全てが終わりに向かっているので堂々と本音を言わせもらいやす。
感想を貰うとめっちゃうれしいんで欲しいです。(なくても大丈夫ですけど)
今回は日録です。
7月初旬
いよいよ来てしまった…魔王と決戦の日
そんな日に俺は
『公園、ターゲットノ動キナシ』
『コノママ監視ヲ続ケル』
「章太郎兄ちゃん?」
「…ブランコ楽しいなー」
公園でロボットに監視されている。弧太郎と一緒に
なんでこうなったかというと主に根津校長のせいである。
まず、魔王とのタイマンが偶然ではなく作戦の下で行われたことで謹慎処分を受けて、インターンに行けない。
そして、勝手に何かしでかすことはバレているのでロボットの監視が付いてしまった。
さらには、そのロボットたち、俺のメモリーのバチバチに対策しているのだ。
昨日何とかできないかで色々やったのだがまず主力のメモリはダメージ無効、即席のメモリは遅延行為してそもそも使わせないと色んな意味で詰みだ。
「兄ちゃん…元気ないね」
「うん?あーまぁそうだな…」
「…言いたくないなら喋らなくてもいいよ。」
うわ大人だ。流石、弧太郎も中学生だしな。
「嫌、言った方が気持ちの整理がつく…聞いてくれるか?」
「…いいよ」
いい子だな
そんなことを思いながら章太郎は曇り空を見上げた
「俺さ…今すぐに行かねーといけない所があんだ…困っている奴がいてそいつらを支えねーとって思ってる。」
「だけど、その困っている奴に言われたんだ『お前の助けは必要ない』ってな。」
「!…そんな」
…怒ってくれるのか。
「大丈夫、その言葉に弧太郎が思っているような意味は込められていない。…アイツはきっと心配なんだ」
「…」
不満気だな
「頼りにできる奴があっさりとやられちまって、そんなことをした野郎に目を付けられてしまった…そいつを死なせたくないから、いなくなて欲しくないから、縁を切った。」
「そのことはよーく知っているし、そんなのは関係ない…って思っているんだけどな」
「体が思う様に動かねぇんだ」
「?…どういう事?」
「どうやら嘘だと思っていても心は想像上にショックを受けたんだろう」
まぁロボットがどんなものなのか力量を測れるくらいには動けるけど
「…」
「…理屈や自分なりの理論は固まっているけど、感情が先行してしまう。どうやら俺はまだ子供だったみてぇだ」
「…誰も救ってない、ヒーローでもないのに出しゃばるな、ただ辛いだけだぞって俺の心は止まっているんだ。」
「行かねーと後悔するってわかってんのになんで進められないんだろうね…」
「…ありがとうな話を聞いてくれて」
「…章太郎兄ちゃんにもコワイって思う事あるんだね。」
「…そりゃぁまぁ人間だからな」
「兄ちゃんはヒーローだよ。」
「…!?」
い、今コイツ俺の事、ヒーローって言った?!ヒーロー嫌いのコイツが?
「ビックリしているね…僕自身も同じだよ。」
「兄ちゃんは…見切り発車で常に動いているし、相手の気持ちを察する事が出来ているのにたまに遠慮なくとんでもない事を言う」
…なんか馬鹿にされてる?
「けど、誰かを守るために動くし、悩みとか迷いとかあるはずなのにそれを隠し通して人を守り続ける。」
「確かに、人を救うとか、助ける事を兄さんにはイメージは無いけど、守る姿を僕は見続けている。」
「その守る姿勢が僕をヒーローの歪んだ認知を直してくれた。」
…
「だから、ジョーカーは、僕のお隣さん、日録章太郎は」
「理想で最高のヒーローだ!!」
「…!!」
別にヒーローになりたいわけじゃない
そう言って来た……けど、最近ずっとヒーローにやめろ、なれないとか言われ続けた。
そんな時にその言葉は
「…」
ポトッ
よく、効いた
「!?…」
弧太郎は驚いていたみたいだ。そして、頭を撫でてくれた。
「…優しいな、弧太郎。」
「…別に」
…炎司も弧太郎も変に素直じゃねぇな、最近の子供はツンデレ流行ってんのか?
それを見ていたロボットは
『…自ラノ感動ヲ検知』
とただ呟いた。
…そしてロボットが監視しているさらに上に
キィィン
リングが出現した。
少し前
雄英高校にて
プロヒーロー達は淡々と準備をしていた
「いよいよだな…」
「あぁ」
「どうしても…あの子を戦わせないといけないのか?」
「それが使命という事らしい、それに知っているだろう?あの子は俺達よりも強い。」
「だが、まだ子供だ。」
「それは…」
その瞬間
ギュウォォォォォォン!!
「「!?」」
すさまじい音と共に肌がビリ着いた。
「なんだッ!!」
「敵の襲撃か?!」
チュドンッ!!
ドコンッ!!
その衝撃音と共に何かが吹き飛んだ
「うわッ!!」
それは
「根津校長!?」
頭から血が出ている、根津校長だった。
「大丈夫ですか?!校長!!」
「…ッ!!失敗した!!もっと早く修繕できていればこんなことは…」
ドスッ!!
「!!」
そして、ロボットが現れた
『死ネ!!下等生物』
ドコンッ!!
「何者かによって、ロボットが操られている?」
「嫌違う…異常な電波信号をキャッチして、AIが自動で暴走していたんだ」
「…ちょっと待ってください根津校長、つまり、シュラウド博士がこの高校に提供した計100万体のロボットが暴走しているって事ですか?」
「急いで、何とか4分の1を破壊する事は出来たから正確には75万体のロボットだよ。」
「…どちらにせよ大変だ、合流できん!!」
この件があり、AIは世間に普及する事はなかった。
時は戻り
公園
「僕と与一の戦いは最小限の人間だけで良いからね。」
「それにしても、まさか志村菜奈の息子と一緒にいるなんて驚きだ。」
「…僕の手で殺してやりたかったけど、時間がない。これなら、君が護れなかった者の手で君が殺される。」
魔王はより笑みを浮かべた。
「全くもって面白い喜劇だね♩」
ギュウォォォォォォン!!
「!!…な何今の!?」
あれはアイツの電波の個性…?
ってちょっと待て!?
そしてその直後
ドコンッ!!
地が震えた。
複数体のロボットが下りて来たのだ。
『ピピッーー下等生物人間滅ボス!!』
めっちゃ聞いたことあるセリフ!!クソっセンチになる時間もくれないのかよ!!
Nasca!!
キュイン…
ダッ
『データ分析中…分析中…ナスカ』
ヒュ!!
ガキィン
高速移動からの斬撃は完全は何と防がれてしまった
「!?」
ナスカのスピードを読み切った…嫌、俺の動きから予則立てただけだな。
シュイン
Burst!!
キュイン…
『データ分析中…分析中…バースト』
バババッ
溜められる前に攻撃とはおっかねぇ事してくれる…!!
無駄かも知んねーけど
Trigger!!
バババッ
『データ分析中…分析中…トリガー』
『防御システム展開』
キンキンキンッ!!
トリガーの弾が全部弾かれる…
クソッこんな対策されてんなら、素の状態でやり合った方がまだましだッ!!
『死ネッ!!下等生物!!』
けど、解決策はある!この人生で一度も出てきてないメモリ、俺の一番憧れた存在に関するメモリ
今まで出て来た事がない、原因が俺なのはよーく分かっている。
「うわぁー!!」
「!!」
弧太郎があぶねぇ!!
ガッ!!
「…テメエ、離しやがれ!」
バコンッ!!
出ろ!!出てくれ!!
ここでアイツを…ヒーローだと呼んでくれたアイツが護れなければ
今度こそ俺は一生許せなくなる!!
ドシュ
「ガハッ!!」
「章太郎兄ちゃんッ!!」
「大丈夫…だ、俺がお前を守るから…」
「偽る…必要も、隠す必要も…ない!!…アイツから見放されても…ただ俺の事をヒーローだと言ってくれるコイツが…人間がいるなら…」
「過去がどうとか…罪がどうとかそんなものは関係ない!!」
そして戦士は…
「俺は…ヒーローになるッ!!!」
キィィィン
「!!」
Joker!!
「そうか…」
俺に足りなかった物…それは、ただ純粋なヒーローとなる思い。これなら…アイツに追いつける!!
チャキ
ジャァァァチン
ヒーローはロストドライバーを装着した。
ジャキン!!
ブルルンブルルンブルルン…
メモリを挿し込み、こう叫んだ。
「…変身!!!」
キュィィィィン
JOKER!!!
その音が鳴るとヒーローは黒い装甲を纏った。
『データ分析中…分析…中…未確認ノ形態!?』
ダッ
ドコンッ!!
「「!?」」
先ほどまで苦戦していたロボットをあっけなく破壊したッ!!
『キ…危険!!早ク対策ヲ』
「遅えよ」
ジャキン!!
JOKER!!!
MAXIMUM DRIVE!!!!
「ライダー…」
バチバチバチ
『危険度計測…測定不能!?』
「パンチ!!」
グァ!!
ドコォオンッ!!
バコッ
ゴォォォォン
バッ
ヒーローは立ちふさがったロボットたちを一掃し、曇り空に一つの穴をあけた。
「フゥ…」
穴の中から指す光に当てられ、その姿はまるで…後の平和の象徴を彷彿とさせた。
「日録章太郎(ヒロク ショウタロウ)」
ヒーローになる決意をした戦士。ヒーローになる気なんてさらさらなかったのだが色んな人間や大切な相棒との出会いになり心に残っていたヒーローになりたい気持ちに火が付いた。今まで黙っていた罪や過去があるがそんなもの隠す以前に、自分をヒーローだと言ってくれた人間がいる。だから、やるんだ。
「志村弧太郎」
OFA7代目継承者志村菜奈の息子。章太郎のおかげでヒーロー嫌いを克服しつつあるし、章太郎が彼にとってのナンバー1ヒーローとなった。章太郎の縁を切られた話を聞いて昔の事を思い出してとてつもなくキレた。
「ジョーカメモリ」
「仮面ライダーW」の主人公の一人「左翔太郎」の変身アイテム。使用すれば身体能力と潜在能力を極限までに引き上げる事ができ、そして使用者の感情が放つエネルギーによって性能を超えたスペックを発揮できるという物。章太郎がこれを生成するのに時間がかかった理由は主に彼の気持ちが大きくかかわっており、今までは何か強大な力や裏切りたくない誰かの為に自分を隠れる、隠すという気持ちが先行していた。だが、今回の件でそんなこと以上に誰かの力になりたい、守ってやりたいと思った事で初めて生成できた。原作以上にトンデモ強化をされている。
「ロストドライバー」
「仮面ライダーW」の仮面ライダー達の変身ドライバー。メモリを装填する事で特定の姿に変死が出来る。主人公たちが使用する二つのメモリを使用するのに対し、こちらは一つのメモリのみで変身が可能。主人公たちのドライバーのプロト版なハズなのだがこれを使うライダーは異様に強い。由来は制作時の設計図が紛失してしまい、再現不可能になった事からである。だが、これを手にする人間は大抵大事な物を失くしている。(作者のイメージ)
「根津校長」
ようやっとリッパー君の映像を見たんだけど、相当不味い状況に陥っている事がはっきりわかり急いで対策をしていた。もうオールマイト達に協力する事も出来ないし、最悪日録章太郎が死ぬのではないかと自分の決断を悔やんでいる。早く終わらせなければ…
「魔王」
各方位から邪魔されそうだったので電波を使い阻止した。殺してやりたい奴を殺せない事に不満を覚えたが「彼が護れなかった存在に作られた奴の手で殺される」という事を考えると内心うっきうきした。