恋姫†無双  南韓志   作:人中の蝮

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怒りそうになった時や滅茶苦茶に落ち込んでいる時にあれをやると意外と気が楽になる。


第47話、天の御使い

「うぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・あんまりだぁぁ!・・へぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!、あんまりだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!うわうわうわうわ、俺の皐月賞がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!へあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふう、すっとすたぜ!!」

 

 

流れ星みたいに現れた男はそう言って泣き止むと辺りを見渡していた。

 

「もしかしてかなり時代が古い世界に来たのかな?それにしても皐月賞は絶対にあの馬が来るから買っておきたかったな。もう少しばかり待ってもらっても良くない・・・ねえ?そこに隠れている山賊さん」

 

男がそう言うと気がついていたのかと言ってから山賊三人組が現れてきた。その男たちには剣を持っており明らかに殺意がある証拠であったが男は気にせずに話を続けた。

 

「ところで聞きますけどこの時代は・・・いや、今の王朝は何ですか?」

 

それを尋ねてみるがこれから死ぬやつに教えることはないとして襲ってきたので男は風波!と言って襲ってきた男たちの武器を破壊したのである。

 

それを見た男たちがお前、何をした!!と聞いてきたので今の王朝を教えてくれるのと条件なら教えるよと言ってきたので山賊たちは後漢と呼ばれていると答えた。

 

すると男は喜びながら勝手に一人で話をしてきた。

 

「本当に!!ならばここは三国志関係なのは間違いないね。ならば一番の大当たりは三國無双の世界、あの様な無双キャラと戦場を駆け抜けたい!出来れば張飛とか関羽とか一緒に蜀を応援したいわ。と言うか長坂橋の戦いで張飛の代わりに一人で戦いたい!!やばい!皐月賞とかどうでも良くなるほどの大当たりかもしれないぞ!!ハッハッハッハッハッハッハ!!まさしく天は我に味方せり!!と言うやつだな・・・ごめん、約束を忘れそうになっていた先程のやつは風波と言って風水師の力だよ」

 

 

早口で滅茶苦茶に嬉しそうにして話していると思っていたら急に冷静になり先程の約束通りに力の正体を明かすとお前は何者なのだと山賊たちは怯えながら尋ねると男は悩んだ末に言葉を出すのだった。

 

「そうだな、天の御使いとしか言えないかな。証拠を出せというと思うからこの通りに風波で空を飛んであげるよ」

 

そう男が言うと風波と言うもので空を飛び山賊たちはすぐに土下座をして命だけは助けてくださいと命乞いを始めるのであった。

 

すると確かに命を取るにはまだそこまで罪を犯していないけどこのまま返してもまた山賊をすると思うからな・・・ならばさ、俺について来ないか、俺についてくれば食事とか保証するから。

 

何よりもこの時代に生き残れるためにも強くさせてやるからその代わりに弱い民から奪うような事は止めること、宜しいかな3人とも。

 

そう言うと助けてくれるならそれでも構わないと言って約束したので降りてきてからこれからの事を話そうとしていると天の御使いが何者か迫ってきているなと感じて式神を召喚して様子を見てくるように伝えた。

 

それから数分後に戻ってきて式神が天の御使いに連絡をすると天の御使いはまたしても泣き出すのだった。

 

 

「う・・・あんまりだぁぁ!・・へぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!、あんまりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!うわうわうわうわ、俺の三國無双がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!大喬ちゃんとか小喬ちゃんと仲良くしたかったのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃへあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふう、すっとすたぜ!!恋姫†夢想の世界に来たからもう仕方がないとして諦めよう」

 

 

常に不安定に泣いている天の御使いを見て大丈夫ですかと山賊たちが心配そうにして聞いてくると本当はね、暑苦しいおっさんたちと死闘を繰り広げたかったのにこの世界だとそんなことは無理な夢になってしまった。

 

そう山賊たちに気持ちを教えてからも落ち込んでいたがまあ、人を助けるのにそれでやめるつもりはないから安心をしてと言った。

 

 

そうして現れたのはこの場所の様子を見に来ていた韓武と曹洪の二人だった。

 

すると片方は知っているけどもう片方は知らないなと言いながら見ていると自分は賊らしい人もいる事なのでまずは強気な姿勢で何をしているのですかと聞いてきたので天の御使いは答えるのであった。

 

「普通ならばそちらが名乗るのが筋だと思いますが今回は良いでしょう。俺は天の御使いという者ですよ、残念な事にこの世界を何とかしてほしいと思われて召喚をされた者です。信じようが信じなくても構いませんよ」

 

男はそう言うが椿は自分は信じますよと言うとそうですか、それは助かりますよと言った。

 

よく分からないなと思いながら見ていると栄華の方を見てその顔の傷・・・どれどれ見せてくれませか?と言ってきて何をするつもりなのですかと栄華も警戒心を出して伝えると男はまあ、簡単なことだから気にしないでと言うのだった。

 

何をするのだと警戒をしていると急に男から黄金色のオーラみたいなものが溢れてきたと思っているとそのオーラが栄華の顔に集まって見えなくなったと思ったら次の瞬間、自分は驚きを隠せなくなった。

 

なんと栄華の治らないと言われていた顔の傷が全くも消えて以前の栄華になっていたのだ。

 

嘘でしょうと思いながら見ていると栄華がどうしたのですか、私の顔に何か変化でもと言ってきたので持ってきていた銅鏡を渡すと栄華もこの異変に気がついて驚きの声を上げた。

 

そうだよね!?そうなるよね・・・ってこの男は本当に天の御使いなのかも知れないと感じる自分だった。

 

そしてどうして自分のところの近くに降りてきたのか、栄華の顔の怪我も治したのはどんな力なのかと聞きたいことが山ほどにあったのだけど今はとりあえず屋敷に招待をして迎え入れる事にしたのであった。




前書きの内容は基本的に人があんまりいない所でありましょう。
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