黒き獣人はその黒き両腕で荒ぶる神々を蹂躙する 作:猫が好きな読者
アナグラ(多分)に向かう途中、ヘリがアナグラ(きっと)に向かうのが見えてあそこには人が確実に居ることが分かりテンションが上がった。
僕は喜びで叫びたくなるのを抑えながら周りを警戒しながらアナグラを目指した。
「そういえば腹減ったなぁ…」
実はここ数日間僕は食料が水以外尽きて水だけで3日間過ごした状態で結構つらい…はよ行こ…
結構近づいたけどもう暗くなって来たあとおなか空いた。けど疲れて…休まないと倒れるな…これは。
そう思った僕は水を飲んで物陰に隠れて眠りについた。
「(明日に着かないと不味いかもな…おやすみ…)」
「(まぶしい…)」
そう思い同時に空腹の気持ち悪さと太陽の気持ちいい温かさを感じながら起床する。
朝食は無く水で空腹を誤魔化しながら進んでさらにアナグラに近づいて外部居住区らしき所がよく見えるようになった。
それからしばらくふらふらと廃墟のような場所を歩き…
「っう…もうすぐ…なのに」
ここで体の限界が来てしまったのか倒れてしまった。
「っ?!そこの貴方っ大丈夫?!」
そう声が聞こえたが僕は空腹の痛みを感じながら気を失ってしまった。
視点:???
「…なのに」
私は支給品を貰った家への帰り道で目の前でふらふらと歩いていた人が何かを呟いていきなり倒れた。
「っ?!そこの貴方っ大丈夫?!」
私は驚いたけどその人に近寄って見た。その外見は私より体が小さく、ぼろぼろのフードを被りリュックや肩掛け鞄にベルトポーチなどを付けていた。
如何にも外から来ましたという見た目でさらに私は驚いた。なんせ自分より幼いであろう者が外のアラガミが蔓延る世界でここまで一人で来たのだから。
「(って驚いている場合じゃない!)だっ大丈夫ですか?」
近くで声を掛けたり揺さぶったが返事は帰ってこなかった。そして私はようやくこの子が気を失っていることに気が付いた。
「(この子をここに放置したら色んな意味で危ないし…自分の家に運んで…)」
と考えていたら後ろから声をかけられた。
「ん?藤木ちゃんどうしたんだい?」
私に声を掛けてきたのは近所のお婆さんだった、本人はただのお婆さんと言っているがそこら辺の成人男性より動けるお婆さんである。
「っあ!お婆さんこの子が倒れちゃって…私の家で元気になるまで保護してあげようと思ってて…」
「あんたお人好しね~まったくあたしも運ぶの手伝ってあげるよ」
「ありがとうございます!ってお人好しってお婆さんも言えたことじゃないでしょう?!」
それを聞いたお婆さんは笑いながら運ぶのを手伝ってくれた。
視点:主人公
「ぅ~」
僕は小さく呻きながら目を開けたらそこは
「知らない天井…」
「あ、起きたのね!大丈夫?貴方道でいきなり倒れたのよ?」
「そうだったんですね…っあ!ありがとうございま「ぐぅ~」っ?!」
僕は自分を助けてくれた人にお礼をしようとしたらお腹が鳴ってしまった。恥ずかしい!
「お腹が空いているのね…ごめんねすぐ食べられるのはこれしか無いの」
目の前にいる人は申し訳なさそうにレーションを渡してきた。というかくれるの?!食べ物もらっていいの?!
「っあえと食べていいんですか?」
「ええ、私は夜ご飯を作ってくるからそれを食べて少し待っててね」
この人は僕に優しくそういって僕が居る部屋から出ていった。そのあとドアからひょこっと顔を出して「ご飯できたら呼ぶわね~」と言って戻っていった…かわいい。そして僕はレーションを開けて食べた。
「うまっ」
空腹は最高のスパイスとはまさにこのことだろう、いつもならあんま旨くないというようなものでも美味しいのだから。
それからしばらくしてただいま~と声が聞こえたりしてそれから少しして呼ばれた。
呼ばれた部屋に行き男の人と目が合った。
「お君がコノカの言っていた子か、俺は
「よっよろしくお願いします!」
「もう!ジンったっら余り大きな声だしてこの子を驚かせないの!」
「す…すまないえっとそういえば君の名前は」
「そうそう!貴方の名前は?あと私の名前は藤木
僕はこの藤木夫妻の勢いに押されながら自己紹介をした。
「はいぼ…私の名前は
「エイカちゃんね!女の子らしい良い名前ね」
「ああ!なんていうか…こういい感じだ!」
「ジン…」
「あはは…」
そのあと二人と話しながらご飯を食べていて色々と分かったことがある。
まず一つ目にここは極東支部の外部居住区であること。
二つ目にフェンリルから色々と支給されていること。
三つ目に会話にゴッドイーターと言う単語は出なかった。まだゴッドイーターが存在しなかった場合聞いたら後々めんどくさいので聞けないため、まだゴッドイーターがいるかわからないこと。
四つ目にコノカさんの飯がうますぎて涙出た。その後二人に優しく撫でられたりコノカさんに膝の上に乗せられたりで恥ずかしかった。でも胸が温かくなった…
五つ…目に…もう……眠い………
視点:コノカ
「寝ちまったな…」
「そうね…泣き疲れちゃったようね」
私はこの子…エイカちゃんの頭をなでながらそう答える。エイカちゃんはご飯食べていたらいきなり泣き出して理由を聞いてみたら「わかんない」とい言っていたが、私は優しく抱きしめて私は「大丈夫だよ…ここには私たちが居るから…安心して」と言ってあげたり撫でたりした。
途中色々と話してくれた、自分が友達を見捨ててしまったこと、家に戻ったら母親の手が落ちていたこと、数年の間に極東支部の外で過ごしたことを…
私はエイカちゃんを保護して本当に良かったと改めて思った。
藤木コウタ君の母親と父親の名前いくら調べても見つけられなかったので独自設定で付けました。誠に申し訳ありません、今後コウタの母と父のちゃんとした名前を見つけたら修正します。
あと途中出てきたお婆さんもオリキャラです、名前が出るかは未定です。