ガンダムビルド艦隊これくしょんナビ少女   作:星龜

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はるかなる過去2


 

海原港の防波堤で釣りをしていた深海達のもとに、深海の愛人である空母娘の大鳳が来た。

 

「みんな、差し入れですよ☆」

と、サンドウィッチを持ってきた大鳳。

 

その時…!!

 

救難信号を報せる警報音が鳴り響いた。

 

すぐさま、長良と五十鈴は、カバンの中から

スマートフォンよりも二回りほど大きい機器

を取り出した。

 

「海原沖100キロにて、救難信号を確認!!

ただちに救援に向かいます!!」

と、白河に敬礼する長良と五十鈴。

 

「頼んだぞ!!」

と、返礼する白河。

 

「ちょっと待て。

ただちに向かうと言ったって、艤装がなければ行くことなんてできないだろ?」

と言う深海に

 

「深海よ…

最近の海軍をナメるなよ…☆

と、ドヤ顔をする白河。

 

(?)

と、首を傾げる深海…。

 

白河は、長良と五十鈴の方に向き

「軽巡長良、五十鈴、出撃せよ!!」

と命じた。

 

「「了解!!」」

と答えた長良と五十鈴は、先ほど、カバンの中から取り出した

スマートフォンよりも二回りほど大きい機器

を右手に持ち、上にかかげて

 

抜錨!!

 

と叫んだ。

 

すると、長良と五十鈴の体が光り輝き…

 

光が消えると…

 

長良と五十鈴の体には、艤装が装着されていた―!!

 

「な…何が起きたんだ…ッ!?」

と驚く深海。

 

「長良と五十鈴が持っていたモノは、海軍技術研究所が開発した

艤装コマンダー

だ☆

あの中には

圧縮縮小された艦娘の艤装が内蔵されている

のだ☆」

と、ドヤ顔して深海に説明する白河―。

 



 

長良と五十鈴が

艤装コマンダー

を使って艤装を装着する時間は

わずか0.6ミリ秒

にすぎない!!

 

では、もう一度見てみよう!!

 

 

長良と五十鈴は、艤装コマンダーを右手に持ち、上にかかげて

 

抜錨!!

 

と叫ぶことで、艤装コマンダー内部に圧縮縮小されて封入されている艤装が射出され、わずか0.6ミリ秒で、長良と五十鈴の体に艤装が装着されるのである―!!

 



 

(・・・・・・★)

 

白河に説明されても、まったく理解できない深海…。

 

 

「あの…

私も同行して、よろしいでしょうか?

と言い出す大鳳。

 

ゑっ?

と、深海が大鳳を見れば…

 

大鳳も艤装コマンダーを持っていた―!!

 

 

「頼む!!」

と、白河に言われた大鳳は、右手に持った艤装コマンダーを上にかかげて

抜錨!!

と叫んだ。

 

すると、大鳳の体が光り輝き…

 

光が消えると…

 

大鳳の体には、艤装が装着されていた―!!

 



 

大鳳が艤装コマンダーを使って艤装を装着する時間は、わずか0.6ミリ秒にすぎない!!

 

では、もう一度見てみよう!!

 

 

大鳳が右手に持った艤装コマンダーを上にかかげて

抜錨!!

と叫ぶことで、艤装コマンダー内部に圧縮縮小されて封入されている艤装が射出され、わずか0.6ミリ秒で、大鳳の体に艤装が装着されるのである―!!

 



 

(・・・・・・★)

 

目の前で起きた事に理解が追いつかず、呆然としている深海に

「提督もご同行ください。

救難信号を出しているのは、おそらく事故か深海棲艦に襲われているのだと思います。

もし、深海棲艦に襲われているのなら、提督に深海棲艦の説得をお願いしたいのですが…?」

と言う大鳳。

 

「えっ?

あ…あぁ…。

そうだな…。」

と、答える深海。

 

「では、どうぞ。」

と、しゃがむ大鳳の背中に乗る深海。

 

身長が150センチくらいしかない深海が、身長174センチ*1の大鳳に背負われている姿は、はたから見れば、まるで

母親に背負われている子供

のように見えるものだから、長良と五十鈴は笑いをこらえるのに必死だった…。

 

「では白河。

後の事は頼むぞ!!」

釣りの後片付けを白河にまかせ

大鳳 with 深海

長良

五十鈴

は出撃していった―。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとに残された白河は

 

深海のクソ野郎ーッ★

 

と叫んで、足元にあったバケツを蹴飛ばした…。

 

 

洋上を往く

大鳳 with 深海

長良

五十鈴

 

 

「状況確認のため、偵察機を出します。」

と、右手に持つボーガンから、彩雲の矢を放つ大鳳。

 

放たれた矢は、艦上偵察機【彩雲】に変化して、救難信号の発信地点に向かって飛んでいった―。

 

 

数分後―。

 

 

偵察機からの報告が来た。

 

「漁船と思われる船が

雷巡チ級1

軽母ヌ級1

駆逐ロ級4

に襲われています!!」

と言う大鳳。

 

「やはり、深海棲艦に襲われていたのか…!!

しかし、チ級がいるのなら、なんとか話ができそうだな…!!」

と言う深海。

 

「制空隊および攻撃隊を発進させます!!」

と、右手に持つボーガンから

烈風の矢

彗星の矢

流星の矢

を放つ大鳳。

 

放たれた矢は、それぞれ

艦上戦闘機【烈風】

艦上爆撃機【彗星】

艦上攻撃機【流星】

となって、飛んでいった―。

 

 

深海棲艦の攻撃にさらされる、(カイ)の船…。

 

しかし

深海棲艦戦の機銃掃射をうけても傷一つつかず

駆逐ロ級の砲弾が当たっても、弾き返し

ていた。

 

「値は張ったけど、海獣に攻撃されてもいいように、マグナムセラミック製の船でよかったよ…!!」

と言う(カイ)

 

その時…

 

船のスピードが落ちてきた…。

 

「大変だチョキ!!

エンジンがオーバーヒートしちゃったチョキ!!」

と、ブリッジに飛び込んできた桃子が叫ぶ。

 

「何だって!?」

と驚く(カイ)

 

「船体に金をかけすぎたから、エンジンは安物だったからね…。」

と言う千代…。

 

とうとう、船は停止してしまい、駆逐ロ級の集中砲火にさらされる…。

 

被弾の衝撃で激しく揺れる船内で、(カイ)のもとに集まる桜達…。

 

「いくらマグナムセラミック製とはいえ、これほど攻撃されたら保たないわ…!!」

と言う桜。

 

「こわいよぉ…!!」

と泣き出す葵。

 

「私達…

ここで死ぬのね…。」

と、観念する千代。

 

「社長と一緒に死ねるのなら本望です…。」

と言う桜。

 

「みんな…。」

と、(カイ)も死を覚悟した…。

 

しかし…

 

「社長…

海獣が爆発してるチョキ…。」

と、外の様子を見ていた桃子が言う。

 

「何だって?」

と、ブリッジの中から外を見る(カイ)

 

桃子の言う通り…

 

一番右にいる駆逐ロ級の横腹に水柱が立った直後、駆逐ロ級は沈んでいった。

 

さらに、左から2番目にいる駆逐ロ級も爆発して、沈んでいった…。

 

「何が起きているんだ…?」

と、外に出る(カイ)

 

 

駆逐ロ級は、大鳳が放った彗星の急降下爆撃と、流星の雷撃で撃沈されていった…。

 

上空では、烈風と深海棲艦戦の空中戦が行われていた。

 

「あ…あれは…

飛行機…!?

バカな…!?

どうして、この時代に飛行機が…!?

飛行機なんて、もう、この世界には存在しないはず…!?

と、烈風と深海棲艦戦の空中戦を見て、驚愕する(カイ)

 

 

さらに…!!

 

 

最後に残っていた駆逐ロ級が爆発した。

 

空襲によるものではなさそうだった。

 

ふいに、(カイ)は西の方を見た。

 

水平線の向こうから…

 

何かが近づいてくる…。

 

それを、双眼鏡と見る(カイ)

 

見えたのは

海上を進む3人の女性

だった。

 

(海娘…?)

 

(カイ)の知識には、海面に立つことのできる女性といわれたら、海娘しか思い浮かばない…。

 

だから、救難信号を聞いて、ナビゲーターギルドから派遣されてきた海娘だと、(カイ)は思った。

 

「助かったぞ、みんな!!

ナビゲーターギルドから救援が来てくれたぞ!!」

と、ブリッジ内にいる海娘達に報せる(カイ)

 

「えっ?

早すぎませんか?」

と、怪訝な顔をする桜。

 

そして、ブリッジから出てきた桜は、救援に来てくれた者の姿を見て

「あれは…

艦娘…!?

と、驚愕した。

 

「かんむす…?」

と、首を傾げる(カイ)

 

「はるか昔に存在した、船の魂を宿した女性達です…!!

ということは、あれは海獣じゃない…!!

艦娘と敵対していたという、深海棲艦という怪物だったんだわ…!!」

と言う桜。

 

「待ってくれ、桜…。

何なんだよ…

その…

かんむす とか…

しんかいせいかん って…?」

と、困惑している(カイ)に、桜は

 

「信じられないでしょうけど…

ここは

はるか過去の地球

なのよ…!!」

と言った…。

 

*1
公式ではないのですが、艦娘の身長計算式

√ (艦の全長 m) × 4.7 + 100 = (艦娘の身長 cm)

より算出。

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