あまねく青春に最上の切なさを   作:暗闇水明

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生存報告再び

まずは皆様へ

この度は投稿が遅くなってすいません。
原因としましては、その前の定例会で終わり際をミスり、紫関ラーメンでのオチをどうしようと思い、詰まってました。

本当に申し訳ございません(泣)

また不定期ですがこれからも何卒応援よろしくお願いします。

追記

評価バーが色付きになりました。皆様、本当にありがとうございます。

不定期になるかもしれませんがなにとぞよろしくお願いします。


第15章

「・・・セリカちゃん、だいぶ雰囲気変わったな」

 

「え…?そうですか?」

 

「ああ、前よりどこか楽しそうな気がしてな、いや今までも楽しそうに過ごしてはいたけどな」

 

「そう・・・かなぁ」

 

「あの先生の影響か?」

 

「べ、別にそんなことはないですよ」

 

誘拐未遂事件以来セリカちゃんは変わった。なんというか、先生が来た途端どこか緊張感がほぐれた感じがしたのだ。

 

「まぁ、でも先生は・・・」

 

「先生は?」

 

セリカちゃんは少し顔を赤らめながら出ている食器を洗う。

 

「不思議な人だとは思う・・・」

 

「・・・・」

 

不思議な人、確かにそんな気がした。あの事件の話や、先生が来た経緯それらをすべて聞かせてもらった。これを聞く前新しいシャーレの先生がやってきたとセリカちゃんが言っていて、その時は「バカな人」や「高校生におぎゃる変態」とか聞いたときは多少警戒してしまった。

 

店に来たときは、見た目は彼女たちと同じくらいで、その時ラーメンを注文しているときのあの無計画さ、俺でさえも「この人本当に大丈夫か」とも思っていた。

 

だが、あの事件でセリカちゃんは変わった。変わったのだ。先生と会うときも、前みたいなピリピリしていた感じじゃなくまるで飼い猫(本人には悪いが)みたいになっていた。

 

そう思うたび、俺は願わずにはいられない・・・・

 

「なぁ、セリカちゃん」

 

「なんですか?」

 

「今、学校は楽しいか?」

 

「・・・・はい、とっても!」

 

彼女にもっとこの先の人生に、明るい未来を・・・

 

◇◇◇

 

「ヤッホー、クロミ―!来たよ!」

 

「いらっしゃい、先生!」

 

(噂をすれば来た)

 

柴大将とセリカとの会話から数十分後、彼女たちはアヤネのご機嫌を取るために紫関ラーメンに行くことにした。

 

「・・・・プイ」

 

「まだ怒っている・・・」

 

ちなみにアヤネはまだ怒っている、月歌の脳天にはまだ小さなこぶも残っている。

 

「何にする?」

 

「それじゃあ紫関ラーメン、チャーシューh「先生?」・・・2個、卵2個、野菜普通あとはパンケーキ!」

 

アヤネの機嫌が悪いのと同時にこの前のことも相まって、「次はない」といわれるようなオーラを身に着けていたアヤネに月歌は従わざるを得なかった。

 

「でも、先生パンケーキは必ず食べるんだね~」

 

「なんの、パンケーキはいくらだって食えるぜ」

 

「おなか壊さないようにね~」

 

いつもの談笑、それはこの短い時間で店主もアビドスの生徒も月歌にとってもかけがえのない日常へとなっていた。店内は彼女たちが来ると客も自然と笑うことができる。ここは数少ない住人たちの憩いの場となっていた。

 

今日もそんな日常が店の中にやってきたと思った時だった。

 

「あ、あの・・・すいません」

 

「ん・・・?」

 

「ここで一番安いメニューって、おいくらでしょうか?」

 

彼女たちに新しい出会いが廻った。

 




はい、何とか便利屋登場できました。ようやく次回へと進める(-_-;)

不定期になるかもしれませんが皆さん何卒よろしくお願いします。
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