それから馬良、菊白に国の運営する点での問題点を教えてくれるようにお願いをした。他人なら分かることがあるかもしれないからなと思いながらしていると菊白がある提案を出してきたのである。
それは菊白をいきなり重職につけるという事で人材を大切にする様になりましたとアピールをする為にもまた武陵での仕事を一人で永遠にやるのは厳しいからそれの負担を軽くさせる為に。
そうして新たにきた人材にはしっかりと役割を与えること、そうすれば賢者たちの考え方とかも変わります上に将軍の負担も減り新たな女性との関係作りをする時間も増えますので一石二鳥と言う訳ですと言ってきたのである。
まあ、女性との関係はともかく国の運営でそんな権限を与えても良いのかと聞くと馬良、菊白は民は将軍を慕っています。もしも反乱とか起こしても誰も付いていきませんから安心して与えて下さいとお願いをされた。
賢者たちを最初から信じよとは言いません、ですが将軍が治めてきていた領民達を信じてあげてくださいとここまで言われたら何も言い返せずに菊白の言う事を従うことにした。ここまで熱意に説得してきたら流石に自分が折るしかなかった、こちらが悪いとは自分でも知っているから。
そうして菊白に始めに言われた事は将軍はこれを一人で仕事をしていたのですかと言われたのでうん!と答えると頭を抱えて全くも将軍の才能には驚きを隠せませんねと言いながら共に仕事を始めた。
それからしばらくすると前まで全くも仕官がなくなっていたのにまた来るようになってきていた。刑道栄と名乗る武将が来た時にあの荊州4郡でネタにも多く使われていた有名な刑道栄さんじゃないですか。
俺はすぐに武陵郡の俺の補佐にしていきなり重職させると本当に良いのですかと聞かれたので構わないよと言うとありがとうございますと言って張り切って仕事を始めたのである。
そう、あれ程に毎日が仕事に追われていた日々が嘘かのように暇な時間が増え始めていた。更にこんな時に黄忠まで仕官に来たのでびっくりとした。
数年前は敵だったけど味方になってくれるなら確かに心強いからなと思って会ってみると俺と同い年ぐらいで滅茶苦茶に美女だったので思わず息を呑んでしまった。
そうして俺は何が自信ありますかと聞くと弓には自信がありますので言ったのでどれぐらいですかと聞くとその腕前を見せてもらったけど信じられないぐらいに上手いですけどだって放った弓矢はあんなに小さい的に当たり、それから次に放った弓矢は先程、放った弓矢を破壊して同じ場所に射抜いたのである。
神技としか言えないですけどこればかりは俺でも真似が出来ないなとそれではこれから宜しくお願いしますねと言うと真っ赤になりながら黄忠が話しかけてくるのだった。
「あの・・・いきなりかも知れませんが私の事をどう思っていますか。私は実はもうあなたに数年前からあなたを見て一目惚れでした。あの時・・・私が反乱軍に加担してしまったのも成功したら貴方と付き合わせてあげると甘い言葉に乗ってしまいました」
・・・マジで!?これ程の美女が一目惚れしていたのかそれはそれで嬉しいけどそれで敵についていたのか・・・ならあの時に俺を餌にすれば黄忠を寝返りをさせる事も可能だったのと思いながら考えていると更に話を続けた。
「妾でも構いませんのでどうか、私をそばにおいてほしいのですけど駄目でしょうか」
「・・・考えさせてほしい、君は滅茶苦茶に美しい女性にこんなに熱い告白を受けたのは嬉しいけど考える時間をほしい」
「いいえ、それだけでも今は構いません。私の真名は紫苑と言います、どうかよろしくお願い致します」
「こちらこそ宜しくお願いしますね、紫苑さん。それと俺の真名は雅と言いますので気軽に雅と言っても構いません」
その後に紫苑ができる限りに早めの答えをくださると私はとても嬉しいのですけどと言ってきたので俺は笑いながら大丈夫ですよ、紫苑さんなら多少歳をとっても美女ですからと言った瞬間に信じられないぐらいに速い弓矢が俺の周りに撃ち込まれて人型が完成してしまうぐらいに一瞬で撃ち込まれてから紫苑が黒いすぎるオーラを出しながら笑みを浮かべながら話した。
「あらあら、将軍。女性に歳の話は禁句ですよ、次に話したら・・・ドウナルカワカリマセンヨ」
俺は戦場で命乞いなど絶対にしないと思っていたのにこんな所で命の欲しさにものすごい速さで首を立てに振った。
滅茶苦茶に怖いですけど貞子とか加奈子とかそんなレベルじゃないです。真面目に夜でこんな事をされたら一生のトラウマになってしまうかもしれない程に恐怖を感じた。
それからは新しい家臣たちと共に仕事をしていたけど滅茶苦茶に時間ができるようになったので俺は零陵にいるみんなの様子を見に行く事にした。
零陵に辿り着くとそこで武芸の練習をしながら警備をしている愛沙の姿が見れたので声をかけて見ることにした。
するとこちらに気がついたのかすぐに駆け寄ってきて将軍、お疲れ様ですと生真面目に対応をしていた。俺はそこまで厳しくやらない良いからここは戦場ではないのだからさと伝えてもいいえ、日頃からこの様にしておかないといざという時に何も出来ませんからと言われた。
その心得はとても良い事だけどやりすぎも良くないからねと伝えながら愛沙はお供しますと行ってついてくるのだった。
そうした事もありここ最近の様子を聞いて見ることにした。そうすると愛沙は答え始めてくれたが息子の椿が司馬懿を配下に加えることに成功したらしく今では司馬懿は椿の食客として留まっているらしい。
マジであの司馬懿を連れ戻してきたの、滅茶苦茶に凄いことじゃないか。他にも徐栄や董和なども連れ戻して来たらしく人材は滅茶苦茶に多くなってきているので良かったと思っているとそうでもないらしい。
話だと燈ちゃん派と椿派で分かれてしまっているらしく俺が燈ちゃんに実権を与えているから今は良いかもしれないけどこのままだと抑えきれなくなるかもしれないと愛沙が不安そうに言っていた。
なるほどなと思いそれらも話す必要があるみたいだなと思いながら俺は燈ちゃんに会いに向かった。そこでは仕事をしていた燈ちゃんがいたので俺は不味かったと聞くと燈ちゃんはいいえ、むしろ来てくれて嬉しいわと言って歓迎してくれた。
「そう言えば燈ちゃんは何か最近の趣味とかあるの、俺は時間が最近になって出来始めたからこうして会いに来れたのだけど」
「そうね、ここ最近はため息つくことばかりでね。あんまり良いとは言えないわ、それよりもそろそろ良いのじゃないかしら私以外の女と関係を持っても」
「!!??いやいや、何を言ってるの燈ちゃん!!」
そう言うと燈ちゃんは悲しそうな顔をして話してくれた。椿を見ていると私の教育が間違っていたと思ってもまた子供ができても椿みたいになってしまうかも知れないと考えるようになってきてそれならば他の女性との子供も作ってしっかりとした子を作ってほしいとお願いをされてしまった。
俺はそれで本当に良いのかと聞くと燈ちゃんは確かに一筋は女性として嬉しいけどもしかしたら椿のせいでこの国が壊れてしまうなんて考えたら後悔過ぎて死んでも死にきれない。
ならば他の人の子でもしっかりとして国を大切にしてくれる人に託したい、私と雅くんが作り出したこの場所を壊させたくないからと泣きそうになりながら伝えてきた。
そうか、燈ちゃんはもう覚悟を決めたのか。ならば俺も覚悟を決めますかと思いで燈ちゃんに伝えるのだった。
「分かった、燈ちゃんの思いは伝わったけどこれだけは言わせてほしい。どんな事が起きても俺は燈ちゃんを愛しているから」
そう言うと燈ちゃんはありがとうと言ってから俺になら一目惚れしたと言う女性の思いに応えてあげて来たらと言われてしまった。
全くも燈ちゃんには隠し事は出来ないなと考えながらなら今度こそは時間がある時に二人でゆっくりと過ごそうと言って俺は武陵郡に戻るのだった。