恋姫†無双  南韓志   作:人中の蝮

2 / 66
1話だけなのにお気に入りがいるってやはり恋姫†無双はすごいなと感じました。


第2話、幼馴染が着いてきたのこと

「雅!、お前は今日中にもこの屋敷から出て行ってもらうぞ。嫌とは言わせないぞ、お前はわしが困っている時に拾って育てた恩を仇にするつもりはないのであろう」

 

 

「はい、そのつもりで御座います。恩があるご主人様がそうお望みであるならば望み通りに致します、6年間という短い間だったかも知れませんが本当にここまで育ててくれてありがとうございました」

 

 

ある日俺は6歳の頃に助けてもらった地方の豪族からこの屋敷から出て行ってほしいとお願いをされた。あれから6年間の月日が流れて俺もなんとか一人で生きられる年齢になった。

 

 

知識も教えてもらっている上に前世の記憶でいろんな知識もありそしてこの世界の常識も教えてもらったけど真名とか完全に初見殺しみたいな事はやめて欲しいと思ったけど正史でも普通にあるけど。

 

 

例えば関羽と普通に言葉に出したら普通に殺されるし対して差はないかな。正史なら関雲長と言うのが正しい呼び方、仲良くなれば劉備みたいに雲長と呼んでも問題はない。

 

 

そんな俺を追放したいのにはある理由があったのだ、それはこの助けてもらった豪族の娘さんが俺のことが好きなみたいで結婚をしたいと言っているのだ。

 

 

しかし、俺は元々は農民でしかもこうして助けてくれたのは民を見捨てないとしてアピールのためでもあったので一応、なんとかなる年齢になったのでここから出て行ってほしいと言われた。

 

 

そこまで面倒を見れば世間からは立派な家系だと周りからの評判は鰻登りになるからな、その役目も終えたことに大切な娘さんがそんなやつに恋をしているなんてなったら普通に追放するよね。逆の立場になっても同じ意見になると俺は考えていた。

 

 

だけど餞別として俺はとある県令に朝廷から任命をされたのである。かなり有り難い話であり、これ以上もない餞別でもあり迷惑はこれ以上はかけれないとして素直に従って任命された場所に向かう事にした。

 

 

今は中原にいるのに向かう先は武陵なので滅茶苦茶に遠いけど仕方がないと諦めている。

 

 

それに武陵だって悪い事ばかりではない中原から離れているから戦乱に巻き込まれにくい事に長江を防衛線にすることもできるのでかなり良い場所でもある。

 

 

まあ、欠点は滅茶苦茶に田舎で人口が確か記憶が正しければ約25万人程しか住んでいないのだ。

 

 

数字だけ見ればいるように見えるけど実際は少ない他の荊州郡たちを見るとわかる。

 

 

零陵郡の人口が約100万人、桂陽郡の人口が50万人、そして長沙郡の人口が100万人ぐらいでそれだけに田舎だと言うことが分かる。

 

 

しかも広さでは先程の郡よりも広いのに人口がいないのだ。かなり田舎だしその上に近くには異民族も住んでいるので気をつけないといけない。

 

 

そしてその異民族の中には歴史に名前を残した人物もいたので是非とも会って話でもしてみたいなと思いながら旅をしていた。

 

 

そう言えば自己紹介がまだでしたね、俺の名前は韓広、真名は雅と言うどこにでもいる普通の人物であるけど三国志に転生したのに未だに黄巾の乱が起きていないのだ。

 

 

すみませんが黄巾の乱が起きないと三国志が始まらないですけどと言うか。もしかして意外と先立ったりしますかねと思いながら向かっていたけどどうしても気になることができたのでその人に尋ねた。

 

 

「燈ちゃん、どうして俺についてきてしまったのかな。俺は君の将来を考えて屋敷から出てきたのに燈ちゃんがついてきたら全然意味がない気がするのだけど。と言うかこれから向かう先は武陵の辰陽県と言って物凄く田舎だけど」

 

 

「そうかな、私は私なりに未来を見据えて行動をしているつもりなのだけど」

 

 

はあ〜どんな事を伝えても燈ちゃんは着いてくることになるだろうな。この少女が先程まで話していた豪族の娘さんである陳珪、真名は燈と言う少女だ。

 

 

それよりも実家には何と説明したのと尋ねると世の中を見て色々と学んでいきますと言って手紙を書き残して出てきたと言うのだ。

 

 

本当に燈ちゃんは何をするか分からないなと思いながらも俺は嬉しかったかなこの世界で家族を除いた人の中で最初に仲良くなった人物でもあるので心強いと考えていた。

 

 

 

しかし、それにしても燈ちゃんは俺と同い年であるのに成長が特に胸が既に大人に負けないほどまでに成長しているのでこの後はどうなってしまうのかと密かに思っていた。

 

 

すると燈ちゃんはフッフッフと笑ってこちらを見て雅も私が着いてきて実は嬉しいですよねと聞かれた。

 

 

まあ、それはそうかもしれないけど燈ちゃんのお父さんには恩義があるから迷惑をかけたくはない。燈ちゃんは滅茶苦茶に美女になるのだから俺なんかよりも良い場所に嫁いでほしいと言うと燈ちゃんは目のハイライトを消しながら俺に対して言ってきた。

 

 

「なら、お父様があなたが相応しいと認めれば私と結婚してくれるのですね」

 

 

まあ、それならば俺も喜んで結婚をするつもりだけどそう簡単に上手くはいくとは思えないけどなと思いながら伝えると燈ちゃんは今の言葉を忘れないでくださいねと不気味に笑っていた。

 

 

全くもと思いながらも燈ちゃんには確かに世の中を見て色々と学んでほしいと思いで同行を許して共に武陵郡、辰陽県に向かっていくのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。