5人の幻想入り   作:広田康

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前回の続きです


5人の幻想入り005

そして移動中

 

霊夢「ところで聞き忘れてたけど、あんた名前は?」

 

美智「俺?寺崎美智」

 

霊夢「私は博麗霊夢よ、あんた、女の子みたいな名前ね」

 

美智「うるせえよ、黙れよ」

 

霊夢「口悪い子ね...」

 

そして博麗神社にて

 

霊夢「あんた自分が何の妖怪か聞いたの?」

 

美智「座敷わらしだね、自分でも信じられないけど、もとは人間だったんだ、信じてくれよ」

 

霊夢「人間が座敷わらしになるとか意味わかんないんだけど...体にもともとそういう血が流れてたんじゃない?」

 

美智「それは間違ってません、祖母に言い聞かせられてきたので」

 

霊夢「そっ、そろそろ暗くなるし行くわよ」

 

美智「どこに?」

 

霊夢「あんたに会わせたい奴がいるの」

 

美智「フーン、なんとなくどんな人か想像つくけど」

 

霊夢「あんたなんだか嬉しそうにしてるわね」

 

人里にて

 

美智「あーもうどこに行くか察しついたわ」

 

霊夢「ここよ」

 

美智「☆鯢☆呑☆亭☆」

 

霊夢「だからなんであんたそんなに嬉しそうなのよ...」

 

美智「あれ、おっさん君?」

 

太郎「あれ、誰でしたっけ?」

 

美智「おっさん君、俺だよ」

 

霊夢「おっさんって...酷いあだ名ね」

 

太郎「なんですか、オレオレ詐欺ですか?」

 

美智「あっ、そっか忘れらちゃうのか、この種族って」

 

太郎「霊夢さん、マジでこの人誰ですか?」

 

霊夢「美智よ、寺崎美智」

 

太郎「あー、なんで忘れてたんでしょうか?」

 

美智「とりあえず何でここに来たの?」

 

太郎「モコぺさん、ここ来そうだなと思ってたんですけど、誰が来るのかなぜか途中で忘れてて...」

 

美智「忘れないように思い出作りしようや」

 

太郎「そうですね」

 

美智「とりま、入店しましょうね~」

 

太郎「行きますよー行く行く」

 

霊夢「やれやれ」

 

奥野田美宵「いらっしゃいませ~」

 

美智「こんちは~」

 

美智(すっげえ可愛い)

 

太郎(何がとは言わないがデカいな)

 

美宵「お好きな席どうぞ~」

 

霊夢「美宵ちゃん、お邪魔してるわ」

 

美宵「あっはい!」

 

太郎「モコぺさん、ここ居酒屋でしょう?呑むんですか?」

 

美智「あ、俺高1の時に呑んで退学させられてるから」

 

太郎「ええ(困惑)」

 

美智「ま、幻想郷に法律ねえから呑んでいいだろ」

 

太郎「学校にバレない様にしてくださいね」

 

美智「はーい」

 

太郎「モコぺさんは何食べます?」

 

美智「煮物かな」

 

太郎「同じく煮物で」

 

美智「すいませ~ん」

 

美宵「は~い、お決まりですか~?」

 

美智「煮物と川魚の素揚げと鯨の息吹ください」

 

太郎「僕は煮物で」

 

美宵「はい!よろこんで~!」

 

美智「尊い...」

 

太郎「付き合えばいいんじゃないですか?」

 

美智「無理だろ...よくても友達になるだけで十分だわ」

 

太郎「顔少し赤くなってますよ」

 

美智「多分熱だわ、この店の用が済んだら寝る」

 

太郎「好きなんでしょ?好きなんでしょ?」

 

美智「...」

 

太郎「どうしました?」

 

バタッ

 

太郎「ちょ、大丈夫ですか?!」

 

美宵「お客さん、大丈夫ですか?」

 

頭に手を当てる

 

美宵「すごい熱...どうしよう...」

 

太郎「尊すぎて熱出したんじゃないですか?」

 

美宵「もしかして私を見て?!」

 

霊夢「何やってんのよあんたら...」

 

美智「ん...え、俺倒れた?!てか注文してたやつは?」

 

美宵「よかった...」

 

美宵(私を見て倒れるなんて...)

 

美智「あっごめんなさい!迷惑かけて...」

 

太郎「もう提案なんですけど、モコぺさんはこの子と付き合ったほうがいいと思いますよ?」

 

美智「は?」

 

美宵「ふぇぇ?」

 

霊夢「太郎、いい加減にしなさいよ?」

 

美宵「ちょっと霊夢さん落ち着いてください!」

 

美智「静かに食べたい...」

 

そして食べ終わり

 

美智「おっさん君はこの後どうする?」

 

太郎「どっか宿探しますわ」

 

美智「博麗神社泊まってけば?」

 

太郎「それもありですね」

 

霊夢「美智、来なさい」

 

美智「ん?」

 

霊夢「紹介するわこの子はここの居酒屋の看板娘の...」

 

美宵「奥野田美宵です!よろしくね!」

 

美智「よろしく...」

 

霊夢「この子、あんたと同じ座敷わらしよ」

 

美智「ふ~ん」

 

美宵「貴方も私と同じなんだね!」

 

美智「俺元人間で、しかも一回死んでるで?」

 

美宵「元人間?!」

 

霊夢「美宵ちゃん」

 

美宵「はい」

 

霊夢「この少年をここで居候させてあげることは出来るかしら?」

 

美宵「えええ?!」

 

霊夢「働かせてもいいから」

 

美智「働くのは構わんよ、てか働きたい」

 

美宵「うちでいいの?」

 

美智「いいよ」

 

美宵「突然倒れないでね?てか今日はもう早く寝るのよ?」

 

美智「了解、これからよろしく」

 

霊夢「頼んだわよ」

 

そのころ

 

悠人「この穴はなんだ?」

 

康「博麗神社の裏にこんなところがあったんだね」

 

悠人「今回はパスしようか」

 

康「そうだね~」

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