その手の話が苦手な人は飛ばすのを推奨します
直接行為の描写がなければR15でセーフ(暴論)
ベレス視点
墓参りを済ませた後、私はレアの私室の前まで来ていた。…ここで二度目の茶会の約束があるのだ。
レアも大司教として忙しい身だ。…時間を合わせるのには苦労したが、やっと機会が来た。
私も今日の午後から夜まで予定は特にない。久しぶりに講義もない日だ。
…まあ寝る前に明日の剣術の講義の準備はしなくてはいけないが。
私室には既に来たことがあるので、当然寝具があるのも確認済みだ…!
いい雰囲気になればここでレアを堕とせるかもしれない。
「…おぬし、意外と真面目で手を出すのが遅いからのう。ここまで条件が揃えばそれでもまあ…勝算はあるか。」
そうソティスが面白そうに笑って私の顔を綺麗な緑の瞳で覗き込む。
「女の子が嫌がってるのに口説くのは私も嫌だからね。…でも、レアは脈ありだろ?」
そう私が自信ありげに言うと、ソティスは呆れたような顔をしつつも頷いた。
「全く…女神と恋仲でありながら、その娘を口説こうとはのう。どうじゃ?今の気持ちは。」
そうソティスが揶揄うように問いかけてくる。私は拳を天に掲げてソティスに最高の笑顔で答えた。
「かなり興奮する。…なんなら一緒に抱きたいよ、二人を。」
その答えに、ソティスは腹を抱えて大笑いした後、この女好きがと呆れたように言った。
「…まあセイロスが良いならわしはいつでも歓迎じゃがの。…セイロスを泣かせるでないぞ?」
そう一転して真剣な顔で私に言う。…そうだ。ソティスとしてはレアは赤子の頃に別れた、大事な我が子なのだ。
私も真剣に頷いた。
「もちろん。君に誓うよ。レアは私が生涯大切にする。」
「…まあ、おぬしなら大丈夫だとは分かっておったがの。ほれ、はよ部屋に入るぞ。セイロスをあまり待たせるものでもない。」
ソティスはその答えに満足そうに頷くと、部屋に入るように促した。
私は部屋の扉を叩き、声をあげる。
すると、レアの綺麗な透き通る声で入室の許可が降りた。私は言葉を紡ぎながら扉を開ける。
「やあ、レア。相変わらず白百合のように綺麗だね。…その少年は?」
私が扉を開けると、華やかな笑顔を浮かべる白い絹でできた簡素な私服のレアが上品に椅子に座っている。
そして見慣れない癖っ毛の黒髪の色黒の少年が、何かしらの書類を持ってこちらを見つめていた。
「ああ。ベレスに紹介したことはありませんでしたね。私の従者のツィリルです。…大変仕事の早い子で、いつも助かっています。」
そうレアがツィリルに微笑みかけると、ツィリルは顔を仄かに赤くして答えた。
「レアさまに褒めてもらえると嬉しいです。…はじめまして、せんせい。ツィリルです。」
そうそっけなく私に自己紹介すると、ツィリルくんは手紙を持って部屋を出ていった。
「…少し言葉足らずですみません。ツィリルに悪気はないのです。」
「別にいいよ、それは分かるし。…あれぐらい簡潔な方が、気楽でいい。」
そう私が言葉を返すと、レアは安堵した様子で話し始めた。
「私の機密ではない手紙類は、彼に届けてもらっているのです。その他にも、大修道院内の掃除や、薪運びなども率先してやってくれています。」
「へえ。…あの年でそこまで。凄いな。」
「ええ。本当によくできた子ですよ、彼は。」
そう自分のことのようにレアは嬉しそうに話すと、立ち上がって品のいい茶器にお湯を入れ始めた。茶器の中で茶葉の袋が踊っている。
「実は、その…私。お茶は熱いのが苦手で。少しぬるいかもしれませんが、構いませんか?」
そう少し恥ずかしそうにレアは私に問いかける。…一見すると綺麗な大人の女性だが、可愛いところもあるんだよな、レアは。
「勿論構わないよ。君に合わせるさ。…大好きな君にね。」
「ま、お上手。…その調子だと、貴女の夢が叶うのも近そうですね。」
そう華麗に私の口説き文句を返し、レアはお茶を入れる。…乾燥させた種子を混ぜ込んだ茶葉だ。
…確かこれは。
「三日月茶かな。…いい香りだ。」
そう私が感想を漏らすと、レアは私に意外そうに問いかけた。
「茶葉に詳しいのですね。…ジェラルトはその辺りはからっきしでしたが。シトリーに似たのでしょうか。」
私はその疑問に少し苦笑いしながら答えた。
「いや、ここに来てから少し勉強したんだよ。ほら、ここには茶会が好きな人も割と多いだろう?少しでも馴染むように努力しようとね。」
レアはその答えに嬉しそうにしている。…よし。好感は得られたな。今の答えは嘘ではないが、ほぼ建前である。
実際には、茶会で茶葉の目利きができる方が女の子には好感度が高いとローレンツが言っていたのを耳にしたからだ。
ハーレムを築くには努力がいる。そのためなら身を粉にするのもやぶさかではない。
「そうですか。大修道院での暮らしに慣れようとしてくれるのは嬉しいです。本当に。…貴女の噂もよく聞きますよ。教師としても頑張っているようですね。」
「…よくできた生徒達ばかりだからね。教え甲斐がある。」
そんなふうに雑談を交わしながら、甘くも飲みやすい口当たりの茶を楽しむ。
レアはある程度話すと、期待したような目で私を見つめておずおずと問いかけた。
「…あれ以降、お母様はどうですか?お変わりありませんか。」
「元気にしてるよ。なんなら今も私の隣で君のことを見てるしね。」
そう私が言うと、レアは今日一番の笑顔を見せた。
「…そうですか!お母様が…」
そんな私は、少しつまらない気持ちになる。
ソティスが母親だから大事なのは痛いほど分かるが、もっと私のことも見てほしい。
ソティスは苦笑いしながらも呟いた。
「まあ、そこはおぬしの腕の見せ所じゃの。…ほれ、頑張れ。わしはいつも見守っておるぞ。」
そんな言葉に私は一念発起し、レアに軽い恋の話題から切り込むことにした。
「そういえば、レアはもうかなり長い間、大修道院の運営に関わっていると聞いたが。…誰かと恋仲になったりとかはあったのか?」
そう私が問いかけると、レアは苦笑いしながら首を横に振った。
「…なにぶん、私の秘密を他人に全て明かすことはできませんから。そういった話とは無縁でしたよ。…私は周りの皆の恋路を見ているだけで十分です。」
…そんなレアの顔は、どこか寂しげに見えて。だから私は思わず立ち上がってレアの手を取った。
「べ、ベレス?」
そんな戸惑うレアの声を聞きながら、私はレアの綺麗な瞳を見つめて言った。
「居るよ、ここに一人。秘密を全部共有してて、君を支えようと思ってる、君を大好きな人が。」
私なりに精一杯の告白。だが、レアは顔を赤くしながらもぎこちなく私に答えた。
「…本気、ではないですよね?私はもう1000年以上生きていますよ?貴女のように若く綺麗な娘が…ぅんっ!?」
私はそんな風に自分を卑下する柔らかな唇を、私の唇で無理やり塞ぐ。…レアの口の中に、そっと舌を差し込む。甘いお茶の味がする。
舌を絡ませあい、お茶の味がする口内を楽しむ。
そして満足すると、私は口を離す。
少し息を整えてから、真っ赤な顔のレアに言う。
「これで、本気だって分かった?」
「……………」
レアは暫く口を抑えて放心状態のようだったが、やがてぽつりと呟いた。
「…いいのでしょうか。」
「何が?」
私がそう純粋に問うと、レアは辿々しく話し始めた。
「…私は貴女の母親を救えなかった。貴女にも、私の勝手な思いで紋章石を埋め込みました。…そんな私が、お母様ともう一度会えたどころか、シトリーの娘である貴女と恋仲になるなど…」
どうやらレアは私に対する罪悪感が強いらしい。…でも、私からしたら別にレアにそんな悪感情ないのである。
母親が死んだのは、私を出産した母が死にそうな私に心臓…つまり紋章石の移植を提案したからである。ソティスがこうして存在する以上、レアの話に嘘はあるまい。
私の命を繋いでくれた母親には大きな恩を感じるし、会えなかった寂しさはあるが、それだけだ。
レアは別に悪いわけでもないし。
「私に対して悪いと思ってるなら、それはお門違いだよ、レア。母は私のために君に自身の心臓…ソティスの紋章石を託したんだろう?」
「…それは、そうですが。」
それでもなお暗い表情のレアに、私は笑顔で安心させるように言った。
「それにレアは、報われていいぐらい頑張ってるよ。帝都を作り上げて、敵対していた十傑さえも組み込んでフォドラに秩序を作った。その維持に数百年も携わった。」
私は自分で言っていて軽く呆れながらレアに言葉を続ける。
「…レアが幸せになっていけないなら、このフォドラで幸せになっていい人って誰なのか、私には分からないな。」
そう私が言い終わると、レアは目を閉じて、大きく息を吐いて、吸い込んだ。
…そしてゆっくりと目を開けると、顔を赤くして私に告げた。
「…正直、驚きました。私は貴女のおかげで、お母様に会えた時が人生で一番幸せだと思っていたのに…」
そして、満面の笑みで私に語りかけた。
「今、それと同じくらい幸せを感じています。…私と同じ目線で語り合える…大事な存在を得ることができたのですから。」
そして、レアは再び私の唇に自身の唇を重ねた。…先程の口づけとは違い、軽く触れるような柔らかい口づけだ。
私はレアの綺麗な薄緑の髪を右手でそっと持ち上げ、彼女の長い耳に口元を近づけて囁く。
「なら、寝具に行こうか。」
そして赤くなった彼女の耳を口で軽く甘噛みする。
「ひゃっ…!」
そんな生娘のような声をレアがあげた事実に興奮しながら、私はレアをそっと抱き上げる。
絹のような服を着ているからか、滑らかな絹の生地の下の肌の質感を手で感じられる。
私はそっとレアをふかふかの寝具の上に寝かせる。私はそんなレアの上に馬乗りになり、彼女の顎を持ち上げる。
「いいよね?レア。」
「……………はい。」
そんな小さな可愛らしい了承を頂いた私は、レアの立派な胸の膨らみを片手で揉みしだく。
「…凄い。立派だ。」
片手ではこの果実は収まらない。…絹の滑らかさと、ふっわふわでかつ張りがあり、見事なほど身が詰まっている…ここまでのおっぱいはそうお目にかかれない。
「んっ…くぅっ…あぁっ…べ、ベレス。そこまで執拗に胸を…」
そのレアの抗議を受けて、そっと手を離す。そしてゆっくりと絹の服の端を掴んだ。
「脱がしていい?」
「………はい。優しく、お願いしますね?」
その言葉に興奮した私が服を脱がそうとした瞬間、部屋の扉が叩かれた。
「「!!」」
私たちは即座に起き上がり、服の乱れを整える。流石はレア。動きがかなり迅速だ。
私たちはお茶のまだ残っている机に座り、さも今までお茶会をしていたかのように装った。
「レアさま、お手紙届けてきましたよ。以前のお手紙の返信ももらってきました。…入っていいですか?」
ツィリルの声だ。どうやら予定外の訪問らしい。
レアは声の調子を戻すために咳払いをすると、扉に向かって声をあげた。
「構いませんよ、ツィリル。どうぞお入りなさい。」
すると、ツィリルは慣れた手つきで扉を開けて入ってきた。そしてレア様に手紙を手渡すと、少し怪訝そうな顔をした。
「レアさま、運動でもしてたんですか?息があがってますけど…」
「!い、いえ。特に何もしていませんよ。」
そのレアの答えに納得しきっていないようだがツィリルは頷いた。
…ツィリルの前で我慢しているレアのことが可愛くて仕方なくなって、私は思わず悪戯をすることにした。
「僕は薪割りに行ってきます。そろそろ調理用の薪が足りなくなる時間ですから。…レアさま、やっぱり少し顔が赤くないですか?風邪かな‥」
「ッ!い、いえ。多少熱っぽいだけです。マヌエラからも特に問題はないと…ッ言われているので問題はないです。」
…私はツィリルに見えないようにレアの背中に手を伸ばし、服の隙間から指を入れてレアの背中をさわさわと触る。
レアは横目で私を軽く睨むが、私は素知らぬ顔で片手でお茶を飲む。
「…そうですか。なら僕は行きますね、レアさま。」
「え、ええ。いつもありがとうございます。ツィリル。」
ツィリルはそんなレアの言葉に笑顔で返し、扉を開けて外に出ていった。
それを見届けると、レアが少し怒った声で私に言った。
「……ベレス。少し遊びが過ぎますよ。ツィリルが可哀想じゃないですか。」
そんなレアの言葉に私は軽く頭を下げる。
「すまない。…可愛いレアを見ていたら、どうにも抑えられなくて。」
レアはため息をついた後、私の手首を掴んで寝具に連れ込んだ。倒れた私に、今度はレアが馬乗りになる。
「…お仕置きです。今度は私が貴女を可愛く鳴かせてあげます。」
そんなレアの横に、ソティスが揶揄うように笑いながら現れた。そして彼女も私を覗きこみ、私のレアが掴んでいない方の腕を掴んだ。
「わしも仕置きしてやろう。…たまにはこういうのも悪くなかろう?」
そう女神さまは私の耳元で甘く囁いた。
そして私は、そのまま夜まで女神とその娘に弄ばれ続けた。
その日は…最高だった、とだけ言っておこうかな。