あ、それはそうとサムライドーパントを描いてました。(期末とレポートあるのに何で描いてたんやろうな…)描いていてこれドーパントじゃないなと思いましたけど出来たんで載せます。後、コメントでちょろっと言われたけどたしかにサムソっぽい。
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今回は八木と日録です。
ー八木視点ー
ショウタが雄英のヒーロー科を目指すことを決心した日の次
「おっすーとっしー」
「あ、ショウタ、掃除当番お疲れ様。」
「おう、けど時間かかっちまったすまん」
私たちは二人で師匠の所に向かっていった
「こんちわー志村さん、とグラン師匠」
「遅れてすいません。」
ショウタ、グラントリノの事、グラン師匠っていうのか、なんかカッコいいな
「お!来たな二人とも」
「…随分遅かったじゃないか」
「掃除で手間取ってね」
「ほう、敵を掃除してきたのか」
「そっちじゃねぇ」
チンピラだと思われてる!!
「さて、今日二人に集まってもらったのは他でもない『ワンフォーオール』の解説とその因縁だ」
「おお!!」
ワンフォーオールとその因縁!
ショウタはあんまりいい顔をしてなかった。
「…OFAの原点って因縁だったんだな」
「あぁ、そうだな」
「因縁の前に『OFA』の解説をしていいか?」
「はい!」
でも、解説と言いてもおおよそ分かっているんだけどな、どういう事だろう?
「OFAの引き継ぎ時の事、覚えているか」
「うぇ!?っえぇっとあの…その」
い、言っていいの!?これ??
そんな戸惑っている私を見てグラントリノもショウタも表情が変わった
「何があった!?とっしーお前?!」
「志村!何をしたんだ?」
「え、嫌、髪の毛を与えただけだけど?そんな不味いか?」
「「…」」
二人がこっちを見ている…や、やめてそんな目で見ないで!!
「…とっしー性癖それ?」
「違う!断じて違う!!」
「話を戻すぞー…DNAが入っている物なら何でもいいって言ったと思うんだけど覚えてる?」
「はい、そうですね」
「もし、血液を吸収する個性や事故で血を摂取したら、どうなるか分かるか?」
「…!言われてみると確かに!!その人にOFAに渡されるんですか?!」
「ふふふ、実は…渡されないんだこれが!」
「え?」
渡されないの?
とっしーもそう思っていたらしく説明を求めた。
「どういう事ですか?志村さん」
「OFAは渡したい相手にしか渡せないんだ、つまりセーフティーがついているって事」
セーフティー…そんなものが!
(知ってた)
「だから本人がコイツなら渡していいと思っている奴にしか渡せない、逆に渡したい奴なら無理矢理にも渡せられる、私の場合空彦なら渡せたと思うぞ。」
「…もしそうなったら俺は断るが、まぁそうだな」
「成程、いわゆるバレンタインで好きな人にチョコ渡すようなものですね。」
「とっしー、お前表現かわいいよな」
「…さて話を進めるか、まず、OFAは元々ある二つの個性から産まれたんだ。」
(知っ…二つ?)
「e?」
「その二つの個性は『オールフォーワン』、そして『メモリー』」
…全ては一つの為、そして記憶??
「『オールフォーワン』…他者から個性を奪い自分のものとして、そしてそれを他者に与える事の出来る個性だ」
「!?そんな個性あるのですか?!」
「あぁ超常黎明期からな」
れ、黎明期から…?
この時の離された事は私には信じられなかった。黎明期から今もなお存在し続け、まるで悪の大王の様に行動し続けるあの男の存在が、今の時代はその男の盤上であるという事が。許せなかった
そして、それはショウタも同じようで
「…まるでネットの噂話だな、教科書にも歴史書にも載ってねぇのに」
(知ってるが、こう聞いているとマジでいるとは思えんな)
それもそうだと思っていたがグラントリノがこう言った
「そんな話、学生に教えられると思うか?力がある人はそれを使う場を欲するしな」
「…まぁ、そうだな個性のせいで現実離れしているし」
「それに、お前が手に入れたあんなもの常人が用意できると思うか?」
「確かに」
…あんなもの?
「俊典…大丈夫か?」
あの時から無言で聞いていたら師匠が心配していた、きっと私が考えていた事に気が付いているのだろう
「…大丈夫です、その話がOFAにどう関係しているんでしょうか?」
「…オールフォーワンによって個性を与えられた人には二つに分かれる」
「一つは与えられた個性に耐え切れず廃人になるパターン、そしてもう一つは元ある個性と混ざり合い変異するパターン」
混ざって変異?
「彼には無個性の弟がいた。」
「弟は体も小さくひ弱だが正義感に真っすぐ燃えている男だった。」
「弟は彼の行動に心を痛めて抗い続けていた」
「そんな彼に」
「魔王は無理矢理、個性を与えた」
「力をストックする個性をな、それが優しさなのか屈服させるためかは分からないがな」
…まさか!!
「どうやら分かったみたいだな」
「無個性だと思われていた弟にも一応宿っていた」
「自分も周りも気づきようもない『個性を与えるだけ』という意味のない個性が」
「力をストックする個性と与える個性が混ざり合わさった!」
「これがワン・フォー・オールの始まりだ!!」
「ハッ…」
今日は本当に驚きっぱなしだ、魔王という存在、OFAの始まり…
「正義はいつも悪から産まれるとは言うがこうもなると皮肉だな」
ショウタはどこかあきれた様子だった。あまりにも現実離れしていたからなんだろうか?
「んで、それを生み出した悪は生きているってか、なんとまぁ…」
「ところでよ、最初に『二つの個性』って言ってたよな、『メモリー』どこいったん?」
「あーそうだったな忘れてた。」
(忘れてたんかい)
「…二人には兄がいた」
魔王の…兄?
「兄は『オーラを力にする個性』を持っており、二人や人々に優しく、二人を甘やかしている男で、黎明期という法もない時代で誰よりもヒーローをしていた人物という」
黎明期のヒーロー…
「兄も魔王の所業を許す事が出来ず抗おうとしていた」
「しかし、魔王は兄に記憶を行使する個性を与えそれに屈服させられた…と思われていた」
「兄は屈服したふりをして策を練っていた魔王の大事な物…弟を逃がすためにな」
「作戦は上手く行き弟を逃がすことに成功した。兄は弟を逃がすため、命を懸けて魔王に立ち向かった」
「そして、命を落とし、兄のオーラの個性は魔王の手に渡った」
(…そうなん?)
「しかし、その兄はただでは死ななかった。」
「彼はひそかに弟にも個性を渡していた!」
個性を忍ばせていた?!
(は!!!????)
「ど、どうやって!?」
「弟の『力をストックする個性』!長男が与えられた個性『メモリー』によって流された記憶をこの個性は吸収し、自身の個性の力にした『与えられた人間に元の持ち主の記憶を見せる』という力に!」
「兄も弟の個性を知らなかった、無意識だったんだろう…それが更なる力を与えた!」
「OFAは力だけじゃなく歴代の継承者の記憶を引き継ぐと言われている」
「言われている…?」
「実は記憶を全て見た奴がいないんだ」
「けど、ほんの少し体験した継承者が多くいる。だから、確かに存在する事は分かっている。」
「力をストックする個性!力を与える個性!記憶を保存する個性!この三つが組み合わさり、混ざった!!これがワン・フォー・オールの本当の原点だ!!」
「俊典、そしてショウタ、二人はこれから必ず巨悪と戦う事になる。」
「お前たちの成長は私たちよりもすごい、きっと勝てる!そのためにも頑張ろうな俊典!ショウタ!」
「はい!」
まさかこの個性にそんな物語があるとは、それに今も存在するというALL FOR ONE …
その男を倒せば平和になるという事か!
「頑張ろう!!ショ…」
この話を聞き終えた友達の反応は
「?゜∀゜?ハァ????」
人ができない声と顔をしていた。
「ショウタ?な、なんか人の声と顔してないよ?」
「アノーシムラサン」
「(声ちっさ!?)ど、どうした?」
「ソノーオニイサンッテダレディスカ?」
「私が知るわけないだろう?!」
ー日録視点ー
嫌、本当に誰なんだよ!!
まず、あいつに記憶流した記憶もないし!そもそも甘やかしてもねーぞ!!
『はぁーい俺の勝ちーなんで負けたか明日までに考えといてくださ~い』
『く…』
『ほんじゃぁ全、ご飯よろしくー』
『ショウタロウ兄さん、その漫画面白い?』
『おう、面白いぞ明日貸してやるよ』
『ありがとう!』
次の日
『ショウタロウ兄さん!昨日の漫画貸してー』
『おー…ってあ、ごめん与一!昨日の夜、寒かったから火に適当に燃えやすもん投げたら、間違えて投げちゃった。』
『え?』
こんな奴が甘いか!?優しいか?!んなわけねーだろ!!
「知らないとは言ったけど兄がどんな人だったのかについては良く伝わっているぞ」
「え!?そうなんですか?」
「ああ、なんというかいつの間にか伝統になったらしい」
伝統って何???
「例えばどんなエピソードがあるんですか?」
「ご飯が少ないのに二人にご飯を与えたり」
(げ、ピーマン…自然に発生するもんなのか)
『よ、与一~これやるよ』
『え、いいの?』
『うん全然いいぜ!!』
『ありがとう、ショウタロウ兄ちゃん!!』
…ん”ん”
「無個性も個性持ちも関係なしに無償で人々を助けたり」
『助けたんだから飯くれ!』
『武器をくれ!』
ん”ん”ん”!!!
「無関係な死人に墓を建てたたり」
『兄さん何をしているんですか?』
『埋めてる、さすがにそのままじゃかわいそうだろう?』
『それにこうすれば物色した証拠なくなるだろう?』
『さすが、兄さん』
ん”"ん”"ん”"ん”"!!!!!!
「ショウタ、顔大丈夫?」
どんな顔してんだろおれ!?
「それに二代目を引き合わせたのも彼だという」
「すごい人ですね!!」
嫌、誰だよ!!!二代目!!!!
「ああ、オーラを纏い颯爽と困った人々を助けていたという、後大分カッコツケだという。」
与一…お前
それアメコミのオーラヒーローだろ!!!現実と空想を混ぜるんじゃねぇ!!!!
ーTされる思い/知られる過去(隠れた副題:お前ら何してんだ!?)完ー
「とっしー」
OFAの過去や今の時代の悪を知り、よりやる気を出した八代目、それはそうとショウタの表情が人の形をしてないので不安である。
「ショウタ」
あの世で覚えていろよ…!!それはそれとして、自分の元の個性をAFOが持っているという情報を手に入れたんで聞いていて良かったと思っている。
以下、張本人達(一応ネタバレな要素は見えづらくするが閲覧注意)
「与一」
オーラヒーローの要素が若干混ざってしまったが、彼にとって、ショウタはそんな人物だった。兄の最後の行動は不満であるが大好きである。
「二代目(駆藤)」
彼と話してたり、かかわりを持っているが、与一から聞く彼のイメージがだいぶ違い過ぎて聞いた時とても困惑した。けど、付き合いが長い弟が言っているんだからこれが本当の姿なんだろうと納得した。
「三代目(ブルース)」
そんな人だったのか…
主にこの三人のせいで兄の話が歪曲されたのだ。
「ワンフォーオール」
存在しない能力が付与されている個性。確かにショウタロウは与一に記憶を無意識に流していたが、もちろん『与えられた人間に元の持ち主の記憶を見せる』なんて能力はない。真実は個性に刻まれている人格である。しかし、その存在しない能力が伝わった事で色んな継承者が歴代の面々の記憶を見ており、謎のオカルトが発生している。まぁ簡単に言うとプラシーボ効果でOFAが強くなったのである。