<橘side>
突然ですが、皆さんこんにちは私の名前は
そんな私なのですが……
「……何故ですか?」
後輩である落合くんに凄まれています!!
助けて……会長
<落合side>
「実力を把握しておきたい?」
「うん、落合くんが勉強会に参加してくれているおかげでみんな自信がついてきたみたいで、1回プレテストをしたいんだけど、どうかな?」
最近の恒例となってきた勉強会に参加し、帰ろうとしたとき平田から声をかけられた。
確かにちゃんと定着したか確認するのは大事なことであるし、いい時期かもしれない。
「……いい案だと思う」
「そこで落合くんにお願いしたいんだけどさ?」
「?」
「そのテスト問題の作成をお願いしてもいいかな?」
「構わない」
この勉強会に参加してから平田の様子をよく見るが、色々と気を配っており大変そうである。たまに櫛田も参加して手伝っていたりしているが、それでも大変そうである。
そんな中で平田がテスト作成までしたら……倒れるな
平田みたいなタイプは限界まで抱え込み、最終的に抱え込みすぎて重荷に耐えれずに倒れるか、それとも周囲を巻き込んで大爆発するか……
まぁ、他人の心配より今は自分のことをやろう。
「松下、助けてくれないか?」
『いや、自信満々じゃなかった?』
俺は松下に電話をかけて助言を求めていた。
「いや、よく考えなくてもテスト作った経験ないなと思ってな」
『その割には即答だったじゃん』
「断りづらいだろ、色々やってもらっているのに……」
『まぁ、そうだけど』
「助言とかないか?」
『えー……あ!自分の間違えたところ……100点だったね』
「フッ」ドヤッ
『電話切っていい?』
「待ってください、お願いしますせめてアドバイスを……」
少し調子に乗っていたら松下から電話を切られそうになるので慌てて引き止める。
『……普段からこんな感じだったらもっと友達できたんじゃないの?』
「どうした?」
『……なんでもないよ。そうだね~あぁ!過去問を使うなんてどう?』
「過去問か……」
『……あ、でも落合くん先輩に「ありがとう助かった」……えっ!?ちょ……落合くん!?』
そうして俺は松下との電話を切った。
明日、先輩の元へ行き、過去問を貰いに行くとしよう。
ちなみに朝、松下にすごく怒られた。
……女子の話は最後まで聞くことにしよう
放課後、勉強会もとい平田には断りを入れて上級生の教室へ向かおうとする。
「おや、こんなところで奇遇だな落合」
途中で偶然にも橋本に出会った。
「奇遇だな、橋本。上級生に用事か?」
「ちょっとな……もしかしてお前も過去問か?」
「その通りだ」
「なるほどな、これは姫さんの考えはマジなのかもな」
「有栖も同じ考えなのか?」
流石は同じ世代の女子である、考え方も似てくるのだろう。
「その通りだ……そうだ落合、ここは目的は一緒なんだここは協力といかないか?」
「協力?」
「あぁ、クラスが違うとはいえ完全な敵ってわけじゃない。それに今回に関しては目的も同じだ。ここは協力したほうが合理的じゃないか?」
「なるほど」
こちらとして橋本の話を断る理由はない。
「わかった、協力する」
「話が早くて助かる。それじゃあ落合、お前はどっちの学年の方へ行く?」
ふむ、2年生か3年生か……
「3年生の方へ行く」
「わかった、じゃあ終わったら連絡してくれ」
そうして橋本は2年生の教室へ向かって行った。
「俺も向かうか」
それにしても3年生か……
年上の人ってちょっと緊張するな
<橘side>
「よし、これで終わり」
私は放課後に先生からの頼み事が終わり、教室へと帰ってきた。
今日は生徒会の仕事もないのでこれからどうしようかと予定を考えていた。
「……なんか騒がしいような?」
いつもに比べて教室の外が騒がしかった、何かあったのかな?
私が教室の外を確認するとそこには……
「なぁ、なんだよあれ?」
「知らねぇし、やべぇよあれ!?」
「目がやべぇよ、目だけで人が殺せるぞ?」
「というか何で階段の前で仁王立ちしてるの?」
「ねぇ、男子ちょっと話しかけてきてよ」
「バカ!?あんな魔王みたいな奴に話しかけて、機嫌でも損ねたら殺されるぞ!!」
何故か階段の前で仁王立ちしながらこちらの様子を見ている落合くんがいました。
「落合くん!?」
私は衝撃のあまり、声に出してしまいました。
……そこが、私の運の尽きでした。
彼は私の声に反応してこちらを向き、肉食獣が獲物を見つけたかのように目を向けてこちらに近づいてきました。
「こんにちは橘先輩」
私の人生、ここで終わっちゃうのかな?
「今日は橘先輩にお願いがあってきました」
「……お願いですか?」
一体何を頼まれるのだろうか、もしかして怪しい物でも運ぶのだろうか?
「はい、一年生のときの一学期の中間テストの過去問を譲っていただけませんか?」
落合くんの言葉を聞いて、私の頭は少し冷静になる。もしかして落合くんは
……気付いていてもおかしくない、なぜなら彼は会長が一目を置いている生徒である。
私は深呼吸をする。よし、これで大丈夫だ。
「それはできません」
私は意を決して落合くんにそう告げた。
別に私が過去問を持っていないわけではないし、譲ってしまっても私に不都合なんて全く無い。
しかしこの学校のシステムとして無償で譲ってしまうのは野暮であろう。
恐らく彼はこの真意にも気付いてくれるはずだ
「え?」
「え?」
落合くんから変な声が聞こえて、私もつられて変な声が出てしまう。
あれ?思っていたのと違うんですけど!?
「……何故ですか?」
落合くんからとんでもないプレッシャーが放たれて、私は思わず後退りしてしまう。
このままだと私は殺されるのではないか、そんなことが頭の中を思わずよぎる。
今すぐに走って逃げ出したい、もういっそのこと彼に過去問を無償で渡してしまおうか……
……いや、それだけは駄目だ
私はこの学校の誇りある生徒会の一員である、ここで私が無償で渡してしまったら示しがつかない。
何より
私の尊敬している
「と、ともかく!!む、無償では絶対に渡しません!!」
心の中で大見得を切ったわりには声は震えていたが、ともかく私は言いきったのだ。
そんな私を見て落合くんは考える仕草をして、やがて納得がいったのか「なるほど」といい端末を取り出した。
「いくら払えばいいですか?」
もう、落合くんからは先ほどまでのプレッシャーは無くなっていた。
いくらか……そういえばその辺のことを考えてなかったな。
「え、え……っと50000ppとか?」
「なるほど」
あ、しまった!?たしか今一年Dクラスはクラスポイントが0だからそんな大金払えるわけがないのに。
そんなことを考えていると端末から通知が来る。
「え?」
見ると50000ppが振り込まれていた。
「これでいいですね」
「え……え、はい……あ、その」
「受け渡しは今日の6時ぐらいでいいですかね」
「は、はい」
「ありがとうございます、それでは失礼します」
そうして落合くんは去っていった。
嵐ような人とは彼のことを言うんだろう。私は今日それ実感した。
思わず安堵して息を吐くと、周りから拍手が聞こえてくる。
拍手をしてきたのは同じ学年の生徒、何人か私の友達やクラスメイトもいた。
……いや、見ていたなら助けてよ!?
そうしてしばらく3年生の間では
本当になんで!?
<落合side>
「これでよし」
あの後、無事に橘先輩から過去問を貰えた。その際に橘先輩から過去問を購入するための誓約書を書かされた。
「こういうのはちゃんと書面に交わしてからポイントを支払うものなんですからね!!私だからよかったものの今度からはちゃんと書類を用意しておいてください!!」
そう言われてしまった。確かに迂闊だった、有栖とかだったら多分ポイントを持ち逃げされる。今度からちゃんとすることにしよう。
そこから俺は二年生の元へと向かった橋本と合流した。橋本の方も交渉は成功したらしい。
なので俺たちは互いに入手した過去問のコピーを渡して、橋本はそのままどこかへ行った。
「それにしても全く同じとはな」
俺はベンチで二つの過去問を見比べながら呟く。
この過去問、なんと問題の内容が全く一緒なのである。これが恐らく茶柱先生の言っていた赤点回避の方法なんだろう。
まさかプレテスト制作のために入手した過去問がこんなことに役立つとは
「ふふふ、まさに棚から牡丹餅」
そういえばこのことわざだが……衛生的にどうなんだろうか?今度ししょーに意見を聞いて見よう。
用事も終わったので帰ろうとしていると遠くで見覚えのある姿が
「堀北?」
こんな夜に何をしているのだろうか、彼女はそわそわとした様子でどこかへと向かっていった。
「……気になる」
俺はこっそり後を着いていった。
やがて堀北が目的地に着き、こっそり覗いて見るとそこには堀北先輩がいた。
そういえばこの二人って兄妹なのか。たしかにちょっと似てる気がする。会話は結構離れたところから覗いているので聞こえない。すると急に堀北先輩が堀北のことを投げようとする。
どういうこと?
だが堀北先輩の投げ技は突然現れた綾小路によって阻止される。綾小路いつからいたんだ?
そこからは綾小路と堀北先輩のちょっとした格闘が繰り広げられる。
堀北先輩は空手と合気道かな?上級者であろう技のキレがすごい。それを難なく防ぐ綾小路、本当に何者?
そうしてしばらく何かを話していると堀北先輩がどこかへと行ってしまった。
堀北と綾小路も気になるが、追うべき方はあっちだな。
そうして俺は堀北先輩が行く方向へと先回りをすることにした。
「………」
「どうしたの綾小路くん?」
「……なんでもない」
(誰かはわからなかったが、見られたな)
<堀北学side>
「待ってください」
俺が自分の部屋へ帰る途中、知り合いの声に呼び止められた。
「こんな夜遅くに外出とはあまり感心しないな落合」
俺を呼び止めたのは落合天嶺、俺が期待している生徒の一人である。
「……外出に関してはお互い様だと思いますよ」
「それで、何の用だ。過去問は既に橘から受け取っているはずだ」
「知っていたんですね」
「当然だ、お前は良くも悪くも目立つからな」
落合天嶺という人間は話題になりやすい。端正な顔立ちに、時々起こす奇怪な行動、何より不意に放たれる常人ならざるプレッシャー……これで目立たないという方が無理な話である。
「話を戻そう、何の用だ」
「……あなたの妹への行動についてです」
……
「見ていたようだな」
「えぇ、見ていただけで話は聞こえませんでした。だから聞きます
何故あんなことを?」
「……鈴音の存在は俺の汚点になる、だからこの学校から立ち去れと言い、それを鈴音が断った。故に立場をわからせようとしたそれだけだ」
落合は俺の言葉を聞き、考え込む仕草をしていた。
「どうした、俺の言葉に気になることでもあったか?」
「……一つだけ言わせてください」
「なんだ?」
「話せるうちに話さないと、伝わりませんよ。
落合の言葉に俺は少なからず驚いた。
「……大切に思っているだと」
「はい、だって橘先輩から聞きましたよ。今日の放課後、私用ですぐに教室から出ていったけど、実際は生徒会の仕事を早めに終わらせていたと」
「………」
「今日、妹と話をするためにわざわざ早めに終わらせて時間を空けていたじゃないんですか?」
「答える必要はない」
「それに俺は堀北先輩が妹のことを大切に思っていると確信しています」
「……確信だと、根拠はなんだ?」
「目です」
「目だと?」
落合は思い返すようにもう散ってしまった桜の木を見ながらこたえた。
「俺の知っている人と同じ目をしていました。そいつが姉のことを語るときの目に似ていましたから」
落合は珍しく笑いながらそれを語っていた。
「なるほどな、しかしそれはお前の見間違いの可能性もあるぞ」
「目には自信があります。それに堀北先輩はいい人ですし、妹を大切に思っていないなんてありえません」
「……いい人か」
「はい、俺にポイントをくれて、連絡先も交換してくれたんですから」
「……言いたいことはそれだけか」
「はいそれだけです」
「そうか、長引かせるようで悪いが俺からも少し聞きたいこたがある」
本来ならすぐに話を終わらせていたところであったが、気になることがあった。
「お前はこの学校に何を求めているんだ?」
これは一度聞いてみたかったことでもある。
先ほどの落合では無いが、俺はコイツの目を知っている。コイツの目には野心を抱えている奴の目だ。生徒会長として……いや、この学校の生徒として多くのその目をした人間に出会ってきた。
だからこそ、この男がどんな野心をたくらんでいるのかそれに興味が湧いた。
「俺が求めているのはただひとつです」
落合は俺の目を正面から見据え
「青春というものを目指すためです」
そう声高らかに宣言した。
この学校に来て、初めて会った。こんなバカみたいな目標を声高らかに、そして堂々と宣言する奴など。
「……フッ、そうか」
入学当初の成績、異質であるこの学校への順応の高さから、俺はこの男を賢く、利口な人間であると考えていた。どうやら違うようだ。
この男……落合天嶺はアホでお人好しだ。それも俺の人生の中でも最上位に入る。
だからこそ、面白い
「お前がこの学校で何を成すのか……落合天嶺、俺はお前を期待している」
俺の言葉を聞き、落合は目を見開くが、すぐにいつもの調子へと戻り。
「はい、期待していてください」
以前は期待だけだったが、今の会話で確信した。落合天嶺、この男は鈴音……いや、Dクラス……もしかしたら学年すらも大きく変える生徒となる。
「すまない、最後に一つ聞いておきたい」
「どうかしましたか?」
「今日の放課後、お前が仁王立ちして階段の前にいたと聞いた。それはどうしてだ?」
「橘先輩か堀北先輩が通るかと思って待ち伏せしてました」
「……連絡すれば良かったのではないか?」
「あ」
やはりこいつはただのアホなのかもしれないと一瞬考えてしまった。
〈堀北side〉
「……全員、話を聞いてほしい」
放課後、落合くんがクラスに呼びかけをしていた。彼がクラス全体に呼びかけをするなんて初めてのことだった。
「平田からの要望でテスト問題を制作していて、それが完成したのでそれを配りたい」
そうして落合くんは各列の先頭に人数分のプリントを配り、やがて全員にプリントが行き渡る。
そこには完成度の高く、まるで本物のテストのようなプリントがあった。
「やるもやらないも君たちの自由だが、頑張って作ったから一回くらいはテストみたいな形式でやっておいてほしい。答えは明日配る」
「……落合、少しいいか?」
落合くんが言うだけ言って席へと戻ろうとすると、待ったがかかる。待ったをかけたのは幸村くんであった。
「なんだ?」
「このテストの完成度についてだ、こんなのまるで本物だ。どうやって入手したんだ?」
どうやら幸村くんは過去問の出所が気になったらしい。私も後で個人的に落合くんに問い詰めようと考えていた。
「あぁ、それに関しては過去問を参考にさせてもらった」
「過去問だと?」
「橘先輩……3年生の先輩に頼んで購入させてもらった」
過去問を使うという時点で私には無い発想であった。しかし気になることはそこじゃない。
「購入した……貰ったんじゃないのか?」
丁度私も気になっていたところである。過去問をわざわざポイントを支払ってまで買うという購入に彼も疑問に思ったらしい。
「違う、正式にポイント支払いをして購入した」
「これが証拠だ」と言い、彼は一枚の紙を出す。それは誓約書であり、落合くんが橘先輩という人から50000ppで購入したことが書かれていた。
「……50000pp!?」
クラスの全員がそのポイントの額に驚きを隠せなかった。
「もういいか幸村、俺はやることがある」
「あ、あぁ悪かった」
そうして落合くんは教室から去って行った。
今の私が感じたのはとてつもない無力感であった。
私が須藤くんたちを勉強させるように必死になっている中、彼は過去問を使いテストを作成していた。私の遥かに先を行っていた。
「堀北」
無力感に埋め尽くされた中で急に聞こえてきたその声に過敏に反応する。声をかけてきたのは綾小路くんだった。
「どうかしたの?」
「さっきから呼びかけていたんだが……それよりも今日はどうするんだ?」
綾小路くんはそう言って、須藤くんたちの方を見る。
「……そうね、せっかくいい教材があるのだから無理矢理にでも参加させてしてもらうわ。貴方も協力しなさい」
「相変わらず人使いが荒いな」
綾小路くんは文句を言いながらも須藤くんたちの方へと向かって行った。
私も切り替えていかなくてはならいない。そうしないとAクラスなんて夢のまた夢となってしまうから。
〈???side〉
「俺の作ったプリントだ。一応渡しておく」
廊下で落合くんに会ったと思ったら、なんかプリントを渡された。しかもそのテストの完成度が高く、本物と言われても疑われない。
「……聞いていい?私たちって敵同士だよね」
「敵かはともかく友達同士ではある」
「……なんか頭痛くなってきた」
この男との付き合いは短いが、今まで会ったどのタイプにもこの男は該当しないだろう。兄の知り合いにもこんな人間はいなかった、
「大丈夫か?テスト前だから体調には気を遣ったほうがいいぞ」
原因が何を言うか……まぁ、本人は自分が原因であるなんて微塵も思ってないから無駄な話だが。
「ところでこれって他のクラスにも渡してるの?」
「あぁ、隆二にも橋本にももう渡した」
名前を言われてもわからないのだが……というかこの男、意外にも顔が広いな、私を含め全クラスに知り合いがいるなんて普通ではあり得ない。
「……というか、これってもしかして私から龍園に渡さないといけない感じ?」
「そうなる」
「何かあったら龍園に何か言われるの私なんだけど」
冗談じゃない、私は龍園に従う気は無いが、表立って反抗する気もさらさら無い。できる限り何にも巻き込まれず平和に過ごしたいのである。
「俺の名前を出しとけばいいんじゃないか?」
「私とあんたとで交流があるのがバレるのが嫌だってこと」
前に龍園が彼を標的にしようとしているという話を聞いた。そんな彼が私と交流があると知られれば何をされるかなんてわからない。
「仕方ないか……じゃあ龍園が居そうな場所を知らないか?直接渡しに行く」
「そもそも渡さないって選択肢はないの?」
「ないな」
ここまできっぱり言い切れるなんてある意味才能であろう。私は頭を抱える。
「……なんかあったら全部落合くんに押し付けるからね」
私はため息を吐きながらそう言った。
「感謝する、
プリントを貰った側のこちらがなぜか感謝を言われている不思議な状況となっているが、とりあえず私はプリントを持って龍園たちがいるであろうところへ向かう。
「面倒な役割を受けちゃったよ」
私…
綾小路の活躍としての過去問は無くなりました。過去問の存在には気づいてはいますが、どこかのアホのせいで3年生全体が1年生、特にDクラスの生徒を警戒しており交渉は失敗しています。次回ようやく一巻の内容が終わります。それではここたで読んでいただきありがとうございたした