今回は日録です。
初めてのヒーロー実技
俺ととっしーは偶然同じチームとなり
今まで培っていったコンビネーションで敵を一人捕獲する事に成功した。
だが今
「ショウタ、後何分か分かる?」
残り時間か俺の体内時計が正確なら
「んー5分?」
「そっかなら、その間に何とかしないと…!」
「なんとかってどうすんだよこれ?」
バシッ!!
ガシ!!
二人そろって絶賛縛られ中である
-2,3分前-
とっしーめっちゃハイになってんなー
これはちゃんととっしーの事、気にしねーとあぶねーな
「とっしーそろそろだぜ、注意しろよ」
「ああ!!」
…これはそこまで注意してねーな
そんなことを思いながらゴール地点である部屋に入った。んでまぁ案の定ロープで至るとこに巻き付けられていた。
「…来たな」
そしてゴールの兵器の前にはロープの様な髪…?髪の様なロープ?が特徴な敵役の男が立っていた。
後至る所にロープが張り巡らされていた。
多分行動範囲の制限が狙いなのだな
「おうよ、来たぜ!」
「オレは下のやつとは話は違う…こんなふうにな!!」
バッ!!
そう言った直後敵役の男からいたるところからロープが伸びて来た。
右、左、上…
左右からまず最初にロープを伸ばしてきて、んでもってジャンプする事を予測して上からも伸ばすという作戦か。なら…
「突っ切るぜ!!」
ダッ
まぁ所為ごり押しである
ナスカならいけるしな
だが、相棒は
バシッ!!
「ぎゃん!!」
素直にジャンプしてしまっていた。
「!?」
そっちに意識した瞬間、速度が落ちて
バシッ!!
「しまっ…」
バタン!
「た!」
俺も捕まってしまった。
んで、今に至る。
あーこう振り返ると油断だな
落ち着いてよく周りを見れば別に突っ込むしか手段がないみたいな感じでもなかったしな。
「さて…どうしたことか」
「何をしようと無駄だ」
ん?なんか独り言に反応したぞあの敵
「俺は、自分の出したロープの振動などで貴様らの動きを察知できる。何をしようとも無駄な事だ」
「…⁉」(バレている?急がないと!!)
…
「二人とも、もっと強く縛り気絶させてやろう」
シュルシュル
訓練なのに気絶させてもいいのか…昔は厳しいね
「や、やばいよ、ショウタどうしよう!?」
なんかいつものとっしーよりも弱気だな不味い状況だが策はある、というかこれしかねぇ
完全に条件を破る事になるが行くとするか!!
「とっしー…俺を信じろ、そしてお前を信じる」
その言葉を聞いてとっしーは俺の考えを察した事を願い、俺は作戦に移り始めた
「おい…何を!?」
hopper!!
キュイイン…
バシュ
(縄が切られている!!いつの間に?!)って顔だな
独り言を言う前からだよ!!
「ロープ使わせてもらうぜ!!」
そう言い俺はロープの張力を利用してクソジジイこと、グラントリノとほぼ同じ動きを始めた
バッ
ビュン!
バッバッバッ
nasca!!!
hopper!!
ダッ!!
ビュンビュン!!
「ちょこまかと…!」
ロープの張力のおかげでいつもより部屋を飛び回りやすいな…さて
ここだな!!
ヒュッ!!
「!!」
ガッ
お!!反応しかけたな、さすが雄英に受かっただけの事はある。
だがちょいとばかし遅かったな防ぎ切れてねぇ
「…ク」
「さっきまでの余裕は」
ヒュ
「ッ!!」
ドカ!!
「どうしたよ!!」
バッ!!
ガッ!!
ドカ!!
ホッパードーパントの素早さで翻弄しながら殴る蹴るを繰り返していく
まぁこんなのを続けていれば
ガシ
「ハァハァ残念だったな!!」
こんな風に捕まれる。縄で使って掴んで縛るなんて器用だな相沢先生か
シュイン…
「残念?それは…どっちかね?」
その言葉に反応し後ろで準備しているとっしーに気が付いた。
バチバチバチ!!!
「な!?」
俺の狙い二つあった。一つはある地点への誘導、もう1つははとっしーを救出し、あいつへの注意を俺に向ける事
さっきの動きで俺に全注意を向けさせ。
ナスカに一瞬だけ変身してとっしーの縄を切り。
ある場所に誘導した。兵器に攻撃が確実に当たらない箇所に
さてここからが本番!!
burst!!
キュイイン…
人間形態よりもでかいバーストに変身しロープをちぎる
ブチッ
んでもって…
『一つお願いしたい事がある。もし個性を使う事になったら私の誘導してほしい』
『誘導?』
『あぁ、あれから鍛え続けて、何とか「戦車の主砲」レベルの威力から「バズーカ」レベルの威力まで調整できるようになったんだ』
『喰らったら死ぬのは変わりなさそうだな』
『それを使わないに越したことはないけど最悪な事は考えるべきだろ?』
『まぁそれはそうだな』
『私は自分の個性で攻撃はしない、だけど自分で強化はするそのための動線を書いてほしいんだ』
『ふぅん…分かった。』
親友が俺に頼って策を立てたんだ!
「応えなくちゃぁな!!」
ドカ
BOW!!!
バゴン!!
外に行けるよう、壁を壊す!
「そしてぇ!!」
シュ
bow!
「グフッ!!」
アイツの目くらまし&避難!!
動線は作った!後は、お前次第だ!!!
「とっしー!!!」
「ONE FOR ALL…」
バチバチバチィ!!
「MAXIMUM!!」
シュ
(何だ空間が歪んd)
ガシ!バッ!
(…は?外?)
一瞬…本当に一瞬だな、あいつらが消えた。あんま見えてなかったけど多分とっしーがあのロープ野郎を掴んで動線通りに突っ切ったな、あのロープ野郎大丈夫かな
結局力押しをして、条件を破った。勝ち方もへったくれもない…
「ま、何はともあれ」
touch!!
「お前の作戦勝ちだな!!」
Aチーム勝利
決め手:兵器の回収
さて、第一回目の訓練の講評に移った
「…今回のMVPは命運 尾縄(メイウン オナワ)だ」
「「「え?」」」
MVPはロープ野郎もとい命運尾縄だったみたいだ…
ですよね~そう思いながら周りを見たら、クラスメートのほとんどが分かんないみたいだな。
「お前、何故だが分かってるみたいだな教えてやれ」
げ、振ってきやがったあんにゃろう…
「まず、俺、序盤こそいい動き出来はしたが終盤、味方の八木に気を向けすぎた。ヒーローとしては味方の心配よりも先に目的を果たす方を優先しなくちゃいけなかった」
「次に獣になったお前、名前は?」
「オレ?…生野 大牙(イクノ タイガ)」
「おっけー生野、お前は力量の測りミスだな、あれだけ用意した罠の数を一瞬で解除してここまできた事、冷静に考えればわかったはずだ一人じゃ無理な案件だという事が」
「…あ」
今気づいた感じだな
「勇気と蛮勇は紙一重だぜそれだけは覚えとけ」
「そして、八木、お前は力押しがすごすぎなんよ、個性のごり押し100%にしなかった事は褒められるけどそれでもあの作戦は作戦とは言えないごり押しに近い。もっと計画的に行けよ。アト、アンナコウゲキゼンブミキレヨ」
「…ウ」
凄いへこみかけてんな、あいつ
「んで、最後、MVPの命運は生野が捕まって残る手札でどうするか考える冷静な判断力、んでもって兵器がある部屋の中の張り巡らされた縄、あれ兵器に当たらないように設置しただろう?そういう所がMVPの理由だな多分」
「…どうよ?」
「…85点、解説したいことは全て言われたな」
お、よっしゃ。残り15点は謎だがいいか
「…」
なんか周りの視線がキビいな何なんだ?
「ところでお前ら」
グラントリノが俺ととっしーにしか聞こえない声で言って来た
「条件完全に破っていたな」
「「…はい」」
「…章太郎はともかく、俊典お前はペナルティを与える」
「え!?」
「章太郎は力押しではなく知恵でも立ち回っていた。ペナルティはない。というわけで、後で校長室に来い」
「はい…はい!?」
ペナルティないんじゃねぇーの⁉
「俊典は腕立て1000000000回」
「0の桁おかしくないですか!?」
校長室…マジか…
「なぁ」
「ん?なんだ?」
命運がなんか話しかけてきた
「なんで縦横無尽に動いたんだ?ロープの振動で何をするのかは分かると言われたのに何故?」
「え?だってお前、ブラフだろう?それ」
「!!」
理由言った方が良いなこれ
「そのブラフを言われる前に動いてたってのもあるけど、振動で動きが分かるなら二階の罠に何かしら反応するそこで範囲が限定されている事が分かる。んでもって次に、それを言った後のお前の動きだ。八木はそれを言われても力で何とかしようと動いていた。分かっているならあんな悠長に喋らずにすぐ縄の数を増やすはずだ。アイツの個性危険だし」
「…」
「ま、どちらにせよあの俺の飛び跳ねに反応できるほどの力はないってのも考えたがな」
「…お前、凄いな」
感心された。友達になれそうだなー
「俺は命運尾縄、改めてよろしく。」
「あぁ、こっちこそ俺は日録章太郎だ。よろー」
-放課後-
「996…997…998…999…1000!!ぐはぁ」
ドスン
ハァハァ
授業を終えて俺らは教室に残り、俺はとっしーのペナルティを監視してた
「頑張え~えっと残りたくさんだな!!」
「SHIT!!!しょうたhelp~」
「ほんじゃぁ俺もいくかーじゃぁな」
「HELP!!」
迫真だな
さて…
ゴゴゴゴゴ
「校長室って…こんなとんでもない雰囲気だっけ?」
「行くしかないか!!」
コンコン
「失礼します!!」
ガララ
「や、試験以来だね!!日録章太郎君」
「よう、来たな」
その部屋には雄英の校長の根津とクソジジイごとグラントリノがいた。
まぁただ叱られるわけじゃない事知ってるけどな、でも…
「こ、こんにちは!根津校長!」
なんかすっげーこええよ!
「そんな硬くならなくていいよ!僕は君の協力者だからね!!」
そう、俺が雄英高校に入ろうとした理由、それがこの根津校長だ
「それにしても、あの時の事はとても驚いたよ!」
「まさか数分でたった一人の男の手でターゲットを全滅させて、そして、こんなものを渡されるなんてね!!」
そう言いながら俺が校長に渡したいつぞやの書類を見せて来た。
「いやーそれはどうも」
経緯を話すと試験でいい面のやらかしをすれば校長とのコンタクトを取れると考えて、全力を出した。
んでもって狙い通りに事が動いて根津校長に事情を聴いてもらい、あの記事を渡せた
「それはそうとグラン師匠、とっしーのペナルティもっと軽くしてくんね?」
「…気絶したら終わらせてやる」
うわ…悪魔だ
「それよりもお前、あの答えは出たのか」
「う、ウェ~トソレハ」
「『ヒーローを助けるヒーロー』…聞こえはいいが具体性が何もない。ただ相手の心を傷つけるだけになるだろう。いい加減答えを出せ」
それと、どうやらクソジジイは俺のこの夢がとてつもなく気に入らなかったらしい。まぁ近場であんな人がいるからな…
俺も具体性は必要なのはわかってんだか何をすればいいのか上手く言葉にできねー
本当にどうすっか?
「話を戻してもいいかい?君からもらったデータから何が動いているのかがわかった」
流石、早いな!?
「お!?やっぱ政府か?国家か?」
「何を言っているんだい?」
「HE?」
俺のいつかの理論*1違うのか?
「君が指名手配されたのはほぼ君のせいだ…まぁ指名手配されていない方が怪しいし、むしろ国の信頼が上がったと思うよ」
「う!!」
やっぱ俺馬鹿…なのか?
「…その裏についているのは、かつて日本の悪の象徴として呼ばれていた組織、その大手」
「『死穢八斎會(シエハッサイカイ)』と双璧を成す指定敵団体」
冷えた八宝菜?
「『冥獄五常(メイゴクゴジョウ)』」
命極五条?
いや、冥獄五常…か?
「君にはその組を調査してほしいんだよね!」
その組にあるんだな何かが…やるしかねぇな
「おう、わかったぜ!!」
こうして、俺は冥獄五常の調査が始まった。
あ、それはそれとしてとっしーは5000で力尽きていた
「ショウタ(日録章太郎)」
戦闘IQ以外のIQは普通以下の男。コイツのサポートでとっしーの作戦が上手く行った。講評から他の人の視線が厳しいのはこいつの方がよっぽど教師していたから。ちなみにショウタが受けた入試試験は彼以外の合格者がいないとか。
「とっしー(八木俊典)」
興奮気味で色々ガバりながらも一生懸命に戦った男。さらに鍛錬を積んだ事である程度の制御が出来るようになった(それでも死ぬけどね)。親友がグラントリノの事を「スパルタクソジジイ」と陰で言っている理由が分かった。
「ONE FOR ALL MAXIMUM」
オールマイト版OFAフルカウル、ただし速さは常時F1カー、最高速度は周囲の時が止まるレベルである。(クロッ〇アッ〇)
「グラントリノ」
ショウタの観察眼には一目どころか三目以上置いているヒーロー。ショウタの目指す理想像が自分のコンプレックスに近い所を刺激するは具体性がないはで少し不満、そしてとっしーの事はいまだに認めていないのでスパルタを続ける。
「根津校長」
第25話の回想で○○と出ていた校長先生。ショウタを初めて知ったとき「なんだこの子?」と衝撃を受け実際に合ってみたら「なんだ!この子!?」となった。けど話していて割と楽しい。
「命運尾縄(メイウン オナワ)」
ショウタ達と敵対した、敵役A。個性は『縄』で体から縄を出すというシンプルながら強い個性、ショウタの同じ学生じゃない動きに興味を持ち友達になった。
「生野大牙(イクノ タイガ)」
敵役B。個性は『獣化』で獣に変身し戦うという個性、ショウタからのアドバイスはすごい助かるがもうあいつらとは戦いたくないと思った。