俺のヒーローオブメモリーズ   作:にわかライダー

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いやー2024年が終わっちまうなーまぁこの二次創作、それに小説執筆という新しい挑戦をしてみてよかったなと思ってます。

さてさて、どこまで成長したか…

(本編を読む)

…大して成長してねぇな

ま、これまでもこれからもこのまま自分なりに成長しながら進んでいきます。
2025年もよろしくお願いします!!

今回は日録です。


第39話Eのハジマリ/つき始める炎

雄英文化祭…体育祭とは打って変わって普通科の見せどころという奴らしい。

と、言ってもヒーロー科にとっても醍醐味のイベントという事らしくうちの猫メイドカフェも全力で準備が始まっていた。

そして、今日、文化祭初日となりその熱は最高潮に!!

故に最近けが人だった俺も忙しいのだ。

 

そう今日、10月10日…俺の誕生日としてもだ!!

「章太郎、ちょっと買い出しに行ってくれー」

「…はーい」

「どうしたー?今日が大事な日だってのに元気なさそうだなー」

 

それはお前、誕生日に酷使されているからなぁ!!…なんて口が裂けても言えねぇ…!

「ち…ちょっと元気なくて」

「無理させて悪いな。」

『けが人だから』でゴリ押して裏方仕事しかないのは唯一の救いだな。

 

しっかりしろ俺。この誕生日を邪魔したクs…文化祭が終わって家に帰れば一口分のチョコケーキが待っている。

 

唯一知っている、とっしーは今日めっちゃ忙しそうだし家には来ないだろうけどプレゼントはきっとあるはず…尾縄にはなんか急に言うのは申し訳ないし言わずにいる。志村さんとイグナイターさんは今日連絡が取れない。グラン師匠は忙しい、親からはお祝いの手紙とプレゼントのみ

 

…一人で祝う事になるな

 

は、ハハ…HAHAHAHAHA!!…ハァー

 

とまぁそんなこんなで、文化祭が始まった。

「いらっしゃいませーご主人様♡」

 

ううぅ!!寒気!!!

俺は今、どこに行くか考えるために店の裏にいる。

知り合いがなんかメイドの格好をしているのは大分なんか来るものがある。

「お、お待たせしましたー…ニャン///」

特にとっしーがなんか筋肉を削げばなんか様になる様になっていて何とも言えない気持ちになってしまった。

 

「おーい、章太郎」

「ん?どうした、尾縄。」

「お前直々にお客さんが来てる。」

「…お客?」

 

そういわれて向かった席には見覚えのある髪型をした大人と何というか上に尖った子供がいた。

観察してもしょうがないな…行くか

「いらっしゃま…イグナイターさん?!」

何でここに!?

「…お前はメイド服じゃぁ無いな。」

「え、えぇ…イグナイターさん、この子は?」

「…」ペコ

「…この子は俺の息子、炎司だ。」

 

んーーー?どっかで見た事があるような?

「…まぁ座れ」

 

赤い髪、多分炎系個性、そして青い瞳

『焦ォ凍ォォォォォォォォ!!!』

…あ

 

「…?どうした?」

「エットーイグナイターさん、もしかして苗字『轟』だったりしませんか?」

「…言ってなかったか?」

そっかー…轟かー

 

 

「…改めて、誕生日おめでとう章太郎。」

「え、あ、はい!!」

じゃぁこの子供があのDVクズ親、名前は確か……エンゲバーだっけか?

もう炎司でいいか…嫌、それにしても

「えっとーイグナイターさん。なんで炎司…くんを俺の元に?」

「…これからお前と一緒にこれを鍛えようと思ってな。」

…これ?

 

「これは俺の力を超えゆる力を持っている、そこでお前の優秀な技を組み合わさる事で更に磨きが入る。自慢の息子だ。」

「…???」

 

イグナイターさんと一緒にヒーロー活動した俺には分かる。

この時の言い方はとても思いやっている事が分かった。なのである疑問が出た。

 

「イグナイターさん?"これ"ってなんすか?」

「…うちの子の事なんだが?自慢なんだからな。」

…何というか完全に道具扱いしているわけじゃぁない感じがする。

「…俺の夢はこれが夢見た物だ。これの夢を叶えるために協力してほしい。」

 

イグナイターさんはそう言いながら炎司の頭を撫でた。炎司の方はまんざらでもなさそうだ。

 

ん?

「イグナイターさん、炎司くんとの時間は過ごせていますか?」

「…この前、一緒に遊園地に行ったぞ、ゴーカート楽しかったな」

コク

 

「炎司くんの事どう思っていますか?」

「…目元がよく見ている」

んー?

 

「…ヒーローは年中仕事ばかりで、子供との時間が取れない。だが、俺は休暇の日はこれと一緒に遊んだり、修行したりしている。そのことを心配してくれたのだな?ありがとう。」

「え?あぁはい」

…亭主関白?言い方こそ時代錯誤もいい所なのになんというか、ちゃんと家族サービスをしている良い親…なんでその子供がDVクズ親になるんだ?

…もしかして、イグナイターさんの姿勢が歪んであれ(DVクズ親)になったのか?

 

 

「…誕生日プレゼントだこれをやろう。」

そう言われながら出されたプレゼントは

 

「グラサン?」

キラ

まごうことなきグラサン…つまりサングラスだった。

「…お前目線で何を観ているのか分かりやすいんだ、気付いていたかどうかはともかくな。」

「だから、視線を隠せるグラサンってわけですか」

「ヒーロー活動でも使えるなかなか壊れないサングラスだ。これからもよろしく頼む。」

…正直、祝ってもらえるとは思わなかった。だから、

 

「ありがとうございます!!」

めっちゃうれしい!

ピロロロ

「!…失礼」

え、急?

 

そして、炎司と俺のお見合いスタイルで地獄の領域が展開された。

 

「「…」」

ど、どーするこれ?

は、早く助けてくれイグナイターさん!!

 

 

「ありがとーございましたー」

「「…」」

 

帰ってこなかった!!!

 

ガヤガヤガヤ

「タコ焼きいかがですかー」

「射的やりませんかー」

「お化け屋敷楽しーですよー」

ガヤガヤガヤ

 

「お化け屋敷…」

「…行きたいのか?」

「別に」

 

んー弧太郎とは別ベクトルのやりづらさ

あの後、イグナイターさんからしばらく預かってほしいというのがメールで言われて、炎司を引き連れている。

この子、イグナイターさんがしばらくいけないって聞いた瞬間、あからさまにテンションが下がっとる。

会話しなくちゃぁな

 

 

「まだ自己紹介してなかったな、改めて『日録 章太郎』だ。これからよろしく頼む。」

「……轟、『轟 炎司』。最初に言っておく、俺はお前なんかに技なんか教わらん。俺を強く出来るのは父だけだ。」

 

全ッ然!信用されてねぇ!!

 

「父からお前の事はよく聞いているうんざりするほどな。」

「なにが天才だ」

 

あーもしかして、イグナイターさんの褒めちぎりに嫉妬しているのかコイツ。

子供か…子供だったは

イグナイターさんも褒めてくれるのは嬉しいが、自分の息子にそんなの聞かすな。

 

「そ、そっかー…ねぇ、炎司君行きたいところってあるかい?これがマップ何だけど」

そう言いながらマップを見せた

 

少ししてから、炎司はある所を指さした。

「ここに行く。」

「ここって…」

 

 

 

そして、そこにたどり着いた。そこは…

「B組の実技参観とはな、お前本当に子供か?」

こんなんプロヒーローか生徒の親しか見ねぇだろ

ジー

「…つまらないなら、どっか行け。」

「とんでもないこと言うなお前。」

 

ジー

 

…俺みてぇだな、色んな奴の個性の動きずっと観察して。何かを得ようとしている。まぁ素直に『どうやっているのか』とか全然聞きに行かない辺り、なんつーか頑固で俺よりめんどくせー野郎だ。

 

「ん?あー!A組のイカレ野郎!!」

「待て待て待て!!とんでもないこと言うんじゃないよ!!」

「いかれやろー?」

「嫌、まぁ当ってるけど、違うからな!!」

 

実は、B組とは個性を見るためにちょくちょく顔を出している。まぁ、しつこく色んな事を聞いてくるし、体育祭はとっしーと俺のせいでめちゃくちゃになるわでイカレ野郎とかよく言われてる。

 

「何しに来た?」

「いやー付き添いで、ちょっと観せてくれよ?」

「別にいいが、お前に見られている時と変わんねーぞ」

「おう。」

 

そんなこんなで二人でB組の訓練を参観した

ジー

…!俺たちが見ていた方の岩山、落石すんなありゃぁ…

んーもしかしたら、デモンストレーションとして物かも知んねーから放置だな

 

「…いつも」

「ん?」

「いつも見てるのか?」

いよいよ、気まずくなったか

 

 

「いつもってわけじゃねーな…あのマジシャンみたいな帽子被っている奴、炎系個性だぞ。」

ピクッ

「……」

ジー

 

…ありがとうすら言ってくんねー!!!

このガキィ!!

ビギ

「おっと」

バギッ!!

ガララッ!!

 

「!?」

「ら、落石だー!!」

落石だー!?知らないのかーい!!

 

「キャー!!」

 

「ったく!行くしかねー!!そこにいろよ!!!」

色んな所に人がいる。ここでこの瓦礫を上手く何とかする方法は……

 

HEAT!!

キュイン…

ちょいと怖いがこれしかねーな!!

 

グッ!!

「赫灼熱拳!!」

キュィィィィン!!

「龍!!!」

バッ!!

バシュッ!

『GUOOOONN!!』

「…!」

 

「食い溶かせ!!」

ガブッ

ジュワッ!!

よし、岩を破片ごと、溶かせたな!!

 

さて、ここからトラブルを

「フー…皆さんご安心くださーい!!」

「これは…デモンストレーションで―――す!!!」

ショーにしますか!!

 

 

 

「悪い、待たせたな。」

「…」

あの後、あの落石は何とかデモンストレーションとして何とか収める事が出来た。

そして、赫灼熱拳での火傷は初回よりかはマシになった、リカバリーガールしこたま叱られたがな。

まーその分、お客さんやB組に感謝されたから五分五分だけど。

 

ジー

「ん?」

プイッ

 

んでもって、その時の炎司の目、あれはよく知ってる。

赫灼熱拳を覚えたいんだな。

 

「技を教えてほしいのか?」

「…別に」

素直じゃねーな

…そうだ

 

「…赫灼熱拳がほしいか、炎司?」

「…!」

「欲しいなら、譲ってもいいぜ、この技。」

俺、炎に耐性なんかねーし

「…いいのか?」

 

喰いついたな!

「ま、ただってわけじゃぁない。条件がある。」

「…」

ゴク

「俺と一緒に修行する事と俺を…上手く使え。」

「!」

「俺の教えに従わなくたっていい。呼吸、動き、得られるもん全部見ろ。」

「そうすりゃぁやるよ。どうだ?」

 

「…分かった。」

良し!!

「それじゃぁ頑張ろうぜ、炎司!!」

 

取りあえずきっかけを作れたな、よ、よかったー。

さて、こっからあいつと仲良くなって、あの未来変わるかは分からん。

けど、まぁコイツを強くする事は出来るな…

 

…炎司以外にも弧太郎やら、とっしーやら、鳴海のおっさんやら引くほどやることいっぱいだが一つ一つやっていくか!!

 

 

これが後のNo2、俺の弟弟子って奴との出会いだった。

そして、気づいていなかった。俺が今後の動きを考えている裏で奴もまた動いている事に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃

 

ー蛇腔病院ー

 

地下深くにある、薄暗い手術室のような部屋。壁にはいくつものモニターが設置され、それぞれが雄英体育祭の様子を映し出していた。部屋の隅には科学機器が雑然と並び、空気は湿っぽく、冷たい。

 

二人の男がその映像を眺めている。一人は白衣を着た男、もう一人は漆黒のスーツを纏った不気味な気配を放つ影のような存在だった。

 

「日録 章太郎…個性『ガイアメモリ』、自らの個性を変容させる個性。」

白衣の男が、興味深げにモニターを見た。

 

「…これほど優秀な個性、せめてワシの個性で複製が出来ていればよかったのだが。」

彼は溜息をつき、カルテを手に取りながら隣の男に視線を送った。

 

「すまないな。オール・フォー・ワン、彼が再生系個性にも変化させられるなんて予想外だった。」

 

 

「いいんだよ、ドクター。それに僕は彼の個性にそこまでの価値が無いと思っている。」

隣の黒いスーツの男――『オール・フォー・ワン』は映像に映る少年をじっと見つめていた。その目は深い洞察を秘めながらも、どこか別の感情が揺れているように見える。

 

「…けどまぁ、彼は与一や目当ての個性との接点を持っている。それに、僕の事を探していると来ている。いずれ会うさ。」

オール・フォー・ワンは静かに笑みを浮かべた。その笑顔には、不気味な余裕が漂っていた。

 

 

「その時に個性を奪うかどうかを考えればいい。」

 

「…そうか。」

ドクターは一瞬間を置き、考え込むように頷いた。

 

「意外だったかい?」

 

「!…フフ…相変わらず、君には隠し事が出来ないな。」

ドクターが軽く笑いながら首を振る。

 

「彼の事を見ている君の目がいつもの何かを欲した目に見えたものじゃから。てっきりほしいと勘違いしてしまった。」

 

「僕がそんな目を?」

オール・フォー・ワンは首を傾げたが、その表情にはどこか含みがあった。

 

「…すまん、もしかしたら見間違いだったのかもしれん、だから、忘れてくれて構わんよ。」

ドクターは机に置いてあったカルテを閉じる立ち上がり、出口に向かって行った。

 

「あぁそれと、ワシと君の初めにして現時点の最高傑作、『試験体一号:ファウスト』あれを使って構わないのじゃな?」

 

「構わないよ。よろしくねドクター。」

 

オール・フォー・ワンの許可を得たドクターは満足げに頷くと、その場を後にした。彼の足音が遠ざかり、部屋は再び静寂に包まれる。

 

「……」

 

一人残されたオール・フォー・ワンは、モニターに映る少年――日録章太郎を見つめながら、考え込んだ。

 

(あれは彼によく似ている。もしかして、重ねてしまったのか?あの人はもういないのに、顔も違うのに。)

 

彼の表情が一瞬、何かを思い出したように歪む。しかし、その感情はすぐに冷たく押し殺された。

 

(嫌、そんなこと、僕の夢、そして与一以外事なんてもうどうでもいい。けどまぁ――)

 

モニターの少年を見つめながら、不気味な笑みを浮かべ、静かに呟いた。

 

「君と、顔を合わせるのが楽しみだよ。」

 

「日録 章太郎。」

 

モニターに映る少年の姿に、魔王の顔が悪意に満ちた笑顔でゆがむ。部屋の空気が、さらに冷たく張り詰めた。

 




「ショウタ(日録章太郎)」
文化祭の一日目と自分の誕生日が重なってしまった男。前日までどうにか文化祭が中止にならないか祈っていたりした。結局サングラスをプレゼントで貰えてよかった。しかし、その後、サングラスをかけて炎司連れている姿が目撃され危うく通報されかけた。イグナイターが轟だという事は本当に知らなかった。最近、本気で色々やる事が出来てしまったが取りあえず炎司には赫灼熱拳とDVがどれだけクソかを叩き込む予定。

「とっしー(八木俊典)」
文化祭のシフトでほとんど時間がつぶされてしまった男。ショウタも言った通り筋肉がなければ本当に様になってしまっている。なお、後日ショウタに言われて『エンジ』という子供と遊んだとか遊ばなかったとか。


「イグナイター」
炎系プロヒーロー。本名は『轟 我炎(トドロキ ガエン)』と言い、キラキラネームがすごすぎて聞かれない限り本名は言わないようにしている。亭主関白風の良い親であり、炎司にとって理想の父親像として定着している。だがなんか少しズレていて、自慢の息子に対し自分の技を見て覚えたジョーカー(日録 章太郎)を自慢げに話した。誕生日プレゼントを渡すために来たのもあるが、息子と文化祭を満喫したかった。残念


「轟 炎司(トドロキ エンジ)」
後のNO2ヒーローになる男。頑固だし、この時からずっと全体的に堅い。ショウタに対して最初は嫉妬していたし、普通に嫌いだった。その後、赫灼熱拳をプレゼントされてなつき始めた。なお、後日に本気で嫌いな男が出来るのはまた別の話。


「ドクター」
蛇腔病院の院長。ショウタが入院した時、彼の個性を奪おうとしていた。なので、実はリカバリーメモリで強制回復してなかったら危なかった。ある作戦の為に魔王との初めにして現時点の最高傑作の調整に入った。それを失うのは残念だが楽しみでもある。

「オール・フォー・ワン」
いよいよ、再登場した魔王。現時点でのショウタについては弟にたかっている少しデカい虫という認識。どうやら心の傷が今も残っているようだ。


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