×Dred
↓
〇Dread
だったことに気づきはずかしくなった。せっかくの展開も台無しだよ…
今更思ったんだけどアフォさんの個性の描写、くどいかね?
今回は色んな視点があります。
ー大学入り口前にてー
『A棟無人…避難完了』
『B棟同じく』
『C棟完了』
「よし!」
鳴海覇道、日録章太郎この二人が魔王と戦っている間。
仁こと氷叢 結は大学内にいる人々の避難をやり遂げていたのだった。
「ありがとう!ヒーロー!!!」
「助かったー!!」
「え!?い、いやーその…どうも」
(ど、どうやって本当のヒーローが来るまでに逃げよう!?)
どうすればいいのか悩んでいたその時
ギュウォォォォォォン!!
大学が崩壊した。
「「!?!?」」
「キャァア!!」
「何だっー!?」
(ショータロー様!)
「皆さんはもっと離れてください!!行ってきます!!」
ダッ
(ショータロー様!!鳴海のおじさま!!無事ですよね?)
不安を胸にしまいながら氷叢 結は大学の中に戻っていったのだった。
ー大学内ー
暗がりの空の下
魔王と怪物が対面していた。
(ここにきて、新たな形態、彼自身初めて使うのだろう…まぁ今のボロボロの彼じゃ敵にもならnヒュッ)
ドシュッ!!
「は?」
余裕を持ちながら考え事をしていた魔王の腹に穴が空いた。
グッ
ドコンッ!!
「お、おヴォォ」
ボタボタボタ…
個性
超再生
(な、何が起きたんだ?!奴はもうボロボロのハズ…)
魔王が考える隙も無く、それは更なる追撃を仕掛けた。
フッ
バッ
「!!」
(マズい!!)
個性
筋肉鎧化
グルリン
ギャゴォンッ!!
「バボホォ!!」
ギュイーン
ドコォンッ!!
「……」
(この火力、このパワー…僕を完全に超えている!?)
「な、なんだッお前は!?」
「…」
魔王への答えはどこにも届かなかった。
「……」
ザッ…ザッ…ザッ
(マズい対策を)
魔王が必死に考えようとした瞬間
「ゲホッ」
怪物の後ろから咳が聞こえて来た。怪物はそちらに興味を持ったのか
後ろを振り返った。
そして、それを興味を持ったのは
ヴィーヴィー
「マダ、生キテイタノカ、下等生物ガ!!」
怪物だけでなかった
「ソノ命ノ灯ヲ消シ…」
ガシ
バゴンッ!!
言い切る前にリッパーの首はへし折られていたのだった。
魔王はその隙間を見逃す事はなく最大火力の準備をした。
個性
押し出し(空気使用)
+
個性
発条化(筋骨使用)
+
個性
瞬発力×10
+
個性
膂力増強×10
「消えろッ!!」
ズギャァァァァンッ!!
魔王は辺り一帯を平地にする勢いで技を放った
「フ…フフフ」
(流石にここまですれば…)
ヒュッ!!
ヌォオンッ!!
倒したと確信していた魔王の背後にナニカが回り込んだ
「なッ」
ガシッ!!
グチャ!!
魔王の腕は一瞬で引き裂かれた
「…っあぁぁぁぁぁぁ!!」
(な、なんなんだアレは!?僕の高火力の技を受けて、少しも傷つかないなんて…マズいマズいマズいまずいマズいマズいマズいマズいマズい!!!)
「この…バケモノがぁぁぁぁ!!」
その言葉に怪物は
「…!!」
反応を示した
個性
鋲突
+
個性
増殖
ババババババババッ!!
ドシュッ
「…命中した…?」
立ち止まった怪物の目は黒く染まり始め
(ならこのまま…!!)
ババババババババッ!!
「……」
オォォォォオン
涙は牙となる
……?
どこだここは?僕は確か、あのバケモノと対峙してそして…
『兄さん』
先ほどまで戦っていたハズの魔王の目の前にいるハズのない人間が立っていた
「与一…!?」
お前…なんで?!…嫌、どうでもいい!!どうでもいい!!
「待て!待ってくれ!!今そっちに!!」
そう言い魔王がその男の方に向かった瞬間
ガブリっ
「…は?」
その男は何かに挟まれ
ブチンッ!!
噛み砕かれた、嚙み砕いたそのナニカは
シュッー
大口を開き
ギロリ
1つの大きな瞳を見開き
キィィィン
巨大な爪を持つ
「GYAOOOOOOOOOOONNN!!!!!」
絵にかいたようなバケモノだった
しかし、その姿に魔王は恐れる事はなく…
与一をコイツは殺した……?
殺意を滾らせた
…殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
個性
発条化(筋骨使用)
+
個性
瞬発力×500
+
個性
膂力増強×500
+
個性
増殖
+
個性
肥大化
+
個性
鋲×200
+
個性
エアホーク
+
個性
槍骨×100
本来、この組み合わせは魔王自身の身体さえも壊す、言わば自爆技なのだが今の魔王には…
「殺すッ!!」
関係なかった
ー一方その頃ー
「な、何なのこれ…?」
心配で見に来た氷叢 結は衝撃の光景を目にした。
片や口を開いた存在、片や腕を肥大化させた男
「一体何なのですか?あれらは」
そんな事を言いながら辺りを見渡すと
「!!鳴海さん?!」
ダッ
「鳴海さん!!…しっかりしてください!!」
(こういう時は人口マッサージとか一応持ってきたAEDとか…嫌、それyゲホッ)
「!!」
「…氷叢か…すまないが…あの嬢ちゃんの…避難を…くれ」
「は、はい!!」
(ひどいケガ…!!お、落ち着いてまずは少し距離を取って、応急処置っ!!)
どうするか決めた氷叢 結は二人を個性で担ぎその場を離れた。
「しかし、本当に何なんでしょうかあれは?」
その独り言に鳴海は反応した。
「さぁ…俺にもわからんがあのデカい腕を持っている存在が魔王、そしてバカでけぇ口を開いているのが日録だ」
「…ショータロー様!?って鳴海様!あまりしゃべらない方が!!」
「しゃべらせてくれ…ゲホッ…そうした方が痛みを忘れられる」
「…そんなもんなの?」
「…奇妙な光景だった…魔王がまるで何かを打ち出しているポーズをしているのに何もなかったり、魔王が何にもない所を見つめて、呟いたり、まるで見ている世界が違うみたいだった。」
「…?」
「腕を肥大化したのはついさっきだ…」
「幻覚を見せられている…?」
「…!成程…あの姿は敵に幻覚を見せる…そいう事なのか…」
鳴海はそう言いながら二人の戦っている方を振り返った
ブオンッ!!ブンッ!!
シュッヒョイッ!!
バコンッ
魔王の一撃は悉く軽く避けられ、日録章太郎の攻撃は重く魔王に入っていく
「GUOOo…」
「こなクソがッ!!」
(…魔王の腕が肥大化して殴りかかったときはもうだめかと思ったが、圧倒している…このまま、もしかしたら勝てるのかもしれん!だが…)
ガブッ!!
「ガハッ!!」
ポタ…ポタ
不意を突かれ噛みつかれた魔王は血を滴らせていた。
それを見ていた鳴海は一言呟いた。
「…ヒーローではないな」
…ピクッ
その言葉に意識のない女性が反応した
ガクッ
ハァハァ
戦い続け、魔王は膝をついてしまった。
「GYAOOOOOOOOOOONNN!!!!!」
それを見たカイブツは雄たけびを上げて、より自らを凶化させた。
(…おかしい)
魔王は血が抜けていったせいなのか、少し落ち着き、ある違和感に気付いた。
(…あの組み合わせはたとえ僕でさせも死んでしまう。なのに、僕は生きている…それに巨大な空気砲を撃ったはずなのに辺りの変化がほとんどなかった。なんだ?…何がある?)
考えた魔王はある物を組み合わせ気配を探った
個性
気配探知
+
個性
赤外線
+
個性
健康管理
「!?…フフフフ、成程、それはそうか、弟は僕の手で殺したんだった」
気付いた魔王は一瞬で解決策を導いた。
ギイィィィィィィイイインッ!!
(起因はまだ分からないけど、これは幻覚、僕は個性を使えていなった。だが、一つ個性を使う事が出来た。この腕がまぎれもない証拠…だが赤外線と気配探知で見てみたら、今使っているのはせいぜい…)
(『発条化』+『瞬発力×4』+『膂力増強×3』+『増殖』+『肥大化』+『鋲』+『エアウォーク』+『槍骨』…かな…理由は後で考えるとして、この幻覚は)
「個性を大量に使用すればいい」
全・因・解・放!!!
ピシッパリィン!!
幻覚の壁を
「G…GAH?」
「…ありがとう、おかげで改めて分かったよ…最悪の事実をね」
乗り越えてしまった。
「君はここで殺す…確実に!!」
個性
押し出し(空気使用)
+
個性
発条化(筋骨使用)
+
個性
瞬発力×10
+
個性
膂力増強×10
グオォォォォンッ!!
「GUOOO!?」
「今のセリフ…どっちがヒーローか分からないなぁ!えぇ?狂犬がッ!!!!」
個性追加使用
個性
振動×20
+
個性
火力増強×90
+
個性
光塵
+
個性
ダークホール
ギュィィィィィィィィイイイインッ!!!
「GU…GUOooooooo!!」
バケモノはその攻撃を喰らいながら、さらに口を大きく開け、光らせた。
ピポ…ポポポポポポポ
ピシュゥインッ!!
BOW!!
その光は閃光のように撃ちだされ、大爆発を起こしたのだった。
そして、決着がついた…勝者は
「…口からレーザーなんて、ゴジ〇か何かか?…ギリギリだったよ。それじゃぁ」
フッ―フッ―
「死ぬ準備…出来たかい?」
魔王だった。
カイブツは子犬がうねり声のように呼吸しながら倒れていた。
「情けない…けど、まだあきらめてないっていう感じだ。」
「絶望した顔を見たかったんだが…君は本当につまらないね。」
個性
鋲突
バケモノは死ぬ……ハズだった。
シュッ
バッ!!
バチッバチッ
「HA!!!」
ドコンッ!!
何者かの一撃が魔王に入った。
「…フフフ、随分と遅かったじゃないか!!与一!!!」
「与一じゃない!!私は」
「オールマイトだッ!!!!」
バババッ!!
スタッ!!
(志村菜奈、グラントリノ、勢ぞろいか…今は少しだけマズいな…)
「ショウタ、ショウタ…なんだろう!?どうしたんだい一体!?!?」
「…改めて初めまして、オールマイト。随分と遅い登場だね…志村菜奈…まさか、無個性の人間に継承させたなんて驚いたよ。」
「さっそく、君が大事な物は奪えたかな?」
「…オールフォーワンッ!!!」
ダッ
「単調だね」
個性
捕縛
バシッ!!バシッ!!バシッ!!
「…ッ!!」
「どんな時にも冷静さが大事だよ…そして、まさか君達二人も反応するとは思わなかったよ、志村菜奈、グラントリノ」
「よほど大事だったんだねぇ」
(さて…今のうちに)
個性
ワープリング
「SHIT!!!」
「今この場で君を殺せなくて実に残念だよ…狂犬」
キィィン
「君は…確実に殺す…じゃぁね」
魔王はリングの中に消えていった。
「…クソッ」
フッ―フッ―
「ショウタ!!大丈夫かい?」
「Grrrrr…」
「…ジョーカー、落ち着け、もうあいつはいなくなった」
「俊典、空彦…私は辺りを見てくる…章太郎を頼んだ」
「しっかりして!ねぇ…」
バケモノはおびえなのか自分を弱く見せたくないのか
「G…GUOo!」
「…え」
二人に噛みつこうと口を開けていた。
その瞬間
『やめテ!!』
「!?」
バケモノは理解できなかった。何故なら
『もういいんダヨ、章太郎』
瀕死の女性がいたのだから。
『これ以上、自分を傷つけなくていいんダ。』
「…?」
バケモノは理解できないと言わんばかりのそぶりを見せた
『君の過去を知らない、けど君がどんな人か知っているつもりダヨ…』
『君は自分がヒーローになれないと思ってイル…けど、君はヒーローになりたいと心のどこかで思っているハズだヨ』
『それに…君は君自身が思っている以上に嫌われていナイ』
『だから、無理に敵になる必要がないんダ』
「a、aaa……」
『私はね君が話してくれるヒーローが好きだった。』
「アアア…」
『そして、そのヒーローはきっと君ならなれるって思ったシ、それを作りたいと思っタ』
「あああ…」
『だから、あれを作った事に後悔はないヨ』
『あれ…いっぱい、話したい事が在ったの二、もう何も思いつかないヤ』
「待って、待ってくれ」
『ありがとう…章太郎…ジョーカー』
「ゴメン…ごめなさい…守ってやれなくて、ごめんなさい」
シュイン…
ジョーカーは章太郎に戻り
キン…パキン
メモリは壊れた。
「ショウタ!!」
「章太郎…すぐ医者へ!!」
章太郎は医者に運ばれて行った。
「…何が起こったんです?」
その一部始終を見ていた氷叢 結は呟いた。その疑問に鳴海覇道は答えた。
「…恐らくこの嬢ちゃんの個性だ。」
「さっき、何故かゆっくり手が動いていただろ?恐らく個性を使用したんだろう。」
「彼女が止めたんだ章太郎を」
「最後の力をーーーーーー振り絞ってな」
シュラウド博士の目はもう光を映していなかった。
「……もっと早く動けていれば、彼女を助けられたのでしょうか?」
「…お前はよくやったよ。」
雨はまだ止まない…
ー降り注ぐ絶望/誰も報われぬ戦いー
「ジョーカー(日録章太郎)」
後にこの事で信頼を失う男。自分自身を向き合い暴走しここまでで至った。守るべき人間を守れず身も心もボロボロになったが、心配はさせたくないので目が覚めたら平常のテンションで行くつもり。
「オールフォーワン」
新たな力を得たがメンタルに来る事を思い出して戦う気が失せた男。それ以上に身もボロボロだったので他のヒーロー達とも戦うつもりは起きなかった。姿を隠し、あの狂犬は必ず殺すと決意を抱いた。
「鳴海覇道(ナルミ ハドウ)」
ボロボロになりながらなんとか生還した男。解説したり、何か他の事を考えたりしていたら大分楽になった。気分が
「覆 創(シュラウド博士)」
章太郎を止めた女性。結局のところロストドライバーを作ったきっかけは単純な憧れである。そして、章太郎を身近ですごいヒーローだと思い彼にドライバーをプレゼントしようと決意した。命を懸ける覚悟で。
「リッパー君」
無残にバラバラになってしまった。
「仁(氷叢 結)」
十二分によくやった女の子。避難させる事しか出来なかった、後一歩早ければと後悔している。
「オールマイト」
ようやく来たヒーロー。何があったかは知らないがなんだかんだ無事で帰ってくる相棒がボロボロになって衝撃を受けた。初めて魔王と対面し、その上で倒れるはずがないと思っていた壁が崩れてた所を見て、何かを失う事が怖くなった。そして、ヒーローは決断する。親友と離れる覚悟を。
「グラントリノ」
章太郎が何かやってんなっとだけ思っていたヒーロー。何をしていたか知らないがそこまで危険じゃないだろうと考えていたが、単身で魔王と戦いに行った事を知り、心の中が怒りと心配でぐちゃぐちゃになってしまった。そして、決断する。弟子を見放す覚悟を。
「志村菜奈」
章太郎や俊典の事を子供のように少なからず見ていたヒーロー。今回の事があってかもし弧太郎と離れてなければこうなっていたのではないかと頭によぎってしまった。そして決断する。戦いから離れさせる覚悟を。
「ドレットドーパント」
オリジナルガイアメモリ。最上位のテラーメモリと最弱のマスカレードメモリが融合したことで誕生した。日録章太郎の本性を自分自身で考え形にした存在。テラーを媒介にした事で最弱のメモリ、マスカレードは最上位のメモリに進化をとげた。その能力は恐怖を根源にして視覚、聴覚などの五感をいのままに支配できる。少しでも恐怖したら支配下に置かれる。目の前ににノイズがかかったのが支配されたサインである。そして、目が黒く染まり、口を開いた時は完全敵対という意味が込められており、目が赤い時はまだ躊躇しているという意味。口からビームが出たり、噛みついたりは幻覚などではなく実際にやっている。戦闘はダメージ+痛覚倍増なのでどれだけタフでも常に痛い。しかし、純粋なスペックは神野でのAFOよりも少し上なのでぶっちゃけ痛覚倍増はおまけである。本人は危険だと思っているが、知り合いなど見る人が見れば心配される姿である。
ノイズなし
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