狩り人の(笑)魂   作:幻月

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ようやく本編です。


ザ・狩猟タイム

一人のハンターがこのユクモ村で狩りをし、生活をしていた。そのハンターの名はイデア。

父レイアスの跡を継ぎ、ハンターになった。腕のほうは・・・あれなのだが。

 

今はドスジャギィに連戦連敗しており、今回の11回目の挑戦も敗北に終わり、集会浴場でうなっていた。

「あ~もう!!何であんなのにも勝てねぇんだよー!?」

実はもうこれが定番である。ギルドによく来る人と村長はもはや毎日三食ご飯を食べることくらい当たり前のことのように毎日見ている。

「まあまあ、ハンター様。焦らずに私の方の依頼をこなしてみては?」

こうやって声をかけてくれるのは村長である。ーこれも11回目だがー いつもこう言っているのにイデアは聞きはしないのだ。

「俺は父ちゃんくらいのハンターにならないといけないんだ!なのにあんな鳥竜種にやれるなんて・・・あー!もう一回行ってくる!!」

「あ、ハンター様!?」

「次は負けねぇからなー!期待してろよー!」

その場にいた全員が思わずため息をこぼした。

 

 

 

 

 

そして、村に戻り1時間後現在連戦連敗中の学習力無しはっきりいって無能ハンター イデアは孤島行きのアプノトスの荷車に乗っていた。

「くそ!今度こそ狩って村のみんなをまかしてやる!」

このセリフをこの荷車の持ち主はなんど聞いたのだろうか・・。

おそらく敗北の数だけ聞いているのだろう。

「そうすれば村長だってギルドのクエストを受けても文句を言うことはないし!」

このセリフも何度目だろう・・・12回目か・・・・。

などと荷車の持ち主(以下A)は思っていると、孤島の方角から他の荷車と出会った。

その荷車にはあの”陸の女王”と恐れられているリオレイアが眠っており縄で縛られていた。

その隣には装備からいって女性だと思われるハンターが乗っていた。

「マリアンヌ!」

とイデアは叫んだ。

そう彼女は一年前までロックラックでハンターをしていて現在はユクモ村に腰を落ち着かせているハンター マリアンヌだった。

またの名を”閃光”のマリアンヌである。

 

イデアは唖然した。”陸の女王”と恐れられているリオレイアをたった一人で捕獲してしまうなど、カナリの実力がないと、無理なのだ。

「おいイデア。今日もドスジャギィにボコボコにされてくるのか?」

マリアンヌは上から目線でイデアの事を、バカにするかのようにいった。

「ちがう!今日こそ、今回こそ一人でドスジャギィを狩猟すんんだ!ボコボコになんかされないぜ!」

イデアが怒鳴り声に近い声でいうと、レイアSヘルムをとった。黄色っぽい髪の色をしていて、顔は綺麗だった。

「そうなの?てっきりMになったのかと勘違いしてしまった。えっと今回で10回目だっけ? 少しは村長様の依頼でも受けてみれば?キノコ採取とか」

「ちがう…今回で12回目だ(グスン・・・」

イデアは、素材収納クエストや、小型モンスター数匹の討伐しかっやってない。そのストレスのせいなのか、2ヶ月ほど前からドスジャギィばっかり挑戦している。しかし連敗している。

「っぷ。 ま…まあ がんばってね~」

マリアンヌは笑いをこらえながら言ったが、イデアには普通に笑っている様に見えた。そもそもクエストに成功しなければ、ゼニが入らない。そのため食費などは、村長やマリアンヌが出してくれている。

「あ…そうだ。今度手伝ってあげようか? 今回も失敗したらだけど」

「よけいなおせわだ! 今回こそ狩猟してやる! 回復薬に回復薬グレートに、肉焼きセット!そして調合用にハチミツや薬草、シビレ罠だって落とし穴だってある。討伐が無理なら捕獲してやる!(どや!!」

イデアは準備なら完璧だと最後に言ったがマリアンヌは

「イデア…捕獲用麻酔玉は?」

「あ…もってくるのわすれた!」

痛いところを疲れた。

イデアは、頭を抑えて叫んだ。

「はぁ…そんなんだと思ったわ。それじゃあ余った捕獲玉6個あげるから、報酬からお金だしてね!」

そういってマリアンヌは村へ、イデアはドスジャギィの所に向った。

「このクエストの報酬少ないのに(グスン・・・」

 

 

 

更に数時間後・・・

 

 

マリアンヌの応援(?)をうけて孤島にきたイデアは空に向かって大声で言い放った。

「よし!絶対に勝つぞ!」

いきようようと拠点を出たイデアは何かが違うように感じた。拠点を出てすぐ近くにいるアプノトスが、イデアの方に向って走ってきた。

「まずは肉を集めるか・・・ってぎゃああ!?」

イデアは、アプノトスの足に潰された。幸い重傷まで負わなかった。

違和感は、モンスターがいつになく凶暴なのだ。アプノトスまで攻撃をしてくるほどに。

「?よくわかんねぇけど、俺におびえてんのか?(ガクガク 」

アプノトスに不意打ちを受けたが、アプノトスの群を背中にある太刀─ユクモノ太刀で斬殺した。

が、テキトーに切りまくったせいで一番小さい固体は剥ぎ取ることができないくらいグロテスクな状態だった。

そして肉焼きセットを取り出して、こげ肉2、生焼け1、こんがり1を作り出した。

ハンターとしてありえないことではあるが、イデアはドスジャギィのところへ向かった。

 

 

そして、森の中の空洞のようなところにそれはいた。

「きたか!ドスジャギィ!!」

紫に近い色の鱗や皮、立派な襟巻のようなものが特徴的な鳥竜種である。比較的にリオレイアなどよりは弱く、初心者レベルではある。しかし狡猾で仲間との連携もとれるため、厄介な相手なのは言うまでもない。

「ガァ!ガァ!ガアォァアァァ!」

ドスジャギイが声をあげ、こちらに向かってくる。そしてかみついてきた。

「うわっ!?」

間一髪でかわす。そして無防備の首にユクモノ太刀をたたきつけた。そのまま体重を移動し、突き、斬り上げ、振り下ろす。そしてそのまま気刃斬りをしようとしたところで尻尾に叩かれ飛ばされた。そしてドスジャギィは別のエリアへ行った。弱ったのではないが。

「ん?こやし玉投げてないのに逃げるの早いな・・・。」

まだこのときは余裕が有った。そして、ドスジャギィが逃げた理由を歩きながら考えていた。

「(こやし玉じゃないし・・・。弱っていないし・・・。じゃあ強いヤツがきたのか・・・?って強い=俺!!!)」

背後からゆっくりと足音がきこえるが、イデアは気がついていない。

 

ドスンッ! 

 

ようやく気がついて後ろを振り向いた。

「んだよ。うるさ・・・って!?嘘だ・・・ろ?」

最近、その存在が確認された種族。体表に固い鱗を持ち「竜」の系統であるようだが、前肢は翼などの痕跡が一切無い完全な「脚」として特化させている。

飛行しない二足歩行の獣竜種とも骨格的に差異が見られる。「獣」のように腹部を地より浮かせた四足歩行を行う骨格の種と推測されて、

牙を象徴としてる─牙竜種のモンスター 【ジンオウガ】

オオカミに似た姿をした牙竜であり、【無双の狩人】と呼ばれている。

鉤爪は鋭く、四肢は強靭に発達しており、頭部には二本の角を持ち、背中にある雷電核は他のモンスターには見られない特徴だ。

「グルルル・・・」

イデアの実力は、ドスジャギィ以下。一方ジンオウガは【無双の狩り人】。リオレイアを捕獲しているマリアンヌでも手こずるあいてであろう。

「う・・・うわあああああ!!!」「グオオオオオオオオ!!!!!!」

二者の叫びは同時に洞窟に響く。

イデアはエリアを変えるため─キャンプに戻るために走った。が、大型モンスターに追われているときは、妙にスタミナの消費が激しい。

スタミナが足りずに一度スピードを落としてしまったのがダメだった。ジンオウガの前足は空高く上がっており、イデアを踏み潰す為に、下ろしていた。

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