指輪の魔術師は幻想世界で希望を掴めるか?   作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ

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第3話「指輪の魔法使いと第一回イベント」

イベント前日、指輪も一つだけ増えた。ディフェンドという簡単に防御ができる使い勝手のいい指輪だ。

 

まぁそんなことはどうでもよく、イベント開始日というのが一番重要である。

 

『ガオ~!それでは、第一回イベント!バトルロワイヤルを開始するドラ!』

 

広場にすでに変身した状態で座る俺の頭上から声が聞こえてくる。

 

え?なんで変身してるのかって?人の顔が見てるとつらいからだよわざわざ言わすなよ。

 

『それでは、もう一度ルールを説明するドラ!制限時間は三時間。ステージは新たに作られたイベント専用マップドラ!ポイントは倒したプレイヤーの数と倒された回数、被ダメージと与ダメージで算出されるドラ!ポイントが高い上位十名には記念品が贈られるから、皆頑張るドラよ?』

 

ちっちゃいクズドラゴンとは比にもならないほどマスコットらしいドラゴンの説明が広場に響く。

 

『三ッ!二ィッ!一ッ!―――ゲーム、スタートドラッ!!』

 

カウント終了と共に光にプレイヤーたちは包まれ、テレポートする。

 

ここは…山岳…山岳⁉

 

「チョーイイネ!サイコー!」

 

見晴らしもよくてスタイル的に戦いやすい俺的最高ポイントじゃんか!

 

え?近接だから逆につらいだろって?

 

何言ってんだ。俺のスタイルはディフェンド×2で全てを遠距離から強制圧殺する即死コンスタイルだぞ?

 

「壁がそこらへんに多いから即死コンは決めやすいが…はてさてどうなるか」

 

まぁ考えていても仕方ないので俺はその場から動き出すのだった。

 

<><><><><><>

 

「イケッ!」

 

ディフェンド プリーズ

 

こうディフェンドの壁で安定して圧殺していってると…暇だな

 

『自己責任だろうが!』

 

うわぁシレっと頭の中読むな!

 

『前々からやってるし、問題ないだろ?』

 

まぁいいけど…

 

『クアッハッハッハッハ。というかなんで貴様はそこまで俺を毛嫌いする?』

 

えー?教えなiッぶな!

 

ディフェンド プリーズ

 

その瞬間隠れていた俺の足元にクナイが飛んできてそれをディフェンドで防ぐ。。

 

「ッ!誰だ!」

 

「…ッチ。どうせなら今ので仕留めたかったがなぁ」

 

「人が!(&#!”’=()$’#”!()~=!”!??><’⁉」

 

「うぉっ⁉なんだ⁉」

 

フー…久しぶりに人と話したせいでちょっと拒絶反応ががががが…まぁ問題はないな。

 

「フー…別に問題はない」

 

「まぁいいさ。…お前、名前は?」

 

「ウィザード…仮面ライダーウィザードだ!」

 

「え…?何?仮面ヤイバーのパクり?」

 

「黙れ!もういい、潰す!」

 

まぁでもマイナーな仮面ヤイバーを相手さんも知っててくれて嬉しいネ!

 

そしてもう一度同じ指輪をドライバーに俺はかざす。

 

ディフェンド プリーズ

 

壁に向かって逆側から質量のある炎を出現。

 

「は?」

 

「ちゃんと相手のプレイスタイルはみましょうね」

 

そのまま相手の首を潰してKILL!

 

「フー…スッとしたぜ」

 

ヨシ!これでOKだな!

 

そのタイミングで2時間がちょうど経過し、マスコットドラゴンの大音声が響き渡る。

 

『ガオ~!現在の一位はペインさん、二位はハルトさん、三位はメイプルさんドラ!これから一時間、上位三名を倒した際、得点の三割が譲渡されるドラ!三人の位置はマップに表示されるドラから、一発逆転が狙えるドラよ!それじゃあ、最後まで頑張るドラ!』

 

「ゑ”ゑ”⁉」

 

終わったわ♪無理だって狙われるとかさァ!タイマン向きだろ俺のスキルよぉ!

 

そう俺が考える間にもだんだんとほかプレイヤーが近づいてくる感覚がする。

 

「あっっわわわわあわどどどどうすれば…」

 

『コネクトにバイクが入っている。それを出せ』

 

「あっ!都合のいい時しか出てこないクズドラゴン!テメェ俺の魔力でよみがえったら俺の仲間に成れよ!」

 

『嫌だわ!誰が貴様なんかの仲間になるか!』

 

そう言ったきりドラゴンはまたなんか話しかけてこなくなる。

 

「ちぇー。ま、いっか」

 

そして言われた通りにコネクトをドライバーに俺はかざす。

 

コネクト プリーズ

 

「バイク出てこいー!」

 

手を突っ込めばバイクのタイヤを掴めて、それを引っ張ればバイクが出てくる。が、

 

「ちょ、え、ま!」

 

そのまま俺は倒れるバイクの下敷きになる。

 

「見つけたぞハルト!お前の命!貰…う…ええ⁉」

 

そこには運悪く一人目のプレイヤーがやってきた。

 

「あ。ども」

 

「はいどうも。じゃ、ねーだろ!なんでこの世界にバイクがあるんだよ⁉」

 

「それはね?言えないから死んで無くなれ!」

 

ディフェンド プリーズ

 

「フェ?」

 

そのプレイヤーも無事に頭部破壊で消滅する。

 

「よっこらせっと。このバイク重いなー!」

 

バイクを見つめていると、周囲から物音がし始める。

 

「ン!来たか!」

 

ここは山の途中の少し広がった場所。

 

陰になるところにいるから見つかりにくいが、見つかるのはもはや時間の問題。

 

「ならどうするか?」

 

俺はバイクにまたがり、エンジンをかける。

 

「ぶち抜くしかないだろ!全速前進DA☆!」

 

「「「えッ、えええええええ⁉⁉⁉」」」

 

バイクで暗がりから一気に広場を抜けて空へと舞った俺の姿を見て、俺を探していたプレイヤーたちの驚き声が後ろから聞こえてくる。

 

「ハッハッハー!気持ちい風だ!」

 

『着地はどうするつもりだ?』

 

そこで現実に戻してくるような衝撃を伴った言葉をドラゴンが言ってくる。

 

「えーっと…考えてない!」

 

『馬鹿か貴様は』

 

「ウワァァァァァァァ…」

 

そして俺は山岳の隣にある森の一角へと墜落していくのであった。

 


色々設定

===

仮面ヤイバー

この世界でマイナーな東映。この世界では東映特撮ファンクラブだけで構成されていて、テレビ放送はやってないからだいぶマイナー。その中でもヤイバーは特にマイナー。悲しいね。

===

マシンウィンガー

空は飛べません!

===

 

今話もこれで終わり!バイバイ!高評価とコメントヨロシクネ!

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