数時間後にユクモ村についた二人は、精算をすませてきた。
しかしカラビナは、ギルド内で密漁ではないか? と疑惑を立て付けられ、誤解を解くのに数十分の時間を使うハメになった。
「おわったで…。マリアンヌの所にいこうや。」
二人は集会所をでて、マリアンヌを探しにいった。
数分後加工屋の前にマリアンヌはリオレイアの素材を渡して、何かをつくってもらっているようだ。
「おぉ。イデアじゃないか! ん?もう一人は?」
マリアンヌの方が先に気付いたのか、あちらから話を掛けてきた。
「そうだイデア!連敗記録は、更新されたのか?それとも一割のゼニをもってきたのか?」
マリアンヌはやはりバカにしてるような言い方をしてイデアにいった。イデアはしっかりと一割の報酬を持ってきてふてくされてる表情で無言でわたした。
「ほう。狩れたのか。そちらの人が手伝ってくれたのか?」
「そうや!ワイが素材を採取していたらコイツがジンオンガに切りかかろうとしてたら、ジンオウガに…」
カラビナは、余計なことを全て話した。そしてカラビナはイデアをヒジで突っついた。
「馬鹿かお前ら?」
この一言で二人が数分間フリーズしたことは言うまでも無い。
「(イデア!イビルジョーのコトどないするんや?)」
「(あぁ…今からきくよ…)」
イデアは少しだけ困った表情をして、その固く閉ざされた口で勇気を出してきいた。
「あの…マリアンヌ…ひとつきいていいひゃ?」
噛んだ…。
「ひゃ?なんだ?私に話せることなら何でも話すぞ」
マリアンヌは豪快な笑顔で笑いながら答えた。
「…じゃあ…黒くて大食いで、大型モンスターを食べるモンスターのことなんだけど…」
「!!」
マリアンヌはその名前を聞いた瞬間先ほどの表情と一変した。
「アイツをみたのかイデア?」
イデアは小さく頷いて、狩りのコトを全てはなした。
「あと…マリアンヌってアイツと戦ったんだろ?どうだったんだよ?」
「話せば長くなる。しかしアイツにあってしまったならば話さなければな… これ以上の犠牲者はみたくないからな…」
マリアンヌは、話を聞くたびに少しずつ表情が変わっていった。