けいおんって、最初のシリーズがもう15年前の作品になるんですね
バンドアニメを最近多く見かけるようになりましたが、私の中ではけいおんが原点にして頂点ですね!
自分語りはこの辺にして……本編どうぞ!!
※徹視点
「まさか、また帰ってくることになるとはな……」
俺は日本の空港に居た
あれからある人物の連絡を受けて、俺は日本にやってきた……というか、来させられた
?「……来たわね、久しぶり徹くん。」
「久しぶりだな、紬。」
俺に連絡をして日本へ来させたのは、琴吹紬
まぁ、こいつしか居ないとは思ってたが……
「今日は仕事じゃないのか?」
「有休を取ったから平気よ、それよりも徹くんへのお願いを教えないとね。」
「あぁ、俺はもう日本は懲り懲りなんだ、一刻も早く帰りたい。」
「私たちのライブに来て!」
「……は?」
今、紬はライブに来てくれって言ったのか……!?
たったそれだけのために……!?
「それだけか?」
「えぇ、それだけよ?」
「はぁ……俺は帰る。」
「ちょ、ちょっと待って!」
「何だよ、もう用は済んだだろ?」
「……徹くん、徹くんはこのまま自分の過去から逃げ続けるの?」
「逃げる……だと?」
「もう私……徹くんが一人で抱え込んでるのを見たくないの……!」
「お、おい……」
紬は顔を伏せると、そのまま消えいる様な声でそう呟いた
しかし、ここは空港の待合スペースのど真ん中だ
こんな所で紬が泣いてたら、周囲の目も痛い
「とりあえず、場所少し移動するからな。」
そう紬に一声かけて、俺は近くの公園へと歩くのだった
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〜公園〜
「ぐすっ……ごめんなさい、取り乱して……」
「気にするな……まさか俺のことをそこまで思ってくれてたとは……気づかなくてごめん。」
紬は、よほど俺のことを気にかけていてくれたんだろうな
唯たちも皆、こんな気持ちなのだろうか……?
「けど……ライブは観に行くから、楽しみにしてる。」
「本当!? うん! 皆にも伝えておくわね!」
そう言って、紬は笑ってくれた
やっぱり笑顔が似合うなぁ、紬は
「さっきはごめんなさい、あんなに酷いことを言って……」
「気にするなよ、逃げてたのは事実なんだし、言われたってしょうがねぇよ……ところで、ライブ会場とかは決まってるのか?」
「あ、丁度皆居るから案内するわ! ついてきて!」
紬のやつ、すっかり元気になりやがったな
まぁその方が活き活きしてるし、こっちも気分が良いってものだ
「ここか、ライブバー廻……」
「ここのオーナーと私の父が知り合いなの、皆も中で待ってるわ。」
ライブバー廻、随分と人気の無い場所にあるんだな
穴場スポット的な感じか?
「ムギちゃんお帰り〜!……あ〜! 徹くんだ〜!」
「皆、久しぶりだな。」
「ったく〜! しばらく会わない内に立派になりやがって〜! このこの〜!」
「あはは……律も相変わらずだな。」
「徹、久しぶり。」
「お久しぶりです、徹先輩。」
律は俺にチョークを喰らわせながら、話を進めていく
それを見て苦笑いする澪と梓
そして、安定のリアクションの唯
「徹先輩のアルバム聴きましたよ! 4曲目のブルース、とてもカッコ良かったです!」
「ありがとな、オールジャンルでやってみたつもりだったんだが、ジャズっぽい曲は入れられなかったな……」
「そういや徹、ギターは持ってきてないの?」
「サポートの案件だって聞いてたからな、勿論持ってきてるぞ。」
「何か弾いてみてよ!」
「そうだなぁ……」
何か弾いてくれ
意外と難しい質問なんだよな、あんまりマイナーな曲だと分からないし、選曲の難しさもある
けど、こいつらにはこの曲がぴったりだろう!
「あ、このイントロ……!」
「ふわふわ時間だ!」
「おっ……!」
ふわふわ時間のイントロを弾いていたところで、澪がベースの低音を被せてくる
それを見て顔を合わせた唯たちも、楽器を持ってそれぞれの立ち位置に移動した
『あぁカミサマお願い〜♪ 二人だけのDream Timeください〜♪ お気に入りのうさちゃん抱いて今夜もオヤスミ〜♪ ふわふわタイム 〜♪ふわふわタイム〜♪ ふわふわタイム〜♪』
懐かしいな、放課後……いや、まだあの時は名前が無かったから桜高軽音部か
唯も初心者ながら毎日ギターを練習して、俺のところに転がり込んで来たこともあったっけ
「やった! 最後まで弾けたよ!」
「トオル効果か〜?」
「そんなわけないだろ? しかし、大して上手いわけじゃないのに、お前らの音楽には魅力があるよな。」
「下手なとは失礼な! これでも最近は頑張って練習してるんだよ!」
「私たち、お茶してる時間の方が長いですけどね……」
放課後ティータイムの技術力は決して高いとは言えない
だが、唯たちが合わせてこそ、初めて放課後ティータイムの音になる
これは他のバンドにはない、放課後ティータイムの魅力と言えよう
「流石だな徹、リズムキープもばっちりだ。」
「ありがとう、澪もベースの腕上げたな。」
「あはは……プロのやつから言われると何か照れくさいな。」
「あ、そろそろスタジオの時間だぞ。」
「フフッ、早いわね、時間が過ぎるのは。」
その後、俺は久々に唯たちとお茶をした
あれからもう10年、時が経つのは早いものだと実感することが増えたな
さてと、折角だからアイツにも挨拶していくか……
遂にオリ主が放課後ティータイムのメンバーたちと再会しました
彼の言うアイツとは誰なのか、次回もお楽しみに!