俺はこうして陳珪とは夫婦ではなくなり正室が消えたと思っていたら最近の行動で不安に覚えていた紫苑も離縁を書簡でお願いしてきて俺って余程に女に嫌われるよなと思いながらも承諾した。
更に豹を除いて他の家臣たちはそのまま陳珪に仕えることになった。まさかと思いながらも人気が無いからこうなるのだなと諦めがついた。
それと菊白は自分が進言したせいでこうなったと思っているみたいで俺側に戻ったら殺されると思っているらしいけどそんな事はするつもりはないのだけどなと思っていたけど気にしない事にした。
それよりもその場に残っていたほうが俺にとって見れば危険な気がするけど味方ではなくなったのでそこまで助けに向かわなくても良いかと諦めることにした。
とりあえず豹だけでも戻ってきてくれた事だけでも感謝をしないといけないなと感じていた。それからは俺は何となく過ごしていた今では家族のためにと頑張ってきたけどその家族も無くなってしまったので何で頑張ればよいのかと思いながら過ごしていたある日に桃香がたまには街でも歩きませんかと誘われた。
色々と気を使ってくれている子に断れないなと考えながら俺は承諾をして街を回り始めた。武陵と比べると栄えていないけどそれでも他の街よりは遥かに栄えていた。
そう、中原にある郡よりも栄えているので普通なら良いかも知れないがなんせ武陵の繁栄を見てしまっているだけに何かと比べると悲しくなってきていた。
それに感づいたのか桃香ちゃんが慌てながら何処かに食べに行きませんかと誘っているので俺はそうだなと考えながらそこのお店に向かい始めた。
そのお店はそこで男女と二人で一緒に食べると結ばれると言う縁起が良い店らしい。実際に現在でも仲が滅茶苦茶に良いカップルが良く通っているらしい。
俺はそんな事は信じないタイプだけど行ってみるだけ価値はあるのかなと思いながらそのお店に入るとそこには良く見かける二人が滅茶苦茶にイチャイチャとしていたのだった。
「美花ちゃんは本当に可愛いからそんなに自分の評価はもちろん自分自身を大切にしてほしい。安心してくれ、この時鳥が君の分まで頑張るから」
「時鳥さん、ありがとうございます。私はそう言ってくれるだけでも大変嬉しいです、時鳥さんこそ体を大切にしてくださいね」
「君が危ない目に遭わなければそうするよ、美花」
「もう、時鳥たら」
時鳥と美花がお互いに寄り添ってとても幸せそうにしているところを発見してしまったのだ。確かに嘘ではないなと思いながらもこの光景を見ていた。
・・・するとすぐに俺は吐きそうになりながらも急いで外に出てから盛大にリバースをしていた。こんなに甘い商品を扱っているなんて聞いたことがないですけど苦い食べ物を食べていても滅茶苦茶に甘く感じてしまう程にイチャイチャとしているのですけど見ているこちらの身も考えてほしいですけど。
ところで桃香ちゃん、真面目にこのお店で食事をするつもりなのと聞くと桃香は笑みではい!と答えた。
桃香ちゃんマジか!?俺はここにいるだけでもダメージを受けるのにここで食べるだと・・・フッフッフッフ、武陵の鬼神と呼ばれている俺の実力を出す時が来たようだな。
これぐらいの難敵、俺の敵ではないわ!!そう思いながら店内に戻るとまたしても時鳥と美花はイチャイチャとしていた。しかも今度はお互いにキスもしてとても幸せそうな顔をしていた。
それを見ていた俺は口から血を吐き出してしまった。フッフッフッフ、時鳥に美花!戦場でこれ程に俺を追い詰めたのはお前たちが初めてだ、誇りに思うが良いと思いながらも気にせずに注文しようとしていたらお互いに更に体を擦り寄せて明らかに昼間ではしてはいけないだろうと思ってみていたら二人同時に将軍!?いつから見ていたのですかと驚かれた。
いやいや、普通にいましたけどと言うけど美花が私よりも隠密な動きが出来るとは恐れ入ります将軍と言われたけどお前たちが自分たちの世界に入っていただけだからな俺は別に隠密な行動は一切していないからな勘違いしないでほしいと思っていた。
それでここにどんなご用件で来たのですかと聞かれたので俺は桃香ちゃんに誘われて来ただけだと伝えると時鳥がそうでしたか、時鳥は桃香殿たちは時鳥と美花の様にしているのだと思っていましたと言ってきたけどそんな事はないからなと言おうとしたら桃香ちゃんがそうなんですよと平気で嘘を言った。
この子、平気で嘘を言いましたけどどんだけ面の皮が厚いのですかと思ってみていたけどよく見ると桃香は恥ずかしそうに言っていたからこれはあれだ、桃香は本気でそう考えているだけだと理解をした。
そうだ、この子は意外と髪の毛が桃色しているせいなのか時々思考回路までお花畑になっているのかと思ってしまう事があることを思い出した。
別にそこまで怒ることではないけど真面目に本気なのかと思ってしまうことがあるぐらいで今回もそれなんだけど、でも否定はしなくても俺には今は妻と呼べる存在はいないからむしろこの子がそうだと言ってくれるなら兵士たちや民たちも安心するだろうから構わないかと考えた。
それに桃香ちゃんは本当に劉備だから中山王の末裔だから血筋としても申し分はない、後々のことを考えたら正室に迎えても問題はない。
ならそうしようかな、また世継ぎがいないと言われない為にもと思いながら食事を待っていると桃香ちゃんが少しばかりは元気になりましたかと聞かれたのでまあ、こんなにツッコミを入れたい事ばかりをしていたら嫌でも元気になるよと言うとそれは良かったですと笑みで返してきたけどこの子に嫌味を含んで返したのに全く聞いていない。
これは確かに劉備だと言えるかもしれないなと思っていたら料理が届いたので早速、食べてみることにした。
その料理は美味しいと言えるけど何か足りないなと思いながら食べていた麻婆豆腐何だけどあれだ、辛さが足りないと思って唐辛子を刻んで入れてみるとなかなか良くなったと思っていると桃香ちゃんが何か辛くないですかと言っていたけど俺はこう見えて辛いのが意外と好きなので構わないけど桃香ちゃんたちは食べないほうが良いかもしれないと伝えた。
それなのに忠告を無視した時鳥が一口食べてしまった、その瞬間に辛い〜〜と泣き叫び始めた。だからあれ程に言ったのにと思ってみていた。
そうしてその日も普通に終えるかなと思っていると桃香ちゃんが来てほしいところがあるので来てくれませんかとお願いをされたので着いていくとそこは丘の上でこの辺では景色も良い場所であるが何だと思っていたら桃香ちゃんから告白を受けたのであった。
しかも向こうは真っ赤になりながらと見ているこちらは笑みをしていた。そうだな、性格は良さそうな子だし不安になっている者たちにもある程度は解消されるだろうと思いで受けいれた。
そうもしながら俺は武陵に負けないほどの街を作ってみせるとまた頑張ることにしたのである。いつかはこの努力が報われる日が来ることを信じて頑張り始めた。
そうして一年後に子供が出来たのである・・・時鳥と美花の間の子供が・・・って、お前たちかいー!いや、おめでたいけどさと思っていると二人揃って俺に対して聞いてきたのである。
子供の育児はどのようにしたら良いのですかと聞いてきたけどだから俺はバツイチ、家庭崩壊してしまった前例があるのやつ何だから参考はするなーと大声で注意をするのであった。