イージス艦 「みらい」 キヴォトスへ入港せり。   作:DD_D

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次回は幕間だと言ったな。
あれは嘘だ。


変容した未来・とある百鬼夜行での日常

さて、こっちで会うのは初めてかな?先生。

1つ、話しておくべきことがあってね。

出来れば直接会って話すのが一番いいのだが、あいにく私は今ゲヘナとの緊急会談に行く途中だ。

故にこのような形での会話となってしまった、、謝罪しよう。

 

''私は気にしないよ''

 

ふふ、相変わらず先生は優しいね。

 

私が前話した変化した未来について、少しわかったことがあるんだ。

 

'・・・何が見えたの?''

 

先ず1つ、時系列がめちゃくちゃになっている。

 

''時系列、、?''

 

端的に言うと、順番がめちゃくちゃになっているんだ。

 

先生が今やろうとしているアリス奪還、それは本来、エデン条約の時に起きる様々なことが全て終わった頃に起きるはずだったものだ。

 

''どういうこと、、?''

 

私が前までずっと見ていた未来では、先生は順番に

アビドス、ミレニアム、トリニティ、そしてもう1度ミレニアムを助けていた。

 

 

しかし今では、アビドス、ミレニアム、そしてその次がまたミレニアムになっているんだ。

 

''.....そうなるとどうなるの?''

 

いや、これといって今のところ問題は無いのだが、、、

 

''だが?''

 

だが、、、2つ目・・・さっき言った時系列の変容により、私の未来予知が不正確になりつつあるんだ。

刻一刻と細かいところだが、毎回前回の夢と違った内容になっている、、、世界の動く流れが根本的に変わったと言っても過言じゃない、

本来進まないはずの、不透明な未来へと進んでいるのだよ、、、

 

''というと、、?''

 

私が知っていた全てが最高、とまでは行かないが、絶対に訪れるハズだったハッピーエンドが消滅しているんだ、、、

だが、今では、、、

 

バッドエンドやハッピーエンドが見え隠れした、どっちになるか分からない、不確かな未来しか見えなくなってきているんだ、、、

 

 

'''・・・対処の方法は、、?''

 

無理だ、既に戻れないところまで未来が変わってしまっている、、、

今のタイミングで無理に修正しようとすれば、少なからず生徒に犠牲が出てしまうのは確実だ。

 

''ならその選択はダメだね、、、どうすれば、、、''

 

となると対処の方法は1つ。

というか、これ以外は無理だ。

 

''! それは一体.....''

 

まぁ、これに関しては、、先生がいつもやってる事だと思うが、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・先生が、先生であり続け、「最高のハッピーエンドを新しく作り上げること」、これしかないと私は思っている。

 

 

 

''私が、、新しくハッピーエンドを、、、、''

 

簡単な事さ、先生が生徒の事を想い、守る。

教師として当然だと思うことを先生が続けるだけでいい。

 

 

''教師として、、当然の事を、、、''

 

もし、先生が困ることがあったら

頼ることが出来る2人を紹介しておこう。

 

''え、そんな人いるの、、?''

 

私は予知夢で様々な未来を見たが、その中で、基本的にどの未来でも先生と共に戦っていた2人、

 

1人は、先生が今助けようとしているアリスの中にいる少女。

「ケイ」

 

そしてもう1人。

名前は分からないが、、彼女は百鬼夜行連合学園に居るようだね。

彼女は、恐らく、、あの船、、「みらい」に関わる者の元に現れるだろう。

時期は、、恐らくそこまで遠くもない。

 

 

と、どうやらここまでのようだ、先生。

私が話すことが出来る時間はもうすぐ終わる。

 

私が出したこの少ない情報を是非有効活用してくれたまえ。

 

そして頼むよ、キヴォトスの未来を、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

百鬼夜行連合学園

 

「そう、それの調整は今日中に終わらせて欲しいのだ。」

 

「えぇーっ!? 今日中!?

いや、確かにあれが近ずいているとはいえ、まだ実戦配備するには、、、」

 

「私が直接見ながらやろう、それなら問題あるまい?」

 

「、、、いや確かにあんたがやれば早くは終わるだろうけどさぁ、、、

あんた最近寝れてんの?

入学してきて直ぐにこんなもん作りたいなんて言って、、プレゼンテーションだのなんだのやって予算を出させて、、、

しかも自分も寝ずに全力で完成させちゃって、、、」

 

「問題ないさ、転校する前よりむしろずっと眠れているさ。」

 

「いや、お前の保護者が、、な?

うちにクレーム入れんだよ、いつまではたらかせてるんだーって」

 

「そうは言われても、これは私のやりたいことだからな。」

 

「はぁ〜、、あんまり困らせんじゃないぞ?

とりあえず工場との契約は済んでるから、後はシュミレーション調整とかそのへんを」

 

「既に用意しているとも。」

 

「だと思ったから、もう出しておいた。」

 

「話が早くて助かる。」

 

「お互い様だ。」

 

 

 

 

 

 

 

「んで〜部長、もう一度乗るの?」

 

「うぎゃあ〜葉陰さんはもうづがれだよ゛ぉ〜」

 

「イヤッホォーイ! また乗れるの! 乗れるの!?トビ楽しみ!」

 

「はぁ、、部活って労基に相談できたっけ、、、」

 

「あぁ、最終調整と言うやつだ、実際に搭載はできないが、シュミレーション方式で訓練はできる、我らはキヴォトスの技術競争にて1歩抜きん出る。

そのためにここまで来たのだからな。」

 

「・・・ぶちょーエンジンがー」

 

「ん?どうしたヒノミ、またか?」

 

「うん、これはちょっと今日は無理かも、、、前回も飛んで疲れたし、、」

 

「うむ、、この状態でやらせるのはさすがに酷だな。」

 

「じ、じゃあきゅうけ」

 

「代わりに付きっきりでトレーニングをしてやろう、

シュミレーションもお前で試させてもらうぞ。」

 

「ア............ワァ」

 

 

 

「あらら、、、」

 

「うわぁ、きっつ、、、」

 

「トビも後でやりたーい!」

 

 

「た、たすけ、、、」

 

「では行こうか、トビには後でシュミレーション器具を貸してやろう。」

 

「やったぁー! 部長大好きー!」

 

 

「それでは諸君、本日二度目の訓練を始めるぞ!」




今回はここまで。
次回こそは幕間です。

今回登場したオリジナルキャラ達は皆さんの意見によって掘り下げるか否かを決めます。

現在判明している子の本名
飛燕トビ
葉陰ヒノミ


コメント等にて良い名前の案が書かれれば現在名前不明の子の名ずけ親になれるかもしれません。(部長の名前は確定しています。)

-追記-ちょっと修正しました。
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