イージス艦 「みらい」 キヴォトスへ入港せり。   作:DD_D

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湿度「やあ」

ワシ「帰れ」


アリス奪還作戦③

「アバンギャルド君、発進。」

 

 

「アバン.......?」

 

「ギャルド君、、、?」

 

 

ブロロロロロロロ......

 

 

 

 

「・・・だ、、ダッサ、、、」

 

「いや、まぁ、確かにあんまり可愛いデザインじゃないけど、、うん、、、」

 

さもありなん、そのロボットは、なんというか歪な形、というか

言ってしまえばすごいセンスのデザインだったのだ。

 

 

 

「・・・見た目は関係ないわ。」

 

''リオ、、ちょっと本音見えてるよ、、''

 

「そんなことより先生、いや、あなた達に聞きたいことがあるわ。」

 

「聞きたいこと、、?」

 

そこで、リオは少し息をついて言った

 

「トロッコ問題、、というものを知ってるかしら?」

 

「トロッコ、、、?」

 

「問題、、?」

 

 

「簡単な話よ。

故障し、止まることができなくなった列車がレールの上を走っている時、大多数を生かすために1人を殺すか、、そういう選択を迫る問題よ。」

 

「それがどうしたの! さっさとアリスを返して!」

 

「私は、1人を殺すという選択を取った、、

あなた達も見てきたでしょう、AL-1Sが暴走した時の惨劇を。

 

私は、キヴォトスを脅威から守るためにAL-1Sのヘイローを破壊する。」

 

「っ!ヘイローの、、破壊、、、」

 

「やっぱりあの情報通りなんだ、、」

 

「あなた達は、もしも自分たちが同じ状況になったらどうするつもりなの? 私がやっていることを繰り返すか、キヴォトスを滅ぼすかの結局は2択しか、

 

「ああもう! さっきから答え方が短絡的過ぎるよ!

そんな簡単な答え小学生でもできるよ!

どうすればいいのかなんて簡単でしょ!

アリスもキヴォトスもどっちも救っちゃえばいいんだよ!

トロッコが暴走しちゃったなら線路を壊してしまえばいいし、どっちしかか助けられないなんてそんなテンプレなシナリオはもう聞き飽きたよ!」

 

 

 

「というか、キヴォトスの脅威だとか!そんな理由でアリスをゲヘナから強引に誘拐するなんて!そんなの私のいつも書いてるシナリオの方がずーっとスケールがおっきいもん!」

 

 

 

 

 

「そう、あなた達とはやっぱり相容れないのね

理解されないのなら、そのままでいい。

 

.....アバンギャルド君、攻撃開始。」

 

''みんな気をつけて! 来るよ!''

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・喋る時間は終わり?」

 

「さっきの隙に高度を稼がせてもらったよ、援護は任せてくれ。」

 

「トキ、アバンギャルド君、攻撃開始。」

 

「見せてもらう、ミレニアムの技術の力を、ね。」

 

「こちらこそ、ゲヘナ最強の力を見せて頂きます。」

ddddddd

 

カァンッ! キィンッ!

「そこね。」

 

Drrrrrrrrr

 

「ガトリング砲が効かない、、確実に頭部に全弾当たっているはずなのに、、、これが空崎ヒナ、、!」

 

「ヒナさん!

プランはSのままだそうです!そのままよろしくお願いします! こっちのヘンテコなロボットは私たちに任せてください!」

 

「了解。 .....ミレニアムの技術はそんなものなの? 私に傷一つも付けれないのは流石に過大評価だったかしら?」

 

「いいえ、これは序の口です、さらにギアを上げます、ついてきてくださいね」

 

「当然、むしろ振り切られないように気をつけなさい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぐっ、、やっぱりというか想定通りって言うか、、!?」

 

「強い、、!」

 

「ううう、、あんなヘンテコな見た目でもあんなに強いなんて、、、」

 

「強さは見た目によらないって言うけど、それでもこれは桁違い、、!」

 

''プランSがあって本当に良かったよ、、それじゃあみんな、予定通りに!''

 

「「「了解!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「硬い、、放った銃弾の全てが跳ね返される、、!」

 

「そんなものなの?

避けるのが上手いだけで攻撃力はないのね。」

 

「2連装レーザー発射。」

 

ドグォオオオンッ!

 

「これならさすがにダメージを、、、」

 

 

 

 

 

 

「ケホッケホッ・・・なかなか悪くないけど、その程度かしら?」

シュバッ!

 

 

「っ? 逃げた、、?」

 

「追いなさいトキ、アビ・エシュフの演算能力なら不意打ちにも対応できるわ。」

 

「イエス・マム」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くぅっ、、あの時のロボットが前で攻撃を受けてくれてるけど、、!」

 

「やっぱり追いついてない、、なぎ倒されて更にこっちにも攻撃が来てる、、」

 

「後退しながら戦うってめちゃくちゃキツいんだねっ!」

 

''皆! あと10分だ! 急いで向かうよ!''

 

 

 

 

 

 

 

 

「どこまで逃げるおつもりでしょうか?」

 

「........(本当に速い、、回避能力で言えばキヴォトスで上に立つものがない程ね。)」

 

「まぁ、この武装を着た私の前からは、どのようにしても逃げることなんて不可能ですが。」

 

「.......(まぁ、真正面から戦っても避けられ続けて私のスタミナ切れ

予定通りに呼び寄せるのが最善ね。)」

 

「いいでしょう、しばらく鬼ごっこと行きましょうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この動き、、F地区で交差する、、?」

 

アバンギャルド君の戦闘力を理解した上で撤退戦を仕掛けてる、、、何のために、、?

戦力の保持の為、、いや、

C&Cはこちらに向かってきているけどエリドゥの都市防衛システムで遅延している、、、いくら遅退戦術を行ってもこれでは追いつくまでに時間がかかりすぎる、、勝算がない、、、

 

それとも、

 

「私の想像が及ばない打開策があるということ 、、?」

 

PRRRRRRRRRRRRッ!

 

っ、、? 対空レーダーからの警報、、?

 

 

 

これは、、速度はマッハに及ばない、、新しい戦闘機、、? これが切り札、、?

 

「これは、、、少し前に撤退した戦闘機が戻ってきたのかしら?」

 

 

まぁなんにせよ、戦闘機じゃアビ・エシュフやアバンギャルド君への決定打には欠けるでしょう、、放置でもいいわ。

「でも、、いや、一応やっておきましょう。」

 

 

 

「トキ、聞こえる? 」

 

 

 

 

ガガッ

「ト..........聞............」

 

「リオ様、通信が不調のようです、再起動を、、、」

 

「どこを見ているの?」

ddddddddddddddddd

 

「.....」

 

「やっぱり避けられる、、本当に面倒ね、あなた」

 

「あなたこそ、その硬さ、戦艦と比べても遜色しませんよ。」

 

「.....そう」

 

 

「トキ、、? トキ!」

通信がジャミングされてる、、?

 

仕方ない、こうなったらE区に残っている対空ミサイルを、、、いや、これは白石ウタハを沈めるための鍵、、いや、既に白石ウタハは武器を大量に消費している、、新しく来た満タンに武器を携えた方が危険か、、、

 

「E地区対空ミサイル、手動に切りかえ、支持の目標、照準初め。」

 

、、、今度はレーダーも正常に動いてない、、どういうこと?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

F-4ファントムにて

 

「よし、 ECMと試作型ジャミングは正常に動いているね!」

 

「レーダー照射位置は、、そこかっ!」

Brrrrrrrrrrrrrッ!

 

 

「私たちは迎撃のスペシャリストの技術を手にしているんだ、君たちの攻撃でプランSの妨害はさせないよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「予定通りこっちに来てるけど、、先生、時間とか大丈夫?」

 

''結構ギリギリ! もう少し急ごうか!''

 

「OK! それじゃあもう1回後退〜!」

 

''頼む、、間に合ってくれ、、!''

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「通信もレーダーも不調、、、ヒマリの後輩たちが関わってるのね。」

 

こんなことが出来るのはヴェリタスの子達でしょう、、

外部との通信をシャットダウンすれば、、、

 

「っ!? 」

 

E区のミサイルポッドが破壊された、、!?

一体どうやって、、、!

 

「いや、もう壊れたものに目を向けるのは非効率的ね、今はとにかく、空崎ヒナとシャーレの先生を止めることに意識を向けなくては、、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、まっずいこれ、、通信が、、じゃあ先生、プランS通りによろしくね!」

 

''うん! ありがとう! ここからは任せて!''

 

「そ.....ja........んばって.........をつけて......ね.」

 

''通信が切れた、、、''

 

 

「先生! 誘導完了したよ!」

 

''よし! 後はヒナを待つだけっ!''

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずい、、このままじゃ間に合わない

「C&Cもなかなかしつこいわね。」

 

「あなたが逃げなければいい話です。」

dddddddddd

 

 

「まぁ、それはそうね、、」

先回りされた、、、速度で負けている分、やっぱりどうしても不利ね、、、

 

 

「まあ、強引に突破すればいいのだけど。」

ddddddddddddddッ!

 

「!?」

 

「突破しようとすれば、ソレは自然と避けようとするでしょう?」

 

「くっ、、アビ・エシュフの回避能力を利用してっ、、!」

 

「それじゃ、さようなら」

 

「くっ、、また逃げた、、、」

 

 

ここで一気にたどり着く

そうすれば、ギリギリだけど時間に間に合う。

 

っとはいえ速度の差がっ、、追いつかれるッ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

「援護するよっ!ヒナさん!」

Vrrrrrrrrrrrrrッ!

 

「その攻撃はもう何度も見ましたッ」

 

「くっ、やはり外れるか、、!」

でも時間は稼いだ!

間に合ってくれヒナさん!

 

 

 

(白石ウタハ、、ありがとう、、!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい、リオとやら。」

 

「静かにしてくれるかしら、AL-1S、それともまた睡眠薬が欲しいかしら?」

 

「こっちに向かってきているブツの形はよく見たか?」

 

 

「形、、?形がなんだって、、、、」

 

 

 

 

「・・・監視カメラ映像写して!」

 

 

 

 

「・・・まさか!? 戦闘機じゃないっ、いや、どうやって!?

というか、これは、、まずいっトキ! トキッ! 応答しなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もうすぐ時間だけど、、!」

 

「ヒナさん、、まだ来ないのっ!?」

 

「もうっ、時間迫ってるってのにっ!」

 

「アバンギャルド君の攻撃もキツいしっ!」

 

「隠れるだけでいいって言っても! こんなに激しかったら隠れることもできないって!?」

 

''もう少しっ.....もう少しだ皆っ!''

 

 

 

 

「ごめんなさい、遅くなったわ。」

 

「ヒナさんっ!」

 

「ようし、後は、、」

 

 

 

 

「ここまでです、皆様。」

 

「「っ!」」

 

「C&Cも既に無力と化している現状、あなた方が私たちから逃げ切ることなんて不可能です。

是非投降をおねがいします」

 

 

 

 

 

BGMジパングより 戦闘 みらい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ふーんだ!投降なんてしないもんねーっ!」

 

「 私たちはアリスちゃんのためにここまで来たんですから!投降なんてしませんっ!」

 

「それほどの自身、、裏付けるほどの何かを先生達は持っていると?」

 

''ああ''

 

10.........

 

ブロ、、、ブロッ、、

「? アバンギャルド君の調子が良くない、、、?」

 

9..........

 

 

 

8............

 

 

「・・・スキャンをしても損傷は見当たらない、、、先生達がなにかしたのですか?」

 

 

7.............

 

 

 

 

6............

 

 

''今だっ! 皆っ!''

 

BOM!

 

 

 

「っ!、、スモーク、、?一体何を、、」

 

「生体反応が消えた、、、隠れたつもりですか?」

 

 

ガガッ

「.........キ.......トキ..」

 

「リオ様、また通信が不調に、、」

 

「トキ!今すぐその場を離れなさい! トキ!」

 

 

「ッ!?」

 

 

 

''もう遅いよ!''

 

 

1............

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みらい」CICにて。

 

「残りゼロ秒、タクティカル・トマホーク着弾時刻です。」

 

「そうか、、、ちゃんと当たってくれればいいんだがな、、」

 

「なぁに、あの先生達ならやってくれるさ!

信じようぜ、雅行!」

 

「あぁ、そうだな、、、」

 




夏の夜特有の蒸し暑さ「やあ」

ワシ「出ていけ」

追記 そこそこ修正しました
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