俺は燈ちゃんの後押しもありようやく決める事が出てきたのであった。
そうして武陵に戻ってからしばらくしてから景色が良さそうな場所に紫苑を誘って告白を受け入れると紫苑が真っ赤になりながらかなり慌てながらこちらこそ宜しくお願いしますと伝えてきたのだけど本当に同い年とは思えないほどに可愛い姿を見せてくれますねと言うと嬉しそうに答えてくれるのだった。
あれだ、紫苑と話す時は実年齢より若いような事を言っておけば良い感じなのかなと思いながら武陵では燈ちゃんがいないので紫苑と過ごす時間が増えて一緒に過ごすと本当に紫苑は良い女性だなと改めて良かったと感じていた。
それをしながらも俺は菊白に勉強を教えてもらっていた、特に君主としてのあり方を教えてもらっていた。息子の椿が未だにあんな感じなので当分の間は俺がするしかないと考えたので馬良、菊白に俺が不足しているところ、そして身に着けたほうが良いものとか知識とか何から何まで教えてくれていた。
「宜しいですか、君主とは基本的に弱点がないまたはそれがあっても他人に見せないようにしないといけないのです。これの重大さは理解は出来ておりますか、将軍」
「・・・いや、分からないのでこんなに馬鹿な俺でも分かりやすい例えとかないでしょうか。馬良先生」
「そうですね、戦場で例えますと敵にこちらの兵糧庫がバレているような状況ですね。非常に危険な状況とも言えます」
確かにそれは滅茶苦茶に危険な状況ですな、敵にいつ急所を攻撃されてしまうか分からない状態では軍も安定なんて出来ませんから・・・もしかして今、俺が治めているの地域ってこんな状況なのと言うとそうとも言えますねと苦笑いをしていた。
俺ってこんな状況で良くも国が保ってこれたよなと言うと菊白がそれも民たちや兵士たちなど万民に好かれているおかげでしたねと笑みで答えてくれた。
しかし、それもいつまで続くか分からないので根本的に直す必要はあるのですと言ってから更に色々と勉強などさせられたけどこんな風に勉強など教えてもらったのはいつ以来なんだろうかと考えたけど今は菊白に教えてもらっていたので考えるのを後にして話を聞いていた。
本当に俺よりも幼いのにしっかりとしているよなと思ったけど俺がしっかりとしていないだけかと少しばかり落ち込んだ。少しでも勉強して馬良たちの知恵者達の負担を減らさないといけないな。
それと刑道栄は滅茶苦茶に面白い人物で話していて飽きないと言うかノリが良いと言うか、面白いとしか言えない。
例えばこの前で言うと・・・
「ヒャッハーー!!俺は刑道栄!この町の治安を守っている武将出だぜーー!昨日よりもいい町をしてやるぜーー!!!なんせ、我ら治めている武陵の治安は世界一ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
そんな声を出しながらしているので馬良とかによく怒られてしまうけどその時に言う言葉が・・・
「馬良・・・貴様、見ているな!!」
あの・・・何処かで聞いたことがあるセリフに近いですけどそれに刑道栄が怒った時に対応策として良くやるのがあれである。
ジョジョの奇妙な冒険で出てきた二部の敵にいたとある柱の男がやっていたあんまりだ〜と言ってから号泣をしている。
刑道栄、お前は絶対にジョジョの奇妙な冒険を知っているだろうと言いたくなるほどにネタを披露していたのに他の作品のネタももれなくやっているのでもしかして転生とかしているのと尋ねると転生・・・多分と言って分からないらしい。
まあ、悪人ではないから良いけど懐かしいネタまで披露したときはかなり懐かしいなと感じてしまった。そんな事もあり何とか暮らせていた。
そんなある日に紫苑が二人で外でゆっくりとしませんかと言われたので俺は喜んでと伝えてから移動をした。そこは滝も流れており綺麗な場所で俺と紫苑は座りながら話を始めていた。
「そう言えばさ、紫苑は俺の事をどこで知ったのかな。個人的に気になっているから教えてくれると助かるのだけど」
「あら、覚えていないのですね。私はかつて貴方に助けられたものでございます、最もあの時は雅は大変忙しそうで覚えていないかも知れませんが」
大変忙しそうにしていた時期・・・もしかして疫病が流行した時かなあの時は武陵に来て3年後に疫病が流行してしまって俺は必死に薬草で薬を作り出して何とかしていたな・・・もしかしてと思って疫病の時と言うと嬉しそうにして正解ですわと言ってきた。
なるほどな、確かにあの時は忙しくて覚えていないなと納得してしまった。でも多くの人たちを救う事ができたから良かったけどそれはそれとしてその時に出会った感想はどんな印象だったのと聞くと紫苑は恥ずかしそうにしながら答えてくれた。
「その・・・ですね、運命の人だと思ってしまいました。あまりにも格好良さに病の熱とは違う熱も生まれてしまいました」
そんなに言われると悪い気分ではない、だけど既に燈ちゃんと結婚していたので駄目だったことが分かり絶望してしまったけどこうして身分が高くなり側室とか持つことを期待していたけどそんな噂もなく仕えることに躊躇いをしてしまっていたらしいけど勇気を出して来たということらしい。
なるほどな、と言うか俺って意外と女性からモテるのかと驚きを隠していたがそれでも凄いなと思っていた時に食事を持ってきてくれていたので有り難く頂くことにした。
食事も終えてからしばらく話していると先程に病の話をしたせいなのか体が熱くなってきてしまっていたのでそろそろ帰って休む事にしようとして歩き出そうとしたら紫苑が赤くなりながら話し掛けてきた。
「雅さん、私とここでしませんか。私はそろそろ限界になってきてしまいました」
そう言ってきた紫苑はあまりにも色気が溢れていてもしかしてと先程の料理になにか入れたのか聞くと紫苑は料理に媚薬を混ぜていたらしく俺はもちろん、怪しまれない様に食べていた紫苑も発情してしまったと言うのだ。
おいー!それでは意味がなくないと思っていたけど紫苑を見ているとそれはそれでかなりヤバくなってきたので一言を尋ねてみることにした。本当に良いのかと聞くと紫苑はもちろんですと返答してきたのでお昼にデザート(紫苑)を追加で食べる事になった。(意味深)
後日、馬良のこと菊白から将軍は一筋だったのに決めたら早すぎませんかと飽きられながら言われたけどまあ、紫苑が可愛かったから仕方がないじゃんと答えた。
それもしながら領地は安定を始めていたがそれにしてもな息子の椿はなにか企んでいるのではないかと思ってしまうぐらいに何か嫌な予感をしているのだけど俺の考え過ぎなことを祈っておきたい。
だけど馬良、菊白からその願いは叶うことがない残酷なお知らせが届いた。それは俺の地位を曹洪ちゃんの実家の力を借りて奪い取ろうと動き始めたのだ。しかも曹洪ちゃんの実家の当主の曹崇は喜んで動き始めているというのだ。
俺はため息を付きながらもこの場所を守る為にも曹崇に負けないように裏で動き始めることにしたのだった。馬鹿な俺でも分かるけどこのままにしていたらこの場所は曹家に乗っ取られてしまう事ぐらいは三国志や戦国時代など好きだったから理解をしていた。
行動を起こすよとそう伝えると菊白が将軍は何か考えがあるのですかと聞かれたので俺は実は曹家よりも力を持っている家と知り合いと言うか命を助けてあげたからその家からもし何かあった時は必ず我々が助けよう、ハッハッハッハッハッハッハと高笑いをするのが好きな家が味方にできるのでお願いする事にした。
これは切り札だったのだけど相手が曹家ではそんな躊躇っていたらこちらがやられてしまうので仕方がなく切り札を使う事にしたのだった。