私が殺した、ゆめにっきの女の子   作:最後のかしわもち

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 「作者のゆめにっき考察集」が長すぎるので、出来る限り短く纏めたものも置いておきます。
 当然ですがネタバレ注意。
 翻訳&転載などはご自由に。


おまけ2 出来る限り内容を要約した、ゆめにっき原作の簡単なネタバレ集

     主要キャラクター

  『窓付きの本当の家族』

 モノ子→窓付きの姉。暴走トラックに轢かれ、窓付きの目の前で苦しんで惨死。

 モノ江→窓付きの姉。暴走トラックに轢かれ、窓付きの見えない所で死亡。

 モノクロUFO→窓付きの両親。暴走トラックに轢かれ、窓付きから少し離れた所で死亡。

 

 

  『自分以外が全員事故死した後の、後見人の家族』

 死体さん→後見人のお父さん。窓付きを庇って車に轢かれて死亡。

 鳥人間→後見人のお母さん。死体さんが死んだ事に発狂して窓付きに一生かけて復讐。

 

 

  『窓付きを助けてくれた人』

 セコムマサダ先生→2chで窓付きと知り合ってオフパコした児童誘拐犯のロリコン。しかしそれでも、窓付きの心を救った理解のある彼くん。

 ポニ子→窓付きと一緒に死の意味について考えてくれた女の子。ウボァは窓付きにやっぱり死なないで欲しくなった時の顔。しかしそれでも、窓付きの心を救ったオタクに優しいギャル。

 赤クラゲ→「死の美しさ」という概念。窓付きちゃん係。

 

 

  『窓付きを苦しめている人』

 カリンバ→俺達

 赤の王様→俺達

 夢の入り口の背景の絵→俺達

 下りの階段の無数の手→俺達

 

 

 

 

     ストーリー

  『原初の記憶』

 窓付き誕生

 →家族とただ幸せに過ごしている

 

 

  『幼少期前半』

 飲酒運転のトラックが歩道に突っ込んできて窓付き以外全員死亡

 →死体さんの家に引き取られる

 →交通事故のトラウマのフラッシュバックで苦しみ続け、しばらく引きこもる

 

 

 

  『幼少期後半』

 少しずつ頑張って外に出始める

 →鳥人間の優しさなどもあり、心が回復していく

 

 

  『始まりの夜、前半』

 死体さんと鳥人間と3人で、森の奥へとキャンプに出かける

 →喉が渇いた窓付きがジュースを飲みたがる

 →鳥人間をキャンプ地に残し、死体さんと2人で車に乗って、自動販売機の場所まで向かう

 →ジュースを買う

 →窓付きがジュースを落とす

 →窓付きがふらふらと車道に飛び出す

 →車が突っ込んでくる

 →死体さんが窓付きを庇ってくれて、変わりに死ぬ

 →究極の人の温もりに触れて、窓付きの心が完全に回復する

 

 

 『始まりの夜、後半』

 窓付きは「死体さんに命を助けて貰った者としての幸福義務」を背負う

 →鳥人間のいるキャンプ地に戻る

 →鳥人間に、死体さんが自分を庇って死んだ事を嬉しそうに伝える

 →そしてそのまま、例え泣きながらでも笑顔でキャンプを楽しもうとする

 →鳥人間、意味が分からなくて発狂

 →窓付き、びっくりしてその場から逃げ出してしまう

 →暗い森の中だったので、簡単に逃げきれてしまう

 →鳥人間、完全に心が壊れる

 →鳥人間、悲しみを誤魔化す為に窓付きを心の無い悪魔だと断定

 →鳥人間、一生をかけて窓付きに狂気の復讐を始める事を決意する

 →窓付き、罪悪感で再び心が崩壊する

 

 

 『~現在』

 窓付き、全てが壊れるまで違法風俗で児童買春をさせられる事となる。

 しかし、窓付きは死ぬほどの罪悪感を鳥人間に抱いているので、何をされても一切逆らえない。

 「自分は心のない悪魔なので贖罪の為に苦しみ続けなければならない」という言葉すら、全て鵜呑みにしてしまう。

 苦しんで死んだモノ子達の幻影も、自罰と寂しさを紛らわす為に生涯忘れられなくなる。

 

 違法風俗なので常にゴムなしでセックスしてる。

 なので初潮が始まった後は、そのまま妊娠して、中絶する事になる。

 生理が来るたびに毎回、妊娠して中絶を繰り返し続ける。

 他にもヤク中になったり、通学路の虐め現場を目撃して人間社会への憧れを失ったり、家族愛への憧れと資本主義社会への憎しみの狭間から母性を持て余したまま反出生主義に目覚めたりして、あらゆる方面で心がぶっ壊れる。

 コロシテ…コロシテ…状態になる。

 

 窓付き、苦しみ過ぎて悟りの境地に達する。

 死が自分の救いであるという結論に達する。

 全ての煩悩を捨て去る。

 ベランダから飛び降りる。

 仏教用語で「涅槃」と呼ばれている境地に辿り着き、死ぬ。

 

 

 

 

  『名悪役』

  ・★ふえ★

 他人と幸せを共有したい気持ち。

 この世に無償の愛というものが存在する理由。

 心の牢獄を作り上げ、窓付きを困らせている。

 

 

  ・自動販売機

 何でもないものを満たそうとしてくれるもの。

 その為に、本当は、膨大な対価を求め続けているもの。

 資本主義というこの世の形。

 窓付きにとっての地獄の象徴。

 

 

  ・解釈の余地

 「他人の心を分かろうとしない」という人間の根本的な性質。

 ゆめにっきという作品の価値だと言われていたもの。

 窓付きを最も苦しめていたもの。

 

 

 

 

  『名所』

  ・樹海C

 謎の死体が転がっているマップ。

 窓付き視点では、究極の人の温もりに触れて心が救われた場所なので、自分を庇って死んだ大切な身内の轢死体がただの芸術品のように美しく見えている。

 無償の愛という、ゆめにっきの劇中で最も意味不明な形の狂気が描かれている。

 

 

  ・FCピラミッド

 謎のピラミッドが並んでいるだけの何もない小さなマップ。

 ゆめにっきのストーリーを全て把握した時にのみ意味が分かる。

 窓付きにとって死の救いとはどういうものであるのかが描かれている。

 

 

  ・とびらのへや(夢の入り口)

 背景に書かれている絵は、お金とかそういうものが好きな人。

 そういう人達が無数に集まり、手を取り合って、世界を股にかけて狂った饗宴を開いている。

 この世の形が描かれている。

 

 

 

 

  『名シーン』

  ・ウボァ

 「お願い、死なないで窓付き……」と言われている。

 窓付きはショックを受けているが、ポニ子の優しさも感じている。

 もう自殺をするしかない窓付きが、己の死に対して優しい友達に壊れるまで悲しんで貰えた、心温まるシーン。

 

 

  ・火星さん

 窓付きが心の迷宮の答えを見つけたシーン。

 火星さんは「何が自分の幸せなのか?」「何故そう思うのか?」「その為に自分は何をすべきなのか?」みたいな概念。

 死が自分の救いである事に気が付く人間の思考プロセスが描かれている。

 

 

  ・カリンバ 

 「人の形をした無数のコンセントが何かを吐きながら歩き続けている」というシーン。

 100万人くらいがそれを見た筈なのに、それが自分の絵である事に誰も気付けなかったシーン。

 「世の中」という概念が描かれている。

 

 

 

 

   『主要存在』

  ・ゆめにっきという謎の作品

 狂気の鬱ストーリーを抽象的な絵のみで表現する事で、人間の「認知の歪み」(嫌な事を考えたくないという気持ちのようなもの)を引き出して描いている。

 あまりにも全力で描き過ぎていて、誰もそれを描いている事にすら気付かなかった。

 ある意味、究極のホラーゲーム。

 

 

  ・ゆめにっきが描いていた「認知の歪み」の例

 人間には常識や生存欲求などがある

 →なので「死が人の救いである」という考えを抱かないし、抱きたくもならない

 →そんな中で、ききやま様が逆張りをして「死が窓付きにとっての救いである」というストーリーを考える

 →そのストーリーを赤クラゲとかで抽象的に描く

 →赤クラゲの意味(それが死の美しさという概念である事)を誰も理解したいと思えない

 →明確にそこに答えがあるのに、誰もゆめにっきのストーリーを理解出来ない

 

 

  ・ゆめにっきファン

 窓付きの事が大好きだからこそ、窓付きの苦しみを想像出来ず、窓付きの死にたい気持ちを応援してあげられない人達。

 

 

  ・ききやま様

 何を考えているか誰も分からない人。

 たぶん、エログロが好きな訳ではない。

 

 

  ・ゆめにっきに描かれていたおぞましさ

 リアリティ。

 

 

  ・リアリティ

 実際の社会問題。

 

 

  ・ゆめにっきに描かれていた怖さ

 意味の分からなさ。

 

 

  ・意味の分からなさ

 人の優しさ。

 

 

  ・ゆめにっきに描かれていた美しさ

 尊さ。

 

 

  ・尊さ

 奈落の花。

 

 

  ・ゆめにっきの結論

 出ない。

 

 

  ・人は何故生きているのか

 不明。

 

 

  ・ゆめにっきに脈絡がない理由

 人の心とは実際にそうだから。

 

 

  ・窓付き

 「ヤク中で、妊婦で、2ちゃんねらーで、一歩間違えば殺人鬼で、義務教育経験0で、内気で、色々と不器用で、セックスでしか人とのコミュニケーション方法を知らなくて、あり得ない程のメンヘラで、極度の対人恐怖症で、反出生主義者で、世の中そのものを憎んですらいて、自己嫌悪厨で、常に生きていて申し訳ないと思っていて、常に死にたいと思っていて、それにも耐えられなくてただクソまみれになって生きたいとも思っていて、でも心は鬼強くて、前向きさや明るさもあって、ある意味社会経験自体は十分にあって、自制心もあって、礼儀というものも染み付けられていて、猫を被るのも得意で、その上で寂しがり屋で、根は天使のように優しくて、人の尊さというものを誰よりも理解出来て、ただし謎のトラウマのフラッシュバックで直ぐ発狂して、そして背後には全てをニュースに出来ない程の社会の闇が付いている」というような人物。

 

 

  ・意味不明なほど不気味なゲームを作る人

 狂っているとみんなから言われる人。

 

 

  ・自分の見たいものしか見ない人

 本当に狂っている人。

 

 

  ・窓付きの心

 誰にも理解出来ないと言われていたもの。

 本当は、頑張れば、ある程度は理解出来る。

 

 

  ・ゆめにっき

 メンヘラの変な人が作ったゲーム。

 

 

  ・ゆめにっき

 最狂の謎解きゲーム。

 

 

  ・解釈の余地

 現実の世界には、(本当は)そんなものは存在しない。

 

 

 

 

  『3行で』

 ゆめにっき→ひっかけ問題集

 窓付き→この世の禁忌のハッピーセット

 エンディング→涅槃




  おまけのおまけ。エフェクトTierランキング(作者の解釈&見解です)
 SSSS(じゃあね)     ゲームのせつめい
 SSS(さようなら)    タオル
 SS(だいすきだったよ)  ふえ
 S(ごめんね)      しんごう
 A(宝物)        まじょ めだまうで かえる かさ ゆきおんな
 B(大感謝)       おに ふとる △ずきん のっぺらぼう ぶよぶよ
 C(感謝)        じてんしゃ でんとう ねこ ぼうしとマフラー こびと
 D(あまりいらない)   ウンコヘアー ネオン
 E(いらない)      ほうちょう なまくび
 F(ゴミ)        ロングヘアー ブロンド
 G(何それ?)      めかくし


 窓付き「…フッ、どうやら私はここまでのようだ、…だが、私は人の醜さや世のおかしさでは死なん!サラダバー!」
 ……ポニ子のみんなは真似しないでね。本当に。
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