イージス艦 「みらい」 キヴォトスへ入港せり。   作:DD_D

6 / 28
はい、タイトルにありましたがなにやら物騒な文字列が出てきましたね、、
「いや、私にはさっぱりわからんのだけど、、なんだBMDって、、物騒な文字列ってことは、え、なんかやばいことが起きるのか、、?」

さあ、、?
それはこの話を見ないとわからんね。

「え、、か、角松さんは大丈夫なんだよな、、?
桃井さんも「みらい」も大丈夫なんだよな?」

さぁ、?

「さぁ? じゃない!!
彼らが無事じゃなかったら許さんからな!?」

うおうああちょっ揺らさないでくれええええ
だ、大丈夫だから! 死にはしないはずだから!

し、死ぬかと思った、、というわけで始まります第6話
それではご覧ください。





尋問とBMD

「.....あまりその国家や日本についてはよく分からないけど、、つまりあなた達は、キヴォトスの外から来た大人で、さらに言えば戦闘艦の乗組員である、ということなのね。」

 

「その通りです、委員長。

私が見た情報とも大体あっています。」

 

「つまりあなた達はここで問題や事件を起こしたくて来たという訳でもない、それどころか、帰るべき故郷すらも失ってしまった、と

.....なんとも面倒な話ね、、」

 

「それでも頼みたい、、俺たちはこうしないと生き残ることができないんだ、、」

 

「.....軽油や食料の提供、、それに加えて砲弾等の補給、、

イオリを助けてくれたとはいえ、流石に無償での提供という訳には、、」

 

「それは分かっている、、だがどうにか補給が得られないと

俺たちは早々に干上がってしまう、、」

 

「そうね、、それはよくわかっているわ、、、

なら、こうするのはどうかしら?」

 

「ん? 何かやって欲しいことでもあるのか?」

 

「そうね、例えば、、」

 

その時、廊下を走るたくさんの音が聞こえたと思ったら、、

「委員長! 緊急事態です!」

 

「アコ、今は尋問中、」

 

「その尋問している船の乗組員!

 

 

 

あなたの船から急にミサイルが発射されたんですけど!?」

 

 

「んなっ!?アコ!そんなことがあるものか!

理由も無くあの「みらい」の人達がミサイルを撃つとは思えんぞ!?」

 

「しかしイオリさん! 既に発射がこちら側で確認されているんですよ!?」

 

「......そのミサイル、どこへ向けて飛んで行った?」

 

「はぁ!? そんなこと知ってなんにな」

 

「アコ、教えてあげて。」

 

「委員長、、、

ック....ミサイルは、発射後真上に向かって飛んでいきました。

その後はゲヘナ内陸部へ傾きながら飛翔し、見えなくなるほど遠くへと飛んでいきました。

一体どこを狙って撃ったものなのかについてぜひ聞きたいですねぇ!?」

 

「まて、内陸部へだと、、?

わかった、、艦長へと、連絡してみよう、、

(話を聞く限り、SM-3の発射後の軌道に似ている、、まさか、、)

ガガ、艦長、聞こえますか、、こちら角松です。」

 

 

 

 

 

「聞こえとるよ、恐らく、我々が撃ったミサイルについて聞きたいのだろう。」

 

「一体どういうことですか!?

なぜゲヘナ内陸部へミサイルを!?」

 

「角松くん、君はイージス護衛艦の本来の任務を知っているかね」

 

「はっ? いきなり何を、、

......第三国から放たれた、弾道ミサイルの迎撃、及び衛星から等の情報で捉えたミサイルの迎撃、、、

ですよね。」

(ということはやはり、、)

 

「うむ、その通りだ

我々はその任務を遂行するために、何度も過酷な訓練を行ってきた

その訓練の成果が、先程発揮されたのだよ。」

 

「なんなんですか一体!? ちゃんと説明してください!」

 

「アコ、落ち着いて。」

 

「....我々は、先程ゲヘナ港より300キロ離れた海上にて発射された、ゲヘナへと着弾予想が立てられた弾道ミサイルの迎撃に成功した。」

 

「「はっ?」」

 

「我々の放ったSM-3は、ゲヘナ内陸部へと着弾が予想された弾頭へ命中、大気圏外にて迎撃に成功した。」

 

「「ハァァァァァ!?」」

 

「え、、とつまりあなた達は、私たちに迫るミサイルを迎撃するために撃った、ということかしら?」

 

「いや、違う、我々の故郷の世界では、弾道ミサイルには特殊な弾頭を積むことが流行りでな、それが搭載されていないとは限らず、それの影響が本艦に及ぶ可能性があったため、

「自衛のために」迎撃を行った。」

 

「ッ!」

(あの本にあった原子爆弾の事だ、、!)

 

 

 

 

 

 

ミサイル発射前、「みらい」CICにて

 

「!? ほ、砲雷長!」

 

「なんだ?問題が発生したか。」

 

「いえっいや、まさか、これは、だ、弾道......ミサイル、、!?」

 

「「!?」」

 

「そんな馬鹿な、、この世界にもそんなもんがあんのかよ!?」

 

「システムをBMDモードに!

レーダー捉えているか!?着弾予想地点は!?」

 

「着弾予想地点出ました! ゲヘナ内陸部へ着弾する模様!」

 

「なん、、、だと、、、」

 

「艦長、聞いた通りです、、」

 

「うむ、、我々まだ自衛隊であり、他国の戦争に巻き込まれることは断じてあってはならん、、心苦しいが、迎撃はできんだろう、、」

 

「艦長、 今は副長が上陸しています、副長を護るための迎撃なら、

自営の範囲になるのでは?」

 

「ゲヘナ学園は、弾道ミサイルを撃ち込まれるような敵と対峙している、

その状態で、我々が迎撃を行ってしまえばどうなる?

彼女らの戦争に我々「みらい」の乗員全てが全面的に巻き込まれる可能性だってある。」

 

「しかしっ!、それでは副長が!」

 

「弾道ミサイルの弾頭がどんなものであるか決まったことでもない、

彼が着弾した位置から遠ければ、あるいは生き残れるだろうが、、」

 

 

(くそ、、迎撃したくても自衛権の内で正当な理由が、、、

何か、なにかないか、、ミサイルを迎撃する口実、、、)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうだ! 艦長! 弾頭が不明だから撃てばいいんです!」

 

「不明だから、、?」

 

「もしもあのミサイルの弾頭が我々の知る核弾頭であった場合、

我々にも直接的に被害が出てしまう可能性があります、そこを突けば!」

 

「ふむ、本艦の自己防衛の為に撃ったということになるな、、

よかろう、責任は私が取る、迎撃せよ。」

(まぁ、理由としては少し不十分ではあるが、な)

 

「了解!」

 

※おすすめBGM:戦闘「みらい」

 

「砲雷長!SM-3発射準備既に完了しています!」

 

「よし、SM-3撃ち方、始め!」

 

「リコメンドファイア! ってーっ!」

 

(ばっパシュゥゥゥゥゥゥウ!)

「バーズアウェイ!」

 

「本艦のSM-3、目標を追尾中!

インターセプトまで、後20秒!」

 

「頼むぞ、、当たってくれ、、!」

 

 

 

「インターセプトまで、10.......9.....8.....7....6.....5......4......3.....2.....1......」

 

「マークインターセプト!

 

 

ターゲットキル!」

 

「「うぉぉぉぉぉぉぉぉおッ!」」

 

「はぁ、良かった、、、」

 

 

 

「これでまた1歩追い込まれたな、、

我々は、自衛隊のまま、この世界で生きることができるのだろうか、、、

 

それと、もうすぐ連絡も来るだろうから、マイクをオンにしておくか」

 

「艦長、聞こえますか、、こちら角松です。」

 

 

 

 

 

 

 

「・・・という訳だ。」

 

「そう、、先ずは、ありがとう、間接的にとはいえ、ゲヘナを守ってくれて。

それと、次からは私たちの承諾なしに迎撃を行って構わないわ

ちょうどあなた達に頼みたい仕事があったから。」

 

「仕事、、?副長、どういうことかね? 」

 

「いえ、俺も聞こうとしたところに騒ぎがやってきてしまって

結局聞けていないんですよ。」

 

「あなた達には、その高い戦闘能力を活かして、海洋警備と私たち風紀委員会に新しくできる海上部隊の訓練を行って欲しいの。

もちろん、無償という訳では無いわ、食料、燃料、武器の補給だけじゃなく、ゲヘナにおける戸籍と、居住権と、職業も、必要になれば住宅も風紀委員会名義で手配するわ。」

 

「.....なんとも至れり尽くせりな内容だな。

我々にそれだけの価値があると?」

 

「ええ、訓練された戦闘艦の、しかも現役の人間からの訓練なんて、

経験ゼロの私たちにとっては、喉から手が出るほど欲しいものよ。」

 

「......分かりました、ですが1つ、これだけは譲れないことがあります。」

 

「何かしら?」

 

「我々は、平和を究明し、戦争を否定するためにある自衛隊です。

それだけはこの世界に来ても変えられません、訓練、教育においても、

この精神のまま行わせて頂きますが、よろしいでしょうか?」

 

「......構わないわ。」

 

「分かりました。

それでは、これからよろしくお願いします。 ゲヘナ風紀委員長、空崎ヒナさん。」

 

「こちらこそ、「みらい」の代表、梅津艦長。」

 

 

 




はい、というわけで今回はBMD、つまり
バリスティック・ミサイル・ディフェンス
(弾道ミサイル迎撃)
が行われましたね。
BMDは現実のイージス艦も行う最重要任務の一つで、
私たちの場合、北朝鮮、中国、ロシアなどから放たれたミサイルを迎撃する、こういった行為をBMDと呼びます。

「なぁ、確かに守ってくれたんだろうけど、、あんまり実感がわかないんだが、、そんなに危険なのか?
その、弾道ミサイルってのは」

危険も何も、あのタイミングで迎撃してなかったら
弾頭によっては下手したらヒナ=サンもイオリ=サンも死んでいた可能性がある代物でっせ。

「...そんなに危険なものだったのね、、巡航ミサイルとは違うのかしら?」

おっヒナ=サンもきてたんかいな、弾道ミサイルはな、
宇宙空間まで飛ばしたミサイルを弾頭だけに切り離して狙った位置に隕石みたいに爆弾を落とす兵器なんや。

俺たちの世界では、その弾頭にとんでもない兵器が積まれてることが多くてな、もし仮に「ソレ」が着弾したら、多分ほんとにヒナちゃんも
死んじゃってたと思うぞよ。

「あなたの世界は、そんな恐ろしいものを突きつけ合って睨み合って、
1歩間違えれば人類が滅ぶなんて、、、」

「想像しただけで恐ろしい、、
あんなものを突きつけ合うなんて、、ッ」

そういえばイオリ=サンは原爆の本を見たんだっけ?
まぁ、最新のヤツはあれの10倍以上の威力だからもし起きたら被害はそんな程度のもんじゃないよ! HAHAHA!

「(絶句)」

「....私も、その原子爆弾について、知ってみたいわ、
もしかしたら、キヴォトスでもいつか出来るかもしれないしね。」

おっまじ?読むんか?
じゃあ作者おすすめののこのはだしのゲンという漫画をかしてしんぜよう!
面白いぞ〜

「面白い内容とは到底思えはしないジャンルだと思うけど、、まぁ、借りておくわ」


というわけで、いかがでしたか? 第6話、尋問とBMD
次回は「みらい」が入港したことについて、キヴォトス中の反応を見ていく感じになります。
それでは、次回もお楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。