恋姫†無双  南韓志   作:人中の蝮

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第29話、椿と再会と中山の子龍のこと

椿はやはり俺の姿をみて驚きを隠せないでいたけどそれはこちらも同じだったが息子がどの様に成長したのかこの目で見ることにした。

 

 

「貴殿が噂にしていた韓武殿ですね、これから宜しくお願いします。俺は都から派遣されました後将軍の韓広と言います、覚えてもらえたら幸いでございます」

 

 

そう言うと椿は慌てながらもはい!と言ってから挨拶を始めてきた。

 

 

「これは誠に申し訳ありませんでした、昔の知人にあまりにも似ていたので驚いてしまった事を深くお詫びを致します。それでは将軍はもうわかっているのかもしれませんが自己紹介をさせて頂きます。僕は韓武と言います、この地域で白連・・・公孫瓚の下で今では働いております」

 

 

言い終えてからお互いに見つめ合っていると公孫瓚から二人は知り合いなのかと聞かれたので俺はまあ、幼い時の彼を知っていますからと言うと公孫瓚が聞きたいことがあるみたいで俺に尋ねてきたのである。

 

 

「なら教えてほしいのだけど椿は昔は本当に民のことなど考えられない酷い男でしたよと言って自分のことを低い評価をしているのだけどあれは本当なのか!?私からすれば全くも信じられない話であるから昔から知っているのであればそれが本当なのか嘘なのか分かりますよね」

 

 

「・・・そうですね、彼が言っていることは正しい事ですよ。確かに昔の彼は民の事など考えておらず自分よりも才能がない者たちを馬鹿にしておりましたからその点は間違いなく本当です。しかし、この場所で民たちなどに優しく接してくれていた事実もまて真実であり偽りではないと思いますが昔の話となると彼の言う通りの人物ですよ」

 

 

それを聞いたても公孫瓚はそんな、椿がと驚いていたけど実際に俺のもとにいた時は滅茶苦茶に民からの評判は悪かったからな。今とは真逆だよと思いながら見ていたけど公孫瓚がとりあえず他の者たちも呼んでくるから待っていてほしいと言ってからその場から立ち去った。

 

 

残ったのは俺と椿のみであったので素直に話を始めた。

 

 

「それにしても椿、これほどに色んな人に好かれるようになって親としてとても嬉しいぞ・・・うん?この場ぐらいはお父さんと呼んでも良いのだぞ」

 

 

「・・・いいえ、将軍には大変申し訳ありませんが僕には将軍に対してお父さんと呼べる権利はありませんから。僕のせいで将軍の正室と仲を崩壊させた罪はとても大きいですから僕は一生、貴方に会うことはないつもりで生きていました。ですので僕を家族ではなくてこの場にいる一人の武将として見てください。そのほうが僕としても気が楽ですから・・・僕は待っている間にできる作業をしてきますので将軍、また後で軍議にてお会い致しましょう」

 

 

そう言いながら俺に対して礼をしてからその場から立ち去ったのである。・・・変わったな、昔は傲慢で己が一番ではないとだめな子だったのにここまで人は変わる事ができるのだなと嬉しく思う反面、心配な面も出てきてしまったのだ。

 

 

今の椿は誰よりも己に対する評価が低すぎる、だからこそ招いてしまう災いもあるのだからそれが来てしまわないかと心配になっていた。

 

 

それに己を評価しないという事は即ち己を否定するようなものだから他人から好かれる事なんて無くなってしまうのに気がついていないのか、それとも気が付いているけどやらないのか。

 

 

親として心配だけど今の椿には何も聞いてくれないだろうから誰か椿と仲が良い者にお願いをするしかないと考えるのだった。

 

 

しばらくしてから公孫瓚が戻ってきた時に椿も帰ってきてから外に待機させていた馬休も呼んでから軍議を始めるのだった。

 

 

内容としてはどの様にして鳥丸を平定させるかと言う内容で鳥丸たちが住んでいるところでも作物が育つような物を与えたら解決するのではないかとそこまでは進んだのだけどそんな物はないと悩んでいた時に馬休があの・・・と言って発言を従っていたので俺が許可をして発言をさせたのである。

 

 

「これは後将軍が西涼の地域でやってもらっていた事なのですけどそばの実の栽培とかを始めてみるのは如何でしょうか。この地域も西涼に似ているところがあるのでもしかしたら栽培が可能でこの地域でも作物が取れるようになるかと思うのですけど」

 

 

それを聞いた公孫瓚が将軍!?それは本当なのですかと聞いてきたのでまあなと答えてからその作物の栽培や食べ方など教え始めた。するとこれならば戦わずにして鳥丸を平定させることも夢ではないと言ってみんなが喜んでいた。

 

 

まあ、戦いなんて基本的にしたくはないだろうし良かったなと思って聞いていた。そうして軍議は進み終わりを迎えた時に公孫瓚が全く子龍のやつはまたしてもサボっているのかと呆れて口に出していたけど俺はその言葉を聞き逃さなかった。

 

 

子龍って・・・あの趙雲だよね。三國無双では主人公みたいに抜擢をされて滅茶苦茶にイケメン武将だよね。会ってみたいですけど・・・まあ、この世界の事だから女性の可能性は非常に高い気がするけどそこは仕方がないよねと思いながら考えていた。

 

 

それにしてもサボっていると思うとこの世界の趙雲は真面目ではないのかなと思っていた。まあ、ともあれせっかくだから会いたいと思ったので公孫瓚に趙雲と会わせてくれないかと頼んだ。

 

 

すると公孫瓚は私の許可がなくても普通に会ってくれると思うよと言ってよくサボって休んでいる場所を教えてくれた。

 

 

さて、趙雲はどんな人なのかなと期待をしながらその場所に向かい始めた。その場所に辿り着くとそこには一人のナースみたいな姿をしている少女がゆっくりとしていた。

 

 

あれがそうかなと感じたあの少女からは武人として強さを感じていた上に美少女でもあり何よりも彼女の武器だろう槍が赤くそれは戦場でも強者しか許されていないはずだったから俺は声をかけて見ることにした。

 

 

「申し訳ありませんがお嬢さんが噂の趙子龍さんでお間違いないでしょうか」

 

 

そう伝えるとそうだけど人が休んでいる最中に来るのは・・・って言葉が止まってしまった上に相手の趙雲が真っ赤になってしまったのでどうしたのですかと心配そうにすると趙雲はいいや私は平気ですからと言って近くにあったお酒を一気に飲み干してしまった。

 

 

落ち着いて下さい、とりあえずまだお酒をそんなに飲んでは危ないからと気をつけてと注意をしようと近づいてから話をしようとしたその時に向こうから信じられない行動をしてきたのであった。

 

 

それはキスをしてきてしかもかなり長めのやつをしてしかも舌も絡めさせてきた。この子と思っていたけどもしかして酔っているのかと思ってので落ち着いてと言うけど向こうは私は落ち着いていますとハァハァと息を荒くして言ってきたのである。

 

 

あのね、本当に落ち着いている人は息を荒くしないし顔を真っ赤にしてこないからそして目の瞳がハートにならないから落ち着いてください、このままだと知り合ってまもなく18禁展開になってしまいますからと必死に説得を試みた。

 

 

すると向こうは構いませんよと伝えてきてから真名も星と言って預けてくれた。そうですか・・・って、言っている場合ではない、俺は自家発電(意味深)をする時間が見つからなかったから溜まっているのにと思って必死に何とかしようとしました。

 

 

しかしながらそれらは無駄に終わってしまったことだけは先に伝えておきます。この後、何が起きたのかは想像におまかせします。

 

 

まあ、簡単に言えば自家発電(意味深)を当分の間はする必要はなくなったと言えるかな。ともかくそれから星は冷静になったかなと思ったら妾としてお供させてくださいとお願いをされてしまったけど普通に武将としてお願いでは駄目ですかと聞くとだめですと返答をもらった。

 

 

結果的に武将としても妾としても加えることで収まったけどまさかこんな形で増えるとは桃香ちゃんならともかく愛沙が怖いなと思うのだった。

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