なかなか、うまく進めるの難しい・・・
「はぁ・・・はぁ・・・」
死ぬ、死ぬ、このままじゃ確実に死ぬ。熱いアスファルトに倒れ掛かろうとしていた。この世界であたしは、さっそく死に直面しようとしていた・・・なんでこんなことになったか?それは数日前にさかのぼる・・・
◇◇◇
「さてと、ああは言われたけどぶっちゃけなんの依頼から始めようかな?」
あたしがシャーレに配属された次の日、さっそく依頼の内容を確認してどうしようか考えていたところだった。
「さてと、まずは・・・ん?」
そこであたしは一つを手に取った・・・なんとなく直感で。そこに書かれていた内容は・・・
「連邦捜査部の先生へ・・・
こんにちは、私はアビドス高等学校の奥空アヤネと申します。
今回はどうしても先生にお願いしたいことがありましてこうしてお手紙を書きました。
単刀直入に言うと地域の暴力団です。
こうなってしまった事情は複雑ですが、どうやら私たちの校舎が狙いのようです。
今はどうにか食い止めていますがこのままでは弾薬などの補給が底をついてしまいます・・・
このままでは、暴力組織に学校が占領されてしまいそうです
それで今回先生にお願いできればと思いました。
先生、どうか私たちの力になってはいただけませんか?」
気が付けばあたしは準備をしていた。突発的だったのだろう、何しろただならぬ事態だ。ここまでの手紙を送られていればあたしはじっとしていられなかった。
「先生、アビドスに行くんですか」
「ああ、やばい状況だとはすぐに分かったからね、アロナッチは何か知っている?」
「アビドス高等学校、昔は広い自治区だったのですが、様々な気候変動で厳しい状況だとは聞いています、なんでも町の中で迷子になるほど、らしいです。さすがに膨張だとは思いますが・・・」
「へぇーそんなに広いんだ・・・」
「とりあえず弾薬と、一応水も用意していこうかな」
「念のため食料も持って行った方が良いのではないでしょうか?」
「まぁ広いんだし、飲食店とかあるでしょ!」
「それもそうですね!」
「「あっはっはははー!」」
◇◇◇
で、現在に至る・・・
「・・・舐めてた」
いやね?飲食店あるから大丈夫かなー?とは思っていたんですよ、だって広い街じゃん?だとしたら最悪コンビニがあると思っていたのに!飲食店も、コンビニも!ありませんでした。
肝心の水もすでに底をつき、現在あたしがピンチです、うん、このままだとあたしが死んじゃう。
「食料持ってくればよかったぁ・・・誰だよ、大丈夫だろって言ったやつ」
あたしである・・・今思えばあの時のあたしをぶん殴りたい。いや、普通に野宿するなんて思いませんでした。
「ああぁ・・・このままじゃ、ガチでしぬぅう」
と、申しておりますが絶賛倒れています。このままでは普通に野垂れ死にます。路頭に迷うという記憶とおんなじ症状です。はい。かなりの弾薬も持っているから、かなり荷物重くて押しつぶされそう・・・やばい、普通に死ぬ・・・
「だれかぁ・・・助けてぇ」
助けに行こうとした矢先、真っ先に自分が死にかけの症状になっていて本末転倒なことを口走っていた時だった。
「あの・・・大丈夫?」
「ん・・・?」
目の前に、犬耳が生えた白髪の少女に出会った。
◇◇◇
「あの・・・大丈夫?」
「ン…?」
急にびっくりした・・・よく遭難者は見かけるけど、倒れている人を見かけたのは初めてだったから・・・
わけを聞いてみたら、どうやら用事があって数日前に来たけど迷って脱水と空腹で死にかけていたらしい・・・
「ここには、飲食店はないよ。郊外の市街地に行けばあるけど」
「マジで?!初めてだったからわからなかったよ」
ということらしい・・・初めてでここまでのもなかなかだけど・・・
「ん・・・じゃあこれ」
そこで私は、バックからロードバイク用のエナジードリンクを取り出す。
「これ、飲んで・・・ランディング用だけどおなかの足しにはなる・・・」
「マジで、助かる!」
そういってエナジードリンクを手に取り彼女は一気に飲んでいった。
飲みかけだとは言いかけたが、まぁ大丈夫かとそのまま彼女に渡すことにした・・・
「ああぁ~生き返るぅ!ありがとう、助かったよぉ、マジで死ぬところだった。あたしは茅森月歌、君の名前は?」
「シロコ、砂狼シロコ・・・」
「そうか、よろしくシロリン!」
・・・急にあだ名で呼ばれた。初めてだったのでちょっと照れたが不思議と悪い気はしなかった・・・あって、すぐにあだ名をつけられてちょっと変な人だとは、思ったけど。
「そういえば、見た感じ連邦生徒会の人っぽいけど・・・どこに向かうつもりだったの?」
連邦生徒会の制服を着ているようで、急に来たので何なのか聞いてみた。ここに来ることなんてめったになかったから・・
「あー、アビドス高等学校ってところに用があってさ・・・君知っている?」
そういえば、アヤネが連邦捜査局の先生に補給をお願いしていたことを思い出した・・・ん?
「え…?もしかして、先生?」
「その通り、連邦捜査局シャーレの顧問こと、茅森月歌ちゃんだぜ!」
驚いた・・・若いという理由もあるけど本当に来てくれるとは思わなかったから、頼りになるかは、話は別だけど・・・
「奇遇だね、私はそこの生徒だよ」
「え、マジ?!本当に奇遇!!」
「ん・・・良ければ、一緒に行く。ちょっと歩くけど・・・」
「・・・」
「ん・・・?」
先生が急に明日への方角を見始めた、なんだろうか・・・
「あのさ、お願いがあるんだけど」
「ん?」
「どうにかして、運んでくれません?」
「え…」
唐突だった、若くても仮に先生、生徒に運んでもらうという人がいるのだろうか・・・
「おなかが減っちゃって、動けなくてさ・・・」
「・・・」
「テヘぺリンコ☆」
・・・まぁそれが一番いい方法であったから、おぶっていくことにした・・・
はい・・・今回はここで終わりです。
ちょっと、遅いかな・・・
何卒温かい目でよろしくお願いします。