俺思うんだどんな奴でも挫折とかあるって
今回は日録です。
今日は厄日かもしれない。
「よいしょッと、後はこの妙にデカい親玉だなだな」
俺のヴィジランテ行為がバレた。
よりにもよってよって
「俊典、お前に渡したロープを…ってあー逃げてる!」
八木俊典、後のオールマイトにだ
「待てやゴラァ!」
nazca!!!
キュイイン…
「はぁ!!」
だいぶ遠かったんで学校で使うnazca(ナスカ)の力を借りて高速移動で回り込んだ
シュッ
「ひ、ひぃ!!!」
シュイン…
「個性使う授業でたまに見ただろう?高速移動」
「殺さないでぇぇ」
すっげぇ迫真
「何勘違いしてるんだ落ち着け、俺は誰も殺してないし、個性は使ってない」
「え、個性使ってない?」
「うん、使ってない」
「じゃぁどうやって」
「相手の顎を狙って頭を揺らしたり、脛を全力で蹴ったり、コショウで目をくらませたり、気が引けるけど男の弱点狙ったりとか」
「ええー…」
あれなんかさっきとは別の意味で引かれてる
「個性を使わなくてもあの程度のチンピラ共なら余裕で倒せる」
油断しまっくっていたら
「それによっぽどの事がない限り個性を」
ドコン
「使わない」
ドォン!!ドン!
振動がどんどん近づいてきている
もしかして…
バコン
「良くもやってくれたなぁ~チンピラ」
その震源の先にはティラノサウルスがいた
多分縛ってないアイツだよな
「驚いた、ティラノサウルスになるなんてな」
「そうだこれが俺の個性だ!!驚いただろう」
「あぁ、驚いたよ、とってもな!!」
シュ
パン
おーまんまとくらった
やっぱ使えるなコショウ玉
「ガッペッコイツまた!!」
「今だ!!逃げっぞ俊典」
「え」
「倒せるんじゃないの!?」
「まずはお前を戦いに巻き込まれない場所に避難させる」
正直今のお前は戦闘で役に立たないからな、すっげえ震えているし
うぇーと隠れる場所はっと
「あそこに避難してくれ」
「僕にできる事は…」
「出来ること?」
出来る事ってなんだ?
逃げる事?それとも逃げる事?やっぱり逃げる事?
バコォ
「どこだあああ」
早いな取りあえず
「後で出来る事を教える、今はとりあえず避難しろ!!」
そう言って俺はティラノ敵の方に向かった。
(僕は何をしているんだ…結局逃げているだけじゃないか…!!)
「よう、待たせたな」
「そこか、ハッハッハッどこにいても無駄だと分かったようだな!」
コイツただ逃げたと思ったのか頭悪いな
「嚙み殺されたいか?潰されたいか?どっちがいい?」
やる気満々だな
まぁ、取りあえず
「そりゃどっちもお断りだ!!」
シュッ
(またコショウか…!?)
何を思ったかティラノ敵は目を閉じた
ゴン
だが、投げたのは岩だ。取りあえず当たったな。
ガララ
「?」
…見た感じノーダメージだな
「なんとなくわかってた!!」
ダッ
「あ!逃げるな!!待ちやがれ!!!」
ダッグサ
「いてぇ!!」
痛い…?空耳か?
さっき勝てたのは相手が油断していたからだ、今の油断していない個性持ちの奴に個性使わず勝つことは相当難しい。
さっきの攻撃でなんとなくわかったがティラノになった事で相当固くなっている。あれじゃぁ俺の打撃も効かない。
俺も個性を使えば何とかなるかもだが俊典みたく今誰が見ているかもしれない、それこそ逃がした女性がヒーローとか呼んでいそうだし。
本気でどうする?得物つってもティラノの鱗にダメージを与える物なんてこの場にあると…!!
「あっぶね!!」
ガッ
「!?」
(俺の顎を素手で止めている!?なんなんだこのチンピラは!?)
後ろを振り返るとティラノ敵に食われる直前だった、マジで殺す気じゃん
というか今俺個性を使ってねえぞ!俺の身体能力がすごいのか、そっちが大した事がないのか…
「クッ」
マジでマズいぞ個性使うにしても両手がふさがってガイアメモリが挿せねえ。
「ググ…」
やべぇ力が入ってきた…!
「てへぇ…(てめえ…)」
「グォォォォォ」
「しへぇぇぇぇ!!(死ねぇぇぇぇ!!)」
ちくしょう…今回の人生短かったな…
ガン
「いへぇ!?(痛てぇ!?)」
ピョイ
「うを!?」
な、なんだ何が起きて…空?もしかして打ち上げられた?
え、でも一体なん…で
下を見るとその答えがあった。ティラノ敵の足に良いのが入ったらしい。それを食らわせたのは避難しろと言われたのに、怖くてずっと震えているのに棒切れを持って立ち向かっている友人だった。
「邪魔をするんじゃねぇぞ!!雑魚が!!!」
そんな姿を見て
「ッ…!!」
色んな枷が吹き飛んだ
masquerade!!!!
キュイイン…
バッ!!
ドカっ!!
「オゴォ!!!」
俺は落下速度を速めて頭に突撃した。
「君は…」
ガララ
「てめえは…」
やっぱあんま頭にダメージがないな
「「黒仮面!!!」」
時間がないからすぐに終わらせるか。
「俊典、ありがとう。」
「…?」
「まさかあのチンピラが黒仮面だったなんてなぁてめえをたo「長くなるならこっちから行くぞ」へ?」
シュ
ドコォ
「ア””」
(いつの間に!?これが黒仮面…ヒロク君の実力か!!)
枷が吹き飛んだおかげで頭が整理できた。
コイツの弱点はすごく明確だった。まずは変身まで少し時間がかかる事そのおかげであの時倒せた。そして逃走前の聞こえたかもしれない尖った石を踏んだ悲声、そして俺への集中が消えるくらい俊典の行動が目に行った事。つまり鱗が強固なのは頭や体のみ。脚部は他と比べてない。
「はああああああ…!!」
ガガガガガガガガガガ
ショウタロウは敵の弱点の足に拳を連続で食らわせた
「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」
「こ、こなくそぉぉぉ!!」
そう叫びながらティラノは気合で俺を蹴ろうとした。
ガコッ
シュッ
「!?(目の前に?!)」
「これで!!」
ガッ!!
「決まりだ!!!」
ドコン!!!
「がはぁっ」
ガララ
「カハッ」
…
やっぱ色んなこと考えながらの戦闘はダメだな。
「…」
さーて倒れたコイツと後ろの友達どうすっか
「ヒロク君…君は一体?」
「…結局それk」
うぅぅぅぅー
!?サイレン、警察か?!
「やっべ、逃げっぞ!!」
ガシッ
「えっちょ」
なんか止めようとしてるんだけどそんなのか待っている暇ないな!!
「飛ぶぞ!口は閉じとけ!!」
バッ!!
「うをぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
「フゥ、何とかなったな…」
学校でナスカを使っているから警察が来ていたあの時使うわけにもいかない、だから、マスカレイドで逃げたど、やっぱあんま飛距離たりないな。
ハァハァ(し、死ぬかと思った)
あ、やべ俊典が死にかけてら。
「俊典、生きてるか?」
「…」
反応がない、もしかして…
「吐きそう?」
「…大丈夫だよ」
「あら、そう?」
「…柱になりたかった、けど、さっきの戦い僕は何も出来なかった!!」
…
「無個性じゃダメなんだ、僕は何の役「そんな事無いと思うぞ」」
このままじゃあいつを倒す日が来ねーよな
「…え?」
「お前のおかげで俺はあいつの弱点が分かった。お前が居なかったらやられていたのかもしれない。」
「…」
「それに、お前は怖いくせに敵と戦った。個性はあっても立ち向かえる奴はそうはいない。お前は勇気がある奴だ八木俊典。だからこの言葉を送る!」
「ありがとう!ヒーロー!!」
ちょいと恥ずいなこれって…あら
俺なりの激励を聞いた俊典の頬に光るものが流れている。
後、心の底から叫んでいる。
…見なかったし聞かなかったことにするか。
「グスッ」
「…終わったか?」
正直ちょっと長かったな、外寒いし。
「そろそろ帰ろうぜ、俊典」
「待って!!ヒロク君、嫌ヒロク、頼みがある!」
「どした?」
早く中に入りt
「僕を鍛えてくれ!!!」
「…はい??」
え、なんて?
「君は言っていたよね?個性を使わなくてもあの程度の敵なら余裕で倒せるって」
「嫌、あれは」
「僕はその言葉を信じる。だから僕を強くしてくれ!お願いだ!!」
「君に並びたいんだ!!」
そう言うと俊典は頭を下げた。
「…もうわかっていると思うけど俺はヴィジランテだ。そんな奴に教えを請いていいのか?お前も悪い事をすることになるかも…」
「そんな事、君はしない」
すっっげえ真っすぐな目。
…
原作にあんま関わりたくなかったんだけど、もしかして俺自身の意思で知らんうちに原作に関わってんのかな
「…はぁ、分かったお前が柱になる手伝いをしてやる」
「つまり?」
「鍛えてやるって事」
「…!ありが「ただし」」
「…お前のあだ名を俺が勝手につける事、俺の事をあだ名で呼ぶ事、後俺の戦い方は独学だ。教えた経験も教わった経験もない。強く出来ないかもしれない。それでもいいなら」
ス
「この手を取れ」
その手を俊典は
パシ!!!
迷わず取った。
「…そんじゃぁ」
「俺に追いついてみろ!!とっしー!!!」
その言葉にとっしーは笑って返事をした。
「追いつくさ!ショウタ!!」
おおカッコいい、それにしてもしょ、ショウタって
フッ
クス
「「ハハハハ!!」」
「「なんだ(い)そのあだ名!!」」
こうして俺の世界がまた始まった
楽しくもキッツい原作改変の世界が
-友情、始まり-
「ティラノ化」
名の通りティラノサウルスになる個性。変身するまで時間が少しかかるのが弱点である。足の鱗が弱いのは実は個性を持っている方の修行不足だったりする。
「とっしー」
俊典呼びから派生させたあだ名。その名前を貰った本人はあまりにも安直すぎるし、いつもの呼び方と大して変わってなくて笑った。
「ショウタ」
ショウタロウのロウが邪魔だったから消した。その名前を貰った本人は大して変わってないなというのと「シャチ」「ウナギ」「タコ」を思い出した。