朝食を食べ終わったあと、秋雨に案内されて、鎮守府内を探索する―。
娯楽室に来ると…
「ガンプラバトルのステージチョキ〜☆」
と、ガンプラバトルのバトルステージを見て興奮する桃子。
「どうです?
一汗、流しませんか?」
と、さりげなく挑発してくる秋雨。
「そうだね…。
ああいうことがあったあとだし…
お手合わせ願おうかな…☆」
と言う
「社長…
ガンプラあるの?」
と千代に指摘された。
「そうだった…★」
と、うなだれる
「大丈夫ですよ☆
ここにはレンタルガンプラもありますから☆」
と、ガンプラ倉庫に案内する秋雨…。
倉庫に入るや
「こりゃスゴいや…★」
と、倉庫内に並ぶガンプラを見て苦笑する
「好きなのを使ってくださいね☆」
と秋雨に言われたので、遠慮なく
千代…シャア専用ザクⅡ
桜…ガンダムバルバトス
桃子…ガンダムアシュタロン
葵…グフ
トート…ジェガン
を選んだ―。
倉庫から出ると
「じゃ、対戦相手、呼ぶね☆」
と、スマートフォンを操作する秋雨。
しばらくすると
大鳳
深空
梅雨葉
そして、秋雨の妹の
晴華
雨深
幸来
幸雫
も来た。
「…ごめんね、お姉ちゃん…。
晴華達も連れて来て…。」
と、秋雨に謝る梅雨葉。
「大鳳さんも、ガンプラバトルをするんですか?」
と訊く
「はい。
貴方の実力、たしかめさせていただきます…☆」
と、不敵な笑みを浮かべる大鳳。
「よ…よろしくおねがいします…。」
と、お辞儀する深空。
「
と言う秋雨。
「わかりました。」
と答える大鳳。
そして、秋雨、大鳳、深空はガンプラ倉庫にガンプラを取りに行った…。
倉庫から出てきた
秋雨はウイングガンダムゼロ
大鳳はトールギスⅢ
深空はイージスガンダム
を持っていた。
「社長。
誰が戦うの?」
と訊く千代。
「そうだな…
僕と…
桜と…
トートだな。」
と言う
「お任せください、社長様。」
「がんばります…!!」
と言う、桜とトート―。
「よろしくおねがいします!!」
「こちらこそ。」
と握手する秋雨と
そして、バトルステージの操縦スペースに向かう―。
◇
『Gun-pla Battel, combat mode stand up!
Model damege level set to C.
Please set your GP base.』
システムが起動し始め、GPベースをセットする。
『Begining Plavsky particle dispersal.
Field 01, Space.」
プラフスキー粒子がバトルフィールドを形成する。
形成されたバトルフィールドは宇宙空間。
『Please set your Gun-pla.』
ガンプラを目の前の台座にセットする。
システムがガンプラを読み込み、メインカメラが発光し、発進体勢をとる。
そして―
『Battle Start!!』
ガンプラバトルの開始が宣言された―!!
「黒野 秋雨…
ウイングガンダムゼロ、行っきまーす!!」
「大鳳。
トールギスⅢ、出るわよ!!」
「黒野 深空…
イージスガンダム、行くよ…!!」
「
ドレッドノートガンダム、出るぞ!!」
「桜月 至…
ガンダムバルバトス、出ます…!!」
「トート…
ジェガンで行きます…。」
両チームのガンプラが発進した―。
◇
宇宙空間を進む
ステージ中央には、破壊されたムサイがある。
《社長様。
秋雨さん達の
と言う桜。
「よし。
遮蔽物の無い艦底側にまわって、ムサイの存在価値を無くそう。」
と言う
《なるほど…。
こちらが使わないかわりに、向こうにも使わせない魂胆ですね。〉
と言う桜。
「そういうことだ☆」
と、艦底側に行く
しかし…!!
4条の大出力ビームがムサイの船体を貫いてきた!!
「何!?
このムサイは、破壊できる障害物だったのか!!」
と、大出力ビームを回避する
〈上手く隠れたつもりだったんでしょうけど…
甘いですよ…☆》
と、ムサイの艦底側に来た
「このっ…!!」
と、
(!?)
回避しきれず、シールドで防御する
〈いい腕ですね…☆
戦いがいがあります☆》
と、
「お褒めにあずかり、恐悦至極☆」
と、
◆
秋雨は、桜と交戦していた―。
(こういう時、しっかりと作り込んだら厄介ね…★)
と、顔をしかめる秋雨…。
ガンプラバトルにおいては、完成度の高さが勝敗を分ける。
完成度が低いと、ガンプラのアビリティも発動しない
のだ。
ガンプラバトルで、フェイズシフト装甲やナノラミネートアーマーといった防御アビリティを発動させたいのなら、合わせ目消しと塗装をしっかりと施す必要がある―。
(そもそも、ナノラミネートアーマーはビーム兵器だけでなく、射撃武器全般に強いからなぁ…。
どうしよう…?)
と悩む秋雨。
ガンダムバルバトスは接近戦主体のモビルスーツだが、秋雨は
接近戦は、それほど得意というわけではない…。
(こんなことなら、
と後悔しつつ、秋雨は迫りくる
◇
一方で、深空はトートに苦戦していた。
ただ、回避は苦手らしく、こちらの攻撃をシールドで防御していたが、正確無比な射撃は、回避が苦手という弱点をカバーしていた。
モビルアーマー形態に変形したいが、その余裕が無い。
どうやら、トートという人物は、未来でもジェガンを使っているようで、ジェガンの特徴を理解しており、そして、イージスガンダムの特性も理解しているようだ。
(あの人…
強い…!!)
と思う深空だったが…
ひさびさに手強い相手とのガンプラバトルに
無意識に
不敵な笑みを浮かべていた…。