なんか俺のヘイロー砕けてね?   作:つヴぁるnet

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おわり

 

 

砂漠を揺らし、巨体が顔を出す。

 

それは蛇のようで、鯨のようで、非常に大きな機械生物がアビドスの砂漠を揺らしている。

 

その巨大機械生物に対して臆せず立ち向かう生徒達がいた。

 

 

 

「今です!ポイント指定を!」

 

「勿論!そんな貴方にプレゼント!」

 

 

弱点部位となる場所を示すように特殊な塗料をぶつけたのは赤髪の少女。このアビドスなら沢山グラフィティーできると知らされ、ワイルドハント学園を蹴ってやって来た。この場所は砂に埋もれているが真っ白なキャンパスとして色染めれる場所だからと。

 

 

「ちょっと!インク撒き散らし過ぎだから!このあと柴関ラーメンのアルバイトがあるんだから顔とか汚さないでよね!?」

 

「あははは!ごめんごめーん!」

 

「セリカ、マキ、今は戦闘に集中を。あと数分で小鳥遊先輩も駆けつけてくれます。それまでターゲットがアビドス鉄道に向かわないよう惹きつける必要があります。アヤネ!」

 

 

 

ザザァ

 

 

 

『マキさんがマーカーした部分に誘導ミサイルを発射しました!それまで潜らせないようにしてください!』

 

「ええー!どうやってよ!?」

 

 

ドローンから聞こえる声に猫耳を生やした黒見セリカは反応する。すると…

 

 

 

「ん、こうする」

 

 

巨大な機械生物、ビナーが口を開けた瞬間をみて一人の生徒がミサイルを放ち、怯ませる。

 

 

「シロコ先輩!」

 

「ごめん。待たせた。少し奥まで潜りすぎたから電波の受信にラグが起きてた」

 

『チャンス…!!』

 

 

そして更に、塗料に目掛けて放たれる追加のミサイルがビナーに直撃する。

 

 

 

「よし!」

「いぇーい!」

「やりました!直撃です!」

「ん、いいタイミング。アヤネ」

 

『はい!』

 

 

弱点部位にミサイルが直撃し、苦しむビナー。

 

 

しかし…

 

 

 

「「!?」」

 

 

煙が晴れるとそこには大口を開けたビナーがエネルギーを蓄えていた。

 

 

「!?」

「あれ?ちょっと…やばくないかな?」

「まさかあの状態から強引に撃つ気!?」

「っ、これはまずいです…!」

 

『全員!急いでその場から退避を!!』

 

 

 

ダメージはあった。

 

しかし完全に怯ませるまで届かなかった。

 

ビナーからの反撃を悟ったアビドス自治区の生徒達は遅れながらもその場から離れようと回避する。

 

だが、少しだけビナーの方が早いか。

 

 

 

「「「っ!!!」」」

 

 

 

全員は被弾を覚悟して…

 

 

 

 

 

__やれやれ、タンクならともかくアタッカーが足を止めすぎるのは危ないって前も教えたんだけどねぇ。まぁでもここまで戦えたのならまずは上々かな。

 

 

 

「「「!!」」」

 

 

 

空から薄らと声が聞こえる。

 

すると大型のシールドを構えた一人の少女がビナーの上から降り注ぎ、いつもの優しい目つきは一気に鋭利に覗かせ…

 

 

 

「私の大事な後輩に手を出すなよ、デカブツ」

 

 

真上からのシールドバッシュ、その小柄に対して何百倍も大きな巨体を強引に地面に叩きつける。

 

 

『ねじ伏せた!?』

 

「す、すごい!ホシノ先輩っ!!」

「おおー!!流石ー!!」

「ん、つよホシノが来た」

「(やはり…変わりない背!)」

 

 

 

ある日から続く、少女の誇らしさ。

 

後輩の危機を救う【英雄】そのもの。

 

先駆者の言葉を今もその身に秘めている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとうございます~、一時的に運行見合わせになるだけで線路にそこまで影響ありませんでした。勇敢なる働きに感謝です」

 

 

「それほどでも無いですよ。生徒会長さん」

 

 

ビナーの急な出現によってアビドス自治区を通る電車の運行が一時止まっていた。しかもその電車には別の学園から来た生徒会長が乗車していた。しかしアビドス生徒会の働きによってビナーは追い払われ、乗車していた生徒会長は果敢に挑んだアビドス生徒会に深く頭を下げる。

 

しかし何故ここまで深々と頭を下げているのか?それは…

 

 

 

「いえいえ、それほどでもありますよ。それに私はハイランダー鉄道学園の生徒会長としてアビドス生徒会の方々に感謝しない訳にはいきませんから」

 

「そう?まぁ礼は素直に受け取るよ。あー、でも代表である以上はあまり頭を下げすぎない方が良い思うかな?ある程度は毅然とするべき」

 

「あはは〜、よく言われます。でも私はアビドス自治区の皆さんと仲良くしたいですよ?今はハイランダー鉄道学園の生徒会長をしている身ですが、私は元々アビドス自治区にあるネフティス中学校の出です。同じアビドスの皆さんと仲良くしたい気持ちに偽りありませんから」

 

「ん…そうなんだ。それなら私が仲良しの友達になるよ。生徒会長とは同い年だから」

 

「ちょっとシロコ先輩!?代表に失礼ですよ!」

 

「あはは〜、良いんですよ。えへへ!これからよろしくねシロコちゃん!あっ、私の名前は十六夜ノノミです☆」

 

「ん、よろしく、ノノミ」

 

「はい!よろしくお願いしますねぇ!」

 

 

「……ねぇ、セリカ、ミヤコ、アヤネ?いつも思うけどシロコさんってかなり大物だよね?」

 

「大物…うん、まぁ否定はできないわ、ね」

 

「はい、そうですね」

 

「たしかに、シロコ先輩はちょっと自由過ぎますよね……あははは…」

 

 

 

2年前は感情豊かなアビドス生徒会長が居たから二人だけでも騒がしかったが、しかしそのアビドス生徒会は砂狼シロコと二人だけでやや寂しかった。しかし今年になって四人の新入生がアビドス高等学校にやって来て、こうして賑やかになった。だから今の自分は守られる側ではなく、誰かを護る側になった。

 

 

 

「ユメ先輩……私にも貴方のように大事な後輩ができましたよ。とても大事な…」

 

 

ユメ先輩__またの名は梔子ユメ。

 

学校卒業後もOGとしてアビドスまで顔を出してくれるが、最近はセイントネフティス社での仕事が忙しく中々顔を出せていない。

 

また近々会いたいと思うのは、今目の前にいるハイランダー鉄道学園の生徒会長十六夜ノノミが梔子ユメと似ているからか。

 

 

すると更に加えて…

 

 

「あのぉ、集団交流中に失礼します…」

 

 

すると一人の生徒が割り込んできた。

 

大型のスナイパーライフルを背負っておずおずと会話の間に現れる。

 

コチラも…まぁ容姿がやや似ている。

梔子ユメに。

 

 

「あ、ヒヨリちゃん!お疲れ様ですぅ」

 

「えへへ、お疲れ様です会長さん。それでええとですねぇ、実はもう運行見合わせが完了していまして……なので楽しいところ非常に申し訳ありませんが…」

 

 

申し訳なさそうに催促する。

すると更にそこへ…

 

 

「十六夜生徒会長」

 

「!」

 

 

もう一人の関係者が現れる。

 

ロングコートと眼帯がを立たせて。

 

 

「あ、朝霧さん」

 

「会長、悪いが運行見合わせ分の時間が押している。急ぎで頼みたい」

 

「あ、はい、わかりました。名残惜しいですがそろそろ向かいましょう」

 

「えへへ……楽しい時間はすぐ終わる……やはりこれも人生なんですね……でも線路が繋がっているなら、また会えるので虚しくなんかないんですよね……えへへ…」

 

 

少しだけ目にハイライトが無いハイランダー鉄道学園の生徒はにへらと笑みを浮かべ、またハイランダー鉄道学園の生徒会十六夜ノノミも柔らかに笑み浮かべる。その二人に対して全く表情を変えない朝霧の名を持つ鉄道関係者に。

 

 

 

「久しぶりだね、スオウ」

 

「ホシノか…」

 

 

小鳥遊ホシノは朝霧スオウに声をかける。

 

二人は数回ほど顔を合わせていた。

 

その中で一回だけ、朝霧スオウは己のナニカを確かめたく小鳥遊ホシノに手合わせを願って戦ったことがある。勝利者は小鳥遊ホシノ。

 

敗北した朝霧スオウは「たしかに、か…」と何やら納得して様子を見せ、その後は十六夜ノノミを護衛するためにセイントネフティス社の伝手でハイランダー鉄道学園に入学した。

 

 

 

「生徒会長が急に失礼したな」

 

「いいんや。コチラも後輩ちゃん達もそちらの生徒会長にわんぱくしたからね。おあいこだよ」

 

「ちょっと!達、って私も含めてる!?」

 

「ん、わんぱくセリカ」

 

「なっ!一番のわんぱくはシロコ先輩でしょ!」

 

「あはは……シロコさん、あまりセリカちゃんを煽らないでくださいね」

 

「あははは!……あ、そういや時間で思い出したけどさ?セリカってバイトの時間は大丈夫なの?」

 

「そういえば間も無く16時になりますね」

 

「え?バイト?……あぁー!そうだった!!そろそろ行かないと遅れちゃう!!」

 

 

てんやわんや、と騒がしさを潜めれない後輩達に小鳥遊ホシノはやや苦笑いを浮かべ、それに対して生徒会長の十六夜ノノミはどこか羨ましそうにしながら微笑む。

 

対して朝霧スオウは相変わらず表情一つ変えることなくその賑やかさを眺め、そして今年でハイランダー鉄道学園の高等部2年となる槌永ヒヨリはアビドス生徒の賑やかさから百鬼夜行にいるお祭委員会のお祭り娘を思い浮かべるとまた休暇に会いに行こうと予定を立てる。次はチーズ転がし祭りらしい。

 

……もう槌永ヒヨリにはアリウスにいた頃の虚しさは一欠片も無く、大好物の駅弁のように今が満たされ仕方ないようだ。それに…たまに仕事先で電車と路線を合わせては様子を伺いに来てくれるアリウス時代の恩人がいるからだ。だから何も虚しくない。明日を欲しがって今があるのだから。

 

 

 

「じゃあ、生徒会長さん。お気をつけてね」

 

「ん、またね、ノノミ」

 

「はい!またお会いしましょうね!」

 

「これで失礼する。小鳥遊生徒会長」

 

「えへへ、では皆さん、お達者で…」

 

 

立場など関係なくフレンドリーに接する生徒会長を見送ったアビドス生徒会。

 

電子音の汽笛と共に電車は次の駅を目指す。

 

そうして駅のホームは少しだけ静かになった。

 

 

 

「さ、帰るよ、皆」

 

「ん、分かった」

 

「了解しました。学園に帰投します」

 

「おけー!帰ろ帰ろー!」

 

「私はバイトだからお先に!また明日ね!」

 

「はいセリカちゃん、気をつけて」

 

 

バタバタと去り行く黒見セリカを見送りながら残りの5人はゆっくりと帰る。

 

周りを見渡せば少しずつ活気が戻ってきたアビドス自治区が歓迎する。

 

それでも止まらない砂漠化の影響はこのアビドス自治区を今も苦しめているが、しかし少しずつその現状と向き合いながら明日を迎えてみせる。

 

そして…

いつかは…

 

小鳥遊ホシノも梔子ユメのようにアビドス高等学校を卒業し、先駆者達の跡を追いかける。

 

そうなれば次は子供ではなく大人としてアビドスの未来を救おうと【責任】を背負う側になる。

 

明日は早いが、繰り返した先の明日達は遠い。

 

だからこの瞬間をいつだって大事に。

 

そして、この奇跡(とき)を私も愛して…

 

 

「ミヤコちゃん」

 

「あ、はい。なんですか?小鳥遊さん」

 

 

 

先駆者から託された後輩に声をかける。

 

月雪という苗字を得たこの学園の入校生。

 

とても真面目で、兄譲りの強かさ。

 

そして、兄のように心優しい生徒。

 

 

 

「アビドスは、楽しい?」

 

「!」

 

 

砂粒のような奇跡を刻んだ、兄が歩いてきたこの自治区を辿りたい。

 

そう言って進学と共にやって来た。

 

月雪ミヤコは少しだけ目を見開いたが、その質問に対して笑みを浮かべて。

 

 

 

「はい、とても。毎日が素敵です」

 

 

 

偽りなく、朗らかに笑う。

 

それは月と雪のように柔らかく。

 

小鳥遊ホシノは「そっか」と返して笑う。

 

 

 

「……」

 

 

 

砂狼シロコ、黒見セリカ、奥空アヤネ、小塗マキ、月雪ミヤコ、大事な後輩達。

 

彼女達の明日を守りたい。

 

だから…

だから…

 

 

 

「カナタ先輩。私は貴方ような先駆者として果たせるように今も頑張っています。だから待っていてください。必ずその背に私も追いつきますから」

 

 

 

あの頃とそれほど身長は変わらない。

 

周りの後輩達の方が私より背は高い。

 

けれど表情だけは数年前に戻って鋭利に。

 

その眼に秘めた情動の中に【責任】を一粒。

 

そうすれば今も【英雄】として誇れる。

 

そう扱ってくれた先人がいたから。

 

だから、応えたい。

 

応えて、行きたい。

 

 

それが小鳥遊ホシノの存在証明。

 

それがこの世界の__暁のホルスなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お待たせ、三色団子一丁」

 

「ありがとうございます」

 

 

お礼を言いながらお店の大将から受け取る。

 

桃色と、白色と、緑色の、どれも目に優しい色をした三色の団子が二刺し分皿に盛り付けられている。そして緑茶も合わせればそれ以上の飾る必要無い完璧なメニュー。

 

数年前はこの団子を食べながらこの自治区で育って来たんだ。とても懐かしい記憶だ。

 

 

「変わらず、この団子は美味しいな」

 

「おう!そうか。それは良かったぜ」

 

「黒柴大将もお変わりなく嬉しいですよ」

 

(あん)ちゃんは随分と変わったな。こちら側に来たと言うべきか。だが早いぜ?もう少し後でも良かったんじゃないのか?そんな責任を負うような立場を急がずともよぉ」

 

「母校を守るためですよ。連邦生徒会長が居なくなったことで学園は宙ぶらりんな状態で放置されてました。運営費もそうですが指導者不在のままにしておくと存在意義が問われてしまう。だから俺が顧問になる必要があった」

 

「なるほど。オーナーを変えた感じか。そして今の兄ちゃんがその立場の訳だな。しかしキヴォトスを救った学園なのに組織絡みが影響すると関係も無くなちまうのか。そりゃ辛いな」

 

「元よりあそこは連邦生徒会長というワンマン組織で構成されているんですよ。明確な決定事項が無ければどんどん空中分解してしまう。俺の母校……SRT特殊学園もそう言った縮図の中にあるんです。だから先駆者が必要なんだ」

 

「それが__今のS.C.H.A.L.Eってか?」

 

 

 

湯呑みに口をつけながら黒柴大将に頷く。

 

そしてほっと、一息つく。

 

口が寂しくなり一つ団子を放り込む。

 

 

 

「しかしココは変わりないですね…!」

 

「ああ。百鬼夜行はいつも通りさ。綺麗な空気はいつだって子供を歓迎する。だからこの自治区はそれで良い。下手に変わる必要なんか無いんだ」

 

「わかります。だから俺もこの自治区が大好きです。もし過去に誘いがなければこの場所のまま生きていたんだと、想像が出来るほどに」

 

「おや?ならまたコッチに住むか?」

 

「あははは。それは良い提案ですね。飛雷神を使えば行き来も楽だ。ですが…まだしばらくはこの責任から離れることは叶いそうに無い。なのでこの役割が終わったらでお願いしますよ」

 

「なんでぇい、帰らねぇのかよ。そりゃ寂しいぜ兄ちゃん」

 

「そこは独り立ちした俺の姿に喜んでくれって黒柴大将。それに住み働きとはいえサンクトゥムタワーでの生活は結構快適ですよ?可愛い生徒達もよく遊びにしてくれるし。遠出したいときは飛雷神もあるし。あと治安に関しても就任当時にSRTに頼んで掃討してもらって以来かなり良くなったし。住む人も増えた」

 

「SRTを私物化とはたまげたなぁ」

 

「今は俺の私兵です。なので俺が好きに使います」

 

「へっ、そうかい。逞しくなったな。でも兄ちゃん忘れないでくれよ?確かに百鬼夜行は子供のための自治区だが、子供を忘れない子供だった者のための自治区でもあるんだぜ?」

 

「…!」

 

「大人になっちまった兄ちゃんだが、しかし子供であったことを忘れないなら百鬼夜行は兄ちゃん歓迎する。だからまた団子を懐かしみに戻って来い。オレの店はいつでも開けてるし、味も変わらずそのままにしている。だから安心して子供のために今を勤めれば良い。同じ大人として応援するぜ、カナタ」

 

「っ…!!」

 

 

 

ああ、変わらない。

 

6年前も……そうだった。

 

 

頭の上に浮かべた錆色のみすぼらしいヘイローだろうとそれが月雪カナタだと、百鬼夜行はそんな子供も歓迎するとこの人は言って団子を大盛りにしてくれた。

 

 

暖かだった。

 

冷たさは、熱に浮いた。

 

 

まだ成り代わりとして不安だった頃を、このような大人達によって俺は月雪カナタとしてこの百鬼夜行で成長できた。健在へと目指せた。存在証明のために乗り出せた。そして大人になっても戻ってきても尚、また食べに来いと変わらず子供扱いしてくれる。

 

ああ、本当に…

 

ずるいなぁ……大人って、さぁ。

 

 

 

「黒柴大将。ありがとうございます」

 

「なんでぇい、突然」

 

「いえっ。なんでも。あ、お土産を貰っていいですか?渡したい人がいるんです」

 

「おう、なら同じやつを用意する。ちょっと手元狂って知らずに二人分になるかもしれないけど気にするなよ」

 

「はっはっは、柴関ラーメンの大将みたいなこと言いますね」

 

「おん?もしかして柴関の野郎を知ってるのか?」

 

「え?あ、はい。…え?もしかしてお知り合い?」

 

「おう。知り合いもなにもガキの頃からの…まぁ、腐れ縁って奴だな!てかアイツは元々ここ出身だ。百鬼夜行らしく子供に甘ちゃんだろ?目に浮かぶぜ」

 

「・・・・・わーお☆」

 

 

 

世間って案外狭いな。

 

 

それからお茶を飲み干し、黒柴大将にお金を渡すと手元が狂って二人分になったお土産を受け取る。

 

それからまた来ることを約束して、しばらくこの自治区を歩くことにする。

 

 

 

「すぅぅぅぅ……はぁぁぁぁ…」

 

 

 

何ら変わりない光景。

 

舞い散る紅葉も、街行く下駄の音も、上流から渡ってくるせせらぎも、ずっと変わりなく百鬼夜行は歓迎する。

 

 

 

「お、あの建物…俺が前住んでた場所だな」

 

 

今は誰かが代わりに住んでいるのかな?

 

しかもちょうど下の階を見れば黒いケモ耳がひょこりと揺れている。もしかして久田イズナか?

 

彼女はまだあの建物に住んでいるのか。

 

しかし、懐かしいな。

 

いつも土曜日になったら忍者研究をしましょうと朝からイズナが訪問してきたっけか?

 

そして変わらず忍者研究はしているようだ。

 

前も当番で来てくれた時に部員が増えたと誇らしげにしていたな。

 

あと引っ越すときに渡した看板も大事に使っているようだ。

 

ただ過去に忍者研究中に少しだけ炎で表面を焦がしたらしい。

 

相変わらず忙しいバカ弟子だ。

 

ちなみに飛雷神に目を輝かせて真似していた。

覚えれたら大したもんだ。

まぁ無理だろうけど。

 

 

 

「さて、そろそろ向かうか」

 

 

百鬼夜行の和やかさに身を任せてしまいたい気分になるが今日は仕事としてきた。

 

俺は懐からタブレット、またはシッテムの箱を取り出してメールを確認する。

 

 

 

「アロナ、もう一度メールを確認をしたい」

 

 

そう呼びかければ、画面が切り替わる。

 

そしてメールの内容が展開される。

 

 

 

「怪談の【続編希望(イタズラ書き)】か。ふむ…イタズラって物言いだがどこか焦りを感じるな。もしや過去に起きた出来事が後引いてる??まさかワカモの時のアレか??今になって??」

 

 

陰陽部から届いた、メール。

 

もしくは__シャーレ宛の依頼。

 

それとも…

 

 

 

「過去百鬼夜行に住んでいた月雪カナタだからこそ陰陽部はこのイタズラ書きに俺からヒントを見出そうとしているのか?だとしたら恐らく記録を調べたんだろう。確かに怪異と一戦交えてるからな。アレもまた懐かしい、が……ともかくまずは陰陽部と顔合わせしないと話が始まらないな」

 

 

陰陽部の位置を確認し、方向転換しながらシッテムの箱をポケットの中に仕舞おうとして…

 

画面端からひょこっと顔を出している管理者と目が合う。俺はそれ指でトンッ突く。

 

するとシッテムの箱の管理者、アロナは構ってもらえたことで嬉しそうに突かれたおでこの部分を両手で隠し、画面の端に姿を消えようとして…

 

 

「ああ、待て、アロナ」

 

『?』

 

 

俺は交通の妨げにならないように移動すると壁にもたれ掛かり、そして黒柴大将から渡されたお土産を手に持って意識をシッテムの箱の中に注いだ。

 

 

 

 

「食べるか?___白鳥」

 

 

 

この箱庭でそう名前(しらとり)を問えばシッテムの管理者は一瞬だけ琥珀色の光を纏う。

 

するとスッと光がその身長を伸ばし、纏っていた琥珀色の光が消え、改めて姿を現す。

 

そこにはよく見知った女性がいる。

 

 

 

「はい!頂きます!カナタくん!」

 

 

 

アロナであることを忘れ、俺から案内を受けてきた理想主義に想い馳せる少女に変わる。

 

ちゃぱちゃぱと教室の水を蹴りながらコチラに近づいてお土産を両手で受け取り、眼をキラキラさせるとそのまま片足でご機嫌にクルクル回ってお土産を抱きしめる。やはりアロナとしての二面性(せってい)を持っているのか精神面が幼さに引っ張られてるらしい。

 

まぁ俺も当時は前任者(カナタ)の精神面と肉体の成長段階に引っ張られて感情的な面はあったからな。理解はする。

 

そのうち落ち着くだろう。

 

 

「カナタくん、一緒に食べる?」

 

「団子はさっき食べた」

 

「えー」

 

「…じゃあ一本だけ貰うわ」

 

「うん!あ、いちごミルク淹れるね!」

 

「お団子と合わないだろそれ…」

 

 

 

しかし白鳥は構わず勉強机の引き出しから某猫型ロボットのようにコップとスプーン、ミルクといちご味の原液を取り出していちごミルクを作り出す。シッテムの箱は何でもアリかよ。

 

 

「暇しないように色々備えておきました」

 

「仕事しろ、連邦生徒会長」

 

「もう会長じゃないですぅ〜」

 

「……リンが可哀想だ…」

 

「はい!なのでカナタくんがシャーレの先生になったんですね!」

 

洒落(しゃーれ)にならねぇ…」

 

 

 

責任の意味を今一度コイツに問いたい。

 

そう思いながらいちごミルクを受け取る。

 

 

 

 

「カナタくん」

 

「?」

 

 

 

教室に、風が舞い込む。

 

白鳥の髪がゆらりと靡く。

 

そして…

 

そこにいる彼女は朗らかに笑みんで…

 

 

 

 

「これからもよろしくね」

 

 

 

 

 

___ああ。

 

 

 

 

 

「よろしくな、白鳥」

 

「はい!」

 

 

 

 

 

コツンと、コップを打ち合った。

 

 

 

いちごミルクと、琥珀色を交えて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は、月雪カナタをする者。

 

また子供のために到来した色彩。

それを幾度なく正当化する、魂。

 

 

だけど自分を見て思わず。

___なんか俺のヘイロー砕けてね?

 

と、言ってもしまうだろう。

 

なんとも酷いタイトルだろうか。

 

 

 

 

 

しかし、それが今の俺だ。

 

ならば砕け散った先で、もう砕かない。

 

それがこの責任、カナタとしての役割。

 

 

 

 

改めて__この名は月雪カナタ

 

箱庭に浮き出た正当化の色彩である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ブルーアーカイブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 - なんか俺のヘイロー砕けてね? -

 - おわり -

 

 

 

 

 

 






以下、後日談的なモノ。
   ~ 作業BGM Flower Tower (花の塔) ~



【月雪カナタ】
SRT特殊学園を卒業後は連邦捜査部シャーレに着任する。神秘もほぼ回復しており、また至る所に飛雷神のマーキングを刻んでいるため移動時間のロスを減らせていたりと非常にフットワークが軽い。当番の生徒から各自治区の情報をまとめながら問題の対策を考える姿はSRTの一期生として組織を支えてきた証拠であり、それはシャーレ着任1人目としては最適な責任者として映る。学生を卒業したとはいえ戦闘力はSRT時代から色褪せず健在であり、必要とあらばシャーレの制服を脱ぎ捨てて戦場に乗り出す姿も度々見られる。現在の使用武器はハンドガンと数本のクナイだけでとても身軽。また錆色のヘイローも3つのまま浮かんでいる。あと変わらずケモ耳を癒しのようだ。


【月雪ミヤコ】
兄の織り成した奇跡の跡地をその身で感じるために、また小鳥遊ホシノの背を追うためにアビドス高等学校に入学する。残り2000万の返済を仲間と共に頑張りながら少しずつ人口が戻りつつあるアビドスで学園生活を謳歌する。それはともかく週に一回の頻度で兄カナタの当番を希望しているあたり高等部になってもブラコンは変わらないが、兄カナタもそんな妹ミヤコを可愛がり続けている。そのため週末はシャーレに泊まり、兄妹揃って寝床に並ぶと兄に抱き枕にされて非常にご満悦。うさぎでは無いので仕方ないね。


【御稜ナグサ】
高等部に進学した段階で百花繚乱紛争調停委員会に加入後、百鬼夜行の治安を守る。今も月雪カナタのヘイローが嵌められた簪を大事に持っている。もし月雪カナタが白鳥と出会わず百鬼夜行を出ないルートの場合は御稜ナグサがヒロインとなっていたのは確かである。


【七稜アヤメ】
御稜ナグサと共に百花繚乱紛争調停委員会に入るとその実力の高さで認められる。陽キャな振る舞いは昔から変わらず街の人たちから親しまれながら学生生活を送る。ちなみにキヴォトスで唯一、月雪カナタを相手に模擬戦で勝ち越している人物である(寺子屋の頃)


【クズノハ】
月雪カナタに色彩の意味を教えた重要人物。神秘を安定させるために新酒を飲ませたり、イレギュラーな歯車として認識させたり、また百花繚乱創設者による百鬼夜行仕込みの神秘の使い方を教えたりと黄昏に招かれた者に対しては非常に手厚く歓迎するなど面倒が良い。そのため大預言者クズノハと出会えることは月雪カナタにとって重要にターニングポイントかつ紙一重な存在である。ただし上質なケモ耳を真っ先にモフられてしまうのはお約束。


【久田イズナ】
原作と違って久田イズナが忍者研究部を設立することになった。初等部の頃から月雪カナタを忍術の師匠として仰いでは神秘研究を手伝っていたこともあって神秘に対する理解は誰よりも高く、後に螺旋丸の技を習得したりと忍者としての素質が高いことは示された。現在は飛雷神の術の習得を頑張っているが、しかしこればかりは色彩を応用とした力なのでテラー化しない限りは無理だろう。


【狐坂ワカモ】
カイザーコーポレーションの戦いで消失した月雪カナタに悲しんでいたが、しかしあの方なら何処かで生きていると信じてその時を待っていた生徒。それから月雪カナタがシャーレに就任したことを聞いて真っ先に会いに来た。原作通りに破壊衝動に心駆けられているがカナタを困らせたくないため我慢している。ただし度重なる我慢故にストレスが溜まってしまうが、カナタにケモ耳をモフられることでストレスの解消に繋げている。もちろんカナタもケモ耳をモフることでストレス解消に繋げているためケースバイケース。基本的には百鬼夜行にいるが定期的にシャーレまで遊びに来ている。あとFOX小隊達とは少しだけ仲が悪い。


【宇沢レイサ】
初等部時代にすっかりと月雪カナタに脳を焼かれてしまった人物。しかも幼い頃にこんがりと焦がされた。トリニティに進学するも原作とは変わって守月スズミがいないことでトリニティ自警団に入ることは無い。今も自治区を跨いで道場破りをしているのだが、次第にトリニティ近辺に手応えを感じられなくなると猛者の集まる百鬼夜行が活動中地となり、お陰で実力は高くなった。携帯の待ち受け(初等部の頃に黒柴大将のお団子屋でカナタとイズナとレイサの3人で撮った写真)は今も変わらずに設定しており、携帯の待ち受けを眺めるたびにメモロビのような顔をしてる宇沢レイサの姿に杏山カズサは何処か負けた気をしてるとか。


【勘解由小路ユカリ】
水の上に立つ月雪カナタの姿が彦星様に見えてしまった以来、外にはまだまだ沢山楽しいがあることを覚えてしまうお勝手に外に出る頻度が増えてしまった。しかも宇沢レイサのせいで道場破りとやらも覚えてしまい、お忍びで家を出ては百鬼夜行まで遠征に来ている宇沢レイサと待ち合わせては道場破りを楽しんでる。現在は道場破りはやめると百花繚乱紛争調停委員会に入り自治区のために頑張り中。そのため逆に宇沢レイサから道場破りを受ける側になってしまったが、これも「ぐろーばる」と言って本人は楽しんでいる。


【杏山カズサ】
なんだかんだでカナタに焼かれた女の子。本人は否定している。現在はキャスパリーグを引退してスイーツ部に入った。道場破りに夢中な宇沢レイサが絡んで来ることは無くなったがやや寂しく感じるのは気のせいだと本人は言っている。ちなみに今も月雪カナタにパスタ専門店に連れて行かれている関係だが、生徒や先生の立場は無しの、ただ古くからの付き合いとして交流を持っているあたり、周りからすればそこそこ羨ましい関係として映っている。


【里浜ウミカ】
百鬼夜行出身なこともありカナタとは交流がそこそこある生徒。そんな里浜ウミカのことは家庭的かつバイタリティ溢れた素晴らしい生徒として高く評価しているため、カナタがシャーレに着任した当時も働くにしてもまずは環境作りからと考えると、当番として二人の生徒を招集したのだがその内の一人は持ち前のバイタリティを頼りに里浜ウミカをシャーレの当番生徒として呼んだ。つまり彼女が一番最初の当番である。そんなこともあり稼働当時のシャーレの住み心地はお祭り運営部として能力の高い里浜ウミカのお陰で生活環境が整えられていたため、今も非常に感謝している。


【連邦生徒会長(白鳥)】
一度目のために作り出されたリセマラ扱いな二回目の世界で選択の数々を視て、情報を集めるためにやってきたアロナと同じファクター。最初は眺めるだけの視点だったが、カナタとの出会いによって白鳥としてのプレイヤーネームを得てしまう。しかしそのまま月雪カナタのストーリーテラーに巻き込まれることを本人が望んだ。消失後は月雪カナタにプレイヤー視点という名の残機を託し、その後はシッテムの箱を約束の箱庭として先駆者を待っていた。約束が果たされた後はアロナとしてシャーレの先生となった月雪カナタを助けている。シッテムの箱の中で意識を繋いだ時のみ『白鳥』としてこの世で確立したファクターを浮かせると当時の姿のまま対話ができる。しかし本質はアロナなので精神状態が幼さに引っ張られている部分が度々あるらしい。相変わらずいちごミルクが好物で仕事を終えたカナタと一杯〆ることが一日の楽しみになっている。


【橘ヒカリ】
百鬼夜行時代の改札口で立ち止まっていたカナタの耳にシュポシュポと囁いてplasmaした生徒。キセル不良生徒の暴動からカナタに助けてもらったりと恩はそれなりに感じている。まあそれはともかく当番中では、シャーレの仕事疲れで一眠りしているカナタの耳元にシュポシュポ囁いてはカナタにアイアンクローされるまでがワンセット。


【橘ノゾミ】
カナタとはヒカリほど接点は無いが当番などで姉妹二人で揃った際は好きあらば耳元でシュポ♡シュポと囁いてイタズラする。このシュポガキッ!と怒られながらカナタに追いかけられるのがお約束。そして飛雷神はズルだろ!?と抗議するまでがワンセット。


【槌永ヒヨリ】
言わずもがな月雪カナタによるイレギュラーとベアトリーチェのガバによって最大の原作崩壊を招いた最重要人と言っても過言では無い存在。ぽっと出のつもりだったのに作者もここまでなるとは思わなかったこの作品の特異点。結果アリウス編は槌永ヒヨリによって無くなってしまった。うわぁぁぁん!!カナタに助けられた後はアリウススクワッド中の誰よりも表世界を楽しんでいる。それから高等部に進学後はハイランダー鉄道学園に入学すると業務中の昼休憩に食べれる駅弁を楽しみに学生生活を謳歌している。学園が休みの時は里浜ウミカとお祭りを回ったりとお祭り娘のフットワークの軽さが伝達している。飛雷神を使わず律儀に電車移動するカナタと出会える日をいつも楽しみにしている。もちろんその度にエビカツをカナタから強請るのがお約束。


【錠前サオリ】
原作なら彼女がアリウススクワッドのために身を粉にしていたが、この作品の時系列とカナタのイレギュラーによって槌永ヒヨリに役割を奪われた。しかし虚しさに溺れることが無くなったため表舞台で平穏に生きることになり、原作で殺し合いにまで発展した筈の聖園ミカとは非常に仲の良い関係となっている。サオリがトリニティ進学後はティーパーティのミカの側近として務めている。プライベートでもミカとは仲が良く、雑誌のモデルとしてミカと一緒にアルバイトするなど学生らしいことをしている。ちなみにミカはサオリと学年が一つ違うためミカは後にわざと留年してサオリともう一年学生を楽しむことを選びナギサは頭を抱えた。そして原作より弱々なサオリを守ってあげることでむしろ逆にサオリをお姫様扱いするミカの姿はパテル分派の間で姫騎士物語のモチーフになったらしい。なのでミカは魔女じゃないよ。


【戒野ミサキ】
アリウスを脱して表世界で生きることになっても外に出る頻度は少なく家で大人しくしていることが多かった。しかしインドアで出来ることが自然と増えるとヘッドホンでASMRを聞きながら本を読むのが趣味になる。自傷癖は減ってきたがそれでも肌に幾つか傷跡は残っているらしいく、その事を盗聴癖で知ったASMR仲間の音瀬コタマによってミレニアムの医療技術を使えば肌は綺麗になると考え、戒野ミサキの入学先をハッキングでミレニアムに移すと治療して肌は綺麗になった。入学先を勝手に弄られた上に頼みもしてない事を勝手にされた怒りはややあったが、貴重なASMR仲間として、また一人の友人として心配した音瀬コタマの良心は一回目なら許すとした。それから戒野ミサキはそのままミレニアム生として学生生活を送る。インドアが性に合うミサキにとってVRなど興味が湧き出たらしく、ミレニアムの環境は彼女の趣味を増やすことになったようだ。


【秤アツコ】
園芸好きとしてワイルドハント学園に入学後すると集団行動の中でロイヤルブラッドとしてのカリスマ性が湧き出たのか、いつの間にか園芸部の部長になった。それからは特に荒事などに巻き込まれず、また自身がロイヤルブラッドの人間であることも次第に忘れていき一人の生徒として比較的平和に過ごす。


【白洲アズサ】
阿慈谷ヒフミと共に学生生活を送りたいためトリニティに進学し、ペロロ仲間として充実した日々を謳歌する。また学びたい要求が非常に強いため、勉強は驕らず両立し、気付いた頃にはトリニティ総合学院内で文武共に学年トップを叩き出すことになる。ただ本人は名誉とかどうでも良いらしく、そして今日も阿慈谷ヒフミと共にペロロ様のゲリラライブに参加する。ちなみに当番時はカナタの膝の上を思い出してたまに乗っているらしい。


【軽沢ウリエ】
本作のオリジナルキャラクターであるが月雪カナタと同じ学年だけあって補佐的な立ち位置として本作は出番が多い。水上戦などを通して月雪カナタをSRTのリーダーに相応しいと認めて以来は敬愛の対象になり、やや神格化気味に扱っていた。ただウリエ本人も現役中は5本指に入る実力だったため副リーダーとして選ばれると、カナタと学園を卒業するその日まで献身的に支えてきた。SRT特殊学園を残すためにシャーレの先生となったカナタに応えるために軽沢ウリエはSRT特殊学園のOGとして内側から支える。名前の元ネタはウリエル。


【連邦ちゃん(前 連邦生徒会長)】
月雪カナタが一期生として入ったばかりの頃の連邦生徒会長。威力偵察を建前にアリウスへ向かわせた人物なのだが、それをSRTの初任務として扱ってしまった上にSRT現役中の月雪カナタの組織貢献度を初手からバグらせてしまったお人。トリニティの出身だけあって上品かつ金色の長い髪が特徴だが本人はとても庶民的。人をダメにするクッションがお気に入りで、今もSRT特殊学園のエントランスに置いてある。それでも生徒会長として選ばれるだけあって何かしらの運命力は感じているようで、過去に存在したSRT特殊学園を新しく設立しようと考えた創設者。学生を卒業してからは何処かで静かに生きているらしい。


【阿慈谷ヒフミ】
月雪カナタのことはパスタを奢ってくれたり、劇場版ペロロジラの席料金を出してくれたりと親切にしてくれた優しいお兄さん的な認識。しかしカナタからアズサと仲良くして欲しいと頼まれて今も有言実行中。でも気づいたらブラックマーケットまで足を運ぶ。やっぱりお前ファウストだろ。


【音瀬コタマ】
カナタの神秘から音を感じたのか勝手に盗聴していた。だがある日にカナタと戒野ミサキの二人に盗聴をバレて捕まえられてしまう。それからは戒野ミサキと知人関係になり、インドアの過ごし方の一つとしてASMRを勧めた。これがミサキとの慣れ初め。ミレニアムサイエンススクールでのミサキとの関係変わらないが、知人関係から友人関係に繰り上がったのは入学してからの話である。


【マエストロ】
この芸術家がいなければ間違いなく詰んでいたレベルのキーマン。月雪カナタのガチ勢であり、またカナタ本人がSNSから情報発信してるのでわざわざ携帯機を購入してフォローするほどに入れ込んでいる。あとカナタと相互フォローなのが自慢。カナタと共にテラーワールドを超えことであらゆる経験をし、帰還後もインスピレーションが湧き上がって大変なことになっているらしい。黒服には正当化の色彩を怒らせない方が良いと忠告したこともあり、本作のゲマトリアは大人しい。実際に大人として巨悪に君臨してるはずのベアトリーチェやカイザーコーポレーションを倒したその力を見て流石に勝てないとゲマトリアも諦め状態。まぁそれはそれとしてそんなカナタも素晴らしいとカタカタ揺らしてるコイツは誰よりも一番いい空気吸ってる本作のヒロイン枠


【キリノ*テラー】
月雪カナタとマエストロを見送った後、色を取り戻した世界の復興作業に勤しむ。反転した体は戻ることなかったが、元々髪の色とかも白に近い灰色なのであまり変化はない。ただし相変わらず射撃能力はテラー化特有のチートそのものであり、標的を定めている限り絶対に攻撃が当たるチートは健在。しかし生活保安部としての勤勉さと人当たりの良いさはテラー化しても変わらない。それから数年後に先生と晴れて結ばれる。シャーレ初めての募集生徒は先生にとってそれだけ特別な相手だった。


【CARINA(カリナ)】
彼女は言わばカナタの世界の連邦ちゃんが原作で言う、アロナやプラナの立ち位置としてシッテムの箱の管理者化した世界線の存在。シッテムの箱に入ってた月雪カナタに、この世界は一度目のためのリセマラとして用意されて生まれた二度目の世界達という真実を教えた。カナタとマエストロを見送った後も変わらず先生を支え続けた。もちろん連邦ちゃんがベースなので人をダメにするクッションがお気に入り。


【先生(別世界)】
やや便利屋先生のイメージ。少しだけ体は弱いが地下生活者の仮面を殴って凹ませるくらいには熱い先生。それだけ生徒達のことを愛しているから。月雪カナタとマエストロを見送った後はリハビリを根性で済ませるとキヴォトスの再興を目指している。一番最初の募集生徒として中務キリノをシャーレに向か入れた。そんな中務キリノとは過去にライフセーバーの訓練に付き合っている最中、手足滑らせたキリノに覆い被さられてファーストキスを奪われたことがある。漂白剤の味。
———中務キリノは原作ゲームでは☆2な低レアのユニットだが、しかしそれでもシャーレで初めての受け入れた募集生徒はこの先生にとってそれだけ特別な生徒である。


【七度ユキノ】
カナタの卒業をとても惜しんでいたが、しかしカナタがシャーレの先生として着任することで連邦生徒会長に代わってSRT特殊学園の運営を許されることになったりと、卒業後もSRTのために働き掛けてくれた月雪カナタのことは改めて偉大なる先駆者として大変脳が焼かれてしまった。当番で選ばれた際は合間を伺ってCQCの訓練を手解きしてもらったりする。錆落ちてないカナタの強さはSRT時代そのままでたりお陰でユキノの脳内は大変である。そしてそのままCQCで拘束されてケモ耳をモフられるのがワンセット。モフられる時はそこそこだらしない顔になってしまうらしい。ケモ耳しか勝たん。


【ニコ】
カナタの卒業に対して目に見えて落ち込んでいる七度ユキノを励ましていたが、本人も結構落ち込んでいた。しかしシャーレに着任したカナタが他校の生徒を当番として呼び込む制度を聞くとユキノの共に大喜び、それから当番として呼ばれる度に特上の稲荷寿司を作ってカナタとお昼ご飯にするのが彼女の楽しみ。もちろんカナタからケモ耳をモフられてしばらく大変なことになるけど、それがFOX小隊なので仕方ないね。ちなみにモフられるときの本人はまんざらでもないし、なんならモフられる前提なので当番に選ばれた日は気合い入れて毛並みを手入れしている。


【オトギ】
カナタが卒業と同時にシャーレに向かうことはSRT全体も聞いてた。そのためサンクトゥムタワーの建っているシラトリ区の郊外に住み着いた荒くれ者達を掃討して欲しいとカナタから頼まれた時は喜んで向かい、治安を確保したことでカナタ着任の花道を飾った。今も当番として呼ばれてはケモ耳をモフられている。もちろんまんざらでもない。


【クルミ】
実はシャーレ着任後のカナタからSRT特殊学園の生徒の中で誰よりも早く当番に選ばれたことが学園内の自慢である。その後はゲヘナの秘境にいる大型兵器との戦闘を予測されるとタンク役としてカナタから抜擢され、遠征に向かったことも新たな自慢である。もちろん当番の際はケモ耳をモフられているが本人もまんざらでもない。ツンツンはする。今でもSRT時代の月雪カナタを偉大な先駆者としてその背を追いかけ続けている。


【空井サキ】
原作通りSRT特殊学園に入学する。原作ならRABBIT小隊のとして配属されることになるが、本作品では守月スズミが月雪カナタから部隊名を引き継いでるためRABBIT小隊のに配属される空井サキはこの世界にいない。その代わりRABBIT小隊の改名前に使われていたBULLET小隊の名で部隊が再編成されると空井サキはその部隊に所属し、小隊長として率いる事になる。アビドスにいる月雪ミヤコとは今も交流があり、たまに連絡を取っている。


【安守ミノリ】
キヴォトスの中でも宇宙の光に全く怯えなかった生徒であり、空井サキのように月雪カナタの消滅を信じていなかった。それからカナタがシャーレに就任後、シャーレの環境作りのために工務部としてミノリの力を借りたく里浜ウミカと共に最初の当番として呼ばれている。その後も当番に選ばれては、休憩時間には上質なプリンでブルジョワ気分を味わうことが本人の密やかな楽しみ。因みに百鬼夜行の怪談を止めようと向かう最中たまたまミノリと居合わせ、力を貸そうと着いて行き、そして何故か箭吹シュロとレスバが始まると完膚なきまでに怪談と思想を否定し、やや涙目になったシュロガキが見られたらしい。禁止カード。


【守月スズミ】
リセマラ扱いの乱雑な世界なため守月スズミはトリニティ生ではなくアリウス生の設定のままこの箱舟で扱われた。しかしカナタによって明日の意味を落とし込まれて表世界を知る。それからカナタによって守月スズミはSRTに抜擢されるとRABBIT小隊を受け継ぎカルバノグ二代目として期待される。ちなみに宇沢レイサとは当番で重なったことで友人関係になる。休みの日の過ごし方をあまり知らないのでとりあえず宇沢レイサの道場破りに着いて行ったりしているらしく、宇沢レイサがピンチな時は切り札としてたまに任されるとSRT仕込みの戦闘力で秒殺している。そのため肩書きの付きやすい百鬼夜行から光の速さで戦いを終わらせる強者として『閃光』の異名がついたとか。


【梔子ユメ】
アビドス高等学校卒業後もアビドスを支えるためにセイントネフティス社に入り、アビドス自治区の復興を手伝っている。しかし生徒会長時代から変わらず仕事要領はそこまで良くないため会社から怒られることが度々あり、その度に小鳥遊ホシノの腰に抱きついてはひぃんひぃんしては慰め貰い、やや鬱陶しがられている。お陰で新たにやってきた後輩達からも本当にアビドスの生徒会長だったのか?と疑わしく思われたが、しかし梔子ユメからアビドスでの向き合い方を、また奇跡の愛し方を教えて貰うと、心の先人として尊敬される。月雪カナタに対しての僅かながらも恋心があるらしい。


【小鳥遊ホシノ】
梔子ユメから生徒会長を引き継いだ段階では借金の額も2400万と減っており、当時の9億に比べて気持ちが大分余裕になった。それから原作通りに砂狼シロコを拾うが、借金の返済よりも野生味隠せないシロコの教育にしばし時間が取られていた。それからホシノは3年生になると4人の後輩に恵まれてアビドス生徒会は賑やかになる。借金返済のためにセイントネフティス社とアビドス砂漠で開拓したマインクラフトのやり方を後輩に教えたり、また時折現れるビナーとの戦闘を指南したりと後輩の教育に心力注ぐ。そのため原作とは違ってユメモドキな口癖はあまり無く、年齢を重ねて得た柔らかな口調の中にも昔と変わらない鋭利さを見え隠れさせたりと、日常的にも半臨戦状態なホシノが完成する。つまり半分は過去おじのまま成長した感じ。しかしそれは英雄として誇らせてくれた先駆者に応えたいがためであり、そして生徒会長として責任果たそうとする彼女の心が環境を変えたから。因みに黒服から接触されたことは一度もない。借金という取引材料が無いから。それでも正当化の色彩によって変化した暁のホルスは興味の対象として充分に扱われている。


【空崎ヒナ】
晄輪大祭でカナタにお手てをニギニギされてちょっと焼かれちゃった子。カイザーコーポレーションの騒動を終えた後はゲヘナ風紀委員会に帰還し、列車砲シェマタの件も含めて報告する。エデン条約の関係もあるため、一時的ながらだがアビドスに列車砲シェマタを保有させるよう図ったりと裏で奔走、その後は風紀委員会のトップに座る。変わらず梔子ユメとは交流があり、休暇を合わせて会っているらしい。


【中務キリノ】
月雪カナタのことはSRTの広告などで聞いているが、シャーレの当番に選ばれるまで一度も顔を合わせたことは無い。しかしクリスマスに彼方から感じた奇跡は中務キリノというファクターに響き渡ると他人事のように感じられず、しばらくカナタに脳が焼かれていた。それから高等部になったタイミングで当番に呼ばれるとカナタの「久しぶり」 の言葉に首を傾げる。しかし歓迎されていることを知って喜び、その後は生徒と先生としての良好な関係が続いた。


【砂狼シロコ】
原作通りアビドス高等学校でホシノに拾われてそのまま転入。生意気にも弱い者の言うことを聞かないと豪語したがホシノによって秒で畳まれて素直になった。原作と変わらずライディングが趣味であるが、同時にアビドス砂漠に建造されたマインクラフトも趣味の一つになる。何度かSRTの訓練で銀行強盗役としてカナタに誘われては意気揚々に参戦するが、しかしそこでも簡単に畳まれてしまう。なので最近は己の強さに少しだけ自信を無くしているらしい。ん、よわシロコ。


【黒見セリカ】
原作通りアビドス高等学校に入ってきた。しかし小鳥遊ホシノは原作とは違って日常的に半臨戦ホシノ状態なのであまり居眠りをせず、アビドス生徒会長として日々役割を熟す姿に尊敬の念を抱く。代わりに少しだけ怖い先輩みたいに思われているが後輩想いであることはセリカも理解している。変わらず柴関ラーメンで働いている。因みにミレニアムの擬似科学部に所属しているミライという資本主義の生徒に騙されて何かを買わされた事があったのだが、それを発覚したホシノによってボコボコにされたミライの姿を見た時はやはり怖い先輩だと再評価。けれどセリカにとっては大きな背を見せてくれる偉大なる先駆者に間違いなく、いつまでもそのアビドス生徒会長を尊敬し続けた。


【奥空アヤネ】
原作通りにアビドス高等学校に入学。アビドスの復興を願って尽力する。ホシノからは次期生徒会長候補として既に生徒会長の仕事を教えてもらい、大いに期待を寄せられている。シャーレの当番として選ばれた日はアビドスの状況をまとめて月雪カナタに説明することが多く、その時に生徒会長として頑張る小鳥遊ホシノの話を聞いては表情が和らげになる月雪カナタの姿は奥空アヤネにとって非常に印象深かった。先駆者の先駆者がいることは彼女は知る。


【小塗マキ】
原作と変わってアビドス高等学校に来たのはグラフィティーのしやすさが理由。とは言うものの実はカナタの紹介であり、砂漠の表面を活かせば巨大な地上絵を作れることを聞いたためアビドスを選んだ。するとセイントネフティス社は彼女の芸術力はアビドスの集客も繋がると考えると土地の一文を貸し出す。残されている建物や砂地に自由なグラフィティーを描くようになり、それが大きな集客に繋がる。どこかの三流芸術家もマキのその芸術性を認めているらしい。あと言わずもがなアビドス砂漠にいるビナーに対してめっぽう強い。なんでやろうね?


【十六夜ノノミ】
原作と変わってアビドス高等学校に入学せず、セイントネフティス社の希望通りハイランダー鉄道学園の生徒会長として入学する。アビドス高等学校の賑やかさに憧れながらもアビドス自治区の復興を強く願っているため生徒会長として尽力する。それから幸運なことにもしばらくアビドス自治区が生徒会長十六夜ノノミの活動拠点になったためアビドス高等学校の生徒達と出会える時間が増えて大変喜んだ。この世界では学園は違うが、原作同様にアビドス生と仲の良い関係を築いた。


【朝霧スオウ】
己が何者かもわからず不良生徒として流されて生きてきたが、砂嵐の中で輝く琥珀色の光は定まりのない彼女を変える。それからカイザーの崩壊と月雪カナタの健在を望むニヤニヤ教授の計らいにより一時的に手を貸し、その後再びアビドス自治区に帰ると唐突に小鳥遊ホシノと手合わせ。ホシノに敗北するも朝霞スオウは一つの解を得たとして、その後はセイントネフティス社のスカウトの話を受けるとハイランダー鉄道学園生徒会長の座に着いた十六夜ノノミの護衛を任されることになる。表情ひとつ変えることなく役割を熟す朝霧スオウだが、ノノミからは強い信頼を寄せられている。


【ニヤニヤ教授】
SRT特殊学園の力を試すためにヘルメット団を動かし、また伝説のスケバンとして名を馳せ始めた栗浜アケミを衝突させていた。その際に月雪カナタと回線越しであるが逆ハックされていることは承知の上でファーストコンタクトを取った。それからしばらくして月雪カナタが衛星砲ノヴァの光で消されたことを聞いたが、そんなことは全く信じず、間違いなく反撃のために姿を現すと確信していたので朝霞スオウを使ってカイザーコーポレーションの崩壊を助長させようと暗躍。何を考えてカナタを意識しているかは全くの不明であるが、何かを試しているそんな素振りを見え隠れさせて………的な感じにしたいんだけど原作からニヤニヤ教授の情報がすくないからなんとも言えんのよね!!?なので、もし、この作品が続くなら正義のSRTと対立関係を作れる悪役のニヤニヤ教授の供給が一つのポイントやろうね。知らんけど。へけっ。






Q_ この世界ってなに?

A_作中で示唆されてるようにリセマラ扱いで生まれた世界。一回目の世界をクリアするため試走(リセマラ)として二回目を数多に構築し、その中で生まれな世界。キリノテラーとかもその類故にシッテムの箱の管理者がアロナでは無いカリナだったりする。


Q_ では月雪カナタ(前任者)とは?

A_リセマラばかりしてたせいで何かしらイレギュラーが起きてしまい、月雪ミヤコに兄がいるというブルーアーカイブという作品に於いて男子生徒がいるイレギュラーが発生。天使としてまともな設定を授与できずに人のように撃ち抜かれやすい脆さのまま誕生した。


Q_ 正当化の色彩って?

A_前任者に入り込んだ魂。もちろん最初は責任の意味を知ってる大人ってだけで、後は良くありげな成り代わり主人公的な設定だった。しかしキヴォトスに到来したモノは色彩として扱われる事と、到来したその意味を大預言者クズノハから認識させられたことで月雪カナタの憑依者は「ならば月雪カナタはもう二度とこのキヴォトスで砕け散らない」と存在証明をすることを決め、内側にある色彩が「ほな子供のために正当化しようか」的な感じで現在の月雪カナタをエディットした。故に月雪カナタという概念が正当化の色彩としてこの世界で設定された。


Q_ 時折つぶやかれた『追憶』って?

A_アーカイブ的な意味。元々月雪カナタは存在しないキャラクター。それでも記録として残するため自己暗示に近い形で紡いでいた。まあ最初の頃は脆さ引きずって怖かったからね。でも百鬼夜行自治区が優しく彼を支えたから段々と強くなれた。月雪カナタのスタート位置としては百鬼夜行は最適解だった。あとケモ耳。


Q_ 飛雷神を覚えて理由。

A_前任者が色彩の中で、先駆者(カナタ)の背を追い続けたい自己暗示(ついおく)が段々と設定として正当化されて行き、最後は先駆者の背を無しに己が月雪カナタとして【解】を得たことで完成した彼だけの色彩(ねがい)。それから卒業と共に先駆者に月雪カナタの全てを託して飛雷神が使えるようになった。え?わからない?イナズマイレブン2で言う吹雪シロウと吹雪アツヤのアレ的な感じ。


Q_ 浮き出るとは?

A_ゲームで例えればスキルツリーでどんどん覚えていった感覚。今回の月雪カナタは浮遊系を習得感じ。つまり水系とか、炎系とか、やり方によっては月雪カナタのスタイルは変わっていた。もちろん存在証明のために色彩(成長率500%)が後押ししたから全てにおいてぶっ壊れが確定している。ただ百鬼夜行スタート故に忍者研究好きの久田イズナと出会うストーリーテラーが確立されたので結果こうなった感じ。なので大体イズナが悪いとする。これがミレニアムとかだったらまだわからなかった。まぁ多分サイコミュ的なのを発現させてファンネルとかやるんやない?知らんけど。


Q_ 作者の目的。

A_成り上がり系を書いてみたくて憑依者を設定した後、SRT特殊学園を中心にフォーカスが当たった作品があまり無いと知り、成り上がるにはちょうど良いと舞台として選択。また百鬼夜行スタートにしたのは純粋に作者がケモ耳が好きなのと、構想当時は御稜ナグサを幼馴染ヒロインとして設定するつもりだったから。しかし風呂敷が広がりすぎて結果としてこうなってしまった。何が作品の「大層な事しない」やカスぅ!




恐らく以上で異常です。

※書き足りない部分があったらこっそり加えます♡









以下、不真面目な後書き。
   ~ 作業BGM ばかまじめ ~



はい!!
ここまでお付き合いありがとうございます。

上記の後日談の通り、月雪カナタと特に関わりがある生徒やガチ勢はこんな感じ変化したようですね。まぁ学生時代に後輩たちに色々と影響を与えながらシャーレに着任したからね。そりゃカナタに焼かれた生徒達もこの世界では味変されてしまうって。仕方ないね。



さて改めて。
今回で本編は"一旦"終了という形で扱わせていただきます。

一応、()()()カナタくんをする物語だからね。
ピリオドなのは確か。

もちろんシャーレの先生として活躍するカナタ先生はいると思うけど…

とりあえずは……ね??

作品上は【完結】って形にしたい。

目標は達成したから。
1年間、書くと決めてたから。

それがちょうど今日の更新日(3/9)です。
ここまでとても楽しかった。


で、ここからは言い訳とか含めた自語り。

作者は元々ブルアカ自体はハーメルンの日刊ランキングでちょいちょい見てました。その中で常にランキングに載っている作者とくさん氏のブルアカ作品が気になり、また「エデン条約編が一番面白い!」という話をSNS上で聞いてたので、もうこれは原作に触れて確かめるしかない!って事で去年の3月頃にブルーアーカイブをダウンロード。

ただし初見プレイヤーはちょうどゲヘナのイベントでストーリーを確認。
え?は?意味わからん。
これがキヴォトスなん??

SNSのフォロワー「せやで」
作者「おうふ…」

って感じに困惑しながらもブルアカを深めてきました。

で、こんなんでも9年間オリ主系の作品を書いてきた作者なのでブルアカ書きたい要求は止まらずに…


まぁはい。
ご覧の通りこの有様ですね。

最初のプロットと、最後のプロットだけ決めて、後はリアルタイムで注ぎ込まれる情報に揉まれながら場当たりに書いてこうなりました。お陰で月雪カナタの取り扱いが難しくなりましたね。あのさぁ…

でも目標としているところまで来て、それでピリオドまで書けたこと、感無量です。

更新の度に誤字脱字の報告も手厚くをいただきまして、大いに助けられてきました。感想や評価に恵まれて、この1年間本当に楽しく活動ができました。感謝です。

あ!それと!
年間ランキング最高50位だって!
やったぜ(UC)


そんな訳で、後書きもそこそこに"一旦"この作品は畳む事にします。作品状態も完結の扱い。

しばらくはハンターライフ(ラギアクルスは許すな)を始めたりとリアルが忙しくなって小説書く機会は減るからね。てか繁忙期もくるぅ!!

なのでしばらく休ませてほしい。
よろしくね?





では改めてここで、一度終わります。

ここまで作品を追いかけて頂き感謝です。

本当にありがとうございました!!














あ、それと(お約束)




お前はこの作品を『評価』しない選択を……未来永劫、後悔するだろう——!!

どの頃(学年)が面白かったですか??

  • 中等部時代(百鬼夜行 編)
  • SRT1年生(アリウス 編)
  • SRT2年生(テラーW 編)
  • SRT3年生(アビドス 編)
  • 全部面白かった
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大人になりたい少年の話(作者:かゆ、うま2世)(原作:ブルーアーカイブ)

大人になりたい一般男子生徒のお話です


総合評価:5858/評価:8.22/完結:53話/更新日時:2024年08月11日(日) 01:17 小説情報

憑依in実験体のアビドス生徒(作者:改名)(原作:ブルーアーカイブ)

目覚めると見ず知らずの他人に憑依し、血に染まった風呂に浸かっていた主人公。▼なお、この身体の持ち主には重い背景と重い矢印を向ける同級生がいることとする。▼※ 8月5日3:47 日間ランキング3位! 応援ありがとうございます!▼ウルト兎さんからファンアートで、タイトルを頂きました!▼素晴らしい意味合いと願いが込められていて、作者として嬉しかったですね……。▼【…


総合評価:16408/評価:9.14/連載:94話/更新日時:2026年03月29日(日) 22:48 小説情報

耐久弱めでいくブルアカ転生(作者:草生えるw)(原作:ブルーアーカイブ)

ブルアカ世界に転生したオリ主、喜んでいたのも束の間次々と見つかる問題!▼「ゑ?銃つかえない?耐久カス?貞操観念逆転?やってやらぁ!」▼なお、前者ほぼ全てが自分のせいである▼原作前は1話とユメ先輩編、設定集を見れば大体大丈夫です


総合評価:6785/評価:8.04/連載:42話/更新日時:2026年02月08日(日) 08:30 小説情報

残機無限のブルーアーカイブ(作者:エドアルド)(原作:ブルーアーカイブ)

死んでも生き返る残機無限のとある生徒のお話し。▼なお、他人の為なら平気で命を使うものとする。


総合評価:3482/評価:7.06/連載:34話/更新日時:2026年02月07日(土) 08:00 小説情報


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