イージス艦 「みらい」 キヴォトスへ入港せり。 作:DD_D
「成程、つまり君はあの弾道ミサイル事件の関係者ってことなのか」
「はい、そうなんです。
元々あの事件に使われた弾道ミサイルこと新型ミサイルは、私たちミレニアムが新兵器として開発したものだったのですが、、、」
「警備のスキをついてすり替えられたと、、、」
「はい、テロリストの手に渡ってしまい、結果的にゲヘナに迷惑をかけることに、、、本当に申し訳ないです、、、」
「まぁ、俺たちが迎撃できたから良かったものの、下手したら外交問題になりかねない話だよなぁ、これって。」
「確かにそうだな、、、俺達もこっちに来てから色々と麻痺してたのかもしれんなぁ、、、」
「こっちに来てから、、、?」
「おお、そういえば言ってないんだったか、、、?」
「いえ、ウタハ先輩から外の世界から来たとは聞いているのですが、、、」
「なら大丈夫だろう。」
「今回は、弾道ミサイルを迎撃したあなた方に、迎撃方法、つまりあのニュースに乗ってるミサイルによる迎撃について話を聞きたいんです。」
「成程、それなら多分菊池の方が適任だろうが、、」
「まぁ、砲雷長さんは来てないですからね、、、」
「俺たちで話せるところなら話そう、何が聞きたい?」
「えーとそれじゃあ、、、あなた達の迎撃システムについてを教えて頂けますか?」
「うむ、ではまず弾道ミサイルを迎撃するタイミングについて解説するぞ。」
「よ、よろしくお願いします!」
「・・・して大気圏で撃ち落とす、そのSM-3が確か、値段で言えば、大体40億位だったか?」
「今回撃ったSM-3は確かそれくらいだったはずですね。」
「よっ40億!? 1発で!?」
「俺たちの世界で使われていた弾道ミサイルだと、、何で例えようか、、、」
「アメリカのトライデントミサイルでいいんじゃないですか?」
「まぁそれでいいか、そのトライデントの運用費は大体、2900億円位はするぞ。
だから費用対効果としては最強ということだ。」
「にせんきゅうひゃく、、、、」
「.....どうした? 自分たちで弾道ミサイル作ってたなら運用費とかもその辺の値段とかは、、、」
「・・・いや、これは、、、その、、わ、私の想像以上の金食い虫過ぎて、、、これはセミナー単体の経費でこれを管理するのは、、、」
「・・・自分たちでその辺の予測とかは出来なかったのか、、?」
「いや、こっちの想定だと、あなた達が教えてくれた値段の半分以下の筈なんだけど、、実際に運用している値段を聞くと、、これじゃあせっかく作った弾道ミサイルをわざわざ使うメリットが、、、」
「う、ううむ、、まぁたしかに、アレがないこの世界じゃああまり意味がないよな、、、」
「アレ、、とは?」
「いや、こちらの話だ。
気にしないでくれ。」
(・・・なんの事かしら、、ウタハ先輩に聞いてみようかしら、、?)
「とても参考になりました、ありがとうございます。」
「おお、それなら良かった。」
''おーい、ユウカ〜いるー?''
「え!?先生!?」
「ん?先生、、、?」
「まぁ、学校ですから、先生がいてもおかしくないでしょう、副長。」
「いや、それはそうなんだが、、この子達の勉強って基本的にディスクとか記録媒体を使ったものだったような、、、?」
「あぁ、シャーレの先生か、、、」
「あれ?ユウカ、「みらい」の人達がどうしてここに?」
「あれ? 先生、面識があるんですか?」
「少し前に用事があってね、、こちらの先生に頼んでいたことがあったんだ。」
「あっえーっと、俺は初めましてだよな、、、副長と同じく「みらい」乗員の佐竹守です。よろしくお願いします。」
''おお、これはご丁寧に。''
「ユウカさんにご用事なら、変わりましょうか?」
''あ、い、いや、別に今は大丈夫です。''
おすすめBGM Unwelcome School
「ん?先生、、、私に用事、、、まさか!?」
''ちょっユウカ! 今は!''
「いーや、言わせてもらいます!
先生!また不要な高いもの買いましたね!?
何度も何度も管理はしっかりしろと言ってるのに!」
「・・・まさか、生徒に会計管理を、、、?」
''ウェッい、いや、、あの、、これは、、、''
「ユウカさん、、苦労してるんですね、、、」
''い、いや、、あの、、うぅ、、''
「そうなんですよ、、先生ってばいっつも給料で必要のない変形ロボットだのスマホゲーへの課金だの、、、」
''う、、、''
「ま、まぁ、、趣味は大切だと思うが、使いすぎは良くないからな、、、」
''い、いや、そうじゃなくて、、、''
「ちゃんと買いたいものがあるんだったらせめて貯金か私に相談してください!いっつもいつも生活費まで削って趣味を優先するなんてイカれてます!」
ボソッ
「・・・こいつぁ将来先生は尻に敷かれるタイプの人間だな。」
「ですね、、あっはは、、、ちょっと可哀想にも見えるが、、、」
「って先生! なんですかこの課金額は!?ついに頭おかしくなったんですか!?2回で12万円ってなんですか12万円って!?
1回で6万円!? 巫山戯てるんですか!?」
''だ、だって、、、''
「だってじゃありません!!!!!」
「・・・案外先生には彼女のような強引に生活を守ってくれるくらいが丁度いいのかもな。」
「だな」
「先生! 何逃げようとしてるんですか! まだ話は終わってないですよ!」
''ヒィーッ!タスケテー! コンナハズジャアーッ!''
「・・・帰るか、佐竹一尉、、、」
「そうですね、、、」
「おや、話は終わったのかいって、、、あぁ、、成程」
「おお、ウタハ君、話自体は終わったからそろそろ帰らせてもらおうかなと。」
「うん、そうするといい、先生はああなると2時間は説教を受けているからね、待ってる時間が無駄と言うやつだ。」
「2時間、、、、」
「今度、飲みに誘ってみます?」
「そうだな........なら一回モモトークを交換しなきゃだな。
ユウカさん!」
「・・・なのでだから先生はもう少し節度を持っ、え?どうしました?」
「いつでも連絡ができるようにモモトークを交換したいんだが、構わないか?」
「ええっ!? そ、それっ、、て、、、」
「わーお大胆、、ってそうじゃない・・・角松さん、それは言い方が良くないよ、それではまるで君がユウカ君と連絡先を交換したがっているように見える。」
「っあ! ん゛んん、言い間違えた、、
先生との連絡がいつでも出来るように連絡先を交換したいんだが、構わないだろうか?」
「あっそういう、、、いや、あの、すいません、、、」
''あっそれじゃあこの携帯に、、''
ガシッ
「履歴を消そうとしても無駄ですよ先生?
私が責任もってしっかり交換しておくので!」
「お、おお、、、」
「あ、あと、、これ、一応私のモモトークの、、、」
「え、あ、どうも、、、」
「・・・佐竹さん、彼っていつもああなのかい?」
「え?いや、いつも通りの副長じゃないんですか?」
「いや、大丈夫、今ので何となくわかった。」
「?」
「あとユウカ君、角松さんは既婚者だぞ。」
「え」
「あぁ、いるぞ、故郷に残してきてしまった形になるが、、、それがどうした?」
「あっ、、はい、、、」
「ふむ、、、
ボソッ
ユウカ君、彼のような大人がいいなら狙いは菊池さんにしておくべきだ。 彼は少なくとも婚姻関係がある相手はいない。
今度合わせる場を作ってあげよう。」
「えっいや、私はあの、そういうことじゃ、、、」
「おや? 違うのかい? 急に角松さんみたいないい男に言い寄られて顔を赤くしてたように見えたのだがね?」
「い、いや! そんなことはないですって!」///
「今度整備に行く時に一緒に連れて行ってあげよう。
そこで「みらい」の力を聞くついでに菊池さんを見ておくといい。」
「それに、ユウカ君は先生以外にもいい男はいるということを知っておくといいからね。」
「? それってどういう、、、」
「? 菊池がどうかしたのか?」
「いいや、彼女が「みらい」の能力について砲雷長さんに直接話しがしたいと。」
「ちょ、ちょっとウタハ先輩!?」
「ふむ、まぁ、ウタハさんとの同伴ならまぁ、、」
ボソッ
「参考までに、これが菊池さんの写真だ。
よく見ておきたまえ、これを見ても嫌だと言うのならキャンセルしよう」
「はぁ、、、どんな写真が!?」
(メガネをかけた高身長腹筋バキバキイケメン)(帽子なし)
「かっこ、、かわ、、!?ああ、、、うぅ、、、」///
「どうだい?」
「ちょ、、、いや、うーん、、、や、やっぱりダメ、、、でも、これ、、、は、、」
「もしもキャンセルする用事があるのならナシでも構わないが、一応次の整備は来週だ。そこまでに返事を頼むよ。」
「う、、、ちょ、ちょっと、、考えさせてもらいます、、、」
「ふふふ、それがいいさ。
何も最初から好意を伝えに行くなんてそういう訳じゃない。
ただ「みらい」の能力について聞きに行くだけだ。
まぁ、その後は君の行動しだいだが。」
「そ、そうですよね、、ただあの船の力を聞くだけ、、それなら、、、」
次の幕間どうなるのやら
ちなみに角松さん、ちゃんと既婚者らしいです。
菊池さんってイケメンじゃない?
イケメンだよね、、、
平和を愛してやまない高身長スレンダー筋肉質イケメンメガネで更に自衛隊所属とかいうモテない要素ゼロな男。
「たとえ合法であっても人を殺すのはいやだ」とかいう名言を作れる人をキヴォトスに放ってみろ、皆惚れるぞ。
わちきも惚れかけた