俺のヒーローオブメモリーズ   作:にわかライダー

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本編開始です。


「超常黎明紀編」
第1話Oとの邂逅/自身の立ち位置


俺はショウタロウ

前世の記憶を持ったいわゆる転生者だ。前世は人生をそれなりに謳歌していていつの間にか死んだ、死因も知らない。そんな俺の今世は…

 

どこぉ!!!!

「超常の襲撃だ!!抑え込め!」

「目的は水と食料の確保だ、邪魔をする奴らは殺しても奪い取れ!」

 

チャキ…パン!

 

「ぎゃぁぁぁ」

 

コロン…

 

「爆弾だ!!!」

 

ドカーン

 

地獄にいる

 

転生先は「僕のヒーローアカデミア」という作品で俺も途中までアニメまで見ていた。自分が知っている情報だけで考えると結構楽なのではと思っていた。ただそう簡単な物じゃなかった。

 

今、俺が生きている時代は数十年前の時代…光る子供が生まれてから数年後の世界だった。この時代は個性を持って生まれた存在には人権がなく、そしてそんな扱いを受けている個性持ちは無個性の人々を襲うという、どこぞの世紀末とほぼ同じくらいに地獄の様な光景が日常になっている世界だった。

 

そんな世界で俺は個性が発動したことが原因で4歳くらいの頃に捨てられた多分前世の知識がなければろくな事にはならなかった。ちなみに今は

 

モッシャクッチャモッシャゴクゴク

「パンうっっま!、水おいし!」

 

暴動に乗じて飯を食っている、まともな飯が目の前にあるなら食べるのが道理だ、人のもんじゃないかって?…サテナンノコトヤラ

 

「子供…?おい!ここで何をしている、危険だぞ」

「ア、ヤッベェ」

「大丈…?!そこを動くな!!!」

「じゃあそんなもんを向けんなよ…」

無個性の男は俺を見るなり武器を構えた、子供でも容赦しないって感じだ。

見た感じ今いるのはその人だけだし逃げるなら今だろう、とりあえずまだあるパンをポケットに突っ込んで個性を使いこの場を離れるとするか。

 

「おい!!聞いているのか」

「聞こえているよ。だから逃げる。」

ぴょん

俺はその男の頭を飛び越え、ダッシュした。

「な!飛んだ?!」

「ご馳走さん。次はステーキとかが良いな。」

「そんなものあるか!!!待てー!」

 

俺の個性は簡単に言うと「身体能力を強化する個性」だ、言葉の通りだったら見た目の変化がないから捨てられるにしろもう少し後だっただろう。

 

 

「煙をまとった超常の子供がそっちに向かったぞ!!」

「了解、黄色い煙…あれか…おい!!止まれ!!」

「いやーパン美味かったわー、ふっくらとした感触、バターがついていて、おまけにイチゴのジャムもかかっていてもう最高!!」

ぴょーーーん

「子供が空までジャンプしたぁぁ?!」

「おっと調子に乗りすぎた。」

 

さっき以上に飛んでしまった…まぁその飛距離のおかげでしばらくは楽できそu

ガッツン

「ウッテ!?」

 

「あの子供、バリケードにぶつかったぞ今のうちに取り押さえろ!!」

ガシッ

「ちょなにすんだよ」

「超常の子供を捕獲」

そうして捕獲されてしまったが、さっきまでの幸福だと感じていた気分を害されて俺はキレた。

「せっかくいい気分だってのに…」

 

「ん?なんだ、煙の色が赤k」

「邪魔すんじゃねー!!!」

 

「オオオオォォォォォ」

「ふっとんだ!?」

「これも邪魔だ!!」

バキッ

「バリケードが破壊された!?」

 

「あーばよ!とっつぁん」

そう言い破壊したバリケードから脱出した。

 

今のうちにちゃんと話すが俺の個性は「身体能力を強化し、その上で感情のエネルギーからその効果を倍にする個性」である。要は感情がそのまま力にするといったところか。

 

喜びの感情は足の身体能力が濃く強化され、怒りの感情は全体的の力を強化するが興奮状態になると感情によって効果はさまざまである。

 

欠点は自身からオーラが常に出ていて感情によってそのオーラも色や形を変えるといった感じだ、これのせいで個性が発現した際に一発でバレたし、さっきもすぐにバレた。正直こんな世界じゃなかったら「仮面ライダーW」の「ジョーカーガイアメモリ」じゃーんとか思っていただろう。

 

「ここまでくればもう安心だろー」

そんなこんなであの場から結構離れる事に成功した。

 

「さて残りのパンでも…ん?」

食べようとしていたその時隣に気配を感じそちらを見たその先には

「…」

目がガン開きしている俺よりも少し幼い白い髪の子供がいた。

 

「ウギャァァァァァ」

「な、な、なんじゃお前は!?」

 

その子供は何も言わずにパンを見ていた。

「…欲しいのか?」

子供はなんも返事をせずただただ見ていた。

嫌、返事しろよ、んーどうすっか俺実はさっきので腹結構膨れたし…嫌でもただ餌付けするのはよくないってよく言うしとかそんな感じで悩みに悩んだ結果

「ほい、やるよ」

与える事にした。

 

そしてこの出会いがある意味転生後の人生の原点であり、俺の宿命の始まりであった。

 




「ジョーカーガイアメモリー」
「仮面ライダーW」の主人公の一人「左翔太郎」の変身アイテム。使用すれば身体能力と潜在能力を極限までに引き上げる事ができ、そして使用者の感情が放つエネルギーによって性能を超えたスペックを発揮できるという物。主人公の個性はこの性能とほぼ同一だが、主人公の方が感情による能力の上下が激しいという違いがある。

ちなみに、主人公の原作知識はオールマイトがAFOをぶん殴る所まで(アニメで言う所の第50話辺り)。「手男逃しているけど、まぁ何とかなるでしょう」という認識である。
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