により

千歳烈風隊5機

千代田烈風隊7機

が一気に撃墜された。

 

深海の烈風改二隊は、千歳と千代田の烈風隊の援護にまわるが、如何に烈風改二といえども、殺人ガンプラ(GN-X)にはかなわなかった。

 

殺人ガンプラ(GN-X)からの攻撃をうけ、4機が撃墜された。

 

千歳隊も千代田隊も指揮官機が撃墜されたため、統制が取れなくなっていた。

 

深海隊は千歳隊と千代田隊の撤退させるため、殺人ガンプラ(GN-X)に立ち向かう。

 

この戦闘で、5機の烈風改二が撃墜された。

 

そこに、撤退したはずの瑞鳳零戦隊が駆けつけた。

 

だが、烈風よりも性能で劣る零戦では、殺人ガンプラ(GN-X)とまともに戦うこともできなかった。

 

殺人ガンプラ(GN-X)の攻撃により、瑞鳳零戦隊はたちまち半数以上が撃墜された…。

 

 

海原市の沖で待機している深海、大鳳、空母水鬼のもとに、大鳳の烈風隊と空母水鬼の零戦隊が戻ってきた…

 

…が…

 

戻ってきたのは

大鳳の烈風隊5機

空母水鬼の零戦隊3機

のみだった…。

 

「彩雲より入電。

653航空隊は戦力の3分の2を失うも、撤退に成功したようです。」

と言う大鳳。

 

「なんということだ…。

ムダに被害を大きくしただけか…。」

と嘆く深海。

 

「いえ、そうでもなさそうです。

秋雨達の避難を確認しました。」

と言う大鳳。

 

「本当か!?」

と訊く深海。

 

「はい!!」

と答える大鳳―。

 

 

深海、大鳳、空母水鬼、千歳、千代田、瑞鳳の艦載機隊の犠牲は、けっして無駄ではなかった。

 

というのも、艦載機隊を迎撃するため、殺人ガンプラ(GN-X)のほとんどが上空に向かったので、一時的に地上から殺人ガンプラ(GN-X)がいなくなったのだ。

 

その隙に、秋雨達はガンプラバトルアリーナから脱出できたのだ―。

 

 

《どうなっているんだ?

どうして、GN-X達は空に向かっているんだ?〉

と、秋雨に裕真からの通信が入った。

 

先輩には見えない

でしょうけど、空では艦娘の艦載機がGN-Xと戦っているんです。」

と言う秋雨。

 

 

じつは

普通の人間に妖精が見えないのと同じように、妖精の乗り物である艦娘の艦載機もまた、普通の人間には見ることはできない

のだ。

 

 

殺人ガンプラ(GN-X)がいなくなった隙に、次々とガンプラバトルアリーナから脱出するガンプラファイター達。

 

秋雨達も脱出しようとしたら、桃子のガンダムアシュタロンが飛んできた。

 

《秋雨さん、無事だったチョキ?〉

と訊いてくる桃子。

 

「あなたは…桃子さん?」

と訊く秋雨に

 

《そうチョキ☆

夜空さんが迎えに来ているチョキ☆〉

と言う桃子。

 

「わかった。

どこにいるの?」

と訊く秋雨。

 

《こっちチョキ☆〉

と、秋雨達を案内する桃子のガンダムアシュタロン―。

 

 

アンジェラ達を捜している(カイ)、千代、桜の前に

ジム・サ([ルイルイ])ージェント

アドバ([リリス])ンスドジンクス

が現れた。

 

ジム・サ([ルイルイ])ージェントからの攻撃を回避する(カイ)達。

 

「あのジム…

ルイルイか…!!」

と叫ぶ(カイ)

 

〈お前はフグカンパニーの…!?

何でお前達まで、ここにいるんだ!?》

と言うルイルイ。

 

「それは、こっちのセリフだ!!

お前達こそ、この時代でこんなことをすれば、未来が変わってしまうぞ!!」

と叫ぶ(カイ)

 

ブラッディコーストが起きない未来

になるのなら、過去を変えるのも悪くない…!!》

と言い放つルイルイ。

 

「ブラッディコーストだけじゃない!!

海娘だって誕生しない

かもしれないんだぞ!!」

と叫ぶ(カイ)

 

〈ブラッディコーストが起きないのなら、それも悪くない…!!》

と、ビームピストルを撃つジム・サ([ルイルイ])ージェント。

 

「くそっ!!」

と、ジム・サ([ルイルイ])ージェントの攻撃をかわす(カイ)

 

そして、ガンプラボックスから愛機のドレッドノートガンダム(クロス)を取り出し、出撃させる―。

 

 

(カイ)愛機(ガンプラ)・ドレッドノートガンダム(クロス)―。

 

ドレッドノートガンダムの背中のドラグーンを無くし、自作のX字型のスラスターを装備した、青、黒、白で塗り分けた機体(ガンプラ)だ―。

 

 

(カイ)はドレッドノートガンダム(クロス)ジム・サ([ルイルイ])ージェントに立ち向かう―。

 

 

アドバ([リリス])ンスドジンクスは、桜と千代に襲いかかる。

 

「いくよ、桜!!」

「はいっ!!」

と、ガンプラボックスから

ザク・カープ

ガンダムバルバトス桜花

を出撃させる千代と桜―。

 

 

千代の愛機(ガンプラ)・ザク・カープは赤と白で塗り分けた旧HGUCシャア専用ザクⅡだ。

 

千代自身が後方からの支援を得意とするため、使用する武器はマゼラトップ砲だ―。

 

 

桜の愛機(ガンプラ)・ガンダムバルバトス桜花は、両肩の肩アーマーにグレイズリッターの肩アーマーを使用したHGガンダムバルバトスだ。

 

武器として太刀を使用する―。

 

 

アドバ([リリス])ンスドジンクスに迫るガン([桜])ダムバルバトス桜花。

 

だが、上空から2機の殺人ガンプラ(GN-X)がGNビームライフルを撃ちながら降下してきた。

 

ガン([桜])ダムバルバトス桜花は被弾するが、しかし、ナノラミネートアーマーの前に、ビームはまったくの無力。

 

逆に、ガン([桜])ダムバルバトス桜花はスラスターを噴かして飛び上がり、殺人ガンプラ(GN-X)を太刀で斬り裂いた。

 

もう1機の殺人ガンプラ(GN-X)は、ザク([千代])・カープのマゼラトップ砲の直撃をくらって爆散した。

 

 

その時だった。

 

「スキありぃっ!!」

と、アドバ([リリス])ンスドジンクスがザク([千代])・カープに斬りかかった。

 

(しまっ…)

 

ザク([千代])・カープは慌ててマゼラトップ砲の砲口をアドバ([リリス])ンスドジンクスに向けようとしたが、間に合わない…!!

 

アドバ([リリス])ンスドジンクスがGNビームサーベルを振りかざし、今、まさにザク([千代])・カープに斬りかかろうとした…

 

その時!!

 

GNビームサーベルを持つアドバ([リリス])ンスドジンクスの右腕が、突如、2時方向から飛んできたビームに撃ち抜かれ、爆散した…!!

 

誰だっ!?

と叫ぶリリス。

 

〈誰でもいい…☆》

という通信が入った。

 

「ふざけるな…!!」

と、レーダーを見るリリス。

 

2時方向に反応が2つある。

 

その内の1機が、こちらに向かってくる。

 

おそらく、アドバンスドジンクスの右腕を破壊した敵だとみるリリス。

 

だが…

 

(速い…!?)

 

気がつけば、敵は視認できる距離にまで接近してきていた…!!

 

「オレの名はレ級ッ!!

戦艦レ級だッ!!

 

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