今回は日録です。
やらかしたなー
さっきまで確認したつもりなんだがアイツにとって相当きついって事を忘れていた。だからこんな目で見られてる。
「…やめるか?訓練」
「え!?」
あっなんか大丈夫そう
「そっか、ほんじゃぁ本番行くか」
そういうととっしーはさっきまでの動揺が消え
「…ああ!!」
とても覚悟を決めた返事をしてくれた。
「さて、こいつに勝ってみな」
masquerade!!!
「それは…!!」
「そう、黒仮面になる奴だ、ほんじゃぁ早速」
キュイイン…
「え?!ちょっと!!」
(あの恐竜を一瞬で倒した黒仮面と戦うのか!?勝てるのか…?)
んー?なんかさっそく不安になっているな、冷静に見てくれればいいんだが
「最初にヒントに出すと『ただ見るんじゃぁなくてよく観ることだただ聞くんじゃなくしっかり聴くことだ』…最近の漫画のセリフだけどな」
確かこんなこと言ってたはずだ
(ショウタ、それがヒントなのかい?セリフ若干違うけど)
ダッ
「しゅ!!」
ブン!!
殴ったつもりなんだが見事によけられた
(早い!!けどなんで避けれた!?…まさか)
「手加減しているのかい?」
「ん~まぁちょっとな、けど」
シュ
ガッ
「がはっ」
おっ頬にいいの入ったな
「それくらいが十分だ」
「…っ!ぜりゃ!!」
シュ
「おっと」
コイツはタフネスがスゲーな
「根性は一人前だな、どこまで持つかね?」
シュッ!!
(早い!!目が追いつかない)
ガッ
「っ!?」
速さを意識して背中を殴った
(…背中を叩かれた?)
「流石に効かねぇか、ほんじゃぁ」
攻撃に意識してまた殴るか
「はぁ!!」
ダッ!!
(また、殴ってくる!!受け止めて反撃を)
「オラ!!」
ドコオ
「グフェ!!!」
うわ、我ながらすげぇ打撃音
「ウ”オヴェェ」
戻してら、あーあ、もったいね~
(お、重い!!反撃できない…)
「どうする?降参か?」
「ま、まさか!!」
「へぇそうでなくっちゃ」
シュブンガッ
右左足と順に攻撃していっていく、まぁ加減しているが
「…ッ!!」(かするだけでこの威力…!けど早くない!!反撃出来る!!!)
狙っているなぁ~
シュ
「!また」
「う・し・ろ」
ガッ
「ぐへぇ」
(こ、こんなのにどう勝てばいいんだ!?)
さっきなら避けれた攻撃が当たってきている。流石に確認とかずっとやってたから疲れたか。少し助言するとしよう。
「…ヒントをちゃんと理解しているなら気づけるはずだぞ」
(ヒント?確かよく観て、しっかり聴くだった、今までの戦いで何かある?)
「…気づいてないみたいだな、罰としてキツイ蹴り背中からぶつけてやる!!」
(背中からくる!!)
背中を警戒している俊典に素早さを意識しその背後に回った
バッ
(Shit!!)
「オラよ!!!」
ドコ
(っ!!…?)
「…相当効いただろう?」
(キツイ蹴り…といった割には普通の蹴りだった。なんだ、攻撃にムラがある?嫌、それだけじゃない今までの戦いで速い時と遅い時があった…まさか!!)
お、気づいたか?
「ガンガンいくぜぇ!!」
シュ!!ブン
一瞬で距離を詰めて殴りかった、だが
ガシッ
「…へぇ」
とっしーは見事に受け止めていたそして
「SMASH!!」
ガッ
思いっきり俺の頬に殴った
「ぶへっ」
バタン
いってぇってかこの頃からSMASH言っていたのか
「ハァハァハァ」
…すっごい息絶え絶えだアイツ
まぁ、とっしー渾身の一撃をぶつけてくれたし、ここで終わるか
(入った!けどまだ終わってない!!追撃を…)
「まいった」
「へ?」
「降参だ降参、さすがに疲れたはー」
そういったがとっしーの緊張は解けていない。まさか…?
「…まだ!!」
うぇ!?やるの?!
「ちょーいストップこれくらいにしようぜ!!マジで、これ以上やったら振り返りが出来ねぇって!!」
この後まだやる気があるとっしーを止めるのにえらく時間がかかってしまった。
「ほい、ご褒美」
そう言い俺は棒状のお菓子をとっしーに与えた
「あ、ありがとう」
モグモグ
「食いながら今回の戦い振り返るぞ」
コク
そういうととっしーは首を縦に振った。食いながらしゃべらないの行儀いいなー
「さて、どうしてお前は俺に一撃を食らわせられた?教えてくれ」
ゴクン
「きっかけはショウタの最初のアドバイスだね。今までの戦いで君の攻撃にひどく違和感がある事に気づいたんだ。全力で蹴るって言っているのに普通の蹴りだったり、重い一撃が出せるはずなのにところどころ弱い攻撃があった。それに速さも似たような感じだった。」
ほうほう
「つまり?」
「ショウタ、君は素早さと攻撃の調整して戦っているんじゃないか?」
「おー!!正解!!!」
ほぼ合ってるな見事!
「ほんじゃぁ解説行くか、黒仮面…本当の名前はマスカレードっていうんだけど実は俺の中でいっちゃん弱い形態なんだ」
「よ、弱い!!!???」
すっげーいいリアクション
「おう、弱い。けど一番肌に合う形態で、それゆえにゲームみたいな表現なんだけど能力の数値を瞬間瞬間で調整が出来るんだ。今回は露骨に見せたけど、今まで攻撃と素早さのステータスを調整して強いように見せているだけって事。本当の性能だと多分お前に負ける。」
「…」
ポカーン
信じられない顔しているな
「まっとにかく言いたいことはどんな個性でも必ず弱点があるし、万能じゃない。だから個性を特別視するな」
ビシッ
「!」
図星だなこの反応
「無個性の奴の特質なんだろうけど個性って要は神から与えられたチートみたいな…奴もあるけどそうそういない、ただの道具だ恐れるな、ビビらずに正面から相手の個性の出し方をよく観察しろ。そうすれば勝機が見える事が大いにある!!」
…なぁーんかちょっとふわっとしたところは合ったけどまぁ伝えたいことは伝えたな
「成程、個性を観察…ありがとうショウタ!!!」
「へっどういたしまして。」
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「そう言えばショウタ、君は何種類の形態があるんだい?」
「んー正直挙げればきりがないんだけどまともに使えるのは3つかな」
(いっぱいあるんだ)
「その三つって?」
「マスカレード、ナスカ、もう一つは秘密」
「…ヒミツって何?」
「秘密の形態があるのロマンない?」
「…言い訳になっている気が」
「とにかく!!言いたくないから秘密だ!!」
(気になるなー)
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お菓子を食い終わり少し喋りながら俺ととっしーは帰っていた。
「ここでお別れだな、まぁこれからじゃんじゃん頑張ろうぜ、とっしー」
「うん!!それじゃまた明日ショウタ!!」
「おう、じゃーなぁ」
やっぱオールマイト…とっしーはすげぇなあの感じなら俺なんか軽く超えれるんじゃないか?
俺を超えるか…自分で言っといてなんだけどなんかすげぇ腹が立つ。だけどそれ以上に…楽しみだなぁ
…さて現実に向き合いますか。
俺が原作に向き合う辺りやるべき事は2つ
1つは「八木俊典の強化」これは正直成り行き上やることになった事だ。将来の姿を考えるとやる必要があるかどうかわからん、取りあえず戦闘技法を叩き込む
そしてもう1つは「AFOの動きの把握をする」ということだ。あいつと生活して思った事が一つある。それはあいつ復活する手を持っているんじゃないかと。
俺の原作の知識は「オールマイトが神野でAFOをぶん殴って倒す」ところで止まっている。そこで知識が止まってはいるが奴と一緒に暮らしてあいつがどんな奴か知ってしまった。AFOはあそこでやられるような人間じゃない、兄弟にこんなこと言うのは少し申し訳ないがただでは倒されない悪意の権化だ、例えあそこで終わっても大きな爆弾を投下するに違いない(多分死柄木弔だろう)
そんな事を防ぐ為にも奴の行動をいち早く理解したい。まずは一番手っ取り早く手に入れる情報を確定させたい。聞くのすっごい本当に申し訳ない…けど確認しなくちゃぁな
「あのー里中さん、今いいですか」
「章太郎ちゃん?どうしたの」
この人は志村弧太朗の里親の里中さん。すっごいいい人だ
「少し聞きたいことがあるんですけど志村はどこですか?」
「あぁ弧太郎なら今友達と遊んでいるわよ。弧太郎に聞きたいことがあるの?」
いないのか…良かった
「嫌、聞きたいのは里中さんにです。」
「弧太郎の親、もしかしたら俺が知っている奴かもって思って。確認してもいいですか?」
「…そう」
すっごい曇った顔をしだした。やっぱ重たいよなーこの辺り
「志村の親は志村菜奈って名前なんじゃないですか?」
「…!知ってたの?」
このリアクションはマジだな
…当たって欲しくなかった!!!
「嫌、最近気づいたんです、よく見たらって奴です」
「そうだったの、ねぇ菜奈さんについて何か知っている?」
「弧太郎、寂しそうなのよ菜奈さんの行方をしれれば喜ぶと思うのよ」
「すいません、そこまでは」
「そう…もし分かったら教えてね。私も志村菜奈さんの行方について知りたいし」
「はい、それじゃぁ」
取りあえず確定出来たな
弧太郎の親は志村菜奈だ。
んでもって弧太郎の常人以上のヒーロー嫌いは母親のせいなんだろうな。
多分養子に出したのはAFOの魔の手が届かないようにしたということ…何だよな?
だけど神野で
『あのね死柄木弔は志村菜奈の孫だよ。』
と言ってた辺り持ってかれたんだろうな
んーなんというか悪手…でもねーんだよな
いづれにせよこうなったか?
でも、どうやって見つけたんだ?
国籍でも見たのか?「志村菜奈」ってフルネームで呼んでるし。
嫌でもAFOは国も動かせ…そうなんだよな、あいつ
ってことは政府にあいつと関わりがある輩がいるんだよな
てか、そもそもあいつの勢力はどこまであるんだちょっと考えてみるか
10分後
ア"ア"ア"ア"ア"もう全然わっかんねぇ!?
敵があまりにもあまりにもデカすぎる!!
取りあえず身近にあいつの魔の手は出てそうだから次はこの町から調査をする。
後は、とっしーを鍛える。
以上!解散!!寝る!!!
とにもかくにも頑張るぞーーー!!!
「ショウタ」
やる事を「とっしー強化」と「AFOの動向理解」の二つに決め、まず最初に志村家について調べた。原作の流れ的に重たいなと思っているし。考えれば考えるほど不安にしかならない。正直ヤケで動いている所がある。
モチベの持続って難しいね