キヴォトス最強の生徒   作:プロトタイプ・ゼロ

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 黒嶺優斗くんのイメージCvは梶裕貴さんです。喋り方のイメージとしては白猫プロジェクトの闇の王子もとい主人公ですね。

 あ、イメージソングは「I'm a mess」です。


 今回は先生視点です


第三話「カタカタヘルメット団を襲撃しよう」

 

 

 

 

 不良に不意をつかれ命の危機だった。だけどそれは間一髪のところで優斗くんに助けられた。みんなを指揮する先生として不甲斐ない。

 

 原作には先生である私達の不意をつくような戦法を取らなかったから、思いっきりしてやられたよ。

 

 彼に降ろしてもらって私が辺りを見渡したその瞬間には、まだ元気があった不良達は脱兎のごとく逃げていった。優斗くんもホシノちゃんも追いかけようとしない。まぁ、私も追いかけるつもりはないけどね。

 

 まだ物資を届けてないし、みんなもすこしばかり疲労があると思うから、一旦教室に向かうことになった。

 

「皆さん、お疲れさまです!! そちらの方は……まさか黒嶺優斗先輩ですか!?」

 

「え、あぁ……うん」

 

「"有名なの?"」

 

 教室に戻ってきた私達を出迎えてくれたのは、1年の奥空アヤネちゃん。黒い髪に赤い縁の眼鏡をつけた耳の長い美少女だ!! 最初エルフ耳みたいな耳を見た時はめちゃくちゃ興奮したよ。もちろん私は先生なので顔には出さなかったけどね!

 

「そりゃもう有名ですよ!! ここキヴォトスにおいて最強と呼ばれる人ですよ!! ホシノ先輩から話は聞いていましたけど、まさかお会いできるなんて思わなかったです!」

 

「あ、うん……ありがとう?」

 

 勢いが凄いせいもあり、優斗くんもタジタジになってる。ってか、そこまで凄い生徒だったんだね。

 

「むぅ……」

 

 ホシノちゃんがなんだか面白くなさそうな顔してる。これは……これはもしかしてがあるのでは!?

 

「"彼のことが好きなの?"」

 

「うえぇ!? ち、違うよ〜///」

 

 わかりやすっ!!

 

「はぁ……もう、アヤネちゃんは落ち着こうか。優斗は後で絞める」

 

「理不尽じゃねぇかぁ!?」

 

 教室に優斗くんの叫びが響いた。

 

 数分後、私達はアビドス高等学校を襲ってきた不良達カタカタヘルメット団のアジトに来ていた。理由は原作通りホシノちゃんの「相手が疲労している今のうちに潰しておこう」という案によるものだ。

 

 原作知識で私は知ってることだけど、アビドス対策委員会はメンバーそれぞれが物凄く強い。それに加えてキヴォトス最強の優斗くんも来てくれてるからなおさら相手が可哀想だと思う。

 

「なっ……!! まさかそっちから来るなんて!!」

 

「卑怯だぞゴラァ!!」

 

 不良達が銃を連射してくる。ホシノちゃんの合図でみんなカタカタヘルメット団に向かった。

 

「"君はいかないのかい?"」

 

「……」

 

 隣で腕組みをして立っている優斗くん以外は、だけど。

 

「いや、ぶっちゃけアイツ等だけでいいだろ? それに……」

 

 一度そこで言葉を切ると私の目の前でパシって音がなる。見れば優斗くんの手だった。

 

「こうやって俺がカタカタヘルメット団の流れ弾を弾いたほうがいい」

 

「"あ、あはは……マジか"」

 

 優斗くんが味方でよかった……!! 優斗くんがいなかったら私死んでたかもしれない。

 

 優斗くんが時々私に当たりそうな流れ弾をキャッチしたり弾いたりしてる間、ホシノちゃん達はカタカタヘルメット団を殲滅したみたいだ。

 

 ホシノちゃんが眠そうに戻って来る。

 

「ふぁあ〜……疲れたぁ」

 

「"お疲れ様、凄い戦いだね"」

 

「こんなの普通だよ〜……眠い」

 

「頑張ってたもんな。盾出して弾を受け止めたり弾いたり、相手をぶん殴ったり……最後の方盾の使い方間違ってねぇか?」

 

 そうなのだ。ホシノちゃんはまさかのどこぞのデミ・サー◯ァントみたいに、盾で不良達をぶん殴ったりしてたのだ。最初見た時は驚いて目を見開いた。優斗くんなんて隣で爆笑してたし。

 

「優斗が出てたらおじさん寝れたよね〜」

 

「相手死ぬぞ……?」

 

「力を抑えて殴ることくらいできるでしょ?」

 

「できるけど」

 

 できるんだ……。

 

「ん、私も頑張った。だから褒めるべき」

 

「なら私が頭撫で撫でしてあげましょうねぇ〜」

 

 シロコちゃんがふんすと鼻を鳴らして近づいてくるが、同学年の十六夜ノノミちゃんに捕まって頭を撫でられている。

 

「もう!! みんな早く帰るわよ!!」

 

 黒い猫耳を生やした1年の黒見セリカちゃんが急かしてくる。私は苦笑いを浮かべながら「"それじゃあ、教室に戻ろうか"」と言う。

 

 教室に戻ったあと、私は改めてアビドス高等学校がかなり崖っぷちにいることを再確認した。転生する前までは「俺がアビドス救ってやるぜぇ」とか考えてたけど、本当にあの頃の自分をぶん殴ってやりたい気分だ。

 

 なにが救うだ。そんなことを軽々しく言えるわけないだろう。セリカちゃんが私のことを信用できないと教室を出ていってアヤネちゃんが追いかけていった。

 

 ノノミちゃんやホシノちゃんから今現在アビドス高等学校が抱えている闇を……借金を聞いて先生として助けてあげなきゃという使命感もあった。でも今は、純粋にここを救いたい。

 

 ただ、原作と違う点もあった。原作ではアビドス高等学校が抱えている借金の額は9億だったはずなのに、今現在の借金はなぜか2億にまで減っている。

 

 ホシノちゃんに聞いたけどまだ私のことを信用してもらえてないのか、簡単には聞かせてくれなかった。ノノミちゃんやシロコちゃんは知らないみたいで、残るは優斗くんだけなんだけど、彼はいつの間にか教室からいなくなっていた。

 

 黒嶺優斗……原作にはいなかったキヴォトス最強の生徒。謎が多すぎてわからないことばかりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうだったでしょうか?
良ければ感想などをくれると嬉しいです!
それではまた次回!!

ヒロインは誰?

  • 小鳥遊ホシノ
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  • 鬼方カヨコ
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