なんか俺のヘイロー砕けてね?   作:つヴぁるnet

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そういや前回、カナタ最強!カナタ最強!カナタ最強!とか作者がなんかほざいてたけど実はキヴォトスの原作キャラでカナタくんを倒せるキャラクターが一人いるんよ。誰だと思う??実は同じSRTにいるんだけど。

その…ミユって子なんだけど。

いや自然体であの能力は反則級なんよ。
歩く石ころ帽子かよ(SCP級アイテム)
お前もうナイフで後ろから刺した方が強くね??



ではどうぞ


第59話

 

 

 

 

 

 

「ジェネラルが落ちたか…」

 

 

SRTが侵攻開始時、私はシラトリ区の69区にある軍用基地から去った後、近くにあるブラックマーケットへ駆け込むように移動し、SRTの追跡を振り切る。

 

あまり目立たない車で移動し、この無法地帯を避難場所として選んだ。

 

 

「月雪カナタ……あの、子供」

 

 

全て、あの存在が狂わせた。

 

全て、あの奇跡によって裏返された。

 

全て、あのご都合主義が現実を否定する。

 

 

ああ、なんとも。

 

ああ、なんとも忌々しい無条件か。

 

 

無名の司祭が残した制圧兵器をその身に受けても尚、私達大人に立ちはだかり、そして僅か数時間でカイザーPMCは制圧されてしまい、キヴォトス全土から招集した兵士たちもSRTの前に成すすべなく屈した。

 

せっかく進めた軍拡は無に返され、それまで投資して来た時間も金も破壊されてしまった。

 

たかが__子供の集団にだ。

 

 

 

「冠名を支える戦力(PMC)を無くした今、カイザーコーポレーションの名を解体し、速やかに新たな企業へと組み替える必要があるか…」

 

 

どの程度を尻尾切りとして扱い、どの部分を残して再生材料とするか、

既にカイザーコーポレーションの名が消えることを前提で動く。

 

 

なに、カイザーコーポレーションの名にそこまで強い思入れは無い。確かにこの名と共に馳せてきたが、しかし必要な名前ではなくそこまで大きくするための計画性と生産性、そしてそれらを総括する首脳。

 

それさえ残っているならばカイザーコーポレーションの名を捨てた程度、痛手ではない。

 

ただ唯一、あの存在__月雪カナタがキヴォトスに存在する限り、永遠と我らの支配先に立ちはだかる。それはもうひどく悍ましい奇跡として障害になるだろう。

 

 

「月雪カナタ。今回の勝利は貴様に譲ろう。ひどく納得の行かない結果だが、しかし今は敗北者として月雪カナタに畏れて背を向け、敗走し事実を私は甘んじて受ける。ああ…生涯として二度として忘れないだろう。だが私は諦めない」

 

 

 

カイザーコーポレーションが所有する土地に車は止まり、周りにカイザーの関係者以外この場所にはいない。ただブラックマーケットに駐屯するカイザーPMCもシラトリ区の戦地へと駆り出したため、この場所を守るための戦力は大幅に減っている状況。しかし混沌に入り乱れるブラックマーケットの奥までやってくる者はいない。あったとしても2年前知らずにこの地に足を踏み入れたアリウスの消耗品共を以来その報告はない。

 

 

「しかし、戦力の大幅な低下は無視できんな…」

 

 

オートマタ程度なら量産は可能だ。

 

ただし優秀な兵士を作る場合、そのための有効なデータを使用する必要があるのだが、落とし込みにはかなりの時間を要する。

 

だが…それだけだ。

何ら問題ない。

 

既に多くのデータベースはある。

時間をかければまた取り戻せる。

 

流石にカイザーの名での量産は諦めるが、まだやり直しが効く段階だ。

 

それにこうなった時の万が一のために雲隠れに最適なブラックマーケットの地権の33%を手に入れたのだ。この地ならしばらくの間であるが立て直しは効くだろう。

 

無論、連邦生徒会もブラックマーケットにカイザーコーポレーションがいる事は知っているだろう。情報も幾つか入手している筈。しかし権威失落中の連邦生徒会ごときが無法なこの地に対して簡単に出せるとは思わん。

 

仮に求心力を取り戻し、ブラックマーケットまで探り出せる日が訪れたとても、その時にはカイザーも蛻の殻だ。何も探れまい。

 

私達は新たな場所で動いてるだろうから。

 

 

 

 

だが、それでも。

 

SRT特殊学園の存在は邪魔極まりない。

 

海上基地ですらその日に制圧してきたのだ。

 

とてつもなく荒唐無稽な報告だったが、月雪カナタが織り成す御技によって文字通りその足で海を渡っては海上基地に強襲し、連邦生徒会が取り締まった。

 

 

やはり、あの子供だ。

 

子供のフリをした、子供だ…!!

 

あの存在がそれ以上を拒んで仕方ない…!!

 

今後どうやってあの忌々しい存在と我らは向き合って行くか??

 

 

「月雪カナタ……我が最大の障害!!」

 

 

握りしめた杖がミシミシと音を鳴らず。

 

……落ち着け、囚われるな。

 

既に私はあの無条件たる奇跡に裏返されたことを認めたんだ。

 

ならば次の手を考えろ。

何から始めるか。

 

 

だが完全に屈した訳ではない。

 

私は誓う。

 

必ずやっ、あの存在を覆すことを!!

 

 

 

「この屈辱…そして代償!

いずれ高く付くことになるぞ!!

SRTの超兵…!月雪カナタ…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カチャリ

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、それは無理だ。導き手として正当化を済ませた月雪カナタに焼かれてしまった、この世界の意志が許さないだろうから」

 

 

 

 

 

ダン!__グチャ!!

 

 

 

 

「か、か、がふッ!?…うぐっぅ…!?」

 

 

 

何者かが、現れた。

 

そして数発撃ち込まれてしまい、私はその場に崩れる。更に車の運転手にも打ち込んで逃走手段を奪い取った。手慣れている。

 

 

私は撃たれた部分を抑えながらも撃った人物をこのセンサーで視認する。

 

一体、誰だ?

 

SRTでは…ない?

 

……眼帯を付けた、生徒?

 

 

………っ!!

 

コイツは……!

たし、かっ!!

 

 

 

 

「な、なんだ、と??…きさ、ま??」

 

 

「……」

 

 

 

トレードマークになっている眼帯。

 

僅かに漂わせる、砂の色。

 

それから感情を伺わせない眼の色。

 

そしてこれまで何処にも居場所を作らなかったキヴォトスの不良生徒。

 

片目の蒼色が、コチラを見下ろしている。

 

 

 

「おの、れ…コレはどういう、こと…だ?」

 

 

「雇い主を……ルーツを選んだだけだ」

 

 

「な、にっ…??」

 

 

「まぁ、つまり……だ」

 

 

 

ダン!

ダン!

 

 

 

「っ、しまっ…!」

 

 

手元の杖を弾かれてしまう。

 

やられた……っ!

 

あの杖には兵を動員させるための緊急用のボタンが仕込んでいるが、それを押す前に無力化されてしまった。この子供っ…!

 

 

待て、それよりも違和感だ。

 

ボタン云々以前に__これだけ騒いで何故ガードマンが一人も現れない??

 

まさかジェネラルの奴はブラックマーケット内のガードマンすら徴兵した??

 

いや、兵としてのプライドが高いジェネラルだからこそ、そんな壊滅的な指揮はしない。

 

ならばこの場所にも残っている筈だ。

 

しかし、幾ら時間が経過しても

 

 

……っ!

 

まさか……!

 

コイツが掃討したのか…!?

 

急な徴兵に紛れて薄手になったところを刺して回ったのか…!!

 

 

「貴様……何が、したい?」

 

「?」

 

 

目線で首を傾げる子供。

まだ幼なげな雰囲気を漂わせている。

 

しかし、片目に眼帯をしているその姿はそこらの雑兵よりは強靭さを伺わせ、実際に一つに居つかず学園を流離いながら生きてきたタフさと精神力を備えている。これも月雪カナタは別のタイプの自立した強さと厄介さ。

 

 

ああ、鮮明に思い出せてきた。

 

たしかジェネラルがそこらの子供よりは上等だと見抜き、カイザーPMCにコイツをスカウトしたのだんだったか。

 

しかしまともな養育を受けてこなかった不良故に中々の聞かん坊だと半分飽きられ、ブラックマーケット内のカイザーPMC部隊に投げ入れられてた。それで軍拡の忙しさも相待ってしばらくこの子供は放置されていた。

 

 

 

「さて、何がしたい……だった、か」

 

「……」

 

「そうだな………まぁ___特に、それほどの理由を待ち合わせては無いと言えるかもな」

 

「……な、に……????」

 

 

ならば、コイツは何故?

 

後ろから刺すような事をした??

 

それとも月雪カナタに感化されて反旗でも翻そうと動いたのか??

 

もしくはこうなる機会を待っていた…??

 

 

まさか、月雪カナタが内通していた…!?

 

 

 

「月雪カナタは関係無い。あったとしてもそれは別の者……いや、カナタは関係あるのか」

 

「っ!……揶揄っているのか?小娘…」

 

「そう言う意味では無い。ただ月雪カナタの存在が引き金を誘ったと言うのならそれは間違いでは無いと言える。だがこれは私が唯一、己の意志で存在意義を問おうする過程…まぁ、結論付けるなら、()()()()()()()()()()()()の言う通り沈むだけの船に乗るつもりはない。これはその引き金でもある」

 

「なんだとっ!?」

 

 

カイザーの行方なんかどうでも良いように告げながら、ハンドガンをリロードする裏切り者…いや違うか。

 

そもそも仲間意識のような感情など一切持ち合わせてない根なしの子供だ。

 

奴の目を見ればわかる。

 

どこまでも__砂に乾いたような眼だ。

 

 

 

「ルーツ自体にそれほど強い思入れは無かった。だが…不思議と己で判断できたんだ。貴様らカイザーに使われる程度のコマでもなければ、まだアビドスの砂漠で存在証明に繋がる砂粒を探す方が自分が何者かを証明してくれる、そう感じてることができた」

 

「証明だと?ふははっ…!!やれやれ…何を言うと思えば、知らずして搾取される側の子供程度が自身の在り方を語る??片腹痛いわ!貴様らは明日のことなど考える必要はない。真実は私達大人が!用意する!!」

 

「社会を作り上げているのが大人ならばそれはそうだろうな。しかし私の欲しい真実は社会の歯車としての見解ではない。私はただ…あの日に起きた、希望すら感じさせない砂嵐の中に瞬く琥珀色の響きから【解】を視れた」

 

「琥珀色の響き??何を言っている…??」

 

「お前達の嫌いなモノだ。かく言う私もその者をよく知らない。けれどアレは確かに…己を確立させたからこそ出来た真実だった。それを子供程度の身体でも意味持ち合わせれるならば私だって明日を知ってみたい。それだけなんだ」

 

「!」

 

 

 

昨日しか知らなかった子供は__まるで明日に何かあることを待っているように見える。

 

知らずに朽ちるんじゃない。

 

知らないからこそ、知ろうとする。

 

そうして踏み出してみようとする。

 

そんな子供のように……見えるっ!!

 

 

 

 

ッッ!!

 

 

 

やめろ…!

 

 

 

やめろ!!

 

 

 

やめろ!!!

 

 

 

やめろ!!!!

 

 

 

やめろォォ!!!!!!

 

 

やめろやめろ!!

 やめろやめろやめろ!!

 やめろやめろやめろヤメろォォ!!

 

 

子供が……!!

 

搾取されるだけの生き物である子供が!!

 

そのような…!!

そのような眼をするな!!

 

見えた先を見るな!!

その先を望むな!!

 

未来に生きようと手を伸ばすな!!

過去に翻っていればいいものを!!

 

 

 

「何も知らない子供が支配者側に位置する大人の存在意義を奪い取ろうとするな!!そんな非確定な不確定要素を望むな!!この世の全ては大人だからこそ用意できるんだ!!それを真実かもわからないモノを真実を見た程度の子供が証明を欲するだと!?バカにするな!!バカにするのも大概にしろ!!」

 

 

ガタガタと軋むフレームで立ち上がる。

 

バチバチと火花を弾かせながら踏み出す。

 

今すぐ目の前にいる子供を。

 

未来のために歩き出そうとする無意味な芽をこの手で積むっ、ために…!!

 

 

 

 

ダン!

 

 

 

 

「うぐァァァァ!」

 

 

 

しかし足を射抜かれ、跪く。

 

子供に見下ろされる。

 

ひどく屈辱的な姿で。

 

 

 

「一つ、大人だからこそ知らない真実がキヴォトスにあること、最後に共有してやろう」

 

「な、に?」

 

 

 

コツ、コツ、とその子供は迫り来る。

 

銃口が、私の額を捉える。

 

 

 

「キヴォトスに於ける引き金とはどうやら子供の自由意思の証らしい。そして今こうして私が引き金に意思を込めているのは現代進行形でそうしたいがあるからだ。ああ。そうだな。貴様らを否定するあの人__月雪カナタの言葉を借りれば…」

 

 

「!、!!」

 

 

 

 

 

__私だって明日を知ってみたい。

 

 

 

 

 

 

 

「カナタァァァァァァ!!!!貴様どこまで大人を愚弄するのだァァァァ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

__ダン!!

 

 

 

 

 

脳裏に浮かんだ奴の存在。

 

ひどく湧き上がる嫌悪感は収まりを知らない。

 

 

しかし自由意志の銃口は待たずに光った。

 

そうして撃ち抜かれた、この身体を。

 

 

 

 

「ガ___ァ___」

 

 

 

 

冷たいコンクリートが受け止める。

 

この世の支配のために、そのために踏みしめていたはずキヴォトスの地面にこの体は冷たく横たわってしまう。

 

 

 

 

「これが私の起こす一つの【解】だ」

 

 

 

「コ、こんな…………とこ、ろ…デ……」

 

 

 

 

 

 

内部の動力は完全に止まり、絶命する。

 

だが最後に、そのモノアイで捉える。

 

既にガラクタと化した元支配者の骸など興味はなく、彼方にある宇宙を視て__

 

 

 

「月雪カナタ……意味を持って到来したことを知る貴方は砂上に乾くだけだった私に何を教えてくれるだろうか??それとも…」

 

 

 

いや、それはまだ今日だけの話だ。

 

__明日、だ。

__明日が訪れればわかる筈だ。

 

そう呟きながら子供はその場から去り…

 

 

 

 

カ____ナ_____タ___

 

 

 

 

最後までその名を吐いて、絶命する。

 

 

 

こうして、カイザーコーポレーションの首相はたった一人の子供に否定されたことで呆気なく終わりを告げた。

 

でもそれは珍しい話ではない。

 

 

何故ならコレまで__

 

正当化の色彩によって裏返された大人はプレジデントで3人目であるからだ。

 

それがキヴォトスの支配者だろうと、崇高に至った月雪カナタにとって無意味なのだから…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ターゲットの処理は終わった」

 

 

 

 

ザザッ__

 

 

 

 

『ほむ……予定より数分遅いですね…と、いうより、まさかですが本当に処理してしまったのですか?』

 

「??…現場に任せると聞いたからな」

 

……躊躇い無し…それほどに……いえ、終わったのなら構いません。お疲れ様です。では速やかにそこから離れるようお願いします。管理体制の甘いブラックマーケットだからと言っていつまでも監視を欺く事は出来ませんから』

 

「了解した」

 

『あ、それと、その携帯機は時間で使えなくなりますが、それはそれで早めに処理してください…と、言うよりSRTの手に渡らないようにしてください。特に月雪カナタのような者には悟られたくないので』

 

「分かった。砂地に埋めるなり適当に処理しよう」

 

『ええ。それでは……またどこかで』

 

「…」

 

 

 

そう言って通信は切れる。

 

眼帯を付けた__朝霧スオウはこの場を去る。

 

唐突に接触してきた犯罪コンサルトからの提案を受け、それも無償で__カイザーコーポレーションと敵対状態にあるSRT特殊学園を後押しするようにその首相を葬らせた。

 

 

 

 

 

「ほむ、とりあえず邪魔者の排除はコレで良いでしょう。しかし、それにしても…ふふっ。某漫画に出てくる変化系のピエロのように果実の成熟を待っているそんなつもりありませんが、まさかあの人が未来でその立ち位置を目指そうとは。これは数年後がとても愉快かつ非常に楽しみになってきましたね」

 

 

光の裏に、闇がある。

 

闇のために、光が必要になる。

 

だが闇を濁らす、不十分な闇は不要だ。

 

漁夫乗りのように駆逐し、行方を待つ。

 

黒のベレー帽を揺らして「ほむ」と笑う。

 

もしくは『ニヤニヤ』と教授は描いてる。

 

 

 

「私はあくまで犯罪者。だから恩を売ったつもりはありませんよ月雪さん。何故なら__貴方の存在はキヴォトスに必要ですからね。もちろん私にとっても……ふふっ、ふふふっ」

 

 

 

 

 

 

今日はクリスマス。

 

特別な日。

 

しかし、その『特別』は一つではない。

 

人によって特別とは様々なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SRTの仲間たちが撤退する。

 

月雪カナタはそれを神秘で感じ取り、視線を空に向ける。

 

そして手元には__大人のカードが一枚。

 

 

 

「何故、コレをそのように扱えると理解出来たのかよく分からない。けれどこの身体に役割を訴えて堪らない。子供では対処しきれない大人の反則行為には同じ大人が前身となり、責任を果たすべきだと。そのためにコレが使えると…」

 

 

本来は列車砲シェマタの機動のみに扱う予定だった大人のカード。

 

しかし、まだコレを引き出すべきだとクレジットカードが訴える。

 

月雪カナタだからこそ__大人の責任を知る者だからこそ、正しく使ってくれると、この世界の設定が信じてくれる。託してくれる。

 

それは前代、連邦生徒会長が言った『責任の意味を知る者だけが子供を救う』の意味。

 

過去の追憶__それは槌永ヒヨリというキヴォトスの子供を通してアリウスという世界を支配する大人を裏返した時のように、今回もまたカイザーコーポレーションが支配するキヴォトスを責任の意味を知る、月雪カナタが裏返すことをキヴォトスは望んでいる。

 

子供のために __ 空に怯えた天使のために。

 

 

 

「………」

 

 

月雪カナタは高い建物の上まで登り、少しでも空に近づいて待ち構える。

 

意志を示す銃口を砕け散らせても尚、衛星砲ノヴァは古から願われてきた意味を注がんとしてキヴォトスに迫る。

 

子供の願いとして到来した正当化の色彩を否定するためにも、支配者を気取った大人の悪意を利用して衛星砲ノヴァは泥水から手を伸ばす。

 

 

だが、それを月雪カナタは許さない。

 

その足を掴まれようとも、もう沈まない。

 

カナタは彼方に、軌跡を刻まんと浮き出る。

 

繰り返した。何度もだ。

 

何度もカナタの名で繰り返した

 

だから今回も、濁りなく意味果たす。

 

もう二度とこの箱舟に悪意の跡地を作らせてまいとして一人残ったから。

 

 

 

「大丈夫だ、あの時と変わりない。これの使い方は分かる。ただ……あの時は前任者(カナタ)が生徒として奇跡を与えてくれたから裏返すことができた。今は俺のみで解釈し、コレを引き出す」

 

 

カードは誰でも使えるだろう。

 

その重みを知ってるなら大丈夫だ。

 

しかし、あくまでカードは【銃】である。

 

その内側に【実弾】を込めなければならない。

 

では実弾とは何か?

 

 

__それは【対価】だ。

 

 

対価を投じて、念じて、引き出す。

 

そうすれば奇跡は当然のように起こる。

 

しかしそれ相応を注がなければならない。

 

奇跡を引き出すに、同じ軌跡を支払う。

 

それがこの世界に於ける。

 

責任を知った者の大人のカードの使い方だ。

 

 

 

対価__それは、相応のナニカ。

 

月雪カナタは対価として何を支払うか。

 

体か? 血肉か?

 

神秘か?記憶か?

 

それとも___ たった一つの命か?

 

 

 

 

 

 

 

いや、違う。

 

もう、用意されてる筈だ。

 

この 2回目の世界 に…!!

 

 

 

 

 

 

「この世界がリセマラ扱いだというなら…」

 

 

 

 

 

 

__、配られている筈だよな??

 

 

 

 

 

この世界に呼びかける。

 

観測者(プレイヤー)目線としてこの世界にある筈の設定に呼びかける。

 

 

 

「!」

 

 

 

すると、世界は応えた。

 

大人のカードが輝きを放つ。

 

そしてカードから浮き出て現れる。

 

現れたソレはまるで宝石(ジュエル)のようにとても美しい【対価】が視えた。

 

 

手で触れることはできない。

 

これは『数値化された対価』だから。

 

 

けれど確かに、存在する。

 

何故ならこの世界はブルーアーカイブ。

 

元を辿れば__ソーシャルゲーム。

 

ならば【1200】と数字が刻まれている数字は間違いなく観測者(プレイヤー)目線だからこそ認識できて当然なんだろう。

 

月雪カナタは、そうであるから。

 

 

 

「ああ…!充分釣り合うだろ!ガチャ10連分なんて天井のために必要不可欠な量だからな」

 

 

 

月雪カナタはギラリと笑う。

 

ソーシャルゲームの重みを知っている身。

 

そうとも。

 

何度でも言おう__彼はプレイヤーだ。

 

この世界でそう扱われる観測者だから。

 

そして、この世界をリセマラの2回目として身を投じた観測者たる白鳥から、その2回目を受け継いだ月雪カナタだからこそ対価(ジュエル)を使える権限がプレイヤーとしてある。

 

リセマラの度に必ず用意されるだろう10連分の石をこのためにカナタは支払う。

 

そうすればこのカードは応えるだろう。

 

それ相応の対価は扱われたとして。

 

 

 

 

 

 

そして、プレイヤーならばひとつ勘違いしてはならない。

 

ジュエルはガチャにだけしか使えないという固定概念のことだ。

 

主に使われるのはガチャである。

 

だが忘れることなかれ。

 

 

 

 

石は___スタミナにも使えるということ。

 

 

 

 

 

 

「今回だけでも良い。ありったけを注げ…!」

 

 

 

 

戦いで砕け散っていったカナタの神秘を!

 

衛星砲ノヴァによって否定された神秘を!

 

その衛星砲ノヴァこそ否定できる神秘を!

 

 

対価を支払ってこの身体に注げッッ!!

 

注げッッ!!

注げッッ!!

 

全てを注ぎきれッッ!!

 

 

 

「キヴォトスを護る!! だからッッ!!」

 

 

 

 

 

1200分の対価がカナタに注がれる。

 

月雪カナタというユニットに注がれる。

 

 

 

 

 

 

普通なら__月雪カナタはブルーアーカイブというソーシャルゲームに存在しないプレイアブルキャラクターだ。

 

そんなキャラクターは存在しない。

そんなご都合主義は存在していない。

 

月雪とは『月雪ミヤコ』だけである。

 

だから兄など存在せず、ましてや男性生徒など存在そのもの烏滸がましい愚かの極まり。

 

そんなの二次小説ハーメルンだけの界隈だ。

 

だから月雪カナタなんてキャラクター。

 

断じて許されない。

 

許されるべきではない、こんな奴を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で??

 

言いたいことはそれだけか???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「願われて到来した正当化の色彩をッ!!

 否定させてたまるものかァァァア!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RE Aoharu ~♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その刹那____キヴォトスの全土の大地を震わせるほどの光が解き放たれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「リーダー!?」

「リーダーっ!?」

「カ、カナタにゃん!!?」

 

 

陸を走る軍用トラックが。空を飛ぶ軍用ヘリコプターが。先ほどまでいた場所から解き放たれる分厚い神秘によってガタガタと揺さぶられてしまう。

 

そして、それはカナタの神秘だと分かる。

 

何故ならここにいる者たちの殆どが月雪カナタにヘイローを重ねられ、その神秘を覚えているから。忘れずにその熱を知っているから。

 

 

だから、思う。

 

何が…??

 

一体何があの場所で起きている!?

 

 

 

「カナタっ、カナタっ!!」

 

 

軽沢ウリエは琥珀色に遡る光の柱を見て彼の名を叫ぶ。

 

二年前のアリウス、の__その時よりも何十倍の大きさと広さがあるだろう光の柱だから。

 

 

 

 

 


 

駄目だ、許すな

 

駄目だ、赦すな

 

駄目だ、()すな

 


 

 

 

 

 

衛星砲ノヴァはカナタを捉える。

 

本体はもうこれ以上何も動かせない。

 

だがキヴォトスの重力だけで充分だ。

 

 

空中分解もせず、大気圏に溶かされず、砕けたままが、巨大がそのままが襲う。

 

何故なら無名の司祭が作り上げた太古の遺産はそれ程に強固で長く保たれているから。

 

それ程に、キヴォトスの大地が本当の真実として姿見せることを望み続けているから。

 

許すな。

許すな。

許されるな。

 

 

 

 

 

 

 

けれど、望むのは___彼も同じ。

 

 

 

 

 

 

「ユメ…!俺も…!君が愛している奇跡を俺だって愛してみせる!!だからこのお守りを借りるぞ!!」

 

 

 

カナタの神秘を込めた弾を、ユメから手渡されたハンドガンに祈りを込めて、装填する。

 

 

狙いを定め、トリガーに指をかける。

 

 

衛星砲ノヴァは肉眼で定めれるところまでやってきた。

 

落ちてくる衛星砲は全長32メートル。

 

だが数字以上に大きく見える。

 

それほどに、アレにも込められた。

 

キヴォトスに悪意を注がんとして。

 

地上の天使に真実を知らしめようとして。

 

 

 

 

「ッッ!」

 

 

 

そして月雪カナタはカチリと引いた。

 

すると奇跡と軌跡を込めた輝石(きせき)はジュエルのように煌めかせながら弾道を落とすことなく真っ直ぐと衛星砲ノヴァに放たれる。

 

 

 

「見てるか、バカ弟子(久田イズナ)…全てはお前の誘いからだ…!」

 

 

 

手元に乱回転する神秘を形成する。

 

それはとある漫画の技__螺旋丸。

 

百鬼夜行時代に副産物として開発した技。

 

使い勝手の良さにそのまま落とし込んだ。

 

名前も、性質も、使い方も。

 

琥珀色の神秘を握りしめて__飛雷する。

 

 

 

 

「うおおおオオオッッッ!!!!」

 

 

 

 

放たれた弾丸の元に飛雷した。

 

そして月雪カナタは願いを込めた弾丸ごと螺旋丸で押し込み、流星の如く投下するキヴォトスに衛星砲ノヴァにぶつける。

 

 

 

 

 

「このォォぉぉおオオオッ!!!!」

 

 

 

 

大気圏を突破して落下してきた32メートルの質量を170㎝程の身長一つで迎え撃つ。

 

螺旋丸を通して__放たれた弾丸を通して__沈み征く衛星砲ノヴァをありったけの神秘でキヴォトスから浮かせようと__月雪カナタは規格外の神秘をぶつけて悪意を否定する。

 

 

 

 

 

 


 

天使 の 箱舟 を 滅ぼせ

天使 の 楽園 を 滅ぼせ

天使 の 子供 を 滅ぼせ

 


 

 

 

 

 

 

 

何かが、聞こえる。

 

何かが、聞こえた。

 

 

それは複数の、大人の声。

 

形容し難い、心を冷たく染める音。

 

 

それが、上から押している。

 

衛星砲ノヴァを奴らが押している。

 

子供ごと大地に叩き潰さんと。

 

キヴォトスにその追憶を刻まんと。

 

 

 

 

 


 

___驕るな…!!!

 


 

 

 

 

 

 

 

 

「ッッ、ぅぐぐッッ!!!」

 

 

 

 

たった一人だけの子供。

 

責任知る大人でも、その器は子供の形。

 

大人達の物量に、その器は押される。

 

衛星砲ノヴァは月雪カナタの腕をそれ以上進ませず、むしろ押し切ろうと迫る。

 

 

 

 

 

 

だが、諦めない。

 

諦めて、たまるまのか。

 

この悪意に、諦めたくない。

 

 

 

それを正当化しろ___彼方の先まで!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

v私も願うよ、カナタくんv

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手に、重なる。

 

その手に、柔らかく乗せられる。

 

 

 

 

 

「!」

 

 

 

 

残り3つだけのヘイロー。

 

その内の一つ。

 

それは『伏線』となった証。

 

錆色だろうと、しかしカナタだからこそロマンチストにも願われてた、口付けの後。

 

そうなったのは、刹那主義に終えず、現実主義に折れず、理想主義に溺れず、ならばと全てをトロッコに乗せるような選択を刹那的な花火の下で永遠とさせてくれた、あの日の続き。

 

輪廻のように渦巻くヘイローから、月雪カナタと同じ、キヴォトスの観測者を浮かせた。

 

 

 

 

 

 

「しら、とりっ!!」

 

『うんっ!カナタくん!私も一緒に!』

 

 

 

 

 

俺の手に、彼女の手が合わさる。

 

 

とても暖かな、もう一つの奇跡。

 

 

遍く白が、眩い琥珀色に、折り重なる。

 

 

沈みゆくカナタを、箱舟に浮かせようする。

 

 

それを願って白鳥(はくちょう)は到来してくれた。

 

 

正当化の色彩___月雪カナタ、に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『子供に明日と奇跡を__ カナタ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

v " 応 え る " v

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして ____ 天使は【崇高】に至った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おぉぉぉ…なんと素晴らしい…これが!!

 崇高を知った成功体験者の存在証明…!!」

 

三流を誇る芸術家(マエストロ)は歓喜する体を震わせる。

祈りを支えるように両手を上げ、解釈する。

 

 

すると……その手に、小さな白色が触れる。

 

 

「…これ、は………」

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、キヴォトスに が降った。

 

 

柔らかに触れる、箱舟の慰め。

 

 

明日を祝福するような美しい色合い。

 

 

しかし、その雪は少しだけ違っていた。

 

 

 

 

「雪……??」

「いや、違う……これは……」

「見てください!杏山カズサ!」

「宇沢っ!今外は危ないって!」

 

 

 

 

キヴォトスの天使達は快晴の空から降り注ぐ雪を見て、その日を思い出す。

 

暗がりに包まれていたような昨日は終わり、背筋に絡みつくような重さは無く、今日が正しく訪れたように感じたから。

 

 

 

 

 

「これは雪…なのか?」

「初めて、見ました…」

「なぁ、スズミ。この光って…」

「はい、琥珀色の光……リーダー…」

 

 

キヴォトスを染める雪は、何処かで小さく揺れるブランコに一つの雪粒が降り注いで、真実を教える。

 

 

 

 

繰り返して、これは普通の雪とは違う。

 

白色の中に秘められた……琥珀色は。

 

それを見た、キヴォトスの子供は。

 

 

 

 

 

 

「副隊長……外を見てください」

「ええ……まるで、羽のような雪ね

「本当の天使の羽みたい、ですね…」

「カナタ……先輩……あなたは…」

 

 

 

 

 

 

 

子供は。

 

 

 

 

 

 

 

「む、コレは…雪か?」

「………きれい…」

「ふふっ、そうだね、」

「ふわふわで美味しそうですねぇ」

「ミカも……コレを見ているだろうか」

 

 

 

 

 

 

 

子供は。

 

 

 

 

 

 

 

 

「綺麗な雪やね、ナグサ」

「そうだね……琥珀色の雪…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この神秘……もしかして…」

 

「カナタ……にい、さん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特別な日に、このクリスマスに。

 

天使の羽のように美しい雪が降り注いだ。

 

キヴォトスに子供達が、奇跡を見ている。

 

青春物語を彩る、彼方に浮き出た証として。

 

そして後に何度も語られる、クリスマス。

 

子供のために降り注いだ雪は輝かしく。

 

それはまるで明日を願われていたように。

 

これからも物語を紡いで征くとして。

 

 

___皆が口を揃えて、こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはまるで__『彼方(カナタ)』から届いた。

 

____『月』のような『雪』だった、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと…………おわっ…た………

 

 

 

 

崇高に至った天使はそう言葉にして…安堵する。

 

しかし…紡いだそれを、すぐに訂正した。

 

 

 

 

 

 

 

__いや、違う。

__終わったんじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

正しくこの時を、宣言するなら。

 

相応しく、今この時を愛するなら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「始まったぞ _____ 白鳥 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あまねく奇跡の始発点。

     ブルーアーカイブ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それはこの世界の青春物語。

 生徒(こども)達と奇跡を生み出す箱舟だから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして幾たびの月日が流れた。

 

 

つづく

 






とうとう大天使となったカナタくん。
自重する気が全くない主人公。

作者はコイツの取り扱いを諦めた。
もう好きにしろや。ちゃん♪ちゃん。


あ、カイザーコーポレーションはキヴォトスから無くなりました。
勝ったッ! 第3部完!

尚アビドス編で中ボスになる筈の『カイザーPMC理事』はまだ下っ端なので組織解体後も特に大きなお咎めなく、そのまま路頭に迷うかと思ったらカイザーの一部をセイントネフティス社が吸収し、その際に人員確保で引き抜かれた理事さんはコンビニエンスの下積み時代を活かすとセイントネフティス社が管理する高級リゾート地に構えた海の家の支店長になってしまったが、まぁなんだかんだでアロハ服を着た大男さんとして親しまれることになったらしくそれなりに大成したらしい。知らんけど。へけっ。



じゃぁな!!
またの更新で。



以下おまけ。

【名前】【学年】
『月雪カナタ』『高等部三年生』

【部類】
『ストライカー』

【役割(クラス)】【位置】
『サポーター』『フロント』

【属性(タイプ)】
『神秘』『弾力装甲』『遮蔽×』

【適正】
『市街 A』『屋外 A』『屋内 B』

【武器】
『アサルトライフル』
・武器固有1で攻撃速度が26.6%上がり、EXスキルの効果が20秒延長される。
・武器固有2で屋内適正がAになる。

【EXスキル】『飛雷神(コスト4)』
・指定した先に移動後、自身とその範囲にいる味方の使用武器がAR、SR、HG、SMGの場合、攻撃速度を36.8%上昇/回避率を25%上昇(30秒間)(発動範囲は通常コタマのEXスキルくらい)
・ただしEXスキルの対象となる味方の所属が『SRT特殊学園』だった場合、EXスキルの効果を無条件で受けることが可能になる。

【ノーマルスキル】『到来した先駆者』
・戦闘開始時、ストライカー、スペシャルに編成された生徒の学年が月雪カナタより低い場合、その人数分をスキルコスト1.0で確保する。
「※例えば一年生が2人、二年生が3人、三年生が1人の場合、獲得コストは5人分で判定される。この場合スキルコスト5からスタートする。いや頭おかしい
・ただしノーマルスキルの対象となる味方の所属が『SRT特殊学園』だった場合は条件を問わずスキルコストの獲得対象として扱われる。つまりFOX隊のための条件。ケモ耳好きの環境破壊がこの野郎。

【パッシブスキル】『選ばれた超兵』
・自身の攻撃速度を26.6%上昇させる。

【サブスキル】『SRTの戦闘継続能力』
・リロード時にコストを1.5獲得する。

※上記はレベル最大で記載してるものとする。

《運用方法・説明》
 基本的にコスト回復を推進させるキャラなので地形は考えない。そのため武器固有は1さえ開放すればほぼ完成。スキルの効果を最大限発揮すれば水着ミヤコと同等以上のコスト回復力がコンスタントに手に入るようになる。自然と攻撃回数も増えるため実質的な攻撃力強化に繋がるアタッカー寄りのサポートタイプ。戦闘画面3倍速中は攻撃がかなり早く見える。ただし最大効率を求める場合は編成時に注意する必要がある。ミユやカズサ、パジャマノアのような低学年かつスキルの効果対象として扱われる武器を持ったストライカーとの編成が推奨される。先人としてしっかりと後輩達を導こう。


《以下、説明好きの生徒によるまとめ》

豊見コトリ「はい!結論から言いますと!初動のみを考えた運用目的でも非常に強いことが分かります!学年縛りがやや目立ちますし、なにより環境キャラとして君臨する3年生達がスキル対象として選ばれないなど、無条件に効果を適用できる訳でもないですね。しかし初手でスキルコストが獲得できるメリットは言わずもがな!シュンさんや水着のシロコさんを使っている人ならコレがどれだけストレスフリーなのか理解できますね!またカナタさんを主軸とした編成によって一定の遊びが保証されていたりと、設けられた縛りと条件の中でうまく編成してみるなど開拓余地も充分に備わった面白いキャラですね。ふむふむ。なるほど。これが先駆者の姿ですか。いやー、まさにこれこそ!!俺が考えた最強の(以下略


まぁカナタだし、こんなもんじゃね?
知らんけど。へけっ!


今度こそじゃあな!
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