ガンダムビルド艦隊これくしょんナビ少女   作:星龜

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ブラッドウイングの最期②


 

深海は、零式水上観測機を発進させた。

 

「何をするのですか?」

と訊いてくる大鳳に

 

「艦砲射撃だ。」

と答える深海。

 

「それでしたら、私達も艦爆隊を出しましょうか?」

と言う大鳳に

 

「いや。

艦載機を出しても殺人ガンプラの餌食になるだけだ。

少なくとも、殺人ガンプラを操っているヤツらは俺達の存在に気づいていない。

なら、知られる前に、この騒ぎの首謀者には死んでもらう。」

と言う深海。

 

「まさか…

三式弾を使うつもりですか…!?」

と訊く大鳳に

 

「何を言う?

流れ弾が市街地に落ちてみろ。

火の海だぞ。

対地攻撃には不向きだが、九一式徹甲弾を撃つ。」

と言う深海。

 

 

まもなく、発進した零式水上観測機が、大鳳の彩雲から送られてきた、アンジェラ達のアジトの場所のデータを、衛星回線で深海に送信してきた。

 

くらえッ!!

と、深海の艤装に装備されている3連装41センチ砲が火を吹いた―。

 

 

深海達や横須賀鎮守府の空母娘達の戦闘機隊を壊滅させたアンジェラ達だったが、しかし、大鳳の彩雲に自分達のアジトを発見されたことには気づいていなかった…。

 

 

「飛行機も、大したことなかったね☆」

と言うロメ。

 

「しょせんは過去の原始人の武器☆

私達、海娘にかなうものか☆」

と笑うアンジェラ。

 

 

その直後―!!

 

アンジェラ達の周囲に爆炎があがった!!

 

 

ななな

なんだぁ〜っ!?

と仰天するアンジェラ達。

 

この騒動により

アンジェラが展開していたプラフスキーフィールドが消滅

した―。

 

 

プラフスキーフィールドが消滅したことで、ガンプラファイター達の前に出現していたガンプラ操縦コンソールも消えた。

 

同時に殺人ガンプラ(GN-X)も次々と落下していく…。

 

 

落下していくのは、殺人ガンプラ(GN-X)だけではなかった…。

 

殺人ガンプラ(GN-X)の集団相手に1人で戦っていたイナ([電])ヅマガンダムSpec2も落下していく…。

 

あっ…。」

 

電の視線の先に…

 

落下してくるイナヅマガンダムSpec2が…。

 

はわゎわゎわ…!?

 

受け止めようと、手を伸ばすが…

 

 

(・・・・・・!!)

 

 

間に合わず…

 

アスファルトの地面に落ちたイナヅマガンダムSpec2は…

 

無残にも砕け散った…。

 

 

アンジェラ達が隠れている森に向かって走る(カイ)達―。

 

 

突然、アンジェラ達が隠れている森が爆炎に包まれた。

 

「な…何だ…!?」

と驚く(カイ)

 

深海(みかい)の砲撃だ☆」

と言うレ級。

 

「みかい…?」

と訊く(カイ)

 

「あぁ☆

人間と深海棲艦との戦争を終わらせた英雄さ☆」

と言うレ級。

 

「しかし…

凄い砲撃だな…。」

と、爆炎を見て驚嘆する(カイ)

 

「アイツはサイコパスだ。

自分の家族に手を出す者は、何者であっても許さない…

ヤベぇ男

さ…★」

と、苦笑いするレ級―。

 

 

深海の砲撃は続く―。

 

 

無限ガンプラ発生機に砲弾が直撃し、爆発した。

 

「ちくしょうッ!!

どこから攻撃してくるんだッ!?」

と叫ぶルイルイ。

 

直立し、目を閉じ、耳を澄まして、砲弾が飛んでくる音を聞くアンジェラ。

 

「海だ!!

海から攻撃してきている!!

砲弾が落ちてくる音から、かなり遠方からの攻撃だ!!」

と言うアンジェラ。

 

「ど…どうすんの〜!?」

と、地面に伏せているロメが言う。

 

「何者かは知らんが、海娘相手に海で戦おうとは愚か者だな。

身の程を思い知らせてやる…!!」

と言うアンジェラ。

 

 

その時―

 

「見つけたぞ、アンジェラ!!」

 

(カイ)達が現れた…。

 

 

零式水上観測機から、砲撃中止の要請が来た。

 

「どうしたのですか?」

と訊いてくる大鳳に

 

(カイ)達が首謀者と対峙したみたいだ。

これより、砲撃を停止する。

大鳳と母さんは、先に戻っていてくれ。

俺は(カイ)達を援護してくる。」

と言う深海。

 

「了解。

武運長久を…!!」

と敬礼し、深海邸に向かう大鳳と空母水鬼。

 

そして、深海は海原市に向かう―。

 

 

アンジェラ達と対峙する

(カイ)

千代

レ級

そこに電も加わった。

 

「アンジェラ!!

なぜ、こんなことを…!?」

と、アンジェラを睨みつける(カイ)

 

「我々ブラッドウイングの目的は、人間の撲滅だ。

時代に関係なくな…。」

と言い放つアンジェラ。

 

「いいねぇ、そういうの☆

わかりやすすぎる☆」

と言うレ級。

 

「はわゎわゎわ★

なんてことを言うのですか、レ級ぅ〜★」

と、レ級を諫める電。

 

「ここで君達を捕らえて、ギルドに引き渡す!!」

と言う(カイ)

 

「この時代に、ギルドなんて無いだろう。

つまり、私達を捕らえてもムダだという事だ。」

と言うアンジェラ。

 

「だったら、首をいただくまでだ☆

これだけのことをやらかしたんだ。

謝って済むと思うなよ?」

と言うレ級。

 

「この首…

取れるものなら取ってみろ…!!

と、左目の金色の瞳を輝かせるアンジェラ。

 

「ロメッ!!

リリスの種』はあるだろうなッ!?」

と言うルイルイ。

 

「あるよ。」

と答えるロメ。

 

「それ…あんまり好きじゃないんだけど…★」

と、顔をしかめるリリス。

 

『リリスの種』をバラまくロメ。

 

種は空中で破裂し、中から黒い物体が地面に落ちた。

 

地面に落ちた黒い物体は、瞬く間に高さ2メートルほどの柱状の物体となった。

 

そして、黒い柱の表面に亀裂が入って砕け散り、中から

リリスそっくりの全裸の少女が出てきた

 

その数、30人ほど。

 

その光景を見たリリスが顔を背ける。

 

自分とまったく同じ姿の者が多数存在する光景は、誰だって気分はよくない…。

 

誕生した全裸のリリスのクローン(?)達が一斉に右腕の肘から先を上に曲げ

「「ズビダラ、ガロガッ!!」」

と叫んだ。

 

すると、リリスのクローン(?)の体に、白とオレンジの戦闘服が装着された。

 

本物(?)のリリスも、右腕の肘から先を上に曲げ

ズビダラ、ガロガッ!!

と叫んで、戦闘服に変身した。

 

そして、リリスの集団が(カイ)達に襲いかかる―!!

 

 

(カイ)はロングダガーを抜き、リリス達を迎え討つ。

 

リリスのクローンA1が右手に持ったナイフで斬りかかってきたが、(カイ)は右にかわしてリリスのクローンA1を蹴飛ばす。

 

その直後、リリスのクローンA2が右手に持ったナイフで斬りかかってきた。

 

(カイ)は左手で、ナイフを持っているリリスのクローンA2の右腕をつかんだ。

 

そして、右手に持つロングダガーでリリスのクローンA2の腹を刺した。

 

(カイ)に蹴飛ばされたリリスのクローンA1が立ち上がって、再び(カイ)に斬りかかるが、(カイ)にかわされ、逆に(カイ)のロングダガーで背中を斬られた。

 

 

今度は、リリスのクローンA3とA4が同時に斬りかかってきた。

 

(カイ)は左に転がって2人からの攻撃をかわすと、右足でリリスのクローンA3の足をひっかけて転倒させた。

 

そして、ロングダガーで転倒したリリスのクローンA3の脇腹を刺した。

 

呆然としているリリスのクローンA4に向けて、(カイ)はリリスのクローンA3のナイフを拾って投げつけた。

 

投げたナイフはリリスのクローンA4の胸に刺さり、リリスのクローンA4は崩れるように倒れた。

 

 

さらに、リリスのクローンA5とA6が斬りかかってきた。

 

(しまった…!!)

 

(カイ)はリリスのクローンA3の脇腹に刺したロングダガーを抜こうとしたが、抜く前にやれれると直感した。

 

なので、(カイ)はリリスのクローンA5の右腕をつかむと、背負投げで投げ飛ばす。

 

だが、これは悪手だった。

 

投げ飛ばした直後の隙を、リリスのクローンA6に狙われてしまったのだ。

 

動けない(カイ)に襲いかかる、リリスのクローンA6。

 

(やられる…!!)

と観念する(カイ)

 

だが!!

 

(カイ)に斬りかかろうとしたリリスのクローンA6は、千代が放った水弾で吹き飛ばされた。

 

(カイ)が顔を上げると、千代がピースサインをしていた―。

 

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